午前中、ご近所の庭師さん(?)に来てもらって、いろいろと計画。
門の松をどうするかとか、築山を撤去して芝生にしようとか。
N富氏へ礼状。
ちょっとお勉強。
小学校の国際交流の一貫で、夏に一週間ほどホームステイを受け入れてくれないかという依頼。先日PTA会長を断ったところなので、断りにくい。11,2才ということで、別にいいんだけど、ぶっとんだ西海岸のお嬢ちゃんだったら困るなぁ。どうしよう。
昼から大学へ。いきなり用事が山積み。こつこつと片付ける。
おっと、某補助金の申請書を出すのを忘れていた。
S口氏によれば、「土曜日〆切ということは、月曜日の朝に出してもいいとい
うことだ」。ほんとか。
最近、靴の裏にフンがついていることが多い。今日も付いていて、部屋中にか
ぐわしい香りが。何でかなぁ。どこで踏むんだろ。
これからテンションを上げて原稿に向かう(つもり)。
Monday, 4th of March 2002
今日は大学へ。
例の、土曜〆切の申請書だが、電話で確認すると、今日中ならいいとのこと。
やはり、S口氏の解釈は正しかった。
ということで、さっそく申請書を書いて出す。
昨日、一昨日と、晩酌して8時間ほどぐっすり眠ったので、今日は極めて快調。
やはり、睡眠時間が大切か。睡眠不足が、体調に如実に反映するお年頃。
快調な時から考えると、日頃の自分の体調のデフォルト値が、ずいぶん狂って
いることがわかる。今朝なんか、目覚まし時計のスイッチを止めるときに、
「ポンッ」と、既に手が弾んでいた。
単に、躁鬱気質のサイクルの問題って?
そうかも知れない。
久々に、太陽神広間お値打ちパン屋のサンドイッチで昼食。満足
I隈教授からSOS。受信したメールが文字化けしているとか。
どうやらEudora-Jで、添付ファイル付きメールを受け取ったらしい。
居留守をしてお仕事。しかし発見されて、某教務関係打ち合わせ。
Operaっつーブラウザをインストールしてみる。
最速のブラウザつー触れ込みだが、たしかに速い気はする。
なんか、デフォルトでは日本語の表示が変だけど。
Tuesday, 5th of March 2002
今日も快調。目覚めがさわやか。
私は低血圧じゃなかったっけ?
例のホストファミリーの件だが、あまり断り続けるのもマズイので、
引き受けることに。しかし、引き受けたとたん、「申込書」という
ものが届く。
「あなたが、ホストファミリーになりたいと思った理由は何ですか」
とか、「申込書を出した人全員が、ホストファミリーになれるわけでは
ありません」とかゆー文面が続く。
こういうのが問題なんだよな。
困っているから、お願いします、と言われて、それじゃあ一肌脱ぎま
しょう、と引き受けたら、「やる気を見せろ」と言われた感じ。
これに限らず、PTAとか、子供会とか、歪んでいるところが多い。
やらないといけない行事が多くて、人集めにみんな苦労している。
だけど、「人集めに苦労した」ということは、表沙汰にしては
いけないことで、あくまでも建前は「自発的に参加しています!」
ということでないといけない。
あーやだやだ。
とかブツブツ言いながら、英作文は私の担当だから、けっこう
ハイテンションで書いてしまう。「ハーイ、私たちはみんな、この
プログラムに参加できるので興奮しています。一緒に楽しい思い出を
つくろう!」てな感じ。とほほ
大学に出てくると、組合の臨時大会の案内が届いている。
私って、代議員でしたっけ?
念のため、組合に問い合わせると、たしかに、私は代議員だと言われる。
うーむ。引き受けた覚えはないのに。
誰かの陰謀か、それとも、いよいよ呆けてきたのか。
原稿の方は、大幅に書き直し中。大丈夫なのか?
何となく、過去10年ほどの自分の人生について、反省中。
男子三日会わざれば刮目して見るべし。
I上先生に、「久しぶり。最近見ないね」と言われる。「そ、そうでもないん
ですけどぉ」と逃げる。ううむ。刮目して見られているかも。
久々に、本当に久々に、水泳。20分ほど、400mゆっくりと泳ぐ。
考えてみれば、昨年の今ごろは、毎日1000m以上泳いでいたのだから、体を悪
くするのも当然ですね。
こういうふうに、<hr>を多用するスタイルはいかがなものでしょうか。
Wednesday, 6th of March 2002
奥さんは、友人との天ブラに出かける。
私は部屋で本を読んでいる。
論文の構想をしたり。今ごろ構想をしていて大丈夫なのか?
司馬遼太郎『梟の城』読了。あー面白かった。この人の100分の1でも漢字を知っ
ていたらなぁと溜息。
などと家で本を読んでいる場合じゃないんだけど。
昼は、「とらや」ラーメンに一人で。一人で食べても美味い。
忍者ものを読了した直後なので、ちょっと古いジャケットを羽織って、ちょっ
と老けたおじさんに変装してみる。全く地でいけることに気付いて興醒め。
市民センターゼミの修了式なるものに出席。
そのあと、16階で、謝恩会。挨拶が回ってくる直前まで、T村さんが持ち込ん
だオリンパスの古いカメラの話をしていて、少々焦る。
来年は、このゼミが打ちきりになるということで、受講生から、中途半端だと
いう声が続々。私も消化不良の所があるので、ボランティアで自主ゼミを開講
することにする。一コマ分増えることになるが、広い意味の気分転換というこ
とで、いいだろう。
瑕疵担保責任について、調べもの。
Thursday, 7th of March 2002
瑕疵担保責任に関する交渉開始。
不動産屋も、契約終了後のことだから、あまり力が入ってない。
どうかすると、こちらも、あまり気が向かない。しかし、契約内容に関するこ
とは、きっちりやっとかないと、あとでトラブルになるのがいやだし。
N西先生は、無事、ヴェトナムから帰国したようだ。いきなり雑務に追われて
いるのが可哀想。
水泳800m。やはり、半年ほどサボっていたので、800mで既に疲れる。自然に続
けられる適度な運動、という意味では、徒歩通勤がいいのだろうが、最近は花
粉が飛んでいるし。
基本文献を今ごろ読み直したり、大幅な書き直しをしたり、いやはや、優雅な
もんです。(いいのか)
昼食は、次郎丸のサッポロラーメンへ。福岡に来て、不満なことの一つは、ラー
メンの種類が少ないこと。どこへ行っても、とんこつラーメン。たしかに、店
によって微妙な違いがあって、それはそれで面白いのだが、たまには、味噌ラー
メンとか、塩ラーメンとか、食べてみたくなる。その、とんこつ以外のラーメ
ンが食べられる、数少ない(私が知っている範囲で)店。高校時代によく食べた、
懐かしい味噌ラーメン大盛りを堪能する。げっぷ
週末はよろしくお願いします。
赴任当初、「おはようございます」という私の挨拶に対して、「はい」と答え
たがために、私の中で人間扱いされていない某教授と、ばったり共同研究室の
入り口で出会う。軽く会釈して通り過ぎようとすると、大きな咳払いを食らわ
される。まぁ、人間扱いしてないから、犬に吠えられたようなものだけれど、
人間の姿をした犬というのもいやなものだ。
Friday, 8th of March 2002
昨夜は、朝4時頃に、近所の物音で目が覚める。寝ていたので、何の物音か、
正確にはわからないが、あとでいろんな状況から考えると、にぎやかに喋りな
がら、車のドアを何度も開け閉めする音だった気がする。
どうやら、近所で唯一問題の、例の若者の仕業らしい。
中島義道氏などによれば、こういうとき、ヨーロッパ人なら、面と向かって抗
議するか、あからさまな嫌がらせをするか、とにかく直接対決するそうだが、
もちろん私は日本人なので、そういうことはしない。「ま、慣れの問題だな」
とか言い聞かせて、自らの精神修養の領域に取り込もうとする。なんと崇高な
民族なのだ。
崇高すぎて眠いぞ今日は。
午前中、自宅で原稿に向かう。筆が進む。気が付くと、まだ結論部にも入って
ないのに、規定量の1.5倍を越えようとしている。どうしよう。「連載」とか、
ダメだよなぁ。
書いている途中、近所を回るセールス(募金?)の声。居留守を決め込む。チャ
イムが鳴るたびに、部屋の中で、「居留守だよ」とつぶやくお人好しの私。
約1時間後、腹が減ったので、くらし館で弁当でも買おうと家を出る。奥さん
は今日はお仕事で家にいない。門を出てびっくり。居留守でやり過ごしたはず
のセールス嬢が、向かいの家の玄関先に座って弁当を食べている。ものす
ごく気まずい。「こんにちは〜」とか、双方複雑な気持ちで挨拶を交わす。
くそー。きっと、「勝った」と思ってるんだろうな。
くらし館で弁当を買って帰って、また玄関先で顔を合わせたらいやだな、と思
いながら歩いていると、このまま大学に行ってやれ、という思いが頭をもたげ
る。全くの散歩姿で大学に。ざまあみろ。(情けない)
いくつか片付ける仕事があったので、さっさとそれをやって、帰宅する予定。
こういう風に、純粋に、仕事場と勉強部屋を分けられたらいいんだけど。
例のホームステイの件で、オークランドの人が来ることに決まったみたい。あー
やっぱり西海岸の爆裂姉ちゃんか。(って決めつけてもいけないが)
Saturday, 9th of March 2002
昨夜も、朝4時に、大きな物音で目が覚める。
今度は、何かが落ちたような音。起きて確認に行くべきかどうか、迷いながら
布団の中で小一時間ほど悶々とする。
朝起きて確認すると、どうやら、玄関の靴箱の上に置いていた、スイレンの鉢
が落下した模様。なんだ悶々として損した。
午前中、某スクール。新しく入ったK氏の実力に、みんなタジタジ。
天ブラしたいが、用事があるのでまっすぐ帰宅。
某庭師さんと、相談。見積額に腰を抜かす。ううむ。まいりました。
夜は、某会合の予定。
本web頁愛読者の集い(笑)で歓談。久しぶりに(と言うと角が立つか)、新鮮な
話題で楽しゅうございました。今後ともよろしくお願いします。
久しぶりにあの店(W屋)に行ったけど、やはり、満足度が高い。あ。そうだ。
集金もしないと。(笑)
1時半頃歩いて帰宅。
自転車で帰ったW邊さんは、無事だったのだろうか。ちょっと心配。
Sunday, 10th of March 2002
ぽかぽか春の日。
悲願の、「暖かい春の日、陽当たりのいい縁側に寝転がって内田百けんの随筆
でも読む」ということを実行。隣で、奥さんと娘が雛人形の片付けとかをして
いる。うーむ。絵に描いたように典型的な日常。こんなに典型的でいいのだろ
うかと不安になる。
昼はラーメン。これも典型的。
午後、何もすることがないので娘をつれて本屋へ行く。また司馬遼太郎を買っ
てしまった。『夏草の賦』(上・下)
だらだらと読書。
日曜の夜の恒例、フェイエノールトの試合を観戦。小野が大活躍。しかし、あ
のループシュートは、ちょっと目を離したすきに、見逃してしまった。痛恨。
試合後の英語のインタビューの受け答えが微笑ましい。
Monday, 11th of March 2002
庭のことだが、やはり、思う存分やってもらうことにする。
支払は年末でいいというので思わず。
しかし、考えてみると、年末は必ずやってくる。どうするのだ。
家にいると、某坂田利夫激似政治家の証人喚問をだらだらと観てしまいそうな
ので、大学に出てくる。
居留守を決め込んでいるのに、某C学部のF氏の襲撃を受ける。なんで!?
肥大化した原稿をどうするか。とりあえず、肥大化には目をつむって、書くべ
き所を全部書き切った上で考えるという方針を採ることにする。
なんと、最新の原稿ファイルが、自宅のノートパソコンにあることが判明。や
はり、ファイル管理をちゃんとやらないと。しょうがないから今から帰宅。
ばいびー(軽薄)
Wednesday, 13th of March 2002
ぬおおお
二日休んでいたら、猛烈に忙しいぞ。
今からパン屋に走る。
ぬおおお
正午から4時まで会議の連続。
来年度の、学科の係がほぼ決まったのだけど、私は6つの係になり、堂々の一
位獲得、って喜んでいる場合じゃない。
会議のあと、某配布文書作成。ぜいぜい
Thursday, 14th of March 2002
雨だけど暖かい。
明日が15回目の結婚記念日なのだけど、折悪しく仕事が入っているので、
一日繰り上げて行動。
大体、結婚記念日は、毎年、デパートで何か記念のものを買って、
レストランで昼食を食べるのが恒例。
今回も、先例に倣う。
最近、某巴里で一つ星を獲得したことで話題になった、博多リバレイン
六階にある某レストランで、普通の昼食コース。
さすがお値打ち度はグンバツ(死後)。
スタッフもみんな興奮気味。料理も気合いが感じられる。
行くなら今ですよ。
気になることがあって大学へ。ううむ。かくも人の世は難しい。
昼からどんどん天気が悪くなる。
いかにも「低気圧ですよー」という感じ。
そうそう。
あの、庭のことは、やっぱり、少し待ってもらうことにした。
腰を抜かすほどの工事だから、それなりに心の準備というか、
それよりも財布の準備というか、とにかく時間が必要。
かくも人の世は難しい Part 2。疲労。
03/15 (金) 10:48 張り切っていこう
しばらく姿を消していた、例のオオゲジ君だが、今朝、車庫に行くと、今まで
とは全く別の場所に、元気な姿を見せる。
これまでとは明らかに動作の軽快さが違う。すらりと伸びた長い足をさわさわ
と動かし、車庫の壁面を軽やかに移動している。
光がいやなのか、明るくなると、積んである段ボールの中に身を隠そうとする。
これからは、段ボールを扱うときに注意が必要だ。
こう移動されては、落ち着いた日常が送れないので、「そろそろ、捕まえて、
山に逃がしてやらないかんなー」と私が言うと、「ウチのペットじゃきん、置
いといてやろう」と奥さんが言う。うー。おまえがウチのペットなのか。
今日は気が滅入る業務が目白押し。はりきっていこー。
Saturday, 16th of March 2002
朝から某活動で太宰府へ。
都府楼駅から政庁跡のあたりを歩く。
万葉の草花を使った料理で昼食。
夕方帰宅。
某送別会は、ちょっと時間が間に合わないので欠席。
なんか、淡々としてるな。
03/17 (日) 15:14 日曜日の日常
日曜日。雨の予報が晴れている。
娘は、子供会の行事で市民センターに出かける。映画鑑賞だそうだ。
私はヒマなので、いい加減に片付けてしまいたい原稿に向かう。
昼食後、日曜日の大学の研究室で、集中して仕事をしようと思って出てきたら、
なんと、研究棟が全館停電。電気が使えないということは、エレベーターも動
いていないということだし、パソコンも使えないし、しょうがないので引き返
す。
くらし館で、カンパチの刺身を買う。これは大当たり。最近、刺身があまりう
まく感じないので、体調が悪いのかと思っていたのだが、やはり、鮮度の問題
が大きい。魚を買うときは、その日の自分の目当てを決めていくのではなく、
店に出ているものの中から、一番鮮度の高いものを選ぶというのが、やはり鉄
則。
恒例、フェイエノールトの試合を観ながら晩酌。
Monday, 18th of March 2002
午前中、原稿。
何とか、結論部まで持っていくが、まだ枚数が多い。どうしようか。
ひとりで「とらや」。
某入試関係会議。基本的な方向を決める。
Windows2000で、Desktop Themesが使えることを知り、さっそく、自宅の
Windows98機からファイルを持ってくる。「ファイル名を指定して実行」から
themes と指定すると、例のデスクトップテーマのプログラムが起動する。あ
とは、テーマのファイルがある場所を指定してやるだけ。これはいい。
Tuesday, 19th of March 2002
原稿に、ほぼ見切りを付けて、あとは欧文要旨。600wordsというのは、案外量
があるので、苦労する。
欧文要旨というものに対して、今まで、こんなものを付けたって、外国人が読
むわけじゃないし、全く無駄なことだと思っていたが、要するにこれは、自分
が日本語で書いた論文が、いかに内容空疎であるかということを、欧文で要約
させることによって、身に染みてわからせようという、先人たちの深い知恵で
あることに気付く。
あー空しい。
空しいので、子供たちと、ファイナルファンタジー9のチョコボを進化させた
りして遊ぶ。やっと空を飛べるようになったぞ。
空しい。
Wednesday, 20th of March 2002
いい天気だな〜
だけど、なんだか起きると腹が立っている。何に腹を立てているのかは不明。
とりあえず、カルシウム不足が考えられるので、カルシウム剤を多めに摂取。
あと牛乳をごくごく。
午前中、銀行と郵便局を回って、住宅購入で乱れていた我が家の財政状態を整
理。ようやく、現在手元にいくらあるのかがわかってきた。(おいおい)
昼飯、N西先生と久々にマルキンらーめん。ここは麺が美味い。
道中、お互いに近況報告。まー、みんな仲良くやってください。
YAMADA電気で、いろいろと調査。
研究班の文書を作って班長に提出。
今日はソフトボールをして遊ぶ予定。
だったのだが、予定外の用事が入って、ソフトボールには行けず。
W邊さんごめんなさい。
Thursday, 21st of March 2002
お彼岸中日
なんだか猛烈な天気。
明け方は、雨交じりの突風。午後は、今まで見たこともないような黄砂。
敏感な人は、傘を差して歩いている。
原稿を仕上げないといけないのだが、天候が妙なので自重する。(なんで)
ダイエーへ買い物。娘とドムドムハンバーガーで昼食。
午後、奥さんが車の練習をしたいと言いだしたので、近所をぐるぐる走る。最
後に大学まで運転してきて、誰もいない駐車場で車庫入れの練習。満足してい
ただけたでしょうか?
夕方から、某学会運営会議という建前の飲み会。
あまり行かない店に連れて行ってもらい、テンションが高まる。
二次会のバーは、シングルモルトがたくさんあって大満足。某M幻よりも、数
は少ないが、安い。ちょくちょく行くことにしよう。飲んだのは、
1. グレン・モーレンジ
2. ボウモア
3. マッカラン
やっぱりシングルモルトは豊かな気分になるのう。
三次会のイタリア料理点で、某レストランのボーイの人に出くわす。やはり、
ああいう人は、仕事が終わってもレストランで食事をするのね。妙に感心。
12時過ぎに帰宅。やや飲み過ぎ。
タクシー代は1000円でした。>きっしー
Friday, 22nd of March 2002
モルトウイスキーというのは、神経を鋭敏にする効果があるのだろうか。いつ
になく、テンションが高い。
最近は、大局的に見れば、ウツ傾向のはずなのに。
フォーダム大で一緒だった、マシュース
(下から二番目の写真)からメールが来る。結婚して、職も見つけたようだ。
めでたや。
そういえば、同じ大学にいる某H田氏からも、娘が産まれたというメールが来
てたな。なんだか、めでたいこと続きだ。
関係ないが、うかうかしていると、もう今年は桜が終わってしまうぞ。
どこかに、花見の企画はありませんか?
S口氏から、原稿のコメントをいただく。話をしているうちに、重大なバグを、
結論部に見つける。しーらないっと。
Saturday, 23rd of March 2002
家族は、子供会の企画で、ハウステンボスへ行く。
私は仕事があるし、テーマパークはあまり好きじゃないので、大学に出てお勉強。
S口氏から再度原稿へのコメントをいただく。いろいろ考えないといけないこ
とが膨らんできているが、今回は時間切れなので、ある程度のところでまとめ
てしまうことに。
たまたま家の本棚にあった、松本清張の初期短編小説を読む。以前あまり面白
くなかったものが、新鮮。「或る『小倉日記』伝」なんて、泣ける泣ける。
Sunday, 24th of March 2002
ウチは炬燵ではなくホットカーペット派なのだが、昨夜、3年ほど使っただけ
のホットカーペット様が、突然お亡くなりになる。どうしても電源が入らない。
理不尽なものを感じつつ、しょうがないので、新しくできた観光道路沿いの
YAMADA電気に行って、新しいのを買う。1万5千円ほどの出費。
しかし、これまでのに比べ、格段に気持ちがいい。2畳だったのが3畳になった
し、カーペットカバーも、ふかふかして暖かい。
というわけで、午後は、新しいホットカーペットを堪能すべく、ごろ寝。
しかし、ごろ寝しながら何をしていたかというと、今ごろ、『リング』『らせ
ん』を読んでいた。情けない。今さら感想を書くのも間が抜けているが、まー、
たしかに、半日で2冊を一気に読ませるんだから、すごいのでしょう。だけど
何か読んだあとが空しい。なんでなんだろ。ものすごく話のうまい人の自慢話
を延々と聞いたあとの空しさに似ているかも。
空しいので松本清張の短編を読む。
なんか、最近、小説ばっかり読んでいるな。ヒマなのかな。
今夜は小野の試合がないと思っていたら、11時過ぎからやっている。GAORAが
オランダサッカーを放送してくれるのは有り難いが、放送予定がくるくる変わ
るのには閉口。
Monday, 25th of March 2002
今日は卒業式のようだ。しかしこうして見ると、女性の華やかさに比べて、男
性の単調さはどうだ。遠くから見たらみんな同じスーツに見える。
もうちょっと、みんな、いろんな服装をした方がいいんじゃない?
みんな同じ細めの黒いスーツ。流行歌手じゃないんだから。
二ヶ月前の門扉工事の請求書が今ごろ来る。まあ呑気なもんですな。学内のF
岡Cティ銀行のATMから振り込む。
もういい加減原稿を仕上げてやる。別にすねているわけじゃないんだけど。
この春休み、つらつら考えていたことが、ようやく言葉になってくる。手元の
メモに書き付ける。
ああもう桜がダメになってしまいそう。咲いてから天候が悪かったので、痛ん
でいる花が多い。
子供たちは春休みに突入。「春休みの計画を立てないとね」と娘に言うと、
「春休みは計画を立てないで過ごす」ときっぱり言われる。それはそれで計画
的な過ごし方だと納得。
執筆要項を見ていると、「原稿はテキストファイルで提出してください。書式
はA4で、34字×28行、云々」と書いてある。この場合、「テキストファイル」
とはどういう意味かと考える。
私が理解している「テキストファイル」というのは、文字コード以外を含まな
いファイルのことで、たぶんこれが普通の意味だと思うのだが、このファイル
には、用紙の指定はないし、一行の文字数や一頁の行数の指定もない。
だけど、この要項では、テキストファイルであり、なおかつ、用紙はA4とか、
文字数や行数の指定もなされている。どうすりゃいいんだ。
要するに、ワープロの文書ファイルのことかな?
だけど、マイナーなワープロのファイルじゃダメなんだろうな。やっぱり。
このあたりの用語を統一してほしいぞ。つーか、「テキストファイル」という
言葉が、ずいぶん以前から、かなりいい加減に使われているような気がする。
Tuesday, 26th of March 2002
昨日、某雑誌原稿を郵送したので、今日は休養に当てる。
なんて計画的なんだ。
午前中、奥さんの送り迎え。
娘と図書館。
「ちょっとは本も読まないと、ぱーになるぞ」
という父親の叱責に発憤して、5冊ほど借りたようだ。
しかし、その中の2冊は、小学校低学年向けの大きな活字の本。やるな。
赤瀬川原平『老人力』を今ごろ借りて読む。
トマソンや路上観察もそうだけど、着眼点や対象と言うよりも、これは、文章
がいいんだよね。
あ。ちょっと用事。中断してあとから書きます。
中断したので、何を書こうと思っていたのか忘れてしまった。
やれやれ
Wednesday, 27th of March 2002
成績発表の日。
ゼミのクラス分けを午後から。
Sさんと二人の作業なのだが、Sさんがベテランなのに対し、私は初めて。作業
が始まる前に、「今日は何時に終わりますか」と聞くと、「まぁ、4時くらい
じゃない?」と言われたので、そのつもりで予定を組む。
しかし、実際に作業が終了したのが、翌日の5時。
なかなか作業がはかどらないので、いらいらする。
いらいらいしていると、家から電話。
娘が、嘔吐、発熱しているという。
急遽帰宅して、車で病院へ。
病院から帰って、すぐにバスに飛び乗って、某旧友に会うために博多駅へ。合
流した、某先輩および後輩と4人で、2時間ほど話。
なんだか、嵐のような一日。
Thursday, 28th of March 2002
クラス分け作業の続き。今日は3年生。
午前中、科目登録のことで、ちょっとしたトラブル。
なんとか、学生の希望通りにして切り抜ける。
昼はとらやラーメン。
午後もクラス分け作業。
途中、博多駅へ、田舎の両親の出迎え。今日からウチで2泊の予定。
ウチへ連れてきて、すぐまた大学へ。作業の続き。
終わったのが5時半頃。
当初の、「作業時間2時間」というのは、大幅に修正する必要がある。実質、
「作業時間2日」である。
Friday, 29th of March 2002
両親が来て2日目。
あいにくの雨。それに風も。
おまけに娘の体調が今ひとつ。微熱があり、下痢気味。
午前中、傘を差して、近所を散歩。
片江中央公園に行くと、予想以上に桜がきれい。
雨なので花見客もいないし。
小一時間ほどぶらぶらと散歩する。
昼飯は、息子と両親と4人で、「とらや」ラーメン。
博多の豚骨ラーメンが食べたいというリクエストにこたえて。
晴れていたら、吉野ヶ里遺跡か、もしくは、唐津経由で呼子あたりへ行こうと
思っていたのだが、計画は中止。
櫛田神社あたりで、博多の学習をすることにする。
山笠の前で記念撮影をしたり、資料館や町屋記念館で、博多について学習したり。
土産物売り場で、昔の駄菓子や、おもちゃを買う。
一番気に入ったのは、「妖怪けむり」。
紙に付いた粘着性の物質を指に付けて、その指を閉じたり開いたりすると、あ〜
ら不思議、指の間から煙がもくもく。なつかしい。
あまりになつかしいので、部屋の中で、もくもくと煙を出現させて、奥さんの
叱責を食らう。たしかに、煙と見えるのは、何か、粘着性の物質のカスのよう
なものであり、大人の目から見ると、「ゴミ」「ホコリ」のたぐいである。こ
ういうものを部屋にまき散らしてはいけない。しかし、子供の目から見ると、
それは世にも不思議な「妖怪けむり」なのである。
くらし館へ買い物。いいカンパチが出ているので、2人前を3パック購入して、
6人で食べる。実に美味。
Saturday, 30th of March 2002
二泊三日の福岡滞在も、今日が最終日。
いい天気なので、今年の最後の桜を見に、舞鶴公園へ。
午前中に出て、平和台陸上競技場近くの駐車場に止める。この近辺では、ここ
が一番安いような気がする。
天守閣跡の周辺の桜は、葉が出始めているとはいえ、まだまだ花がきれい。午
前中なので、やかましい宴会も始まっていない。十分に堪能する。
ぶらぶらと歩いて、大濠公園へ。天気がいいので気持ちがよい。
ここ二三日不調だった娘も、すっかり回復して、ローラーブレイドに乗って、
池の周りを調子よく走り回る。
しかし、病み上がりで急に運動をしたので、筋肉痛を起こす。結局、大半の行
程を、重いローラーブレイドを持って移動する羽目に陥る。
昼食は、NHKの社員食堂(?)のレストランへ。
今日の日替ランチは、揚げ焼きそば。この、揚げ焼きそばというのは、この近
辺で呼称が安定していない料理の一つ。ベビーラーメンを細くして良質にした
ようなものに、中華丼の具のようなものがかかっている、お馴染みの料理だが、
これを何と呼ぶか。長崎では、「皿うどん」と呼ぶと思う。福岡では、ここの
ように、「揚げ焼きそば」と呼ぶことが多いが、単に、「焼きそば」で済ませ
るところもあるようだ。その場合には、通常の、柔らかい麺にソースで味を付
けた焼きそばは、「ソース焼きそば」と呼ぶことが多い。
混乱するのは、「皿うどん」という呼称で、長崎チャンポンの麺に、八宝菜の
具を乗せたものを言うことがあることだ。もう一つ、「焼きうどん」というの
があって、これは、「うどん」を、いろんな野菜と炒めたものだと思うが、疲
れていると、「焼きうどん」のつもりで「皿うどん」と言ってしまうことがあ
る。
ともかく、このあたりの呼称を統一しないと、将来大変なことにならないとも
限らない、というのは嘘である。
何の話だったっけ。そうそう。昼食は、NHKの社員食堂(?)で済ませ、博多駅へ。
無事に、新幹線乗り場まで送り届ける。
帰りの車の中では、皆が爆睡。
私もやや眠いが、ちょっと気になる用事があるので大学へ。
こっそり居留守を使って仕事中。
というわけで、返事は少し待ってください。> T.S.他
Sunday, 31st of March 2002
日曜日。
最近、ばたばたと忙しかったので、完全休養。
娘は、風邪も治って、友達とタケノコ採りに出かける。
そういえば、大きな柔らかいタケノコを、「これは高級品だ」と言いながら食
べる夢を見る。高級なタケノコ食べたい。
日曜日の午前の定番、洗車。新しい家での洗車の要領も、ずいぶん慣れてきた。
洗車しながら、近所の人と、挨拶や世間話。
「日曜日の午前中に洗車している人」というのは、世間的に、落ち着きがいい
のだろう。ご近所さんも、気楽に声をかけてくれる。
この「落ち着きのよさ」というのは、しかし、個人的には、何となく落ち着か
ない。ここ20年ほどずっと、正体不明、職業不詳、という自己イメージで生き
てきたから。
最近、車社会への復帰に燃えている奥さんに付き合って、近所へ買い物。奥さ
んの運転する車の助手席に乗っているだけ。
午後は、陽当たりのいい居間に寝転がって読書。先日、博多町屋館へ行った影
響もあって、広田弘毅の話。
夜は、野球を観たり、フェイエノールトの試合を観たり。だらだら。