Memoranda Personalia 2006-01
Sunday, 1st of January 2006
- 8時起床。
- 着物を着て9時に朝食。
- 集合写真。
- 善通寺へ初詣。おみくじは中吉。
- 午後は天皇賞を観るなど。
- ちがう。天皇賞は競馬だ。サッカーの天皇杯。
- 夕方には妻の実家へ。
- こちらでも新春の宴会。メインは焼き肉。
Monday, 2nd of January 2006
- 義妹の新しい家を見に松山へ。高速道路が整備されたので近い。
- 石手寺の近くの落ち着いた住宅街。
- 石手寺にも行ってみるが初詣客で混雑しているので参らず。
- ついでに新居浜イオンで買い物。ここも混雑。
- 今宵は海の物が中心の宴会。もう少しだ。がんばれ胃腸。
Tuesday, 3rd of January 2006
- 10時過ぎに出発。今年はあまり燃費を気にせず好きなスピードで走る。
- 途中のサービスエリアでパンを買って車中で食べる。ジュースに「ドデカミン」というオロナミンCの化け物のようなものを買う。「元気爆発」とかいうフレーズはおもしろいが、不味い。
- 特に混雑もなく5時過ぎに福岡着。
- ジョイフルで夕食。
- 年賀状の整理。あまりにも出していないところが多すぎて見るのが怖い。
- 「男はつらいよ 翔んでる寅次郎」。桃井かおりはまあいいとして布施明がさわやか青年だなんて。
- 「Uターンのニュース」というものにどのような情報価値があるのか。横並び体質。
- ふむ。道路通行料金自動徴収システム(英語式短縮表記ETC)は割引が多くてお得なのか。しかしETCって小文字で書くとetcで、これだとエトセトラっていう感じだなぁ。(関係ない)
Wednesday, 4th of January 2006
- 意表を突いて初出勤。
- すると大学の方も意表を突いてまだ開いていない。そうか。仕事始めは明日だったのか。普通世間は4日から仕事だろう。敢えて世間から一日遅れることの意味は何か。
- ふと私は大学に出てきすぎているのではないかという思いがよぎる。
- あまり頭が動かないというか明らかに正月ぼけなので、シラバスでも作ることにする。しかしWeb上に公開するということは、世界各地から見ることができるようになるということだろうか。もうこんなウイルスやらスパムやらでぐじゃぐじゃになったWebなんてやめればいいのに。
- シラバスに苦しむ。簡単にできるはずなのに。今年から書式が変わり、前期・後期でまったく別の文書にするというのが意外に煩わしい。
- 宗教学とラテン語のシラバス完了。演習は、まだテキストが決まらない。
- 無線鼠の感度が急に悪くなる。こいつぁあ面倒だ。打鍵板や鼠は空気のような道具的存在者であって欲しいところ。無線電話(コードレスの子機のことをこう呼ぶのは正しいかどうか)との干渉などを疑って試行錯誤するもうまくいかず。受信機の向きを少し変えることで、ウソのように解決。謎。
- やっぱり帰省翌日にこんなに仕事をするとあとで疲れが出るんじゃないかなぁ。今晩は持って帰った梅錦でも呑んでのんびりしようかなぁ、などと考えていることをここに記録する。
- はっ年賀状。くれても出さない勇気。(まちがっている(かもしれない))
- 正月気分持続週間なので梅錦で晩酌。
- 中村のセルティックスの試合を観戦。早くキーンが来ないかな。
Thursday, 5th of January 2006
- 荒れ模様。時々吹雪。
- 年賀状の整理。主に学内の人に出していないことが判明。
- 久々にN西教授とラーメンに出かける。しかし教授ご推薦の新しい店は定休日。ならばと向かった百千萬も閉まっている。わざわざ引き返して向かった富ちゃんは駐車場が満杯。四軒目のとらやでようやく席を得る。チャーシュー麺+換え玉。久しぶりなこともあって美味い。
- 某入試関係書類を作成しようとして基本文書が無いことに気付く。無いはずがない。しかし、無いものは無い。なぜ無いのか。捨てたのか。捨てたなら捨ててもよいと判断した理由があるはずだ。しかしそのような理由は存在しない。よって、充足理由律により、その文書はどこかに存在する。妙な論証だ。
- 来年度ゼミについてまだ考えている。ふと立ち寄った本屋で四冊購入。
- 永井均『私・今・そして神』
- 酒井潔『自我の哲学史』
- ニーチェ・適菜訳『キリスト教は邪教です! 現代語訳『アンチクリスト』』
- 大西英文『はじめてのラテン語』
- 夕食後、処理すべきタスクが山積しているような気がして夜勉に向かおうとする。少し思い直して手帳の一ヶ月欄を開けて眺める。まだ五日であることに気付く。五日というのは正月休み内と想定していたことを思い出す。夜勉を中止して「どっちの料理ショー スペシャル版」を観る。観ているとビールが飲みたくなる。機嫌よく飲酒。
Friday, 6th of January 2006
- みぞれというか雨交じりの雪。油山が白い。
- 古勉のブラームス4番を流す。よいのぅ。
- 着々とタスクをこなす。今ひとつテキパキ感がないがこんなものだろう。
- プールのシートが外されている。泳げるのだろうか。
- しかし結局泳がず。
- 答案指導一件。学生が持ち込んだココアの香りが新鮮である。風邪予防にはココアがいいらしい。
- あと二回ある授業の準備。2005年バージョンのまとめ作り。なかなか着陸できず苦しむ。
- 夜、肩凝り&頭痛が復活。病院へ行けと言う妻と病院嫌いの私との間で少し揉める。
- 昔の歌舞伎研究会の友人から年賀状が届く。懐かしい。少し前まで博多座に通っていたそうだ。九州支部(しょぼい)ができたのに。
- しかしなぁ、扇雀が坂田籐十郎を
騙る襲名するってのは解せんなぁ。
Saturday, 7th of January 2006
- サロンパスのたぐいを大量に貼って寝たせいか、肩凝り&頭痛は快癒している。
- 中学校のブラスバンド部が明日のコンクールに備えて城南市民センターで練習をするので楽器運びの車出し。
- 某所で「大分気分がいい」という文字列を見て「大分(おおいた)気分」と解釈し、意味がわからなかったが、これは「だいぶ・だいぶん」と読むと意味が通ることに気付いた(この間3秒ほど)。しかし、「大分(おおいた)気分」という語感も捨てがたい。別府でのんびり温泉に入って翌日高崎山と海たまごを見て回り、仕上げはアフリカンサファリへという感じか。(どういう)
- そうか私がワグナーをBGMにできるのも、私がドイツ語の聞き取りができないおかげなのか。(トリスタン全曲演奏中)
- ずっと宗教哲学入門2005年度バージョンまとめを書いている。この時期にこんなに猛烈に授業準備している人はいるのだろうか。いるんだろうな。やっぱり。
- 無線打鍵版&鼠を引き出しに収納できるように引き出しの内容物を整理する。これで一瞬にして机を広く使えるようになった。ついでにディスプレイも無線にならないかな。
- ほう。Smart Displayというものがもうある(いや、あった)のですな。
- N野教授最終講義に出かける。A101教室がほぼ満員。江戸時代出版物の大蒐集家ということで話がおもしろい。若干、古本屋店主の講習会のようでもあったが。
- 引き続き授業準備。今日は脳のスタミナがある。昨夜の頭痛と関係があるのかどうか。
- 夜弁は中止。「もうなにもかもどうでもいいや」という念仏を唱えてリラックスする。
- ル・マンの松井の試合を観ていたがあまり活躍していないようなので観るのをやめる。
Sunday, 8th of January 2006
- 寒いが好天。
- 部屋で暖房をいれると動けなくなるような気がしたので、やるべきことを午前中に済ます。
- お隣さんに帰省のお土産を渡すとお礼に抜いたばかりの大根を3本くれる。冬は大根。
- 昼はレトルトの牛丼(グリコ)。まずい。以前、生協で買ったものが美味かったので、店でも買ってみたのだが、やめておくべきであった。
- 宅急便で三校が届く。
- 午後は例によって部活やら何やらでみんないなくなるので、
光熱費を節約するために大学へ。再校の修正が三校に反映されているかのチェックを済ます。まだまだ不十分な箇所が見つかる。不安。
- Walk! の論文にそろそろ取りかからねば。
- 来年度演習のシラバスも考えねば。
- 明後日の授業の準備はこれでいいか。
- N響時間は懸案のチャイコフスキーの4番。なぜ懸案か。私はこの曲が苦手なのだ。大げさで暗くて閉鎖的で。大げさで暗い曲でも好きなものはたくさんあるので、閉鎖的というかぱ〜っと突き抜けているところがないのが致命的ではないかと思う。しかしこれほど人気がある曲なのだから、きっといいところがあるはずだと思って今夜も聞く。やっぱり苦手。いつの日か接点を見いだすことができるのだろうか。
Monday, 9th of January 2006
- 寒いが好天(2)。
- 田舎から持ち帰った餅が尽きたので雑煮は無し。久々のみそ汁。
- 息子は部活、娘と妻は間近に迫った修学旅行という名のスキー合宿の準備の買い物。
- 一人で家にいても仕方がないし、明日の授業も気になるので(また)大学に出てくる。
- 端から見ると家族が崩壊しているように見えるかも知れない。
- ちょっと模様替えの衝動に駆られるが最小変更で踏みとどまる。
- やはりこのキーボードはタッチが少し重いなぁ。
- キーボードを元に戻そうとするが、たんに繋ぎ替えただけではうまくいかないようだ。それに、無線に慣れると有線はやはり煩わしい。もう少し無線で我慢してみることにする。
- ようやくなんとか宗教哲学入門2005年度バージョンの結論部を書く。昨夜見た永平寺の番組が影響しているかもしれない。
- その番組で、「煩悩が多いと姿勢がなぜか前屈みになる」というナレーションに感銘を受ける。
- たしかに、「オレは絶対腹は出てないぞ」という気持ちだと、腹筋に不自然な力が入ってやや前屈みになる。「まぁこの年だから腹も出ますよ」という気分だと、腹の力が抜けて背筋がすっと伸びる感じがする。しかし、いかにもオッサン臭い姿勢だ。(煩悩)
- たぶんウチのサーバーでは.htaccessは使えないのだろう。
- 年末年始は飲み過ぎる。しかし、「暮れ正月に飲み過ぎる」ということは、悪徳というより美徳だろう。などと言い訳をしながらヱビスビール+梅錦(蔵開き)。
- それで夕食は会心の鮟鱇鍋。雑炊がうますぎる。
- ケーブルテレビで「用心棒」をやっている。何度見てもよい。いや、筋とか俳優とか演技とかにはまったく関心がないのだが、黒沢の映画は、各カットの絵としての完成度がすばらしい。まるで、すぐれた写真を連続して何百枚も見せられている感じ。
- しかし、この「構図にかんする感受性」というのは、どういう仕組みで進化してきたのだろうか。明らかに、この感受性には個人差がある。あたかもそれは、絶対音感がある人と無い人の違いのようだ。光や色やかたちに独自の質量を感じて全体としてのバランスを見る能力がどのような進化論的優位を持つのか。
Tuesday, 10th of January 2006
- 寒いが好天(3)。
- はいはい。今日は授業ですね。月曜日の振り替えですね。はいはい。
- 授業終了。年末年始を通して考えていたことを一気に吐き出す。喉が枯れる。2005年度の授業は実質的にこれでおしまい。
- 答案指導3件。
- 治験委員が無報酬であることについて疑義を唱えていたら病院事務の人が直接話がしたいから時間を取ってくれと言ってくる。木曜日の午後に設定。二人で来ると言うので勘弁してくれ一人で来てくれと言うとじゃあ一人で来ますということに。
- 昨夜動いているカルミニョーラを見たのでBGMでも流してみる。ビバルディの四季。この問題点は、四季というBGMにぴったりの曲が、あまりの斬新な熱演のためにBGMとして機能しないという点がある。
- 学内にモスバーガーが開店するということなので行ってみるが明日からだった。しかし、一般的に学生とモスバーガーの接点は少ないと思われるが、ちゃんとやっていけるんだろうか。
- 初夜勉。BGMはあまり必要と感じない。バックハウスのベートーベンピアノコンチェルト3番あたりを流す。
- 翻訳作業。といっても自分で書いた英語だから気楽。
Wednesday, 11th of January 2006
- 寒いが好天(4)。よく続く。
- 就寝するときに脳を止める薬を飲み忘れて苦しむ。
- 寝坊。
- 来年度の教科書について太陽神の本屋の人と相談。
- 満を持してプールへ向かう。初泳ぎ。水が冷たいが、ちょうど一年前の新居浜観光センターほどではない。1,000m。
- 「昨日はもっと冷たくて、泳いでいるうちに体が硬直してきて死ぬんじゃないかと思いました」(K教授談)
- 三校は今日片付けて明日返送すること。
- 満を持してモスバーガーへ。3時頃なのにほぼ満席。学生以外にも明らかに近所のおばちゃんたちもいる。これが大学の大衆化ということか。(いまごろ)
- モスバーガーセット(ポテト、ドリンク付き)が500円なので、なかなかのお値打ちなんじゃないだろうか。
- はっしかし、せっかく水泳したのにおやつにモスバーガーセットを食べてしまった。
- 引き続き三校の校正。しかし時間が中途半端。ざっと目を通すといっても、どの程度が「ざっと」なのかという問題。
- 突然N川書店から会いたいと電話あり。K職のS本先生やT田先生が本を出している出版社のようだ。一応会う約束をしたんだが、だいじょうぶなんだろうか。(なにが)
- 開店のご祝儀としてモスバーガー2個をお土産に買って帰る。たまたま夕食がコロッケとクリームシチューという洋風メニューだったので家族の好評を得る。これが鯖の煮付けとふろふき大根なんかだったら感動も今ひとつだったことであろう。
- 夜も三校の校正。いまごろ大幅な修正を加えている。
- BGMはブルックナーの9番(ヴァント)。透明な音楽で心を洗う。
- 正月に引いた「心を決めて騒がず迷わず今までのことをつとめればよし」というおみくじを手帳のポケットに保存する。
- 脳活動停止剤を多めに服用してぐっすり眠る。
Thursday, 12th of January 2006
- 睡眠中に目覚まし時計の電池が切れて30分寝過ごす。
- 寒いが好天(5)。冬にこんなにいい天気が続くのはめずらしいのではないか。明日は雨の予報だが、本来なら雪だろう。
- 今日は木曜日だが、教務上の都合で月曜日とみなす。しかし、明日は平常通り金曜日のはず。つまり「今日は月曜日である」という命題には「明日は火曜日である」も「明日は金曜日でない」も含意されていない。
- などと逃避していないで。今日はto_doが山積みのはず。手帳を見るべし。
- 学内会議の案内がテキストメールで来るのはいいんだが、宛先を普通のTo:のあとに並べて書いているので、宛先欄がものすごいことになっている。本文より長い。だれかメーリングリストとかその手のものを教えてあげればいいのに。それとも、何らかの安全性面の理由でこのようなことをしているのだろうか?
- 授業二つ。
- 一つめは質問日ということで実質的な自習。質問してきたU田くんの質問内容に驚愕。(謎)
- 二つめはアンケートと今後の打ち合わせ。27日は先約がありそうだ。
- その間に、某病院無手当会議関連の話し合いを1時間ほど。敵役を買って出ることも大切(なのか)。
- その間に三校の校正も進めて無事に終了。黒猫に届ける。あとは黒猫にまかせた。
- 【回想モード】しかし、今回の翻訳は丸二年もかかったのだなぁ。
無駄なことに時間をつかったなぁ。それほどすぐれた仕事とは言えないかもしれないが、少なくともひどい仕事だとは言われたくないなぁ。
- 黒猫からの帰路、ミネラルウオーターと赤ワインを1本買う。
- 夕食は地のカレイ、豚汁、野菜の煮付けという和風メニューだったので赤ワインは抜かず。代わりにヱビスビールで乾杯。
- なぜか少し左の首筋が張る。その後はあまり悪化せず。
- ピアノについて「最近あまり褒めてくれない」と不満顔な娘に「本当に上手になってくるともうだれも褒めなくなる。じょうずねー、と褒めてくれるのは、本当はあまり上手じゃないときなのだ」という実践的知識を伝授する。
- その後やる気を出して小一時間練習していたようだ。
- 「せめて英語くらいしゃべれるようになりたい」という某駅前英会話教室のCMを小耳に挟む。「せめて英語くらい」ってえらそうに。じゃあお前の真の野望は何なのか?
Friday, 13th of January 2006
- 生暖かい風。小雨模様。
- 後期試験開始。
- 今日の市民ゼミはπ丼を終える予定。次は何するか決めないと。
- Birgit Nilsson追悼。トリスタン第三幕を流す。
- Nikon銀塩から撤退の報。まぁ最近フィルム買わなくなったし。だけどデジカメじゃあ本当は満足できない。難儀な時代よのう。
- はっ逃げてないで準備準備。
- π丼の予習でソクラテスの臨終の場面を読んでいると、BGMのイゾルデも昇天する。怒濤の(若干無駄な)感動。
- 市民ゼミ。π丼無事終了。Sさんが地獄の構造を図解してくれる。なかなかわかりやすい。その後Tさんの吉本隆明論を30分ほど。さらにその後、茶話会(馬刺し付き!)1時間。
- N書店のN氏来訪。最初は何が起こっているのかよくわからなかったが、そのうち慣れる。小一時間ほど学問について話す。
- さすがに5時間半ほど話し続けると疲れる。
- チャイコフスキー4番も懸案だが、今年はぜひマーラーがわかるようになりたいと思っている。今まで「1番以外はわからん」で済ませてきたが、これほどの人気なのだからどこかにいいところがあるはず。というわけで先ほどから9番(バーンスタイン)を流しているが、なかなかいい感じだ。
- しかしもしかすると、マーラーがわからないのは、バーンスタインの全集しか持っていないからなのかもしれない。もっとクリアで客観的な演奏を聴くと印象が変わるかもしれない。
- 某所の始末書を見て爆笑。「最新の注意」というのが効果的だ。
Saturday, 14th of January 2006
- 生暖かい風。小雨模様。(2)
- 雪崩が心配。
- 今日くらい家で休みたかったが、月曜日がシラバスの〆切なのでその作業のために出てくる。
- マーラー9番を無理やり流している。いいような気もするが、やっぱりついて行けないというか、ついて行きたくないというか。
- epistemic valueについてのGrecoの論文をweb上で見つけて印刷。
- シラバス完了。
- 夕方、私の授業の登録者であるという学生がやっきて次のように言った。「今までずっと教科書を買わないで授業を受けていたんですが、今さら買うのももったいないので、今日一日教科書を貸してくれませんか」。実話である。私に備わっている各種レセプターはこのような現実からのインプットを想定していないので、どう反応していいのかわからない。完全にハングアップして目はうつろ舌もろれつが回らない。とりあえず、「あからさまに驚きうろたえる攻撃」を食らわし、「ご苦労さん」と意味不明な言葉を発して追い返す。
- この現実からの不正規入力のせいで回路が狂っている。ここはどこ? 私は誰?
- たしかに「基礎付けvs.徳」の方がインパクトがあるような気がする。不覚。
Sunday, 15th of January 2006
- 新年慈善コンサート@アクロス福岡へ出かける。息子の高校のバンドの演奏をピンポイントで聴く。【感想】皆さん音が出ることはわかりましたからみんなで合わせる練習をしましょうね。
- せっかく天神に来たので細々した買い物。
- 淳久堂書店でラッセル『哲学入門』の新訳。市民ゼミ用。
- ギガ天神でフルート名曲集。娘の同級生のフルート奏者(最近精神的なスランプだという)用。
- 一蘭でラーメン。「女性がのびのびとラーメンを楽しめる店」(妻談)。
- 三越で安くなっている冬物衣料。
- ビックカメラでCDケース。旧U枝ゼミ生OB(女性)に会う。
- 三越の地下食料品売り場でブルーベリージュース。苦い。しかし体によさそう。
- ロックフォール(青黴チーズ)。なんか味が薄い気がしたが、時期的なものなのだろうか。
- ビックカメラのキーボードコーナーをうろうろする。メカニカルキーボードが欲しい気がした。
- N響時間は24年前の演奏会。松崎裕さん(ホルン首席奏者:娘が大ファン)が若い。きゃーすてき。
- 「教科書を今さら買うのはもったいないので貸してくれませんか」と言ってきた学生について再考。
- 「もっとビシッと対応すべきである。今自分がやっていることがいかに常識はずれで失礼であるかを、懇々と説教すべきであった」。(元教師のAさん)
- 「「教科書を先生に借りに行こう」という発想が生まれるということは、それだけ、親しく感じてくれていることで、教師冥利に尽きるのではないか。もっとこちらの側が、お客様の要求に応えるような体制を整えるべきだ」。(某老舗旅館の女将のBさん)
私は一体ここで何をしているのかという疑問が再び。
Monday, 16th of January 2006
- 試験監督二連発。二限目は外国語で講師が日本語を得意としていないようなので代わりに諸注意などのアナウンスをする。
- シラバス提出。ゼミのテキストは結局決まらず。学科の説明会のときまでには決めなくては。ほんとはラテン語でトマスの『真理論』とかやりたい。せめて英語でやりたいんだが。
- 「今さら教科書買うのもなんなんで貸してくれませんか」問題について、隣のS口先生に愚痴って気分を軽くする。
- さっさと採点。ラテン語は少数の例外を除きみんなよくできている。
- 某原稿〆切の翌日に開催される某病院関係無報酬会議に出席の依頼が。うー。
- 「椿三十郎」。ラストの決闘シーンが好きな映画だがあらためて見直してみると「用心棒」ほどの映像のキレはないようだ。しかし抜群。
- なんだか最近ブラームスが実に沁みるのだよなぁ。おそらく、バルビローリに
懐柔影響されてしまったためであろう。
- 不飲酒戒発令。(期限付き)
Tuesday, 17th of January 2006
- 朝からブラームス(略して朝ブラ)。弦楽六重奏曲。ちなみに、このCDのタイトルには「弦楽五、六重奏曲」という文字列があるのだが、「だいたい五人か六人の弦で演奏する曲」という誤解を与えないか心配。(微妙に実話)
- はいはい。今日は試験監督が一つですね。ええと、3限というと、はいはい、12時半からですね。中途半端だなぁ。(文句を言うな)
- 「哲学者の索引」販売会社から卓上カレンダーが送られてくる。月曜始まりなのがよい。今使っている自分の手帳は日曜始まりなので、週末の出張などが記入しにくい。要継続審議。
- 試験監督1つ。階段教室だが階段があまりきつくないのが幸運。同じ教室の監督者が「すきあらば座る攻撃」を仕掛けてくる。1時間くらいふつうに監督できんかこら。こちらも「熱心に机間巡視する攻撃」で対抗する。
- さっさと採点(2)。某専門科目採点終了。ぜいぜい。やっぱり授業に出ないで単位を取ろうと思ってもそりゃーちょっと無理なようだぜ。それから毎回授業カードの手ぇ抜いたヤツも最後にツケが回ってきているようだ。ざまぁねえぜ。(椿三十郎風に)
- 午後のBGMは古勉とシューリヒトのブラームス4番。甲乙付け難い。
- 夜は『歩け!』の論文。夏のあれをあれするだけだから簡単だと思っているのが落とし穴。
- 深夜のスポーツニュース。「これじゃあダメだ、と思って必死に焦っているときが、まわりからはわからないが、一番伸びているときだ」(中村俊輔談)。
- 不飲酒戒継続中
Wednesday, 18th of January 2006
- 夕方から会議。
- 「せめて年に一、二度くらいは夫婦で食事をしに行こう企画」今年一回目。川端の某レストラン。空いている。味の方は言ふもさらなり。
- 半年ほど前に来たつもりが、約一年ぶりであることが判明。例の地震などで、大幅に時間感覚が狂っているようだ。この時間感覚の狂いが何にどのような影響をもたらすかは不明。
- 某入学前指導の返事が遅い。いきなり電話を入れたら驚くだろうから控えているのに。
- 松崎さんの新CDを電網予約購買。
- 会議二つ。3時間。後半頭痛がする。内容のせいでないことを祈る。
- セルティックスの試合を観戦。ロイ・キーンはまだあまり機能していないようだが今後が楽しみ。中村俊輔の自由蹴りはニュースで何度も見たが試合の流れの中で見るとまた格別。
- 副音声のスコットランド語で聞いていたが、米語と微妙に単語の使い方が違うように感じた。「いいパスだ」と言うところと「いい理解(understanding)だ」とか、トラップミスしても「通常はよいトラップをする」とか。
- スコットランドは哲学的にも重要な地域なのでスコットランドリーグの現地語観戦は今後も続けたい。(だから有料にしないでね)
- 夏のあれをあれする作業。
- 不飲酒戒継続中。
Thursday, 19th of January 2006
- 「自分いじり」が流行しているという新聞記事。すると今後は主体性の哲学が流行すると思われるので早めに株(って何)を買っておこうか。
- 来週は下手をすると宴会が二度あるので計画的に某クリニックへ。やはり前回の血液検査で出ていた腎機能の異常について要経過観察だそうだ。腎臓君がんばってね。
- 病院は時間がかかる。入って出るまで2時間。
- この時期、人が少なくコースロープが張ってある「完全なプール」が時たま出現するので行ってみる。人は多いがロープがあるので泳ぎやすい。軽く1,100m。
- やはりTeXが使える環境にすべきではないかという
妄念思考が生じる。しかし、数式などをばんばん使うのならともかく、そうでなければWordで十分だという思いも。ここから「だから数式を使うような論文を今後は書こう」と結論するのは誤りであろう。(微妙に実話)
- 試験監督(昼間)終了。やれやれ。
- ちなみに、最近、声に出して「やれやれ」と言うことが多くなった。
- 試験監督(夜間)終了。試験事務室に教室確認に行くと出勤確認をされる。なんだろう、と思っていたら、どうやら非常勤の先生にも試験監督をお願いしているので、ちゃんと監督に来てくれているかどうかをチェックしているようだ。
- 同じ教室で行われた「経済原論B・マクロ経済学」の監督である本田教授(非常勤)は、遅れてやって来たあげくにそのまま後ろの座席に着席し、試験時間中ほぼずっと、新聞を読んでいた。なるほど。こういう人がいるから事務方も神経質になっているのか。納得。
- しかし、他の先生が机間巡視を行っているのにずっと新聞を読んでいるとは、それはそれで固い信念と強い意志があるのだろうなぁ。私は真似できない。
- 現に、同じ教室のもう一つの科目「フランス語」の先生は、最初は座って本を読もうとしていたが、やはり良心の呵責を感じたのであろう、しばらくすると立ち上がり、ほぼずっと巡視を行っていたようだ。これが普通の感性というものだろう。
- 不飲酒戒が解かれる。
- 「どっちの料理ショー」のラーメン対決を見てしまう。しかし、本来、両方を実際に食べてみて、どちらが美味しいかを判定すべきであろう。
Friday, 20th of January 2006
- ええと、今日は採点と市民ゼミ。
- 太古の出張報告が出ていないというお叱りが某課から。
いまさらそんなこと言われてもなぁ。
- 先ほどから大学のチャイムが何度も何度も繰り返し鳴り響いている。だれかが何かを訴えようとしているのか。
- ふと日本語と英語の関係について考える。
- 「空耳アワー」じゃないが、英語が日本語に聞こえることがあるように、日本語が英語に聞こえることもあるはずだ。そういうとき、Fukuokaというのは、あまり好ましい表記じゃないような気がする。つまりあれだ。最初の3文字が、例の4文字を強く連想させるような気がするわけだ。だから、ハ行なんだからふつうにHukuokaの方がいいような気がするがどんなもんだろうか。
- 特に、会話の場面で、ことさらにFukuokaと発音するのは危険だと思う。
- HukuokaもHook-OKを連想させるだろうが、まだましなんじゃないだろうか。
- ちなみに、その意味で注意を要する名前として、「ノリ」を含む名前がある。naughtyに聞こえるそうだ。(自分の名前が該当する: "Yo! She naughty!")
- 実際に、「ノリコ」はnaughty girlに聞こえると言われたことがある。
- もちろん一番つらいのは、オースティン・パワーズのネタにもなっている「フクミ」だ。たぶん「ク」を強調することでこの種の誤解は最小限に留められるだろう。がんばってください。>全国のフクミさん(なにをどう頑張ればいいのか)
- はっ、逃避してないで。準備準備。今日は市民ゼミの新テキスト決めをしないとな。
- チャイムが止まらない。試験中なのにだいじょうぶなんだろうか。
- あっそうか。明日からのセンター試験の準備なんだな。今日は後期試験はないのであった。学内のことをまったく把握していない。
いい傾向だ。
- 市民ゼミはラッセルの哲学入門を新訳で読むことに決定。
- さっさと採点(3)。宗教学すべて終了。ぜいぜい。
- 断続的に続いている頭痛は緊張性ということなので温湿布を買いに近くの薬局へ。しかし、いろんな種類がありすぎて迷い、結局買わず。いろんな湿布が一枚ずつ入った「お試しパック(1,000円)」のようなものがあればいいのに。
- 「70歳になった父は元気がありません。変ロ長調で元気を出してください」(大江光)という番組に涙腺がゆるむ。
Saturday, 21st of January 2006
- 雨模様。センター試験をやっているようだ。
- 一昨日の検査結果を電話で聞く。やはり年末年始の暴飲暴食がはっきりと数値に現れたようだ。γグルタミルトランスペプチターゼに加えてグルタミン酸オキサロ酢酸トランスアミナーゼも上限を突破していた。やばいぜ。
- やはり○か×かという両極端ではなくて、△という技を身につける必要があるのかも。要経過観察。
- ええと、今日は、あれしたあれをあれする作業。(わからん)
- やはり一蘭はラーメンを食べるためにあそこまで孤独になる必要があるのかという問題があると思います。
- LaTeXをインストールする誘惑と戦う。そんな暇はないはず。体裁が悪くても内容レベルの高い論文を書くことを、あの日あのとき誓ったのではなかったか。
- やはり一日くらい休みを入れた方が集中力が増すのではないだろうか。(【注】今日はあまり能率が上がらないということを婉曲的に表現している。)
Sunday, 22nd of January 2006
- いい天気。しかし外出せず。
- vaioにLaTeXをインストールしてしまう。煩悩恐るべし。
- 引き続き、WinShellとyatexをインストール。yatexを入れるために、それまで遊びで使っていた開発版のMeadow3.00を削除して、リリース版のMeadow2.10をインストールし直す。
ああ楽しい。煩悩侮り難し。
- 昼はうどん。先日市民ゼミでいただいた山芋を入れて、山かけうどん(温)にしていただく。
- 午後は天神へ行って、久々にレコード屋とか鞄店などを見て回るつもりだったが、煩悩が強くて外出できず。煩悩打ち克ち難し。
- w3mを入れようとして実行ファイルがないことに気づく。そうか。コンパイルしないといけいないのか。やっぱりwindowsじゃあ不自由だなぁ。
- mewもまた使い始めようかな。
- このunixシフトはどういう化学反応の結果なのか。ともかく、周期的に襲ってくるこの種の煩悩が、今回は日曜日に爆発したので被害は最小限に止められた(はず)。
- 古勉のブラームス4番。ゲルギエフのショスタコ7番。
- 娘から「のだめカンタービレ」14巻を貸してもらって読む。
- 夕食はpseudo-味噌煮込みうどん。「讃岐うどん・鍋物用」という、少々煮ても崩れない極太のうどんを八丁味噌で味付けした鍋に入れて食す。もちろん、本場名古屋のソレとは全く異なるので、これを「味噌煮込みうどん」と呼ぶのは気が引ける。
- しかし、あの「うどん」を説明するのは(特に四国の人には)非常に難しい。おそらく多くの人々は、「味噌煮込みうどん」とは「きしめんを味噌味の鍋に入れたもの」だと考えているに違いない。(微妙に実話)
- 夜はマルキョウで買った上物ハマチ(激安)で晩酌しながらずっとNHK教育で音楽番組を見る。バッハのイギリス組曲が染み渡る。
Monday, 23rd of January 2006
- 自宅と職場のEndNote9のファイルをマージさせようとしてうまくいかない。Wordとの相性がまずまずうまくいっているので、論文を書くときには重宝しているが、こういう不審な動作があると、BibTeXとかに移行したくなるのだよな。
- バッハを流そうと思ってCDを探すが職場に持ってきていないようだ。それでなぜかBeatlesのSgt.Pepper's Lonely Hearts Club Bandを流す。なかなかいいぞ。
- 職場のMeadowも2.10にversion upする。煩悩去り難し。バチが当たってこのメモ用の日付挿入マクロが動かなくなる。デバッガで調べてみて、文法が厳しくなった部分を修正。無事動くようになる。バージョンアップ記念に日付の書式を少し変更。
- 今日はゼミレポートの〆切日なので、二つのゼミの20数名のレポートが五月雨式に届く。Meadowのインストールなどをしているのはそういうわけなんです。ええ。
- 堀衛門が逮捕されたというニュースが大きく取り上げられている。しかし「〜衛門」とは名であって姓ではないはず。堀衛門貴文という名前だったのだろうか。
- という的外れなことしか思い浮かばない。株とは無縁。
- 少し前に食卓で「倍音」が話題になったせいで倍音禁断症状が出ていた。Palestrina(Tallis Scholars)で完治。
- ○
Tuesday, 24th of January 2006
- 快晴。放射冷却で霜が降りている。ちなみに「霜が降りる」という表現は、霜を実体化し、天のどこかに先在している霜が空中から降下してくるというイメージの描写だろう。どんな思想的背景があるのか。
- 各種成績表を提出。これで今年度の教務関係ウイリアムはすべて終了したはず。
- 某入学前指導関係文書がようやく届くが開封された痕跡がある。だれかが私を陥れようとしているのか。事務方に調査を依頼。
- 今夜は松井(ル・マン)の美麗二得点試合の放送があるのに学科の宴会。
- 車検のため某自動車販売店に入庫。
- 完璧なプールが出現していないかどうかのチェック。
- 出現していたので2km。苦節ウン十年(誇張)、ついに平泳ぎのストロークのコツをつかむ。忘れないうちにメモしておく。
- これまでのイメージ=「リンゴ描いてカンチョー」(子供スイミングのおねいさん談。実話)
- 今日会得した正しいイメージ=「本当のリンゴくらいの大きさに小さく描いてカンチョー」
- 「最後にアゴの下に手のひらを持ってくる」というのは本当だ。今までウソだと思っていた。そんなことをしたら、ものすごいブレーキがかるからである。しかし、ブレーキがかかるのは、手を大きくかきすぎ、かつ、上半身とのバランスが悪いからである。
- 「かき始めは耳の後ろ」というのも本当である。やはり今までこの通りにすると腕が大きく回りすぎて肩に負担が来ていた。しかし、「耳の後ろから小さなリンゴを描いてアゴの下に」というイメージだと、肩に負担は来ない。
- このコツは他の泳法にも適用できる。各論は省略するが、大まかなイメージとして、「ストロークの前半に、余裕を持って解決に導く」という感じか。
- こつこつと根源的論文(この「的」は「〜に投稿する」の意)をあれする。例によって文字数の調整がうまくいかない。「400字詰め原稿用紙換算枚数」とは、単純に、総文字数÷400でいいんだろうか。なんかそれじゃあいけないような気もするんだが。
- EndNoteで日本語文献をちゃんと扱う方法を確認する。少し面倒だが可能なようだ。BibTeXなどではどうなんだろうか。
- 大学院関係新年会&N西教授転出
糾弾送別会@海蔵。
- 普通の飲み屋なのにギターを持ち込んだ人(某有名教授)がいて大騒ぎになる。
- オプションで熱燗を注文するが猛烈に不味い。そういえば九州に来て、美味いとは言わないまでもそこそこの味の熱燗を出された記憶がない。ひどいところでは、留学生の店員が「お湯割りの日本酒」を出してきたこともある(実話)。冷酒はうまい酒を仕入れて出せばいいので問題は熱燗だ。関係諸氏の奮起を期待する。
- ちなみにこういう「普通の店で普通に頼む熱燗がうまい」地方として思い浮かぶ地名は、仙台、新潟、塩尻である。あ。小諸も。(個人的回想)
- 「大学院は出たけれど育英会の借金が500万円近くある私の人生ってこれからどうなるんでしょう」(女性)という質問にどう答えればいいのか。
だから私は大学院教育というものに特殊な学校を除いてあまり賛成ではない。
- 二次会に行くつもりだったが、バス停のそばを通過するとき、ちょうど、普段はめったに来ない直通バスが来たので「じゃあこれで」とバスに乗る。あっさり9時過ぎに帰宅。
- ということで、目出度く松井の美麗二得点試合を観戦。いや、これを観るために途中で抜けたのではないです。一つ一つは合法です。
- 「人の心はお金で買える」を論理分析せよ。
Wednesday, 25th of January 2006
- 晴天。娘は修学旅行という名のスキー合宿に出発。
- 今日明日であれはあれしてしまう予定。
- 水泳1km。昨日のイメージを確認するが、もうかなり忘れてきている。
- マーラーの2番を流している。このあたりだと、まだついて行けるというか、何が起こっているかわかる気がするんだが。
- 投稿規定を確認すると、ある文書には「〜字程度」とあり、別の文書には「〜字以内」とある。「程度」と「以内」は雲泥の差がある。こういうときは、自分に都合のいい方を選択していいということなのかどうか。
- セルティックスの試合を観戦。「動きに精彩を欠く」という報道がなされていたが、それほど悪くない気がした。いいプレーも随所にあったし。
- キーンがもういない。
- 気分が乗って調子よく25時まで。
- 当然○。
Thursday, 26th of January 2006
- 薄く雲がかかっているが好天。
- 卒業パーティー(旧称「謝恩会」)の会費をK教授に直接手渡す。
- 引き続き某原稿のチェック。できれば今日中に送ってしまいたいのだが。
- EndNoteをいじって日本語文献が扱えるようにする。思ったより簡単。
- BiBTeXなんかでも、このページなどを見ると、日本語文献があっさり処理できるようですね。むー。
- 「可搬文書形式(PDF)で提出」というのは、どのくらい許される行為なんだろうか。
- 推敲は切りがないので能動的に切りを付ける。普通郵便で送る。200円。
- たちまち物欲神が襲ってきて天神へ拉致される。天地下、三越、塔録音、丸善、大丸、某店を回って3時間後に部屋に戻る。
- 丸善にて熱心に文献を探すN#先生に会う。
やはり地底人ことが気になるのだろう。
- 今回の目的は偵察だったので、買ったのは丸善のバーゲン洋書のみ。パブロ・ピカソの解説本。一度ちゃんと生涯をたどっておこうという企画。
- 三越から塔録音へ行く行き方がまだよくわからない。近道しようとせず、いったん地上へ降りて昇降機を使うのが最善か。
- 小田和正の番組を見ながら団塊の世代についてぼんやり思考する。個人的な印象としては「
個人として立つ前にとりあえず歌って団結することに価値を見いだす世代」というところか。
- ピカソすばらし。
- 当然○の予定が×。人生うまくいかないものだ。
Friday, 27th of January 2006
- ええと、今日は午後から(卒業論文&修士論文)発表会ですね。はいはい。行きますってば。
- そういえば、今日から時間割作成会議ですか。ご苦労様です。>関係各位
- 生誕250周年ということで新聞記事などにモー様の記述が多い。ショスタコ生誕100年も忘れないでいただきたい。
- 発表会終了。遅く行って一番前に座ってしまったので熱心に聞いてしまった。
- これから打ち上げ。このテンションで飲み会に突入すると必ず飲み過ぎると思うので計画的に沈静化させること。
- ほんとだ。Googleがモー様生誕記念デザインになっている。
- 卒業論文修士論文発表会打ち上げ@G兵衛。発表者の参加が少ない。無意味。比較的冷静に呑んで9時半頃に終了。
Saturday, 28th of January 2006
- 某ピアノコンクール@岩田屋旧館(旧新館(混乱する))。11時10分集合。断続的に3時半まで。いわゆる「発表会」とはちがうのでレベルが高い。娘もチャイコで頑張ったが入選には至らず。
- 昼食は久々に華都飯店に行ってみる。しかしAランチなのに味はB。ここは有名なんだからもうちょっと頑張って欲しいと思っているんだが進歩がない。
- 「よくがんばりました」の意味を込めてイチゴショート(450円)を買って帰る。たしかに美味いが値段ほどではない。
Sunday, 29th of January 2006
- 恒例、勝手に守り神にしている宗像大社へ初詣。
- この時期なのにかなりの人出。
- 屋台のたこ焼きで昼食。500円で12個入りなので、少し得した気分。
- 最近くらし館は不調なのでマルキョウでハマチのさくを買って帰る。
- 夕方ブラームス交響曲第1番を聞き比べる。バルビローリ、古勉、クナ。
- 向こう一週間の計画を練る。現在、大きく分けて3グループ、細かく見ると4グループの仕事を平行させているが、いわばそれを国語、算数、理科、社会と見なして一週間の時間割を作成。
Monday, 30th of January 2006
- Jan/30/2006 (Mon)+
- 明け方雨が降ったようだ。
- 太古の出張の報告書が戻ってきた。一箇所、印鑑を押し忘れていたらしい。
放っておくとどうなるんだろう。【後記】隣のS口先生と相談した結果、「やっぱり放っておくと何かわからないけどひどいことになるのではないか」という結論に達したのでハンコを押して再提出。
- 根本的に空気を浄化したいので『パルシファル』を流している。
- 昨夜作成した時間割通りに作業を始める。まず、EndNoteを使って、某共著論文のための文献リストを作る。φ's indexから落としたファイルを読み込めばいいので簡単だ。
- いきなり問題発生。読み込みがうまくいかない。なんとか読み込んだが、今度はソートができない。その他、ライブラリ間の切り貼りができないなど、異常が乱発。
- いろいろと調べるがよくわからない。(2時間目以降の予定が消化されないまま、時間だけが風のように過ぎていく。)
- ようやく、このページの症状であることがわかる。その通りに対処して、無事に動くようになる。しかし、気がつくと6時間目。
- 要するに、わしのいないときにこのパソコンにOSをインストールした業者が、信じられないことにユーザー名を漢字(実名の名字)で登録していたことが原因なのだ。どうしてプロがそんなことをするか。ずっと、いや〜な感じがしていたのだが、ついにそれが現実になった。怒り心頭。ぷんぷんだ。海を返せ。山を返せ。かけがえのない2006年1月30日を返せ。
- しかしなぁ。あまりにも話ができすぎている。皆がよってたかって私をBibTeXに移行させようとしているとしか思えない。
- 夜はやや復活して24時まで。
- 松崎さんのホルンCDが届いたので聴く。私は純粋にいい音だな〜と聴いているが、娘は「疲れる」と言っていた。演奏者の立場からするとものすごく疲れる曲らしい。
- 息子はなんだか荒れ模様。人生がなかなかうまく行かないらしい。
- 近所の人が歌舞伎の招待券を分けてくれる。私は(たぶん)行けないがかたじけない。
しかし、ただより高いものはないと言われている。
- 月曜は比較的安定して○。
Tuesday, 31st of January 2006
- 深夜に地震あり。玄海島で震度3。
- 明け方雨が降ったようだ。(2)
- 今日は夜の部前半に松井の試合を観戦する予定なのでそれまでに各種ウイリアムを片付けること。
- わしの場合、インターネットなどからの丸写し答案については、最低限0点とし、悪質な場合は「不正行為」と見なす、という基本方針です。
- ちなみに「最低限」とは「一番軽い刑の場合」という意味である。「不正行為」と見なす場合には、教務課や学生課に処置を委託します。
- 引き続き空気洗浄のため『パルシファル』。
- 経験則から火曜日に「完全なプール」が出現する確率が高いので行ってみる。プールの半分に保温シートがかけられているが、残る半分はロープもあって快適に泳げる。1,200m。
- 忘れかけていた平泳ぎのストロークが戻ってくる。ポイントは、かきすぎないこと。なぜか今日は「オケラ」が匍匐前進しているイメージであった。
- 図書館で雑誌文献の複写。
- 雑誌論文毎にファイルを作ろうと思って購買部へ行くと閉まっている。なんと授業がないので午後3時に閉まるのだそうだ。くそう。この高まった購買意欲をどうしてくれる。
- しょうがないのでナフコにでも行くか。
- 行く。しかし、山ほどあると思っていたシングルファイルが10枚しかない。しょうがないので10枚全部買って帰る。あと、ホチキス(中型)も。
大型も欲しいな。
- 松井(ルマン)の試合前半を観戦。
- 24時過ぎまで。
- ○