Memoranda Personalia 2006-10

Sunday, 1st of October 2006

• しゅぎょー、しゅぎょー、しゅぎょー。今日もあーさからしゅぎょー♪（狂っている）
• ついに息子が受験勉強を開始か（要経過観察）。予備校の現役生クラスへ。「大学生と間違えられるのはいいが浪人生と間違われるのはいやだ」と言って制服で行ったら激しく浮いたそうだ。
• せっかくさっさと帰ってきたのに首位決戦は雨天中止。
• 女子ゴルフ日本公開選手権を見ながら断続的なシエスタ。
• ブーレーズのブル8。音響がよいのでお気に入り。若干金管がうるさいが。
• インバルのマーラー1番を聞いてみる。悪くない。
• NHK SOの時間は奇しくもマーラー特集。5番と9番。前者はやはりダメ。なぜこれが人気があるのだろう。悩む。9番は、まぁまぁよい。
• Zimmermannのピアノ。この人はいつの間にか「大家」になったそうだ。めでたい。ベートーヴェンの「熱情ソナタ」。よいが、所々、唐突に緊張感が途切れる。これは、まぁ、生活習慣の乱れなのかな。おそるべし。
• 最近まゆちゃんの成長記録がかわいくてしかたがない。
• 「もうダメかもしれない（脚色あり）」と弱音を吐くと、妻から激しく叱責される。「まだ45才じゃないの！！」。正確には、来週の土曜まで44才なんですけど、とは言えない気弱な私。そうだ。まだまだ修行中の身なのだからして、弱音を吐くなんざ10年早いわ！！（ぜいぜい）

Monday, 2nd of October 2006

• 午前中から週末の発送作業の段取りを考えたりしている。事務仕事中毒。略してジム中。（略すな）
• はいはい。今日は大学院の実質的第1回目ですね。授業準備も忘れずに、っとぅ。
• 現在、ゼミでは感覚所与が自由討議の主題になっているので、知覚理論の復習も。太古に読んだ形跡があるC.I. LewisやH.H. Priceの本をパラパラめくる。（めくるだけではない（わかっている））
• うん賛成。やっぱりマーラーって、自分の気分や生活のような個人的なものを描写しているんじゃないかと、私もうすうす感づいていた（常識か）。だから、あの音楽を理解するためには、マーラーの伝記や解説書を読むことが必要なのだろう。あまり読む気はしないけど。
• 大学院では、しばらくR. FeldmanのEpistemologyを読むことに。少人数での購読。余計な気を遣わなくてすむから非常に楽。こういう授業ばかりだったらいいんだが。
• 引き継いだ定期購読リストにある某大学図書館から会誌の返品。それが、宅急便の着払いで送ってきやがった送られてきたので料金が1,790円!!　クロネコの新メール便なら80円だぞ。せめて書籍小包にせんかい! また明日電話をかけて一戦交えないといけない。面倒。
• 事務メールの弾丸をかいくぐってお勉強。25時まで。
• 頭が冴えてしまってマクロ睡眠がやってくるまで時間がかかる。
• ○

Tuesday, 3rd of October 2006

• 人生にはこんなに美しい朝もある。一点の雲もない秋晴れ。
• しかし徐々に雲が湧いてきて気温と湿度が上がる。人生とはこういうものだ。
• 授業1発。新バージョンの宇宙論的論証で受講者を有神論者にする。（誇張あり）
• 連日届くお叱りメール。今日のやつは電話番号が書いてあったので直接電話をして詫びを入れる。
• 宅急便着払いで本を返品してきた某大学図書館に電話を入れる。こちらのミスの部分もあるがこのような仕打ちは公序良俗に反する、というようなことをしっかりと言わせていただく。当然担当者は対応できない。午後3時にあらためてかけ直しますから、と電話を切るが、時間が経ってもこの判断の真理値は変わらない。
• む。台風16号発生。だけど、どうせ君は、来ないんだろう？
• 授業2発目。やや緩い議論で説明に苦労する。教室も蒸し暑く汗がだらだら。
• ついに大会パンフレットが納品される。すばらしいできばえ。（自画自賛）　会場校へ数冊送付。クロネコ新メール便を初めて使ってみる。
• 宅急便着払いで返本してきた某大学図書館とバトル話し合い。殊勝にも返金に応じるという。学会誌一冊送るのに、最安はクロネコ新メール便80円、次が第四種学術刊行物110円。そのあたりの数字を出して、150円で手を打つ。差額の1,640円を請求。これはお金の問題ではない。姿勢の問題。
• そんなことをしているとまたお叱り電話が。関西の某大学付属図書館から。「定期購読止めてるんで、よう受け取りませんにゃわ」という穏やかな内容。これこれ。ふつうはこうでしょう。丁寧にお詫びし、送りつけたものは寄贈させていただく。これで済むことなのに、宅急便着払いで返本しやがったりしたりするから事が大きくなるのだ。
• 阪神戦の中継がない。ぶーぶー
• やや事務仕事の砲撃が収まったすきを狙って研究仕事を進める。
• 気分に合う音楽がなくて困る。マーラー3番（インバル）、ブルックナー5番（クナ）を途中で止め、ブルックナー5番（ヴァント）は最後まで聴くがなにかちがう。最後は昔の大ピアニストシリーズみたいなCDでリストを聴いたりして無茶苦茶。
• 捨てる神あれば拾う神あり、と言うか、一難去ってまた一難と言うか。少し元気が出る。
• ○

Wednesday, 4th of October 2006

• 少し寝過ごす。非常に落ち着いた気分で荘重に目覚ましを止めた記憶がある。
• ラテン語は完了形の小テストと第三変化形容詞。
• 水泳1,200m。力を抜いて体幹筋を意識して泳ぐ。
• 今日は卒論ゼミが部屋であるはずだが、荷物が多すぎで座る場所がない。どうしよう。
• 事務局の住所が変わったので自システムの振込口座先登録を変更しないといけない独立行政法人大学が2校あり、そのための書類をこちらで作成しないといけない。請求書や納品書があるんだからそれでいいじゃないかと思うんだが。放置してみようか。（こら）
• そうそう。あと、最悪なのが「口から出任せを言って、とりあえずその場を逃れようとする人」。自壊じゃない自戒すべし。
• 気分に合う音楽がわからずサイモンとガーファンクルを流してみると結構沁みる。どういう化学反応の結果なのか。
• お滝さんの業務報告ページの写真がナイスな秋の雰囲気に変わっている。びば。光学的見地から見るとこれはレフレックスレンズで撮ったもの（ミノルタのAF500か？）であることがわかる。いいなぁ。むずむず
• 明後日の発送作業関係印刷を済ませる。レーザープリンタが欲しいが、紙詰まりやトナーの補給など、メンテがやっかいなので、共用の今のままでもいいか。
• 地道にやっております神学大全読書会。今回から新メンバーが。難解で有名な第3問第4項から。何回読んでも難解。
• 広島が中日にサヨナラ負けをされてやがる。
• 疲れていたが無事に夜の部をこなす。
• ○

Thursday, 5th of October 2006

• また寝過ごす。目覚まし時計を止めた記憶がない。セットしていなかったものと思われる。
• くらし館でサラダ助六と野菜ジュースとインスタント珈琲を買って出てくる。
• ゼミはバークリーの観念論。見事な説明で全員を観念論者にする。（ほんとうか）
• 水泳1,200m。比較的負荷を強く。否むしろテンションが高いので自然に力が入ったと言うべきか。
• 疾風怒濤の事務仕事。東京の本屋さんと電話で話し込んだり、沖縄の本屋さんから卸の注文を受けたり。
• はっもう授業の時間。しかしちゃんと準備が済んでいるのが立派なところ。
• どうもこれは台風16号に由来する雲がかかっているようだ。よーく注意すると、かすかに熱帯の気配がする。
• 授業準備は済んでいてもテンションコントロールがうまくいっていなかった模様。やはり授業と事務仕事は違う。ペラペラとしゃべりまくって軽薄な印象を与えたか、全員を有神論者にすることに失敗する。
• 娘を塾へ送る。
• 蜜がたっぷり入った美味しいリンゴを食べる。
• 「Wonda朝専用缶コーヒー　モーニングショット」が6缶480円で安売りされていたのを見つけ、意味もなく衝動買い。
• ふっふっふ。今日は中日は負けたそうだ。しかし、ドラゴンズのマスコットがなぜコアラなのか。そんなにコアラが好きなら中日コアラズにすればいいのに。

Friday, 6th of October 2006

• 台風の影響で関東から東北地方は大雨になっているようだ。いいなぁ
• 今日は大会パンフレット発送および会費請求という、学会事務局の醍醐味（？）とでも言うべき業務がある。朝から緊張感がみなぎる。
• 沖縄の書店に電話。東京の書店にメール。
• くらし館でサラダ助六＋野菜ジュース＋黒酢飲料。
• 昼前に到着した会計幹事と郵送書類などの打ち合わせ。
• 作業場所の確認をしていると、そこに紙を折る機械を発見。わーい
• いろいろと段取りを考えているとあやうく昼食を取り忘れそうになる。心を落ち着けて昼食。手持ち無沙汰なのでメモを書く。
• 昨日購入した安売り缶コーヒーは、バイト君たちにあげたらいいことに気付く。いや、そのために買ったのだと考えることにしよう。（記憶の改竄）
• そういえば昨日から標準鞄がもとのダムキ（ドンケと言うな）にもどっている。新第1鞄は上品すぎて容量不足。
• 鬼の段取り。3時〜7時の4時間作業。最強メンバーで能率的に片付ける。お疲れ様でした。
• いくつかremain to doがあるが明日できることは今日しない。

Saturday, 7th of October 2006

• 晴だが雲が多い。
• 午前中にヤマト運輸がやってくるので早めに大学に出てくる。取りに来てもらうのは楽でいいが、待っている時間が無駄なような気がする。客はわがままである。
• なるほど。中日のマスコットがコアラなのは東山動物園に由来することを確認。しかし12球団でここまで球団名と乖離したマスコットは他にないと思われる。このあたりにも、名古屋人の並はずれた柔軟さが垣間見える。
• こんなことしてないで、残りの事務仕事をさっさと片付けよう。（そうだ、そうだ、そうしよう）
• 抜き刷り関係の梱包作業。心を込めて直筆で住所を書く。（タックシールを切らしているとも言う）
• なかなかクロネコさんが来ないのでやきもきするが12時に来てすべて持って行ってくれた。ほっと胸をなで下ろす。
• そういえば今日は昼食を買いそびれている。気晴らしに、どこか地下鉄沿線で食べてこようかな。
• 気晴らしにツナパハへ行く。辛い。しかし前回ほどではない。ストレス体感辛度反比例則を再確認。
• 風が強い日に野球をするのは眼球接触レンズ使用者にはつらいので、防風用眼鏡を物色。見たかスポーツ、地球的スポーツ、眼鏡の哀願と回るが、どえりゃーたきゃーもんばかり。購入を断念。
• 地球的スポーツからの帰路、ユニクロで薄いフリース上下セットを購入。「真夏と真冬以外の部屋着」が二つに増える。
• しかしあとで気付いたが、今日は比較的渋めに決めていたのに、ユニクロのでっかい袋を下げていたのではすべてが台無しである。
• めげずに丸善へ。システム手帳用の少し大きめのバインダーがないかなと探したが、やっぱりどえりゃーたきゃーでかんがや。
• 歩きながらふと、「天神」と成吉思汗の幼名「テムジン」は関係があるのではないかと思いつく。今しがたGoogleで調べてみたが、どうやら関係はないようだ。
• 4時から野球の練習。1年ぶりにやっても無理ということがよくわかる。いろいろ不満に思うことが多いが学内的な理由でここに書くのは自粛する。
• ふと自分の名刺を見ていて、裏面の英語バージョンのある単語の綴りが間違っていることに気づく。我と我が目を疑う。がっくり。今まで世界中で何千枚と配布してきた（偽）名刺に基本的なスペルミスが。くそう。
• この機会にちゃんとした名刺を作ってやる。あの印刷所は今後使わん。
• 阪神が勝って中日が負ける。最後までがんばれトカゲのしっぽ。
• それは「絆創膏」と呼ばれているのではないかと思いますが。【後記】いやちがうな。包帯を絆創膏で止めたりはしない。アレは何という製品なのだろう。

Sunday, 8th of October 2006

• 秋晴れ。やや風があり湿度が低い。
• ここ数日の風雨で車がひどいことになっている。洗車。ついでに奥さんの営業用車両も洗って点数を稼ぐ。
• 会計幹事から書類がクロネコメール便で届く。日曜日なのに届くのが新鮮。いちおう「信書以外」となっているが、調べてみると「信書」というカテゴリーは結構広い。実際にはばんばん信書がメール便で送られているに違いない。そもそも信書を郵政公社が独占するのが無理な話で、そのうちこの規則は骨抜きになるであろう。
• 名刺などほとんど使わないが、ないと不安なのでさっそく手配。こういうところを見つけてさくっと注文。サンプルを見ていると、いろいろ過激な名刺を作りたくなってくるが、そこはぐっと押さえてごく標準的なものにする。紙質を昔風にしたので、どのようなものが届くか楽しみ。
• 今日は完全休養の予定。
• 中日負けろ〜負けろ〜と念じつつ横浜湾星軍戦を見ていたが、エラーで竜軍が勝ちを拾う。後味悪し。このところ数試合、湾星軍の試合を観たが、このチームは間違った方向へ進んでしまっているのではないか。選手の動きにスタンドを意識したプレーが多すぎる。全員が新庄みたいだ。
• む。猛虎軍は負けたか。ここまでがんばったら、よくやったと褒めてやりたいのがおおかたの気持ちではないかと思う。ご苦労さん。来年もがんばってくれ。
• 明日に備えて（？）焼酎とニンニクたっぷりの鰹タタキ。

Monday, 9th of October 2006

• 秋晴れ。無風。絶好の野球日和。
• そうです今日は職員親善野球大会。野球部員によって丹念に整備された正規グラウンドを使用して年に一度しかボールを握らない人々による何か野球的な運動が行われる。我がチームは当然のごとく恒例のコールド負け。
• いやな予感がして早々に帰宅したらやっぱりやりやがったDPRKの核実験。これで靖国がどうの反日がどうのという緩い雰囲気は吹き飛んだな。要経過観察。
• 体力の限界を感じつつ、地元の若鷹軍が獅子軍に勝利する試合を観ながらシエスタ。
• 最近水泳とか野球とか事務仕事とか、小脳を使うことしかしていないので（事務仕事も小脳か）、大脳が廃用性萎縮を起こしていないか心配になる。音楽も和音がどうこうというよりリズムのはっきりした運動的なものを好む傾向が強い。
• 国内ニュース江畑氏が相変わらず鋭いことを言っている。ABE首相の日本語はよーわからん。CNNも、あまりはっきりしたことは言ってない。「日本はすでに経済制裁をしているので、これ以上の制裁オプションはほとんどない」というコメントが印象的。

Tuesday, 10th of October 2006

• 今日は10日。10月10日。。。。はっ! もう10月!!!（遅すぎ）
• あれ?　DPRKの「核実験」って、なんだか怪しくなってきたなぁ。映像も米国の確認発表もないし。単なる挑発か?
• そろそろ大会案内がお手元に届く頃。返信に伴い名簿の不備による苦情も多くなることが予想される。いちいち迅速に対応していたら仕事ができないので、時間を決めて集中的に対応しようと思っていたが、そうは問屋が卸さない。
• 授業も二つ。ぜいぜい
• 合間を縫って抜き刷りの発送作業など。郵便局に乗り込んで、「ゆうパック」「書籍小包」「小形包装物」などの技を使う。
• 大会・懇親会の出欠を電子メールで受け付けるようにしたが、さっそくいくつか返信が。
• 会費の問い合わせ電話もちらほら。
• 夕方、30分ほど机に臥して眠る。しかし帰宅時間までに明日の授業準備もやらねば。ねばねば。
• 夜の部は決して事務仕事をしないようにしよう。そのように問屋が卸してくれるかどうか。
• 問屋さんの協力により夜の部は比較的快調。
• 満を持してクララ・ハスキルのモー様ピアノ協奏曲19, 27番を真面目に聴く。録音のせいもあるんだろうが、この人のタッチには独特のものがある。フォルテが決して乱暴にならず、かつどんな弱音も弱くない。久々の感動。
• ○

Wednesday, 11th of October 2006

• ラテン語は練習問題と指示代名詞。淡々と進む。
• 水泳1,400m。普通2ビートなのだが、足腰の衰えを感じる今日この頃6ビートで泳いでみる。何ごとも新しい運動は新鮮。
• 久々に16Fで担々麺。他のものを食べるのが怖い。
• ほんとだAPAにSIEPMが進出してる。「スコティストであるとは何を意味するのか。中世の諸解釈」という題。
• 昨夜のモー様の余波か、パガニーニがものすごく薄っぺらに聞こえる。
• 神学大全読書会第1部第3問第4項主文。トマス・アクィナスの頂点とも言える文章をいきなり読んで理解せいというのが無理。しかし、何度読んでも味がある。
• 今日は問屋さんが大人しかったので比較的穏やかな夜。
• 奥さんが田主丸の紅乙女酒造に見学に行って、「紅乙女Gold」という高級焼酎を買ってきてくれる。びば。えるご、びばーむす。飲まざるを得ず。世の中には健康よりも大切なものがある（そうなのか）。
• うーん。確かに、うまい。胡麻焼酎としては大変よくできました、という感じ。しかしやっぱり焼酎。
• 肴は鰹の刺身。しかしそれを買ってきてくれた塾帰りの娘が、自分用にビーフジャーキーを買ってきている（しかも制服で）。教育的見地からこれでいいのかどうか。要再考。

Thursday, 12th of October 2006

• 秋晴れ。しかしやや気温が高いのは南方の台風のせいか。
• ゼミはラッセルがバークリーをボロカスにやっつける4章後半のあたり。しかしどう読んでも間違っているのはラッセル。そのせいか議論も低調。バークリーって、「主観的観念論」というレッテルが一人歩きして、誤解されることが多いように思う。彼は物的対象が存在しないと言っているのであって、実在界が無いなどとは言っていない。だからバークリーは「対象」と「働き」の区別をしていない、というラッセルの批判は的外れだと思う。
• 水泳1,200m。6ビートでいつもと違う感覚を楽しむ。
• 佐川急便の料金着払いで会誌を返送してきやがったきた某大学図書館が、「返金には請求書が必要なので学会員と公印を押して請求書を返送してください」という手紙を送ってきた。どこまでも面白い大学だ。来週、某学会が開催される近隣大学へ行くから、直接持って行こうかな。（いぢわる）
• やっぱり会費を請求するとお叱りや問い合わせが増える。そうそう。料金受取人払の葉書は一通につき15円の手数料が発生するので、メールで知らせてくれた方が財政的には助かります。＞まだの人
• ええっ? こんなに忙しいのに今から授業〜ぅ? （文句を言うな）
• 主観的気分に反して授業は快調。多分出力調整がうまく行かず温存すべき第二ロケットに点火してしまったものと思われる。
• 事務局への苦情にはすべて低姿勢で対処する方針だが、精神衛生上の観点から、あまりに高飛車な苦情は無視するという新たな原則を導入。この原則に照らして、今回の詫び状は書かないことにする。（それでいいのか）
• あれま日ハムがパリーグ優勝。ええと明日から「残念だったね」と言われたら、「ホークスが負けたのは残念だったね」という意味だと理解すること。
• 西日本哲学年報が届く。事務局ご苦労様です。時節柄、論文の内容よりも印字品質に注意が向く。わが学会誌の印刷費より一桁（！）安いんだよな。これ。

Friday, 13th of October 2006

• 連日の秋晴れ。やや気温が高い。
• 久しぶりに大銀杏で昼食用にパンを買う。ついでに、明日の生誕記念祭用ワインも買う。
• 市民ゼミの準備をせねば。単子論の44あたり。微妙な議論なので周到に準備をせねば。ねばねば。
• 市民ゼミ。存在と本質、可能世界意味論、永遠真理創造説など濃厚な哲学的風味。
• 事務局。いろいろ相談することは多いが不確定要素も多く、雑談風。
• 野球も終わったし、ぼんやりとくらし館の刺身を肴に芋焼酎のお湯割りを。かくして44才最後の夜は更けていく。
• 深夜、12時を過ぎた頃、なぜか家族みんなが集まって「誕生日おめでとう」と言われる。なんだか大晦日のようだ。

Saturday, 14th of October 2006

• 会心の晴天。
• ついに45回目の生誕記念日を迎える。とりあえず45という数の性質をこのへんで押さえておこう。個人的に気分がいいのは、1/45=0.022222...というあたり。1+2+3+4+5+6+7+8+9=45ってのものいいな。
• 今日は町内の収穫祭なるものが隣の田んぼで開催されるので、朝から係の人が準備をしている。残念ながら、この収穫祭は私の生誕記念祭とは関係ない。だから私も交通整理係としてかり出されている。
• 交通整理は夕方からなので、それまで某食堂と某百貨店へ行く予定。
• 某食堂は秋のシーズンとということもあって、充実したメニュー。某百貨店では、7,8数年ぶりに靴を買ってもらう。今まで、ダイエーのB1の靴屋で靴底を換えてもらいながら使い続けていたのだが。今回靴を選びながら、この分野も靴職人諸君の日々の努力が感じられた。普通、新しい靴は履いて2週間くらいは痛いものと思っていたが、最近は、最初から痛くない。新しい靴を履いている私を見かけたら、「あ。新しい靴ですね、しっぶーい」と声をかけるのを忘れずに。
• 町内収穫祭は、交通整理係と聞いていたのだが、行ってみると警備員。それも、直前に、地域のみんなが知っている大顰蹙家族のクレームが入り、臨戦態勢でピリピリしている。「どんなことがあっても、今日は、穏便に、穏便に、済ませてください」という警備担当責任者の訓辞をいきなり聞かされる。ひえー。かんべんしてくれよう。
• ピリピリした雰囲気の中、5時から8時まで警備を担当。想定内の大顰蹙家族の怒鳴り込みや、大顰蹙家族ご子息たちによる爆竹連発攻撃に耐えながら、町内収穫祭は恙なく進行。後片付けも10時前には終了。ご苦労様でした。
• しかし今回、「地域社会」というジャンルを新た認識した。この分野でも暇な多くの人たちが燃えている。確かに、「祭り」などというものは、昔から自然に続いているものだと思っていたが、誰かが企画して仕切らないと成立しない一大イベントなのである。それはそれなりに、やりがいがある分野なのであろう。そういう分野に45才にしてデビューしてしまった私の人生は今後大丈夫なのか。

Sunday, 15th of October 2006

• 昨日の怒濤のような生誕記念日諸行事の疲れでぐったり。
• それでもいい天気。
• 先日インターネットで注文した名刺が届く。いかにも機械的に作りましたという感じの仕上がりに唖然とする。やはり、校正は実物を見ねば。せっかく作ったからしばらく使うが、受け取った人はどうか一つ「ははぁ〜ん」とか思わないでもらいたい。悪いのは誇りも技術もない印刷所ですから。
• ふとメールを覗くと休日なのに半端じゃない数のメールが飛び交っている。あわててブラウザを閉じる。
• そろそろ差し込み印刷を使わないといけないので、基本テクニックを習得しようとExcelのデータをWordへ流してみる。基本的なことは難なくできるが、データの抽出や条件分岐をしようとするとたちまちうまくいかない。ちゃんとしたマニュアルはどこにあるのか。awkやperlの方が簡単か？jgawkとか今どうなっているんだろう。
• NSOの時間は現代音楽特集。今が70年代でなくてよかった。
• ABE首相が奥さんと手をつないでタラップを降りたことに40%のコクミンが違和感を感じているからどうのこうのという番組を垣間見る。首輪付けてイグアナの格好で降りてきたんじゃあるまいし、あほくさいにもほどがある。違和感の感受性を上げるような企画は不毛だということに気付いてもらいたい。

Monday, 16th of October 2006

• 晴天。
• 昨日試みてうまくいかなかった、ある条件に合ったデータを抽出して差し込み印刷を行うことに成功。ちゃんとしたマニュアルがあれば苦労しなかったのに。
• 弁当を家で食べる。
• 大学へ行けば怒濤の事務仕事が待っていることがわかっているので、できるだけ家にいる攻撃。水泳して生誕記念祭関連で増えた体重を戻したいが、ここはぐっと我慢する。
• 11月末〆切の某原稿を進める。ええ。やってますよ。
• 夕方大学院の授業。地道に認識論の読書。
• 封筒に61円分の切手を貼って送ってきた人がいる。「中身を読んでもいいけどあとで19円払ってね」という郵便局の文書が付属している。ううむ面妖な。
• 振込用紙や出欠葉書の通信欄に書いているいろんなことを整理して各方面へ振り分ける作業。
• 使いにくいが慣れるために先日購入した第一鞄を使っている。しかし、小物収納ばっちりのカメラバッグから乗り換えるのは容易ではない。何かいいものないかなーと思ってブラウズしていると、こういうものに行き当たる。ふーむ。使えるような使えないような。実物を見てみたいものだな。
• バックハウスのピアノソナタ。清らかである。
• 某ブログで見かけた「任意の点から直線への距離を求める公式」というものが気にかかる。高校までで習った記憶はない。しかし、簡単に求められるはずなので、やってみる。

  直線Lの式を ax+by+c=0、任意の点Pを (x_1, y_1)とする。PからLへ垂線を下ろし、交わった点をMとする。PMの長さが求める距離。
  さて、Lの傾きは-a/bなので、直線PMの傾きはb/a。Pを通り傾きb/aの直線の方程式は y-y_1=b/a(x-x_1)。これとLの式から交点Mの座標を求められる。ここに書けないがそれほど複雑でもない。それを(x_M, y_M)、P, M間の距離をdとすると、d^2=(x_M-x_1)^2+(y_M-y_1)^2。これを計算するとどんどん整理されて（ぜひ自分でやってみよう）、結局、d^2=(ax_1+by_1+c)^2/a^2+b^2という感動の美に到達する。つまり、求める公式は、

  |ax_1+by_1+c|/√(a^2+b^2)

  あーすっきりした。久々にいい気分。

• はっ、もうこんな時間。やるべき原稿が。
• ○

Tuesday, 17th of October 2006

• 一限目宗教学。新バージョンの目的論的論証で多くの学生を有神論者にする。
• 三軒目、じゃない三限目宗教哲学の準備など。
• 暇なので（暇なのか）昨夜の計算をLaTeXの練習も兼ねてきちんと書いてみました。LaTeXでの表記(PDF)
• やはり数式の表現はTeXが合理的だなぁ。やっぱりTeX環境に移行しようかなぁ。（手段と目的の混同）
• ええと、明日の発送のためにタックシールと名札用紙を入手すること。ついでに「カバンの中身」も調べてくること。（再び目的と手段の混同）
• そうなのだ。太陽の高度が下がるので、そろそろブラインドが必要。窓際の書類などは相当なダメージを受けているに違いない。パーッと開けた開放感がこの部屋の持ち味なんだが。
• 授業後、目的と手段を混同してGooDayへ。タックシールと名札用紙を予定通り購入。「カバンの中身」の実物も発見。ちょうどモデルチェンジしたところなので、旧バージョンが半額で売られている。しかし、寸法が少し合わない。多少は調節できるようになっているが、調節範囲を超えている。それに、やはり価格が少し納得できない。特にGooDayで見ると、非常に高価なものに感じる。ということで、A4サイズのポケット付き補助袋を1,200円ほどで購入する。
• 某学会委員会関係の書類を準備。
• Wordの差し込み印刷機能には細かいバグがある。有名なソフトなのに、信じられない。
• 26時まで。ただし事務仕事。（号泣）
• ○

Wednesday, 18th of October 2006

• 連日の晴天。日中は汗ばむ陽気。
• しかし気象情報によれば札幌は最低気温が5度。これは真冬。どのような服装で行けばいいのか。やはり南国と北国の2バージョンを持ち運ぶ必要があるか。
• ラテン語は受動相。なぜか「中動相」の説明に四苦八苦。
• 水泳1,400m。なぜか調子が出るまでに1,200mくらいかかる。最近小脳を別のことばかりに使っているせいなのか。
• さて、今日は夕方から怒濤の会議。それまでに発送作業を終えないと。終わらなかったら会議を休めばいいんだけど。（こらこら）
• そう言いながらきっちり時間までに作業を終わらせるところが因果よのう。36冊のメール便を作成、受付に渡し、クロネコに連絡。
• 購買部で「切手19円分ください」と言って変な顔をされる。41円分の切手を貼って封筒を送ってきた人が根本的に変だと思うのだが。
• エレベーターの中で「お忙しそうで」と声をかけられ泣きそうになる。幾度となく接近して会話を試みるも間に入った巨漢の怪人（ちがう）に進路を阻まれ無言でその場を辞す。
• ぐおおおこれから会議三連発。そっと涙をぬぐうおしんであった。
• 寝冷えしないようにジャケットを羽織って爆睡@会議中。目覚めるとまだやっている。（おいおい）
• 長文メール二通をしたためるともうこんな時間。泣くなおしん！
• 深夜に配給PCセットの機種選択。と言っても、PCはWindowsで、デスクトップまたはノート。プリンタは、モノクロレーザーかカラーインクジェット複合機。ビジネスマンとしてカッコイイのはノート＋レーザープリンターだろうが、たぶん両方とも逆の選択になる気がする。
• 長時間会議のあとはグレて飲みたくなるものだが、今日は睡眠のおかげで○。

Thursday, 19th of October 2006

• 10月も中旬だというのに汗ばむ陽気。明日からの北国の気候に適応できるか心配。
• ゼミはラッセルが知識の分類をやっているあたり。自己は見知り（面識）の対象か、という問題についてスルドイ指摘一件。
• 後半少し腹の調子がおかしくなり、急いで部屋に帰って雲子をすませてからプールへ。水泳1,100m。
• 新しい靴を褒めてもらうせっかくのチャンスを逸する。
• 次の配給マシンは結局ノートとカラーインクジェット複合機にする。Core DuoというデュアルCPUに惹かれたのが最大の理由。V30とi80286のダブルCPUとはエライ違いなんだそうだ。（懐古）
• New YorkのAndyくんが昔の住所に誕生プレゼントを贈ってしまったことが判明。郵便局に電話をかけて相談。まだ到着していないので転居届を出して対応することに。
• しかしその郵便局の人に名前を告げると私のことを知っていると言う（普通こういうのを「面識がある」と言う）。悪いことはできないものだ。（悪いことをしようとしているわけではないが。）
• JTB（知識の定義ではない）で明日のチケットをもらう（買ったんだが（わかっている））。その足で「まっぷるポケット札幌」も入手。明日は昼過ぎに到着するので「ススキノ札幌探検ツアー」を決行する予定。
• え〜、もう授業の時間〜？
• 早めに帰宅して娘を塾に送る。
• 出張準備は楽しい。持っていくものと持っていかないものとの選別、バッグの選択、そしてその組み合わせ。今回はデジタル写真機とvaioを持っていくことにする。バッグは定評あるTEMBAのカメラバッグとwengerのリュック。

Friday, 20th of October 2006

• 博多駅で研修がある奥さんと一緒に9:30に自宅出発。博多駅から地下鉄。11:00のJALに乗る。出発が10分遅れる。
• 飛行機は小さくてボロい。しかし問題なく飛行して13:30ころ新千歳着。
• 空港で遅い昼食。何を食べるべきか迷ったが、ラーメンやカレーなどはまた食べる機会もあるだろうということでパス。海鮮セットなるものを選択。特別うまいとは思わなかった。
• 「快速エアポート」という若干ネーミングが謎な列車で札幌へ。よくわからなかったので300円払って指定席にしたのだが、空いていたので無駄なことをした。
• 15時過ぎ札幌着。寒いざんす。コートを着ている人もちらほら。
• ホテルは駅のすぐ近く、隣が紀伊国屋、その隣がヨドバシカメラという絶好の（？）立地。部屋も広い。これはどう見てもダブルだ。らっきー。
• あまりに近すぎで福岡ではあまり懇親しない同僚のS口教授と渾身の懇親@薄野。二軒目、狸小路で食べた「塩辛ジャガバター」が新鮮。「まさかイカの塩辛が乗ってるんじゃないよなぁ」とか言いながら注文したら本当にイカの塩辛がジャガバターに添えてあった。意外によく合うのが不思議。
• 北海道はビールが薄くかつ美味いような気がする。（飲み過ぎたと素直に言え）

Saturday, 21st of October 2006

• 科学哲学会@北海道大学1日目。
• いきなり財布を忘れてホテルに引き返す。
• 午前中はA会場で二つ。
• 昼は大通公園あたりまで歩いて「クリシュナ」というインド料理店に吸い込まれる。「白カレー」「スープカレー」という文句に惹かれたのだと思うが、店内はガランとしてインド映画が放映されている。ここで怪しいものを注文する勇気がなく、無難にキーマカレーを注文。しかし、結構美味しかったので、白カレーやスープカレーでも問題なかったかも知れない。
• 懇親会は遠慮しようと思っていたが、TD山教授と話をしているうちに気がつくと懇親会場に。おそるべし。TD山マジック。
• 宗教哲学関係で少し交流があった★川さんの実物に初めて会う。話しているうちに、なんと愛媛県川之江市（現四国中央市）金生町のご出身であることがわかる。ひぇ〜。ほぼ同郷。分析的宗教哲学関係で書いている人というのは日本で二人くらいしかいないのに、その二人が同郷とは、もしかすると未知の共通原因があるのかも知れない。
• 気がつくと再びS口教授と駅近くの居酒屋で飲んでいたことをここに告白するものである。

Sunday, 22nd of October 2006

• 科学哲学会@北海道大学2日目。
• U井教授の発表が朝一番にあるので7:30に起床して張り切って出て行く。9:30からだと思っていたら9:45分からであった。それでも盛況だったので早めに行って正解。なつかしいAdamsさんの写真が出てきたときは少し驚く。発表内容については情報論をちゃんと勉強しないと自分では意味がよくわからない。
• 昼は「一国堂」というラーメン屋へ。美味いが名前が「一風堂」と似ていないか。
• 仕事店は4つもあって迷う。認識論理の最前線のような話にも興味があったが、レジュメを見た時点で、これは話を聞いても理解できないと判断。レジュメだけいただいて、あとでじっくり読むことにする。生物学の方も、3中さんの「スライド」を見たかったが、全体的にあまり興味がある分野ではなさそうなので、結局Wittgensteinに。
• 開始直後は参加者が少なく、「しまった。出て行くに出て行けない」と思ったが、ぼつぼつ集まって、事なきを得る。三人の提題者の主張はよくわかったがどう関係するかは不明。
• そのまま駅地下の居酒屋へ。提題者三名、オーガナイザ（ー）、フロア（わし）の5名で8時過ぎまで。
• また気がつくとS教授と昨日の居酒屋で飲んでいる。猛烈にいかん。タラバ、サンマ刺し、ジンギスカン（ラム焼き肉）など体に悪そうな北海道名物を美味しくいただく。

Monday, 23rd of October 2006

• 11時チェックアウトなのでゆっくり帰り支度。
• 昨日とは打って変わって晴天。あまりにも日差しがすばらしいので隣のヨドバシカメラでPLフィルターを購入して風景写真を狙ってみることに。
• 北大構内を撮影して歩く。北大は広い。学期中なのに学生の気配がしない。観光客もたくさんいる。まるでどこかの公園のようだ。
• 2時間ほどぶらぶらして、昼食は駅内の「コロンボ」というカレー屋。
• 16:00のJALで福岡へ。前線の近くを通過したせいで多少揺れる。窓から巨大な積乱雲がいくつも見える。大迫力。
• 7時過ぎに帰宅。久々に家族と北海道土産で懇親。
• たくさんメールが溜まっているようだが見ないことにしよう。

Tuesday, 24th of October 2006

• すごく大気が不安定。
• 一限目宗教学。存在論的論証の一回目。
• 怒濤の事務仕事。久しぶりなので新鮮に感じるのが困りもの。
• Tクリニックへ「薬を切らせたが時間がないので薬だけくれ」と何かの中毒患者のような電話を入れる。「どうですか？」「特に変化はないです」という2秒ほどの会話で「じゃあ出しときましょう」と処方してくれる。便利でいいが若干の疑問が残る。
• 三限目宗教哲学入門。私の問題と脳移植について。
• 暇なので（激しく違う）北大構内の写真を「はてな」にアップロードしてみた。今ひとつ使い方がわからないがこれでいいのだろうか。（Nikon D70, 18-70(digital), PL filter, NO tripod)
• ふと気付くと基本的な撮影データが写真から読み出されて表示されている。うひゃあ恥ずかしい。手持ちの散歩写真ということで勘弁してください。
• 記録しておくと、20日の日に、NYのAndyくんから恒例の生誕祝い記念物が届いたらしい。あいにく留守中だったので、昨日開封すると、Kenneth Coleのバッグと2007年用ボブ・マーリーカレンダー(!)が入っていた。いつもすまんこってす。いろいろと大変な時期も乗り越えているようだし、そろそろ会いに行きたいなぁ。
• ○

Wednesday, 25th of October 2006

• 少し大気が不安定。
• 二限目ラテン語。小テストおよび和訳問題。
• 水泳1,000m。時間がないのでちょっとだけ。
• 研究室のパソコンのウイルスソフトを入れ替える作業をしないといけないのだが、経験則から、こういうものは意外と時間がかかることがわかっている。ちょっとやってみるがやっぱり途中で止まる。真面目に試行錯誤していると平気で数時間を持って行かれるのであっさり断念。学部の担当委員にメールで必要情報を問い合わせ。
• ふと気がつくと無意識に事務仕事を二つ片付けている。授業前の慌ただしい時間帯についでに片付けたようだ。私の事務能力もかなり上がったものだ。（号泣）
• AndyくんからもらったKenneth Coleのバッグを試用。ものすごく使いやすい。なんだこれは。容量が大きい割にデザインがいいのであまり大きく見えない。小物の収納もばっちり。Glenroyalの渋いバッグの出番が減りそうだ。
• 転居先不明会員をWeb検索で見つけ出して所属先に大会案内（会費請求）を送りつけるという事務仕事。どこまでも追いかけてゆく。
• 卒論ゼミ。お〜いだいじょうぶか〜なんだか不安だなぁ〜、というような内容。健闘を祈る。
• ウイルスソフトの入れ替えだが担当係に問い合わせても原因は不明。しかし、念のためもう一度やってみるとあっさりうまく行く。こういうとき、パソコンについて「機嫌がいい」とか「機嫌が悪い」という言葉を使いたくなる。
• 夜の部は某原稿。25時まで。○

Thursday, 26th of October 2006

• 会心の秋晴れだが徐々に雲が多くなる。
• 出張で2kg体重が増えていたが、この二日間でほぼ元に戻ったようだ。やれやれ。やはり急に増えた体重は、迅速に対処するとすぐに戻る。（旅先で食べ過ぎ）
• ゼミは「記述による知識」の部分。めずらしくおもしろい。ラッセルってやっぱりこの確定記述のあたりが天才的だと思う。対象を知るのに、面と向かって内的に知るだけではなく、一つに特定できるまで外堀を埋めていくというやりかたがある、という着想は並でない。
• 水泳1,400m。体全体が水流に乗る感じを楽しむ。
• 例の事務仕事。クロネコさんの手を借りてテキパキと片付ける。
• 罪を憎んで人を憎まず。（謎）
• 日本選手権は日本ハム。監督よりも先に胴上げされてどうする新庄。
• 先日飛行中にカタログで見たJALのキャリーバッグ（靴二足収納可能）の刺激の余韻が残っている。これまで旅行鞄については、「みっともない、意地でもゴロゴロ引きずったりしないぞ」という意気込みでやってきたのだが、たまには着替えをビシッとそろえて完璧な出張というのもやってみたいものだ。（鞄が目的のくせに）
• 明日の市民ゼミの予習。先日の札幌科哲のU教授の発表にも出てきた、Leibnizのagirとpâtirについて。Spinozaも関係しているようで楽しそうだが、市民の皆様に説明できるかどうか心配。
• 明日は健康診断なので○。

Friday, 27th of October 2006

• 会心の秋晴れだが徐々に雲が多くなって来つつある。
• 健康診断なので絶飲食。水も飲まないのは体に悪いので、コップ二杯の酢水を飲む。しかしその後のささやかながら美しい朝のルーティーンが破壊されたので若干の不機嫌。
• 諸般の事情で10時半頃に行くと空いている。最後の問診でやや混んだが全体的に30分で終了。
• 今年の問診の先生は軽く70を過ぎていると思われる老医師。やはり他人の健康についてあれこれ言うのならこれくらい枯れていないと。30前くらいの青年医師に体のことを言われても「うっせぇてめーに何がわかる」とか思ってしまうのが人間であろう（そうなのか）。それに比べるとさすがこの老医師、「お酒、飲みますか?　うん、うん、そのくらいなら、たまにゃ〜楽しみもないといけないし、まぁいいですよ」。自然とこちらが反省してしまうようなお言葉であったことよ。
• 血圧は125/70。最近高い方が120を超えるようになっている。やーねー。
• しかしあのJALのキャリーバッグは機内持ち込み不可だな。これは減点。（まだ考えている）
• 市民ゼミ。判明な表象が能動、錯雑とした表象が受動という話。「運動」や「作用」という物理的概念を、「表象の判明さ」という別次元に移し替えるんだから、なるほどこれは「コーディング」である。自分で説明しているとなんとなくわかってくるものだ。
• 「松本」という早生柿をいただく。
• 帰りにJTBで二人分の出張ホテルパックをもらう。来週は文化の日なので、大会本番までの事務局は今日が最終。もうここまで準備してたら完璧でしょう。（いけません）
• そう言えば、札幌科哲では懇親会の参加人数を事前に確認してなかったよなぁ。会場でも新規受付をしていたし。それでいて、量が激しく不足したという印象はない。あのノウハウを知りたい。
• 個人的には、学会の懇親会は、会話が主体のはずだから、料理もアルコールも、ごく控えめなものでいいはず。ポテトチップスとサンドイッチとおにぎりをテーブル毎に置いて、あとはビールと焼酎があれば十分なのではないだろうか。学外に何もないような大学ならそうもいくまいが、街中の大学の場合は、宴会は学外でやってくれ、というのもアリだと思う。

Saturday, 28th of October 2006

• 連日の晴天。
• 今日も朝から塾がある娘を送っていく。
• 何かと話題の（？）St. Louisの地元球団が北米職業野球選手権大会に優勝するところを観る。田口は偉い。
• まぁ新庄も偉いんだろうが、しかし、今度の日本選手権は投手戦の好ゲーム続きだったので、もう少し投手に注目が集まってもよかったのではないか。
• 昼は即席ラーメンとナスの煮物。
• 暇なので（激しく違う）、某原稿に取り組む。目は冴えているが頭が冴えない。典型的な事務中毒の症状。負けてなるものかと泣きながら机にかじりつく（比喩（わかっている））。
• マーラーを聴いているとますます脳が溶けそうなのでショスタコ1番で気合いを入れる。その効果が出たのか、なんとか第9章を着陸させる。あと1章だ。
• 夜、安藤美姫と浅田真央も観る。伊藤みどりの頃とエライ違いだ。（なにが）

Sunday, 29th of October 2006

• いい天気だ。
• しかし寝過ごして娘を塾へ送ることに失敗する。
• その代わりに息子を塾へ送る。
• いつも天神のど真ん中でUターンして戻ってくるが、今日は車が混んでいたのでぐるっと回って帰ってくる。（意味薄）
• 昨日の昼食はインスタントラーメンだったので、今日はインスタントでないラーメンを食べる。うまい！
• 学生時代にY田教授からもらった、松平千秋訳、ホメロス、「オデュッセイア」を読む。奥さんが先に読んで「面白かった」と言うので対抗心を燃やす。読んでみると思った以上に面白いですな。どこまで読み進めるか。
• 元S社のO氏に途中までの原稿を送って批判を請う。
• まゆちゃんにアンパンマン（「それいけ！アンパンマン」）を見せるかどうかという問題だが、少なくとも「アンパンマンのマーチ」の歌詞からは作者やなせたかしの実存が感じられるので気に入っています。
• 「たいがいの選手は、辞めるときになって、「もうちょっとがんばっていればよかった」と思うもんだ。今やらなくていつやるのだ」という野村監督の台詞が胸に刺さる。

Monday, 30th of October 2006

• いい天気です。
• ちょっと集中して原稿書き。ごりごり。
• 夕方ちょっと（をい）授業。
• 夜も原稿。
• ショパンの夜想曲（アシュケナージ）が染みる夜もある。
• ○

Tuesday, 31st of October 2006

• 皇族とケンカして恐ろしい目に遭う夢を見る。
• 現実世界は穏やかないい天気。
• 一限目宗教学。存在論的論証を批判していると、神の怒りに触れ、一匹の凶悪なアシナガバチが教室を飛び回る。逃げまどう学生たち（誇張あり）。クラス責任者である私は、学生諸君の生命と財産を守るべく、一人アシナガバチに立ち向かう。約10分間の格闘の末、ようやく窓からハチを追い出すことに成功する。途中、殺すチャンスがあったが、衆人環視の中むやみに殺生はできぬと判断し、生きたまま追い出すことにした。
• そのせいで妙に私も学生もテンションが上がり、結果的に反応のよい授業であったことよ。さてはあのハチは神の使いであったか。
• 大会派遣申請書作成。その他事務仕事。
• 特に理由がないのに1kg体重が増えている。こういうときは排泄不足か水分の摂りすぎであることが多いのだが。
• ふと気付いたが、『聖闘士星矢』の「セイヤ」の部分は『オデュッセイア』からの連想ではないか。ちなみに後者の読書は継続中。
• 三限目φofR。N井均に突入。
• 力尽きてシエスタ。
• 復活して明日の授業準備と某原稿のプリントアウト。モニターで見るのと印刷されたものを読むのとでは大違いだから。
• ついでに図書館でホメロス（原文）を借りてくる。誰も借りた形跡がないのが少し寂しい。
• 我が家でもテレビ版『のだめ』のミルヒーに非難が集中している（私は見たことがないが）。日本人でもドイツ人の雰囲気を持つ人は「ドイツ人（どいつにん）」と呼ばれるが（©吉田戦車）、T中N人はどう見ても「どいつにん」ではない。
• 印刷した原稿を赤ペンを握りしめながら読む。
• ○