Memoranda Personalia 2005-12
Thursday, 8th of December 2005
- 組合の次期委員のことで少し。
- 某非常勤書類。
- 水泳1400m。クロール1,200+平200。
- ここ数ヶ月、泳ぐと頭痛がすることがある。これまでそういうことがなかったので、いろいろ怖いことも脳裏をかすめるが、自分としては「お肌の曲がり角」だと考えている。
- 再校。第3章終了。予定通り。
- 就職活動のことでSさん来訪。
- 「宗教学」2コマ。
- 紅葉書房の社長が来訪。
- 大銀杏で900円のワインを買って夕食時に飲んでみる。900円の味がした。
- 早めに就寝。
Friday, 9th of December 2005
- 再校第4章。
- パイドンの予習。
- I先生より来年度の非常勤について運営委員会を通過したと報告がある。
- 市民ゼミ。パイドンの山場。不死から不滅への議論がアヤシイという点で意見の一致を見る。
- TG先生と出会う。このメモを復活させるよう要望あり。
- 卒論指導読書会。形而上学2回目。見ただけで「いいなぁ」と思える絵があるように、それを知るだけで「いいなぁ」と思えるような知があるという話。
Saturday, 10th of December 2005
- 8時30分頃福大前発の地下鉄で空港へ。9時30分の飛行機で伊丹。
- 昼食は、四条河原町からちょっと裏に入ったところにあるマリーDというカレー専門店で牛頬肉カレー(美味)。
- 201番の市バスで東一条へ。バス停の名称が「東一条」から「京大正門前」という名前に変わっている。なぜ地名というものをこう記述的にするのが流行るのか。(もっとも、「東一条」という地名はもともと記述的だが)
- 14時から山田先生復活講演会@京大会館。昨年の日哲の折に名古屋でお見舞いに行ったときとは見違えるような回復ぶり。わしはうれしいです。
- しかし最前列で少し居眠りをしてしまった。この点は今後の反省材料である。
- 同会館の2階で懇親会。飲み物も食べ物もたっぷりあったような気がする。某先輩がワインを飲み過ぎてひっくり返っていたような気がするが気のせいだろう。
- 二次会は百万遍のオシャレな焼酎酒場。百万遍も変わったものだ。そのうちここも、「京大北口」とかいう記述的な地名になるんだろうか。
- 12時過ぎまで機嫌よく飲酒。三次会へのお誘いがあったような気がするが、最近お肌の曲がり角なので無理をせずあっさりホテルへ。
- 河原町松原まで、あまり混雑せず20分ほどで到着。不景気を実感する。
Sunday, 11th of December 2005
- 正午チェックアウトなので、午前中はだらだらする。
- 朝食バイキングは10階のレストラン。東山連峰が一望できる。「布団着て寝たる姿や東山」ってだれだったっけ?
- だらだらするにも限界があるので、正午を待たずにチェックアウト。
- このあたり、アルバイトなどで懐かしい地域なので、あてもなく裏通りを散策。
- 四条烏丸の十字屋に行くと移転している。くやしいので臨時店舗まで行ってフルトヴェングラーを2枚購入。この買い物の必然性については再考の余地あり。
- よせばいいのに昼飯はまたカレー。普通に四条河原町のCoCo壱番屋へ。美味しいと感じるのが困りもの。
- 早めに空港へ。師匠の元気な姿を確認して今度の出張はなんとなく幸せな気分だったせいか、疲れが素直に噴出している。空港の待合い席で午睡。
- 6時過ぎに帰宅。お土産の八つ橋(生&焼いたもの)および京漬物二種類(千枚漬け&柴漬け)を家族で。千枚漬けは旬なのでとくにうまい。
- 軽く晩酌して早々に寝る。
Monday, 12th of December 2005
- 雪が舞っている。
- 午前中、宗教哲学入門の準備。「移植の謎」は解決(か)。
- 古勉を流しているが、いいじゃない。すごくいいぞ。
- 「移植の謎」は解決したと思ったが、もう少し考える余地がありそうだ。
- 中国人留学生が大学院の相談に来る。「aに興味があるならば、aに関連する重要な固有名詞を少なくとも一つあげることができる」という私が真だとみなしている条件文を使って対応。早々にお引き取りいただく。
- いかんなぁ。やっぱりこういうメモは書くのが楽しいので時間を使ってしまう。
- アレク・フィッシャー著、岩崎豪人他訳『クリティカル・シンキング入門』(ナカニシヤ出版)が届く。
- 教養ゼミ。「発言した人は別のだれかを指名して発言を終える」というルールを試してみる。
- 古勉で夜勉。25時まで。
Tuesday, 13th of December 2005
- 学部ゼミ。みーんみーん。Nozickと格闘。
- 水泳。火曜は短く1,000m。クロールの腕の動きを変えてみる。以前に見た萩智のビデオを思い出して、まずは横方向へ、その後、内から外へ、という動きにするとびゅんびゅん進んで(主観的感覚)気持ちよい。
- N西先生の研究室からFTPが使えないという謎と格闘。
- ラテン語は絶対的奪格。ablative absoluteってカッコイイと思わないか?
- 最低の再校。元原稿にあった強調部分が初校段階で全部抜け落ちたので、もういちど手作業で全部拾うという作業。元原稿の私の苦労は水泡に帰したわけだ。
- 某入学前指導返信着。
- メモ再開。
- なにかあったのですか?
- べつに。
- いやになったらやめるのが原則ですよね。
- そうです。
- やめたのになぜまたやってるのですか?
- やっぱり記録するのが楽しいからです。
- やめてよかったと感じることはありましたか?
- けっこういっぱいありましたよ。
- たとえば?
- ちょっと声が大きくなります。現実世界での表現意欲が強くなるというか。
- だったらやっぱりやめといたらどうですか?
- それはそうですね。
- はっはっは
- 再校。6章までイタリックのチェック終了。こんなことばかりしてていいのかという気持ちがふとよぎる。
- 24時過ぎまで。BGMは古勉のブラームス。ちょっと濃すぎて飽きてきたか。(はやくも)
Wednesday, 14th of December 2005
- 塩野七生『ローマ人の物語』、カエサルにかんする数巻を読了。このところまた、朝の読書時間に図書室(トイレとも言う)で読んでいた。
- 耐震構造計算偽造事件に関与した元建築士の国会証人喚問をNHKが中継している。ぼぉっと見てたらずっと見てしまいそうなので打ち切って大学に出てくる。
- このところ週末が忙しいので水曜日は意図的に休養に充てようと思っているが、水曜日に休むと全体が破綻することがわかっている。破綻させても休養を優先すべきかどうか、というふうにはいまのところ考えていない。
- 引き続き再校。BGMはシューベルトのグレイト(シューリヒト)。あいかわらず耳に付く。ちなみに、最近では「ケンさん、お肩に、ゲルマニウム、プチプチ…」という歌が耳に付いている。
- 某学会事務局関連学内相談。住所とか電話とかFAXとか。
- 某入学前指導関連作業。
- 地獄の再校。まだまだ誤訳発見中。
- 会議一つ。頭痛。
- 学部忘年会@16F。赤ワインを比較的大量に飲む。
- 二次会@芋。T, K, S, Y氏らと焼酎で12時まで。3時間あまり飲んで食って一人頭1,500円。これが九州の実力。
Thursday, 15th of December 2005
- 今日は時間圧が高い。
- 試験問題作成。
- 遅れている再校作業。
- 授業二つ。
- その他雑用。
- 水泳を中止してエネルギーを他に回す。
- 「宗教学」は最終回。このネタでいつまでやれるか。しかし、間違っているところや変なところもあるが、同じことを繰り返す中で見えてくるものもある。今年は特にそれを感じた。第二版か新作か悩むところだ。
Friday, 16th of December 2005
- 高時間圧状態継続中。
- 朝食時にワーグナーの序曲集を流して集中力を高める。
- なぜか部屋から姿を消した「靴べら」を求めてダイレックスへ行くが置いてない。ついでに900円の赤ワインを一本購入。
- 今週末は東京。JTBにticketを取りに行く。
- 入学前指導関係書類を投函。
- 広尾までの乗り継ぎをwebで確認。たぶんこういうことは携帯でできるんだろうが、携帯webは印象として「高い・遅い・めんどくさい」ので使ってない。
- 市民ゼミ。π丼の最終部分。世界の様子について。球形としての大地、つまり地球という概念と、「地の底」というイメージの「地獄」という概念が衝突してうまくいっていないものと思われる。「アケルーシアス湖」はどこにあるのかという問題。
Saturday, 17th of December 2005
- 9時半の飛行機で東京へ。
- 京急で品川。東京環状線に乗り換えて恵比寿。地下鉄日比谷線で広尾到着が12時20分ほど。
- 昼食が必要。同行のN氏が「店員の制服が話題のファミレス」と呼ぶ店に、あまり考えずに入る。そこに広がっていたものは、驚愕の別世界(誇張)。しかし、パスタはふつうに美味しかった。
- 1時から委員会。その後断続的に学会の仕事。
- 6時から居酒屋で懇親。
- 知らない土地で二次会を試みる。品川駅高輪口を出て右手の居酒屋ビルのようなところの「昼は中華、夜は居酒屋」とお姉さんが言っている店に入る。無謀。ビール一杯だけ飲んで出る。
- 二次会不発のおかげで理性的な生活を得る。早めにぐっすり眠る。
Sunday, 18th of December 2005
- 9時出発なので8時前に目覚める。
- 天候が気になるのでBSニュースを見ると浅田真央優勝の報に並んで悪天候で欠航便相次ぐとの報が。
- 急いで携帯で出発便を確認するとあっさり「欠航」と書いてある。しかしその理由が「機体整備」。悪天候で軒並み飛んでいないのではないのではないか(否定語の連続)、と気を取り直して羽田空港へ向かう。
- やはり予想通り、悪天候が理由の欠航ではなかったようだ。数日前に新聞で見た、ボーイング777のエンジン問題に関係あるのではないかと思われる。
- 1時間後の便に振り替える。慰謝料として1,000円のお買い物券をもらう。これが高いか安いか人をなめているかは後日の検討課題。
- 多少揺れるが普通に飛んで13時半頃に福岡着。
- 丸善に寄って手帳関連品を購入。ついでに同階の喫茶店で昼食。以前から少し気になっていたカレーセット。たしかにルーは美味い。しかし、具がまったく入っていないのはいかがなものか。30点。
- 事務局関連のメーリングリストの作成。慣れていないのでまだよくわからない点がある。
- 赤ワイン、スコッチ、菊姫、刺身、写真集など、癒しグッズを総動員して精神のバランス回復を試みる。
- ちなみに、「精神のバランス回復」とは、別に、宇宙原理の中心に精神を持って行くことではない。その時々の自分の精神の固有の中心部に心を落ち着けてやることである。その意味では成功。
Monday, 19th of December 2005
- 身を切るような朝には身を切るような音楽。バッハの無伴奏ソナタ(ハイフェッツ)。
- 授業二つ。
- 薄着をしすぎて寒い。さすがに下着+シャツ一枚では保温能力が不足。ジャージを羽織る。
- 宗教哲学入門。「私は他の人でもあり得る」の4通りの解釈について説明の途中、混乱する。私にマヌーサを唱えたのはだれか。
- 教養ゼミも実質的に最終日。
- 切りがないが、再校も終わらせる。
- ほっとして晩酌。
- 息子がクリスマスプレゼントとしてホーナーのハーモニカを入手したようだ。わしも欲しい。
Tuesday, 20th of December 2005
- 久々の快晴。しかし先週末の東京も同じような快晴であったことよ。
- ゼミも最終日。黒板の隅に記念として最近接非Q世界を書き残す。
- 水泳1km。水が重く感じる。
- 6月17日(土曜)の某委員会のため15階の会議室を予約。
- 2月5日からの地方入試@長崎関係書類受領。
- 研究室の留守電に、ぼそぼそと小さい声で女性のメッセージが入っている。何度も聞き直すが言っていることがよくわからない。最後に「電話待ってます」と言っているので、詐欺の一種だろうと思われるが、ついに学内の内線電話にまで詐欺団が進出してきているのか。
- 思い出したが、例の耐震構造偽装事件で注目されている建設会社社長の話し方は、今年度前半の話題を独占した某リフォーム会社の人々の話し方とそっくりである。よーく注意して聞いていると、言葉がすべて上滑りしている。おそらく、あの世界でも、文化の伝承というものが起こっているのだろう。
Wednesday, 21st of December 2005
- 腹の調子が悪い。
- 風邪または食あたりか?
- おとなしく寝ていればよかったのかもしれないが、以前から計画していた、「月に一度くらいは夫婦で映画でも見に行こう」企画第3回としてキャナルのUnitedへ。「キングコング」を観る。やって欲しいことは大体やってくれていたので満足。
- ついでに運河都市で年に一、二度の衣服の買い物。
- またものすごい天気になってきた。吹雪。
- 防火意義じゃなくて某会議。非常勤関連演説(誇張)一件。
- 夕食後、気分がすぐれず微熱があるのでおとなしく寝る。
- 深夜、腹痛で目が覚め図書室に籠もる。そのまま30分ほど読書。このような状態でアクティウムの海戦を読むとは思わなかった。
Thursday, 22nd of December 2005
- おそらく昨年と同じような胃腸炎か。ほぼ毎年この時期に体調を崩して寝込んでいる。体調攪乱光線を照射する宇宙人がこの時期地球に近づくせいであろう。
- しかし腹は減るので11時頃に起き出して朝食。BT37.1℃。
- 授業は今日が最終日。最終日でなければ休講にしたいところ。
- 出てくると積雪のため時間割が変更になっている。
- 空いた時間に遅い昼食をとる。ゴボ天ソバ。
- 授業二つは答案の事前指導。
- しかし体調のせいですべてを拒絶したい気分だ。
- すべてを拒絶したいときにはすべてを受け入れる音楽、ということでモーツァルトの弦楽四重奏曲を流す。効果なし。(をい)
- 7階東側洗面所を最近常に理不尽なほど汚しているのはだれだ!という問題。心なしか部屋まで臭う気がする。
- 胃腸炎は沈静化傾向。夕食がおでんだったこともあり、アルコールで強制殺菌。
Friday, 23rd of December 2005
- 昨夜の体内からのアルコール消毒(晩酌とも言う)が効いてほぼ回復。BT36.6℃。あとは若干の腸の不穏な動きが気になるくらい。
- 三校合同クリスマスパーディーという催し物で中学校に出て行く。いろんな楽器の生音を聞く。
- 家にいても誰もいないので大学に出てくる。ようやく冬休みに入ったので、いろいろとto_doリストを取捨選択。
- とりあえず、来年度ゼミのテキストと、『パイドン』が終わりつつある市民ゼミの次期テキストを決めないと。
- 「魂」つながりとしては、アリストテレスの『デ・アニマ』あたりか。新しい訳も出ているようだ。あるいは一気にギルバート・ライルまで飛ぶか。
Saturday, 24th of December 2005
- 胃腸炎に懲りて、今週は睡眠週間と決める。毎日最低8時間以上の睡眠を取ること。
- 昨日から始めている年賀状準備関連の雑用で昼から大学へ。崩壊している住所録の再構築。
- 午前中は曇り。午後から日が差して少し気温が上がっている模様。
- 今年も我が家独自の救世主生誕ミサ前夜祭を行う予定。
- 最近、昼間に家族全員が家にいることがめずらしいので、数日前から今日の午後4時に集合ということにしていた。玄関前で年賀状用の家族写真を撮る。しかし、天気が悪く光量が少ない。年賀状ソフトにそのまま渡したこともあり、仕上がりが非常に悪い写真ができあがる。がっくり。
- やっぱりこういう写真は2〜3万のコンパクトデジカメで撮った方が適当に補正してくれていいような気がする。このように主張してもう一台デジカメを入手したらどうかという提案を行ったが家族の理解は得られなかったようだ。
- 恒例のステーキ&ワインで救世主生誕ミサ前夜祭を執り行う。若干不適切な気もするがこれはこれでいいのだ。
Sunday, 25th of December 2005
- 午前中、年賀状の住所印刷。縮小方針(直接年賀可能領域には賀状を出さない)は変えず。
- 午後、京都の街並みを走る駅伝を観ながら昼寝。
- 有馬記念。深衝撃の無敗四冠を愛でるつもりが不発。
- 年賀状に一言コメントを書き込む。あまりいい言葉が浮かばない。
- 女子氷上定形滑走競技を観戦。いくつかの疑問が浮上。中野の点数が低いのはなぜか。なぜ安藤が代表に入っているのか。
- N響の時間は実相寺監督。中学生レベルアシスタントの強引な進行に怒っているように見えた。
Monday, 26th of December 2005
- 雨の予報だが好天。
- 郵便局でいくつか雑用を片付ける。
- 「募金」に応じることを「応募」と言ってもいいような気がするが、あまりそういう言い方はしない。「ユニセフに応募する」と言ったら、職員の公募に応じるような意味になるだろう。(何が言いたいのか)
- 来年度ゼミのテキストについてまだ迷っている。パースはおもしろいけどゼミで扱うのはなぁ。
- テキストはどうしようと思い悩んでいて気がつくとジュンク堂にいる。講談社学術文庫のあたりをうろうろするがあまり思いつかない。気がつくと
- 小川他訳『キケロー弁論集』
- バークリ、大槻訳『人知原理論』
- マルクス、城塚訳『ユダヤ人問題によせて、他』
- 桑子訳『アリストテレス 心とは何か』
- Sir John Barbirolli, The Brahms Symphonies 1-4.
が手提げ袋の中に。アリストテレス以外は、ゼミとは関係ない(はず)。
- その他検討の後今回は却下された物欲対象としては、
- Microsoft ワイヤレスキーボード&マウスセット(ワイヤレスに慣れるとコードが鬱陶しい)
- 群論関係書籍(逃避)
- 腕時計(極秘計画進行中)
- 水性ボールペンの替え芯(という言い方でいいか)
- 昼食はジュンク堂そばの一蘭。ここのラーメンは、じつはそれほど好きではない。ごくたまに食べたくなることはあるが。
- 某出版社に電話を入れて年末年始の予定を確認。2月頭に出る予定だそうだ。初めて聞いたが3,800円のハードカバー本。むぅ、高いなぁ。800円くらいで文庫にしませんか?(しない)
- 夜、バルビローリのブラームスを聴く(1番と4番)。噂に違わぬ濃厚な演奏。こういう音楽が欲しい夜もあったことであるよ。
Tuesday, 27th of December 2005
- 朝、図書室(注釈省略)でキケロを読む。ふぅむ。西洋人が好きそうな気の利いた言い回しが満載。全集欲しい。
- ちなみに塩野さんの『ローマ人の物語』も引き続き読んでいるが、ラテン語の読みに妙な癖が付いてしまいそうで怖い。最近のけぞったものとしては、
- 【誤】ヴェニ、ヴィディ、ヴィチ 【正】ウェーニー、ウィーディー、ウィーキー(veni, vidi, vici)
- 【誤】フォールム 【正】フォルム(forum)
- 【誤】ノーメンクラトール 【正】ノーメンクラートル(nomenclator)
- 年末恒例の雑用を片付ける。
- 車の点検。
- 散髪。
- 喪中欠礼状への返事。
- 最後のタスクを処理していて、そういえば喪中だったはずの人のところに年賀状を出してしまったことに気付く。「貴様喪中なのにおめでとうとはどういうことだおるぁああああ!」と新年早々怒りを買わないか心配。
- 大学は今日で仕事納め。「仕事納め」という言葉の響きがよい。なんとなくのんびりする。
- のんびりしていてふと気付くと電気屋にいる。やっぱり無線キーボード&鼠セットが欲しいと考えているようだ。買って帰ってさっそく設置。今のところ快調。ディスプレイとキーボードの間の空間になにもないのが清々しい。これでもう少し小振りだと言うこと無いのだが。
- 不必要に遠いところから操作してみる。遠すぎて字が見にくいぞ。(勝手にやっとれ)
- 徐々に肩凝りがひどくなる。夕食後、家族総出で揉んだり叩いたりしてくれるが改善せず。起きていてもつまらないので早々に就寝。
Wednesday, 28th of December 2005
- 目覚めばっちり。しかし肩が重い。
- 近所の薬局へ。例によって店の都合で利益が出る商品を勧めてくる。そういう輩は白衣を着るな。穏やかに無視して液状サロンパスのようなものとビタミン剤を購入。
- ナフコで文房具関係をいろいろ。JSMP関連ファイルも自腹で。
- ふと見上げると高速道路がナフコの北側まで来ている。年明けて2月頃に開通らしい。このあたりも変わるのだろうな。
- 大学に出てくると閉まっている。そうか。仕事納めの次の日は休業なのか。
- 某翻訳書装丁関係依頼一件。後回しにするつもりが、つい片付けてしまう。
- 年明けの授業準備。まだ2回もある。
- 丸一日使ってみた無線キーボード&鼠セット続報。
- キータッチは少し重めだが、パームレストからの角度がいいせいであまり気にならない。もちろん、Northgate OmniKey UltraやFPUのHapphy Hacking Keyboardと比較できるレベルではないが、特にこだわらない限り、日常業務には十分ではないか。
- 日常業務と割り切る限り、コマンド割付が可能なオプションキーも便利に感じる。たとえばオプションキーの1番を押すとWordが起動し、2番を押すとExcelが起動する、といった具合に。
- 無線の感度だが、やはり、格段の進歩を遂げているようだ。6年前に導入したときには感度が悪くてイライラしたが、そういうことはほぼ完全に解消されている。今も受信機とキーボードの間には本の山があるが、まったく問題なく入力できる。
- 無線なので、キーボードとマウスを完全に机上から片付けてしまうことができる。また、作業の種類によって、机のいろんな場所にキーボードを運んで、そこから入力できる。この点は期待通りの効果。
- 大きすぎるという意見があるが、家庭用の狭いパソコン机で使うには不向きかもしれない。仕事机なら問題ないはず(仕事机が狭い場合は除く)。繰り返すが、キーボード&マウスを置く空間さえあればよく、コードのための経路を確保する必要がないので、机は広く使える。
- 今年一年の総括をしようと思ったが、膨大すぎてできない。メモだけしておく。
- 学内あーうー関係に伴う肉体的・精神的ダメージ
- N西教授転出決定に伴う肉体的・精神的ダメージ
- 中世哲学会事務局関連に伴う(以下省略)
- 昇格関係
- 福岡西方沖地震
- 某リフォーム会社関係宇宙大戦争
- 錦江湾遠泳大会準備とドタキャン
- メメント・モリを忘れるな
- 国際中世哲学会年次大会発表
- ずっとやっている『認識的正当化』の翻訳はようやく終わりそうだ
- 年明けに2つあるはずの論文の〆切はまだなにもやっていない
- 今年は今日で仕事納め。明日は家の掃除。明後日帰省。年明けは4日から。来年は穏やかな年でありますように。
- あと、肩凝りと頭痛が治りますように。
Thursday, 29th of December 2005
- 庭掃除。竹箒で掃いた跡をつける。
- 洗車。マットも叩いて泥を落とす。
- 拭き掃除。玄関のドアは特に入念に。掃除できないところにミイラ化したヤモリを発見。
- 午後はすでに暇。自宅から大学のネットワークが使えるというssl-vpnとかいうサービスを試用する。こちらの気合いが入っていないせいか、うまくいかない。
- 荷造りしながらバルビローリのブラームスやアシュケナージのラフマニノフ。年末の濃厚な空気。
Friday, 30th of December 2005
- 9時過ぎに出発する予定だったが例の遅延で10時過ぎに出発。
- なんとなく野多目方面は混んでいる気がして百道インターへ向かうが判断ミスだったようだ。
- 特に渋滞もなく、午後5時頃に四国中央市寒川着。
- 弟一家がすでに到着している。トンカツ、地タコの刺身、シャコなどで再会を祝す。
- なんと実家に液晶テレビが導入されている。大きさや薄さにはあまり感銘を受けないが、ハイビジョン映像には感心する。このような映像を家庭で楽しめるとは、たしかに時代が変わったという気がする。
Saturday, 31st of December 2005
- 正月準備。
- 娘を助手にして神棚の掃除。
- 暇な子供たち(含甥姪)を連れて買い物へ。本屋と文具屋。私も機に乗じてハンニバルとトロイとジークフリート関連書籍を購入。
- 昼食はカレー。なぜか実家のカレーは「らくれん牛乳」とよく合う。
- 午後、猛烈に暇。10人いるので居場所がない。町内のパトロールに出かける。
- 実家→江ノ元→南中→長谷寺→実家というコースを2時間ほど歩く。全般的にさびれているような気がした。
- 夕食のメインは寒ブリまるごと一匹。わっと群がって一瞬でなくなる。
- ハイビジョンで紅白歌合戦を観る。このハイビジョン放送がいかに凄まじい技術かということは、現場のカメラがこの技術について行っていないことからもよくわかる。一番目立つのは、歌手の動きに対して、特にアップの時、焦点がかなりずれるのである。いわゆるピンぼけ映像が頻繁に生じるのだが、ハイビジョンだと、このピンぼけがはっきりとわかる。これまで、普通の映像でこのピンぼけが気になることはなかった。
- あと、肌や化粧の具合もくっきりわかるので、多くの被写体が、「化粧の濃いただの人」に見えるという点がある。「夜目遠目傘の内」の技が使えないというわけだ。
- 「ゴリエ」というものを初めて見る。なんとまぁ凄まじいこと。
- 多少飲み過ぎて11時頃に就寝。