Memoranda Personalia 2001-09
Saturday, 1st of September 2001
- ぬおお。9月だ。
- 昨日、買い残したものがあったのでダイエーへ。
- プリントの作成など。久々にワープロを使うと、なんだか不便。つい、HTMLタグを書きたくなる。
- スタイルファイルを変更したせいで、このページの漢字が読めなくなった人がいるみたい。一応、応急措置をしたのだけど、どうでしょうか?
- 明日から名古屋出張。書きたいことがあったら臨時メモに書きます。
Sunday, 2nd of September 2001
- 出張1日目。
- 12:18のバスに乗るべく家を出るが、9月1日からダイヤ改正。端からついてない。12:26分にようやく来たバスに乗り、赤坂門へ。地下鉄に乗り換えて13:10頃空港着。13:55のANAなので余裕。いつものように、「出口に近い通路側」を取る。座席番号12B。
- 定刻に離陸するが、途中揺れて機内サービスは無し。ベテランのチーフスチュワーデスだが、やや表情が硬く、機内放送も、「今後、大きく揺れてまいります」とか、怖いことを言う。「揺れても大丈夫だからね〜」とか言って欲しい。
- それでも、名古屋空港上空は穏やかで、すんなりと着陸。昨年同様、大学の下宿の友人であるM谷氏が迎えに来てくれている。ありがたや。
- 大学へ行く前に、最近双子が生まれたM谷氏の自宅へ。2ヶ月だというが、表情が出かかっていて可愛い。プレゼントに赤い靴をあげる。
- 少し居て、大学まで送ってもらう。受け入れ教官のI田氏の部屋へ。鍵をもらい、宿泊所へ向かう。情報文化学部の建物から徒歩10分少々。「東山グリーンサロン」というところなのだが、なかなかの施設。
- 広い。ビジネスホテルのダブルくらいはある。
- 「研究室」という名称で、ちゃんと研究机がある。
- デスクランプも完璧。
- 部屋の照明も、ビジネスホテルの薄暗いのではなく、普通の蛍光灯。
- 1階に、大学経営のコンビニがあり、朝8時から夜9時まで開いている。
- 東山線「東山公園前」まで徒歩10分
などの長所が。強いて短所を挙げると、- 防音がよくない。隣室のテレビ音が聞こえる。
- ドアクッションが全般に大ざっぱ。
というところだが、これは贅沢な話。とにかく、この施設は、名古屋大学が世界に誇ってよい。
- M谷氏と、本山北停留所正面の「台所」で、再会を祝し一献。子供が産まれたばかりという目出度い雰囲気も手伝い、明日のことも忘れて盛り上がる。「台所」は、いい雰囲気。料理もよい。ただ、「白波」キープ3,500円、一杯500円、というのが、遠くに来たなという感じ。九州では、半額以下のはず。
- それでも9時半頃に部屋に戻る。調子に乗って缶ビール一本を更に飲んで眠る。
Monday, 3rd of September 2001
- 8:45からの授業なので、7:50に起床。昨夜買っておいた、コンビニのサンドイッチ1個に、UCCの無糖コーヒー。
- 教務学生掛へ。ちょっとした打ち合わせ。試験の方法を決めるなど。
- 10人くらいの小さなクラス。やりやすそうだ。
- 1〜4限、時間通り、きっちりやる。昨年は、自分が経験した「集中講義」の例に倣って、遅く始める、2コマぶっ通しでやる、早く終わる、などの不規則なやり方をしたら、かえって疲れたので、今回は、「規則」という便利なものに乗っかることにする。
- 昼食は、部屋に戻って、コンビニのサンドイッチなど。
- 夕食は、東山公園駅近くの「サッポロラーメン」でラーメン&ライス。
- 翌日の授業内容が気になるので、夕食後机に向かう。何か興奮気味で、11時過ぎまでしっかり予習。気になるところがかなり整理される。
- 外はすごい雨。
Tuesday, 4th of September 2001
- いつもの朝食。サンドイッチ。
- いつもの昼食。部屋でサンドイッチ。おにぎりも。
- 夕食は、栄まで出て、山本屋の味噌煮込みうどん。
- これまでは、インスタントの「すがきやの味噌煮込み」しか食べたことがなかったので、本物に感動。
- 味噌煮込みうどんって、こういう味なんだ。
- 固い麺に特徴がある。讃岐うどんの「こし」とは違う。だけどそれが八丁味噌によく合う。
- 鍋から直接食べるには熱すぎるとき、鍋の蓋をお皿代わりにして食べるのが正統のようだ。
- 8:30頃、部屋に戻る。
Wednesday, 5th of September 2001
- いつもの朝食。そろそろ飽きてきた。野菜ジュースと牛乳も加える。
- 授業の方は、特に問題なく、快調。やはり、規則通り、何も考えずにやるのが楽ちん。
- 夕方、大学近くのイタリア料理店で、食事会を開いてくれる。近所のNZ大学の人たちも合流。あと、二次会でTD山さんとM浦さんとで、本山近くのおでん屋へ。なぜか痛風について熱く語ってしまう私であった。
Thursday, 6th of September 2001
- いつもの朝食。うっぷ。
- 昨日までで、教科書の内容は終了したので、この日は番外編として新ネタを試す。私としてはこの日が本番とも言える。
- 古代の心身論、現代の心身論、「私」のパラドクス、などの話。まずまずの反応と見た。何でもそうだろうが、新ネタは、自分だけで考えるんじゃなくて、いろんな人に喋りながら作っていくのが楽。
- 無事にすべての授業を終えて、ほっとして部屋に戻る。ベッドに倒れると2時間ほど眠ってしまう。
- 目が覚めて腹が減ったので、本山の台湾ラーメンへ。新装で、雰囲気ががらりと変わっている。しかし相変わらず美味。少しあっさりスープになったか?
- 夜、天気予報を見ていると、明日は荒れ模様だとか。それはないよ。
Friday, 7th of September 2001
- 夕方の飛行機で帰るので、この日一日だけ、名古屋観光。今回は、雨ということもあり、大須の商店街を歩くことにする。
- 名古屋駅まで行き、着替えなどの邪魔になる荷物をコインロッカーに入れる。
- 東山線・伏見乗り換えで、大須観音へ。やっぱり雨が降っている。だけど、雨の大須観音も風情がある。そこから延びる商店街も、歩いていると面白い。
- つい夢中になり、11:45分にM谷氏と待ち合わせしていたのに遅れてしまう。
- 待ち合わせをしたのは、味噌かつで有名な「矢場とん」。ここは、N大のTD山さんのお勧めでもある。わらじとんかつ定食を注文。出てきたのは優に二人前ある味噌かつ。しかし美味い。味噌煮込みうどんと同じで、見た目ほど、辛くもえぐくもない。あっさりしているとはとても言えないのだが、不味いほどくどいわけでもない。不思議な満足感が残る。だけどやっぱり量が多すぎるので、最近満腹中枢が麻痺気味だというM谷氏に、半分ほど食べてもらう。
- 自称、満腹中枢が麻痺気味(実は、授乳で食事量が増えている奥さんにつられて食べてしまうという、子供ができたオヤジに共通するごく普通の症状)のM谷氏は、矢場とんから甘味所へ直行。今井総本家で栗子饅頭セット(梅昆布茶+栗子饅頭2ヶ)を注文。私は、栗子コーヒーセット(コーヒー+栗子饅頭1ヶ)。どちらが仕事中かわらからない。
- 職場に戻るM谷氏と別れて、一人で商店街をぶらぶら。全く飽きない。こういう、古い商店街はいいよな。骨董屋の店先で、店主が暇そうな爺さんに怪しい絵を売りつけている風景とか。
- 心温まる風景を堪能して、締めは、大須観音茶屋で、抹茶セットをいただく。抹茶+ういろう。店内に、「ういろ(外良)」と「ないろ(内良)」があると書いてあるのだが、本当だろうか。お土産品売り場にも、「ないろ」があった。しかし、広辞苑の「ういろう」の項目を読むと、どうも違うみたいなのだが。
- 天候が荒れ模様なので、飛行機がうまく飛ぶか心配だったが、少し出発が遅れた程度で、問題ないflight。8時過ぎに帰宅。
- 奥さんが、手作りチキンカレーを作ってくれている。美味。
Saturday, 8th of September 2001
- 某スクール。やはり、他人の批評というのは、必須だと感じる。
- ぼやぼや大学に出てくると、きょうはAO入試の日なのですね。ご苦労様。>関係者
Sunday, 9th of September 2001
- 蒸し暑い。一度、夏は終わったと思ってほっとしているところだったので、意表を突かれる。なんだか、「邪悪な大気」という感じ。
- 野球観たり、サッカー観たり。
- Windowsに付属のピンボールゲーム、Space Cadetを久々にやり込む。Extra Ballをたくさん取るのがコツだとはわかっているのだが、なかなか難しい。今のところ、最高位は「大尉」、最高得点は2,000万点ちょっと。道のりは長い。
Monday, 10th of September 2001
- そういえば、医者に行く時期だった。朝食抜きで、高宮外科へ。血液検査。結果は明日。この一ヶ月は、帰省、旅行、出張と、飲む機会が多かったので、少し心配。
- さて。講義開始まであと一週間。仕事仕事。
- N西教授と久しぶりに昼食。500円のてんぷら定食。
- 昼食後、居留守を使ってうとうとしていたら、窓掃除の人が鍵を開けて入ってくる。何か気まずい。出ていくときに「また鍵をかけておきましょうか?」と言われて、更に気まずい。
- そんなことにはくじけないで、メールの返事など。
Tuesday, 11th of September 2001
- ほぉ〜。もう9月11日ですか。
- 台風が首都圏に近づいているようだ。もうNHKは大騒ぎさ。日本のマスコミが、いかに東京ローカルであるかがよくわかる。要するに、番組を作る人間が感じる台風のリアリティが違うのだよな。
- 「日本人は、ある程度のレベルまで行くと、安心してしまって、ギリギリまで自己の可能性を追求しようとしない傾向がある。そうとしか思えない」というある欧米人のコメント。くやしい。
- どうも、style sheetで、font-familyを使うと、うまく文字が表示されない環境が出てくるようだ。文字化けがしている人は、環境をご一報いただけるとありがたいのですが。
- 昼食はCoCo壱番館でビーフカレー(5辛)。スパイシーと言うよりも、辛いしぃ(くだらん)。辛さの中に味があって欲しいぞ。
- 病院へ行って、検査結果をもらう(詳細を知りたい人は、一つ戻って「体調メモ」へ)。出張開けの検査としてはまずまずかも知れんが、数値が悪くなっているとやはり気分が悪い。
- 年に何度か、無性にプログラムが書きたくなることがあるのだが、今日が当たり日。apple scriptやらmi(旧ミミカキエディット)のコマンドスクリプトやらを勉強。Macintoshっていうのは、基本的に、apple scriptを活用して使うものらしい。
Wednesday, 12th of September 2001
- なんとまあ、ひどいことが起こったものだ。こいつあひどいありさまだ。
- イスラム過激派?米国内のイスラム勢力と連動していたら、内乱だな。
- 銀行行って、貯金全部下ろして金(gold)に換えて、田舎にすっ込むか?
- いくつか知りあいにメールを出すが、今のところ反応なし。日常生活は相当混乱しているようだ。特に通信関係。
- しかしまあ、これだけ大規模な殺人現場の映像を繰り返し放映することに関する倫理規定とかはどうなっているんだ?子供も見ているんだぞ。映画じゃないんだから。
Thursday, 13th of September 2001
- そろそろ新学期の気配が。
- 心配していた友人からメールが来る。なんと、この夏から、当のWorld Trade Centerの67階にあるオフィスで働いているらしい。一昨日は、偶然、マンハッタンのオフィスに出ずに、クィーンズの方へ行っていたので、奇跡的に無事だったらしい。奥さんも、当のビルの近くで働いていて、二機の激突を間近に見て、ビルの崩壊の中を命からがら逃げ出したとか。しょっく。ずっと体の震えが止まらないと書いてあるが、私も知らない場所じゃないのでダメージが大きい。
- 先日手に入れたシャープペンシル、Pentel Tuff 0.9の使い心地がよい。難点は0.9mmの替え芯の品ぞろえが悪いことだが、大学の購買部の製図コーナーに、2Bがある。最近、堅くて細いペン先よりも、太くて柔らかいのがいいと感じる。
- 今日は筥崎宮の放生会とか。誘われたんだが、どうしようか。多数のアメリカ市民の冥福を祈ってこようか。
- 勉強が手に付かず。放生会に出かける。N西教授と7時に箱崎宮前で待ち合わせる。
- 縁起物の「おはじき」2,500円也を買う。
- 実に数十年ぶりに「見せ物小屋」に入る。今回の見せ物は「吸血女」。実にインチキ臭くてよい。呼び込みも、MCも、「吸血女」も、みんな年季が入っている。それだけに、後半に出てきた「マジック」の青年(20台前半か)が、いかにも場違い。スリッパ姿を見ただけで、マジックを観る気をなくす。ああいうものは、服装が大切。
- 中洲のつぼ八で懇談。N西夫妻とヴェトナム人のZ氏。こういう時期にヴェトナムの人と話をするのは何となくスリリングでよい。
- 11時過ぎバスで帰宅。
Friday, 14th of September 2001
- 某合衆国から何通かのメール。みんなショックを受けている。まだ返事がないところもいくつか。
- 頭痛。不調。二日酔い?
- とりあえず "NO TERRORISM"の張り紙を研究室のドアに。
- 一応、きっしーの端末でこの頁が読めないという不具合は解消したようだ。原因は不明。
- iMacのブラウザをNetscape6.1にする。いろいろ改善している。動作もやや軽快になった。
- 16階で、わかめうどん定食。最近、魚フライにタルタルソースが付くようになった。こういう細かい改善は大歓迎。KG先生と。何だか政治的な話。
- 夕方、某T帝国大学のN教授が来学される件で、S口氏と相談。ちょうど、某大規模学会と重なっていて、場所の確保に大わらわ。
- DOMKE F803(sand)をインターネットで注文。今後のデフォルトになって欲しいという期待。
- そういえば、同メーカーのOutPack(定価38,000円、実売3万円前後)が、某物欲店の中古コーナーに8,000円ほどであったな。むむむ。必要ないのに欲しいというのは困りもの。
Saturday, 15th of September 2001
- 町内廃品回収で車出し。
- マイカルってニチイのことなのね。Vivreってニチイだったのね。それにしてもこれで株価が上がるとは。
- 今日は祝日なのに、多くの人が大学に出てきているようだ。
(注) ボタンを押してもなんの意味もありません。
- 何かをインストールしたときに知らないうちにインストールされたと見られるソフトを起動すると、どうやらインターネットラジオのようなものらしい。これはいい。Old Rockとかの番組を流していると、BostonだのCreamだのBob Dylanだの、猛烈に懐かしい曲が次々と。
- 比較的快調に原稿書き。
- ここに書けないくらい基本的なことがわからなくなって、あれこれ調べる。なんだか根本的な誤解をしていたみたい。公衆の面前で露呈しなくてよかった。
- CNNなどでテロのニュースの続報。
Sunday, 16th of September 2001
- いい天気。
- 息子は友人家族と北九州のスペースワールドへ。
- 残された(?)家族は、娘の友人を誘って、油山簡易ハイキング。油山市民の森の駐車場まで車で行き、そこから、油山もーもーらんどまで歩く。そこで、娘の友人の両親と合流。天気が最高。お弁当を食べたり、馬に乗ったり、牛の赤ちゃんを見たり。
- 某バッグが宅配便で届く。やや小さすぎたか。今後に期待。
- 息子は9時半ごろに帰宅。絶叫マシンに乗りまくったらしい。私はエレベーターでも恐いのに、だれに似たのだ。
- オランダサッカーの小野の試合を観ていたら、すぐに怪我をして交代。期待しているだけに無念。
- 光学の勉強。
Monday, 17th of September 2001
- 雲量ゼロ。文句なしの快晴。
- ほう。明日から授業か。時間は淡々と流れていくのう。
- 某アメリカ市民の友人に返事を書こうと思うのだが、「恐くて家に閉じこもってニュースばかり見てふるえている」という人に、何と言えばいいのだろう。日本にいて一番わからないのは、たぶん、この恐怖感。
- 昼食券をいただく。ほうれん草と豚肉の炒め物定食を食べる。
- 投資対象として、神戸三宮のマンションを買いませんかという電話がかかってくる。ご苦労なことである。ダイアル・インになったら、この手の電話が増えるんだろうな。
- 先日の名古屋出張のお土産に、守口漬けと一緒に「山牛蒡のみそ漬け」を買ったのだが、食べ方がわからない。そのまま食べると塩辛すぎると思うのだが、何か秘策でもあるのだろうか。
- 引き続き原稿。何か話が逸れているような気が。
Tuesday, 18th of September 2001
- 今日も晴れ。高層雲がかかっているが、いい天気。
- 授業開始。でもあまり元気が出ない。授業用のプリントをあれこれと準備。
- やはり、今回のテロについてしゃべらないといけないと思って(「しゃべらない」ということも、一つの意思表示になるので)、いろいろしゃべったのだが、しゃべっているうちに気が滅入る。
- 「すべての学生には快適に授業を受ける権利がある。私語などでクラスの雰囲気を乱す学生は我々の敵なので一致団結して戦おう。」と口走ってしまったのは、やはりCNNやNBCの見過ぎか。
- 本棚を片づけていると、数年前に買って、そのまま忘れていたPCMCIAのイーサネットカードが出てくる。これはうれしい。最近使われていない自宅のノートパソコンを持ってきて、LANにつなごう。(つないでどうする)
- 例の「山牛蒡の味噌漬け」だが、割と大きめに切って、歯ごたえを楽しむようにして食べれば美味であることに気付く。最初、塩辛いので、小さく切っていたのがまちがいだったのかも。
- 深夜、一年ほど前に故障したAPSカメラ(Fuji Epion 400Z)をいじっていたら(おいおい)、何かの拍子に治ってしまう。フィルム室の蓋が変だったのだが、何事もなかったかのように。何か得した気分。
Wednesday, 19th of September 2001
- クーラーなしで過ごせるんだけど、何となく汗ばむ感じ。
- 原稿書き。今さらながら、体調的に、書く時期と読む時期があると感じる。
- 会議。
- 会議の後、不快なことがあったのだが、その不快さを説明するのが不快なので言わない。くそー。ここにこう書くのも不快だ。ちょっとは考えてモノを言ってくださいよ。>某教授
Thursday, 20th of September 2001
- 天気はいいのだけどやっぱり湿度が高い気がする。
- ange-ftpで、直接編集をしてみるテスト。やっぱり、編集してアップロードするより簡単。
- ノートパソコンにTurbo Linuxをインストールする誘惑に必死で耐えながら原稿。
- 研究室ドアの張り紙を"No Terrorism"から"No Terrorism<br>No War"に変更。
- [ちょと弱気になったのでコメントアウトしました (9/22)][弱気になる必要もないと思い直してやっぱりコメントアウトを外しました。(9/26)]
ちょっともう我慢ならんので書いておくが、どうも日本社会では、通風というのは、「みんなで馬鹿にしてもいい病気」あるいは「みんなで楽しんでいい病気」と了解されているようだ。こう会う人ごとに、「足は大丈夫?」とか「イヤー、通風ってのは、贅沢病というわけじゃないみたいだねー」とか言われると、何だか絶望的な気分になってくる。「もういいや。どうせ、ここはこういうところだから」という感じ。病気というのは、何でもそうだと思うが、人には知られたくないもの、隠しておきたいものだろう。通風の人は、病院通って薬を飲んだり、節制したり、痛みの恐怖におびえたり、それぞれ病気と闘っているのだ。それがわからずに、腎臓病の人に、「腎臓の具合はいかがですか?」とか「今週はいつ透析に行くんですか?」とか聞いたり、糖尿病の人に「最近、検査値はどうですか?」とか、みんながいる場所で「いやー、糖尿病ってのは、甘いものの食べ過ぎってわけじゃないんだねー」とか言うやつは馬鹿である。馬鹿と言って悪ければ、人権意識の未熟な未開人である。あー。ぜんぜんすっきりしないぞ。
Friday, 21st of September 2001
- 今日は昼から授業が3つ。全部ゼミ形式だからいいんだけど。
- 秋の某学会で、私の発表の司会者が決まったので事前に連絡をとって打ち合わせなんかをしておいてください、という連絡が事務局から。こういう丁寧な連絡があったのは初めて。
- 福岡-千歳間は、一日4便しかないことが判明。片道4時間弱か。
- クーラーを入れなくてもいいくらいの気温のはずなのに、なぜか暑い。湿度の問題か。
- おっともう授業に行かないと。
- 3コマ終了。さすがに、ゼミ形式とは言え、3コマ連続は忙しい。
- 2年生ゼミは、発表の割当などを決める。あと、テロの話など。
- ゼミナールFUKUOKA21「宗教と哲学」ゼミは、昨年からのリピーターが4名、新しい人が5名。昨年は、某新興宗教信者の方がいたが、今年は「霊能者」がいる。ちょっと恐いが刺激的。
- ラテン語。出席者が少ないので、準備した復習プリントは宿題にして、あと、テロの話。
- たしかに「チェーンメール」は防具の名前だよな。プレートメールとか、フルプレートメールになるとうれしい。(何の話だ)
Saturday, 22nd of September 2001
- 某集中講義のレポートの採点。出席者の約5倍の提出者数。文中に、授業に出ていたことを示唆する内容のものが、出席者の約2倍。ふむ。内容的には面白いレポートが多い。
- なんだかにわかに「国際法」という言葉が身辺を飛び回り始めた。危なっかしいからそういうのを振り回して欲しくないんだけど。この機会にちょっと勉強するか。
- なんてことにはならないで、やっぱり原稿の続き。
- 夕方から、久しぶりに福岡に来たSさんと飲む。同僚のS氏と3人で。赤坂駅近くの結構洒落た店。いつまでも若いつもりで突っ走っている人を見るのはそれなりにさわやか。だけど体は大切にしてください。
Sunday, 23rd of September 2001
- いい天気。午前中は、買い物。手芸店や本屋。やっぱり中東関係の本を買ってしまう。
- 昼食後、洗車。洗車にはベストのシーズン。
- ダイエーの試合を観ながらごろごろ。
- 夕方から、S社のO氏が福岡に立ち寄るので、出かける。なかなか会えなかったが、結局、二軒梯子して、充実した時間を過ごす。川端商店街の雰囲気もよい。いろいろ大変みたいだけど、頑張ってね。
Monday, 24th of September 2001
- こう天気がいいとじっとしてはいられない。ドライブがてら、昼食を食べに三瀬そばへ。少し盛りを過ぎた彼岸花がたくさん咲いている。秋の景色。
- 帰りも、まっすぐに帰らず、早良高校近くのアイスクリーム屋に立ち寄って、遠回りをして帰る。
- 遠回りしすぎて疲れる。ちょっと昼食のつもりが帰ると3時。
- 野球を観ながらソファーでうとうと。
Tuesday, 25th of September 2001
- 病院でいつもの薬をもらう。郵便局に寄って某成績表を送付。
- 夕方から授業2コマ。しかし、昼食を食べた時点でなぜかエネルギー切れ。その理由は、
- 読んでいる本がつまらなすぎる
- 読んでいる本が難しすぎる
- 昼食時にコーラなどを飲んでしまった
- 急に涼しくなったので体温管理がうまくいかない
- 授業からの心理的逃避
この中のどれかだと思うのだが。
- 頭が冴えてないのに熱弁してしまう。危険。テンションを無理に上げようとしてはいけない。
- 前期に比べて出席がかなり悪い。半分くらいか。
Wednesday, 26th of September 2001
- 天神経由。週末の某予定の準備など。
- 某物欲店で、Fujifilm Epion 1000 MRC TIARA ix Titaniumが実質7,000円で叩き売りされているのに遭遇し、反射的に購入。また必要ないものを...。しかし、この値段は何かの間違いじゃないのか? 単焦点のコンパクトAPSを狙っている人は、ビックカメラへ急げ。
- ツナパハで、スリランカカリー(リアルレッド)。今日はかなり辛く感じる。
- 会議一つ。いろいろ思ったこと。
- ESPというのは、ふつう、extrasensory perceptionのことじゃないの?
- とにかく和製英語の濫用は恥ずかしいからやめてください。
- 教授会も、目的別・能力別にしてくれないかな。
- インターラクティブ教授会(自由に質問や意見が言える。少人数精鋭会議。)
- ベーシック教授会(基本的なことがわかっていない教員向け。大人数でもよい。)
- リーディング&リスニング教授会(資料を読むのをただ聞いているだけ。computer assistedでもよい。)
やばそうなのでこのへんでやめる。
- 一応記録としてだけ書いておくと、某H教授は、今日も廊下で出会うと、私の足をしげしげと眺め、「足の方はもう大丈夫ですか?」と聞いた。今度聞かれたら、「先生の脂肪肝の具合はいかがですか?」と問い返すことにしよう。
Thursday, 27th of September 2001
- 愛用のインスタントコーヒーBlendyのガラスコップ付きお買い得セットを買うが、店を出てすぐに、コップを落として割ってしまう。引き返して店の人に謝る。そういえば、ここ数日手元がしっかりしない。
- 寝つきが悪かったり、精神的に、若干落ち着きがない気もする。カルシウムが不足しているのかもしれないと思いついて、グリコ「カルシウムの多い牛乳」を昼食用に購入。
- ずいぶん久しぶりに水泳。かる〜く500m。調べてみると6月4日以来だ。
- 昼前ごろから、調子が出てくる。天気が曇ってきたのも精神的によい。
- 久しぶりにWindows2000機のIE5.0でこのページを見たらなんか変なことに。ブラウザによっていろいろ仕様が違うのは困るなあ。
- 秋の中世哲学会(北海道大学)の予約。
- 11月9日(金) JAS961 11:00 - 13:10
- 札幌エクセルホテル東急 3泊
- 11月12日(月) JAS962 14:35 - 17:10
あいにく授業が5つも引っ掛かるが、やむを得まい。明日なき出張。
- 夜、最近文庫本を見つけたので購入した名作、中島義道『ウィーン愛憎』を再読。私も33才の時に将来を悲観して渡米したが、ウチの場合は、妻と子供二人を日本に残してだったから、完勝だな。と言うのは冗談。欧米社会で生きるために戦っている日本人のヒリヒリした実感をこうして書き留められているのがうらやましい。いろいろ思うこと多くて眠れず。カルシウム不足か。
Friday, 28th of September 2001
- このところ不眠の夜が続くが特に問題ない。
- で、今日は午後から3コマ。ふぅ
- まったく日本の役所はどうなっとるんじゃ。>狂牛病
- 今日の3コマは、ゼミ棟6階、A棟7階、ゼミ棟6階と移動するので、研究室に帰る暇が無い。肉体的にはきついが、それぞれ楽しい授業で助かっている。
- 3限ゼミ。Berkeleyで盛り上がる。
- 4限市民ゼミ。皆さん活発な発言。リピーターが半数いるので、和やかな雰囲気。
- 5限ラテン語。活用表に浸る快楽。
- このところ、携帯電話に、18kin@docomo.ne.jpから、迷惑メールが頻繁に入る。i-modeメニューから、指定受信拒否を設定してみる。
- ちょっと前に言及した「ういろ・ないろ」のことだが、某独逸語学科N田先生のところのリンク集で見つけた名古屋弁ページの情報によると、「ういろ」は、大須ういろのことであり、バリエーションとして「ないろ」があり、他方、「ういろう」は、青柳ういろうのことで、この場合、バリエーションは、有名な、「白・黒・抹茶・上がり・珈琲・柚子・桜」であるらしい。名古屋は深い。
Saturday, 29th of September 2001
- 某活動で柳川へ。高速を使えば、車で1時間半。
- 「鰻のせいろ蒸し」を初体験。鰻重を、さらに蒸したもののようだ。ご飯全体にタレが染み込んで、贅沢な味。
- 6時30頃帰宅。土曜日恒例の晩酌。戻りガツオの季節。
Sunday, 30th of September 2001
- 雨。時々激しく降る。
- 家族の買い物のために車出し。ダイエーに行くが混んでいる。
- イチローが年間最多安打新人記録を達成するところを観る。大した記録だけど、新人じゃないんだってば。
- 高橋尚子が世界最高タイムを出すところを観戦。予告して出すのがすごい。だけど、マラソンじゃなくてタイムトライアルみたい。35km過ぎ、ガードランナー(?)がいなくなったあとで、ずっと併走していたあの素人は誰なんだ。
- 長嶋監督の引退セレモニーを観る。あんなに盛り上げて。今日の甲子園での最終戦の立場はどうなるのでしょうか。まだシーズンが終わったわけでもないのに。
- スポーツニュースで、近鉄のローズが、意図的な四球によって勝負の機会を奪われたことを知る。「こんなことだから日本の野球はだめなんだ」という中村のコメントが西日本新聞に載っていたが、まったくその通り。「どうせアメリカに帰る選手だから」とはどういう意味だ。恥を知れ。王監督は指示していないことを強調する報道があったが、現場の責任者として、現場内に、そのような反倫理的行動が予想される場合、事前に阻止する責任があるのではないか。「勝負を避けろ、という指示は出さないように」という指示を、当該コーチにすべきではなかったのか。ますます日本の野球をまじめに見る気がしなくなった。ちゃんと批判しない日本の新聞/ニュースも。
- とりあえず、朝日新聞に抗議メールを送る。宛先はこちら。