Memoranda Personalia 2006-04
Saturday, 1st of April 2006
- 某県立脇山口高校吹奏楽部の定期演奏会@百道宮殿。昨年はどちらかというと自分たちだけで盛り上がっているという雰囲気だったが、今回は、お客様に喜んでいただくために地味に仕事をしています、というところが感じられた。演奏技術も、かなり上がってきているのではないかと思う。これから夏のコンクールまでしっかり練習をすれば、またずいぶん伸びるのではないかと思う。
- しかし高3なので受験のこともちょっとくらいは考えて欲しいのだが。
- マルキョウで上物のブリを見つけてしまう。
- 曽我蕭白(「天才画家の肖像」シリーズ)と藤田嗣治(「美の巨人たち」)。
- 頭痛しない。なんとすばらしいことであろうか。
Sunday, 2nd of April 2006
- K中がU中と合同練習をするといので朝から車出し。最近部が購入したコントラバス(「弦バス」と呼ぶ)を運搬。少し緊張する。
- 天気悪し。桜は散るのか。
- なんだかものすごい風。ユキヤナギの花が散って本当の雪のようだ。ツバキもモクレンも散る。
- 雪舟(「天才画家の肖像」シリーズ)。途中から変な方向に話が進み出したので見るのをやめる。
- レーピンのベートーヴェンバイオリン協奏曲第3楽章の演奏に感銘を受ける。
- ついに某アシスタントが降板。やむを得ないがなんだか可哀想だ。
-
- 「おかしい! マウスの調子が悪い!!」
「どうしたんだ?」
「右に動かしたいのに左に行く!」
「反対から持ってないか?」
「ほんとだ!」
という会話。
- なぜか美味しいワサビの料理が食べたい気分。
Monday, 3rd of April 2006
- いい天気だ。
- しかしなぁ、4月ももう3日だというのはどういうことだいったい。
- なんとなく気ぜわしい。ついに今回のプチ隠居生活も終焉の時を迎えつつあるのか。
- 某事務局引き継ぎに関連してマニュアルをいただく。
読みたくない
- おっとEJに誤植発見。241頁7行目。Bn+1はBnの間違い。入校時には正しかったのに。
- 時制論理の完全性証明をじっくりと読み進む。24時まで。
- 月曜は○。
Tuesday, 4th of April 2006
- 何となく気ぜわしくて大学に出てくる。
- 受付でさっそく新事務局宛の葉書を受け取る。不意を打たれる。
- 新事務局用のメールアドレスに接続するとすでに2件のメールが届いている。驚愕。事務局とはこういうものなのか。
- 新事務局郵便物処理関係協議のため共同研究室へ行くとSさんがいない。なんと大学院の方へ異動になったようだ。入社以来ずっと事務といえばSさんにお世話になっていたので非常に寂しい。春は異動の季節。
- とりあえず共同研究室に某学会事務専用の「箱」を置いてもらうことにする。その「箱」を買いに購買部へ行くが、イメージ通りのものがない。きょうび、「箱」ってどこに行けば手に入るのか。ダイソーか?
- 気が乗らないが、やむを得ないので新事務局用のスペースを部屋の中に確保すべく片付けを始める。BGMはややこしいが要するにPrinceのRave Un2 the Joy Fantastic。これが効く。どんどん能率が上がってあっというまに本箱一本分のスペースを確保する。
- この作業の副産物として、廊下には過去の紀要が堆く積まれる(既述のごとく、これは「捨ててください」を意味する)。H学科のK教授が立ち寄り、「私の論文はあるかな」と探し始める。「あ、いいですよ、持って行ってください」と軽く答えるが、あとになって、これは「私の論文が載っている紀要を軽々しく捨てるんじゃない!感じ悪い奴だな!」という意味だったのではないかと気づく。よく気がつくなあ、私は。(着地点が違う)
- 外は嵐。春雷が鳴り渡る。
- この嵐の中、娘は
どこの馬の骨だか知らない同級生の男子たちとナルニア(映画)に行っている。春よのう。
- しかしこの誘った男子は帰路を確認していなかったせいで迷ったあげくに母親に救助を求めるという失態を演じたようだ。ふっ。青いな。
- なんだ携帯を使えば大学のグループウエアにあっさり接続できるじゃないか。ちょと不用心ではないのか?
- 新学期になって、電子メールシステムについても再考を迫られている。いまや安全性の面ではwebmailが標準なのだろうか。しかし、自動spam除去フィルターがないシステムは使いたくないしなぁ。
- ×。ううっ。
Wednesday, 5th of April 2006
- 雨のち曇り。
- 新学期
を忘れるためにが始まる前に話題の映画を見に行こう企画。ナルニアに行く。朝一番に行ったのでガラガラの館内のど真ん中に座る。感想はパス。(をい)
- 昼食はキーマカレー10倍。
- 午後から大学。新事務局準備関連業務。
- ほぉ城島が二試合連続本塁打とは。やっぱり彼なんか見ていると第二世代という感じがするなぁ。野茂からイチローあたりまでは、「必死で適応しています」という悲壮感というかいっぱいいっぱいな感じがあったんだが。城島はもっと普通にすぐれた選手が高いレベルでやっているという感じだ。
- 新事務局関係怒濤のメール書き。たんに事務仕事をこなしているだけなのに充実感があるのが困りもの。
- 夜は静かに論理学。完全性証明を
こねくり回す多角的に考察。
- 息子が「花見」と称して遅くまで遊んできたので家庭内に不整合が生じている。夜遊び天国、福岡。
- 人間関係を使って完全性証明のうまい比喩を作れないか。25時まで。
- ○。
Thursday, 6th of April 2006
- まれに見る会心の睡眠。昨日のナルニアが効いたのだろうか。たしかに「心地よい」映画ではあった。深層心理に作用が及んだか。
- 午前中は自宅でごりごり。
- ほぅマリナーズが天使軍団に勝ち越し。日本で言えば楽天が大型新人の活躍でソフトバンクに勝ち越したようなものだ。今年は楽しみ。
- 閑中忙あり。
- 新任者紹介教授会。
- 学科会議。
- 新入生指導懇談会。
- 新任者歓迎会@セミナーハウス。
- それで某荷物は今日届くんだろうか?
- 荷物届かず。不安。そういえば、住所を知っているのだろうか?宅急便って、郵便番号で届くのかな?
- 歓迎会は三次会まで盛り上がる。
Friday, 7th of April 2006
- 自他共に認める二日酔い。飲み過ぎ。
- そんな小さいことにはお構いなく外は快晴。日差しがまぶしすぎる。
- トロントさんは帰国したのかな?
- 今日こそは静養したいが荷物の受け取りのために出て行かざるを得まい。
- 荷物到着。ちゃんと住所も書かれていた。余計な心配をして少し損した気分。
- 地味にto-do listを片付けていく。
- 誰ピカでラマヌジャンのことをやっている。ついに彼もメジャーになるのか。
Saturday, 8th of April 2006
- 名実共に春。窓を開けて風を入れる。
- 手入れが悪く引っ越してから一度も花を付けたことがないドウザンツツジが今年は咲いている。先日貸与先から戻ってきた55/3.5のマクロレンズで記念撮影。
- 来週から授業開始なのであわてないようにまずは充実したto-doリストを作ることから始めよう。
- 新年度から新しいグループウエアというものが稼働している。説明書を見る限り、いろいろと使えるシステムのようだ。しかし、なぜか机上具(「デスクトップツール」と表記あり)が動かない。
- ついでに書いておくと、最近いろいろなところからメールを読むので、ほぼ全面的にwebmailに移行している。問題はspam mail駆除と過去との整合性。
- 新事務局関連で電話やメール。
- 第一週目の授業プリント類をほぼ作成。来週〆切のミニ原稿も片付ける。
- というようなことをやっているともう夕方。
- ピアノ教室から塾へ娘を搬送。到着が早すぎたのでダイエーの店内をうろつく。極上のブリ(590円)に遭遇。やむを得ない。涙をのんで(うそ)あっさり購入。「活き絞め」というもので、鮮度がすばらしい。
- 盛大に×。
Sunday, 9th of April 2006
- 午後から雨で黄砂も飛びますという予報なのだが洗車。
- 新事務局関係メール書き。(ひー)
- 昨日のブリの衝撃がまだ残っているので今日もダイエーへ行きたい気分。
- ふーむ、Boot Camp。これってエミュレータじゃなくて、本当にMacでWindowsが走るってことなのね。むらむら。
- 中国の「天坑」と呼ばれる地底世界の番組を興味深く見る。
Monday, 10th of April 2006
- 嵐。本当に台風のような風雨。これが台風だったら文句なく学校は休みになっていたであろう。熱帯低気圧なら休校なのに温帯低気圧はどんなにひどくても休校にならないというのは温帯低気圧さんに対する不当な差別ではないのか。
- ssl-vpnを用いて自宅から科目登録者名簿をダウンロードする。今年もあまりひどいクラスはできていないようなので一安心。
- ラテン語は24名。すごいなぁ。日本におけるラテン語教育の一大拠点ではないのか。
- なんだか町内会のことで人が来て揉めている。世の中いろんなことがあるもんですなぁ。ずずっ。
- お茶を飲んでいる場合ではない。本当にすごい風だ。文系センターの一階吹き抜け部分で死者が出ていないか心配。
- 今日の夕食は台風カレーじゃなくてタイ風カレー。それを楽しみに今日も生きていこう。
- 昼食後、明日の授業プリントを印刷するために暴風雨の中出勤を試みる。何とかたどり着くが研究棟一階部分は立ち入り禁止。どうしても入りたい人は地下の非常口などから進入しなければならないというとんでもない事態になっている(この情報は携帯電話から学内グループウエアに接続して得ることができた)。この暴風雨の中危険を冒しずぶ濡れになって泣きながら研究棟へ突進するだけの価値が自分の授業プリントにあるかと自問する。ないと判断し(をい)、やむなく撤退を決断する。
- それにしても、折れた木が道路に倒れていたり、壊れた傘が舞っていたりと、本当に台風時と同じ状況。これからは温帯低気圧も熱帯低気圧並みに厚遇することが必要であろう。
- 自宅で熱いコーヒーとチーズケーキ。極楽極楽。(極悪)
- しかしやっぱり一限目の前にプリント類を準備するのは時間的に無理があろうということで、夕方、風雨が弱まった(正確に言うと、風が弱まっただけで雨は変わらず)のを幸いに出勤。無事印刷を終える。
- 頭痛しないので機嫌よく25時まで。
Tuesday, 11th of April 2006
- 絶品台風カレーのせいで朝の体重が1kg増加している。おそるべし炭水化物。
- ついに授業開始。この時代に学問によって自らの人生の価値を高めようという熱意に満ちた多くの人々を前にして胸が熱くなる。(誇張あり)
- 火曜は久々に1限目から。午前中は引きこもってごりごりというのがここ数年の生活パターンだったので適応できるか心配。比較的小さなクラス(61名)なのでなんとかやっていけそうな気もするが。
- 今年は教室が研究棟から一番近い10号館に集中している。ここは縦に長い教室が多くて好きじゃないんだが文句は言ってられないだろう。
- excelで出席簿作り。ここ数年使っているシステムは今のところうまく行っているようだ。今年は授業カードとScanSnapを連動させるシステムを構想しているがまだ考え中。興味深い授業カードを8枚ほどスキャンしてプリント配布すれば盛り上がるだろうか、とか。文章よりイラストの方が得意な人も多いようだし。(ぼそ)
- 今年度のプールデビューはいつになるのか。今日は3限があるので無理。
- 授業の開始チャイムが鳴っている。(行かんかい!)
- サングラスをかけている学生に「なぜサングラスをかけているのか」と質問する。「目が腫れているからです」という答え。しかし別に結膜炎で腫れているのではなくたんにはれぼったいだけのようなので速やかに外してもらう。
- 帰ろ〜かな〜、帰るのよそうかな〜♪
- やはり帰らずにごりごり。
- 事務関係メール数本。
- 完全性いじり。もういちどブール代数の基礎を。25時まで。
Wednesday, 12th of April 2006
- 曇天。
- 昨日の夕食後TVをつけていると長州小力扮する「かわうそくん」が出ている。懐かしいので本棚から『伝染るんです』を抜き出して図書室(注釈略)に置いておくと子供たちがはまったようだ。
- 朝から事務関係メール書き。こうやってだんだん推敲しないでも文章が書けるようになっていく。(むしろ推敲しろ)
- え〜。今から授業〜?
- 特筆すべき事に、今年度は一コマ授業数が少ない。このご時世に授業の量的負担が減るなどというのは希であろう。関係諸氏の尽力に感謝する。
- 今日は地下世界
のことが気になって気になってもうどうしようもない研究で有名なN#先生主催(?)非政治的教員組合による非政治的新年度宴会。政治的話題は一発レッドカード退場になりますのでご注意ください。
- 復活。スイマーズ。軽く1,200m。水中ドルフィンをしながら「やはり戻ってくる場所はここだ」と感じる。(若干意味不明)
- 学内ではクラブやサークルの新入生勧誘が花盛り。最近新入生に間違えられることがなくなったなぁ、と感じているオジサンは私だけだろうか。
- 業務連絡。26日は会議ですので19日にしましょう。(メールしろ)
- 新年度宴会は盛況。OD時代にお世話になった高槻の某学習塾に昨年まで勤めていた新任者がいて盛り上がる。23時解散。
Thursday, 13th of April 2006
- 雨模様。やや寒い。
- ゼミ初日。なんとなく飲み屋にいるような雰囲気なのは某店員がいるせいなのか。
- あまり無理をせず今日は泳ぎませんでした。
- 自称四国の玄関大学に就職した某氏から住所変更などの連絡。内容確認のために研究室へ直通電話。新天地でがんばってください。
- この時期時間的に部活と塾の両立が難しい。車で送る。
- 帰りにダイエーで活絞ヒラメに遭遇。しかも夜なので半額。やむをえない。
- ラーメンの日本一決定戦などという下らん番組を喜んで観る。
- 若干の頭痛にもめげずに晩酌。
Friday, 14th of April 2006
- えーと今日は市民ゼミ。バークリーの復習を。ほんと誰かこれ訳してくれませんか?
- 一昨日の水泳の疲れを今頃感じる。なぜだ。
- たしかに男30代はやる気があり、かつ体がついてこないが、40代半ばになるとやる気の方もついてこなくなる。しかしそう考えるとやる気を出させようとしているやる気満々の主体が存在することになるがいかがなものか。
- 最近、
「来週ちょっと用事があるんです」
「ああそうですか」
「なので、休ませてもらえませんか」
というように、「そういうわけで」や「ですから」を「なので」と言う人が急速に増えている気がする。授業カードにも散見されるようになってきた。
- ちなみに私の故郷では「ほんじゃきん」あるいは「ほじゃけんの」と言う。(蛇足)
- だから上の会話は、
「来週ちょっと用事あるんじゃきんどな」
「あほーな」
「ほんじゃきん休ませてもらえんかろか」
と展開する。(なんの意味があるのだ)
- 逃げてないで予習予習。
- 突然通りすがりのバーニー(誰よ)が入ってきて「この部屋は家庭のようだ」と言って去っていく。一応褒めてくれたんだと思うが謎である。
- 市民ゼミ。accidentsを「事故」と訳している箇所あり。これはやっぱり「付帯性」または「属性」だろうなぁ。
- 某事務局開き。N氏を交えて今後の相談。しかしブツがそろっていないので具体的な話にはならない。
Saturday, 15th of April 2006
- 雨だ。「よぉ降りまんなぁ」は「さらまんだぁ」に似ているということはすでに指摘した。
- 今日は自宅軟禁でもされてみるかな。
Sunday, 16th of April 2006
- いい天気だが風が強い。
- 午前中、宇宙人が残していった廃材の処理など。久しぶりにノコギリを使う。
- 車庫に生息していた巨大アシダカグモ(子持ち)を隣の畑まで竹箒で掃き出すことに成功。(この作戦の担当は妻)
- 二日連続豚骨ラーメン。自宅で。
- わが一族に太古より伝わる(うそ)楽健法による休日恒例相互マッサージ中、左の二の腕の裏側に堅い筋肉のしこりができていることに気づき、慎重にもみほぐす。頭痛に関係しているような気がする。
- 休日にもかかわらず事務局関係メール書き数通。
- 発表申し込みも1件。しかしこの人は日曜日に「よし、発表しよう」と決断したんだなぁ。
- N響時間。動いているバルシャイを初めて見る。そのままショスタコも振ってほしかった。
- しかしショスタコ5番の方も熱演。ゆっくり堂々としたcodaが印象的。かつては「強制された歓喜」とかいってずいぶん速い演奏があったが、最近ではあの速度指定は誤植だということに落ち着いているのだろうか。個人的には遅い方が好み。問題は、多くの場合、トランペットが死ぬという点。
- はっ今気づいたが、あの「苦しいトランペット」に人民の苦しみを込めているのか。
Monday, 17th of April 2006
- いい天気。風もなし。
- 家にいる攻撃。(誰を何のために攻撃しているのか)
- 最近はブルーじゃなくてブールな(boolean)日々。
- 夕方、満を持して「スーパームカデジェット作戦」を遂行する。この時期に家の周りの防御を固めておかないと、黄金週間以後、ムカデ族の猛攻撃を受けることになる。帽子、手袋、マスクをして猛毒(やや誇張だが嘘ではない)の薬剤を家の周囲に散布する。遠目から見ると、泥棒が侵入を試みている図である。無事警察に通報されることもなく作戦終了。これで今年は平和な初夏を迎えられるはず。
- 上述の怪しい姿で車庫の周辺を歩いていると新聞配達のおじさんに声をかけられる。
「汝何を散布するか」
「我百足駆除薬を散布するなり」
「効果ありや」
「効果絶大」
「名は何と」
「すーぱーむかでじぇっとなり」
「我メモす」
「よきかな」
というような会話。
- しかしやっぱり体に悪いんだろうな。それに、なるべく息をしないようにして動き回ったせいか、体感疲労度が大きい。
- 引き続きブールな夜。24時まで。
Tuesday, 18th of April 2006
- 火曜は1限目から授業。「早起き圧」のせいで早めに目が覚める。
- 宗教学初日。まぁこのクラスはやりやすいんじゃないだろうか。問題はこちらの体調だな。
- 事務局関係メール書き数通。一般振替口座に通帳はないことを再確認。昔使っていたが忘れていた。
- 最近のブールな日々の影響で「花束」を「はなそく」と読んでしまう。
- 買い忘れていた『伝染るんです』3〜5巻がamazonから届く。
- 著者からいただいた『九鬼周造の哲学』(昭和堂)だが早く礼状を書かないと。中途半端に時間がたってしまってますます書きにくい状況に。
- 授業開始まであと10分。そろそろ珈琲を入れるかな。まだ喉ができていないのでこの時期無理すると声が出なくなる。
- 中世思想終了。今年はさっさと神学大全に入る予定。
- さらに事務局関連メール数通。
- ええと明日のラテン語の準備を今日しておくべきかどうか。
- する。ぜいぜい。
- ブールな夜を送る予定が事務局関係の雑用をしてしまう。
こっそりこのページ左下の事務局住所をバージョンアップさせてみたり(最終変更日に注目)。
- でも24時まで。
Wednesday, 19th of April 2006
- 晴天だが午後から下り坂の予報。
- 今日は正規授業と非正規授業(?)がひとつずつ。学問によって走馬燈のように短い人生を少しでも輝かせたいと願う人々が集う場所(美化)へ出かけていく。
- ラテン語は説明ばかりでたくさんしゃべってしまう。
- 10号館はプールの隣なので都合がいい。30分ほどゆっくりと800m。途中、人がいなくなったので久しぶりにバタフライを盛大に。
- これまで多くの人々の命を奪ってきた(うそ)文系センター一階ピロティーがついに撤去される(「塞がれる」の方がいいか)ことになったらしい。明後日から工事が始まるという回覧板(表現要検討)が回ってくる。正門が西に移動して通行量が増えたので本当に死人が出てからでは遅いという判断だろう。しかしこの場合設計者に損害賠償を求めるとかゆーことにはならないんだろうか。
- 迷惑メールが多いなー。毎日50通くらい届いている。これまで商用サーバーのフィルターサービスを通していたので気付かなかったが、webmailに変えてから実態が明らかになった。これじゃあ、普通のメールでも間違って消しているものがあるに違いない。逆に、自分のメールも誤って消されている可能性が高い。返事が来ないのはそういうケースなのだろうと自分を納得させているおしんであった。
- ついに無線打鍵機&鼠を断念する。それだけ机の上が混雑してきたのかもしれないが、感度が悪くて使い物にならん。電磁波を使っているから多少はだいじょうぶなはずなんだが。
はっもしや宇宙からの妨害電波
- どのキーボードにしようかと迷ったが(そんなにあるのか)、まだ一度も使っていない、最初に配給されたごく標準的なPS/2日本語キーボードを接続してみる。う〜む。とっても普通。普通のキーボード使っている人って、こんな気分なんだろうか。有線だけあって反応に問題はない。しかし無難すぎるところが問題といえば問題。(それが問題)
- 形而上学的な予習のBGMはベートーヴェンのピアノソナタ。ベートーヴェンってなんとなくマッチョなイメージを持っていたがとんでもない誤り。楽聖の名にふさわしく、天使のような人である。
- 卒論ゼミは3名の参加。エンペドクレスが友愛と憎みの原理を整合的に使っていないという結論を導くための暗黙の前提についてなど。
- それで今度はスンマ会が増殖することに。
- 寒冷前線に伴う雨雲が近づいている。明日は寒くなるので要注意だ。
- 事務関係メール。
- バッハ『無伴奏チェロ組曲』(ビルスマ(新))で浄化。
- イデアルかイデヤルかという問題じゃなくて。24時まで。
Thursday, 20th of April 2006
- 寒冷前線通過中。強風。
- 毎年恒例朝っぱらから痛手だぜ某科研費連続落選記録更新。もう出すのをやめよう。現実世界はオレを必要としていない。どこかの可能世界で科研費ばんばんもらってバリバリ研究しているcounterpartを心の支えに現実世界の私は地道に事務仕事をこなしていこう。
- はっいかんいかん。バッハ『無伴奏チェロ組曲』(フルニエ)で激しく浄化。
- えーと、はいはい。今日は授業が二つですね。あと塾の送迎っと。
- ゼミでは語学力より議論する力を、という話が昔あったような気がするが、最近、再び語学重視の傾向が一部にあると聞く。このあたり、学科内でちゃんと話をしておかないと学生が混乱するんじゃないでしょうか、という事務仕事。
- ゼミ実質的な初日。いきなり知識の権力説が提唱される。
- 知識とは、権力によって人々が現に確信しているもの、あるいは確信しうるもののことである。(A藤)
- 最高権力者に「知識」という語を適用するのはまちがいである。
- 個人的な、しょーもない知識というものは存在しない。
- 「権力」には政治権力、宗教、流行、そして科学(の一部?)も含まれる。
初回にしては上々。各自自分の説を作っていきましょう。
- 水泳1,000m。やや力を入れて800m+平泳ぎ200m。
- 先日の上腕三頭筋のしこりだが、慎重なマッサージを続けたおかげでほぼ消滅した模様。押してもほとんど痛くない。
あんなところに邪気が溜まっていたなんて。今夜頭痛がするかどうかが、因果関係を探る上でのポイントになるであろう。
- えー仙台って近くだと思っていたのにあまり飛行機が飛んでないなぁ。昼間の都合のいい時間帯はJALばっかりだし。
- バルサとミランの試合を観戦。
- 晩酌して早く寝る。
Friday, 21st of April 2006
- 快晴。
- 家にいるのがもったいないような天気だが、予定表を見ると今日の午前中しか散髪に行く時間がないので慌ただしく床屋へ。やな感じ。床屋くらい、「さて、今日は暇だから床屋にでも行くかな」という感じで行きたいものである。
- 某事務局関係荷物第二弾が届く。
やな感じ。
- その荷物の中に「**哲学会」と墨筆大書された看板が入っている。どないせいっちゅうねん。たとえばこれを研究室のドアの隣に掲げたとする。きっと近隣の教員たちは「やな感じ」と思うんじゃないだろうか。こう考えるのは私がひねくれているせいなのか。
- 昼はいつもお世話になっとりますS川教授御正室が「いまいち」と評価した某「庭」のカツカレーを久々に。たしかにいまいちですが、業務用ルーに鷹の爪やニンニクスライスを混ぜて何とか顧客満足度を上げたいという努力をわしは買います。450円だもの。
- 某学会会計幹事N嶋氏とともに某学会の行く末を案じる。(若干の脚色あり)
- (削除)
- 今日は我が正室の生誕記念日だったので薔薇の花そくを某店に注文したんだが、ややコストパフォーマンスに欠けたので次回は別の店にしよう。
- 動いてないと死ぬのは鮫ですたしか。
Saturday, 22nd of April 2006
- 雨だ。家にいてももったいなくない。
- しかし濡れた新緑というのも魅力的なのだが。
- みっちり自宅研修。
- 昼は「うまかっちゃん 辛子高菜味」+炒飯。
- どうも行き詰まっているので最初からじっくりとやり直し。ふつう地味勉には余った授業プリントの裏を使っているが、気合いを入れるために10冊200円ほどの大学ノートを一冊おろす。
Sunday, 23rd of April 2006
- 午前中曇りで肌寒いが午後から晴れて気温が上がる。
- 19年間わが家のチンを担ってきた電子レンジがこのところ瀕死状態に陥っている。完全に亡くなる前に代替わりを済ますべく二台目の導入に踏み切る。価格ドットコムあたりで目星を付けて、加茂のヤマダ電機へ。一番人気のMITSUBISHI RO-B1Cを購入。驚いたことに、最近の電子レンジは中が回らない。電子レンジといえば回るもんだと思っていたのに軽いショックを受ける。誇り高い技術者たちの日々の努力がここにも。
- これだけではない。某実家方面から強く要望されていたのにずっと無視していた温水洗浄便座をこの機会に導入。一番安いものを買うつもりが、やはり電気代などのランニングコストを考えて、National DL-GW20という最新型にする。(みーはー)
- 遅い昼食をマルキンラーメンで。Wラーメン+辛子高菜+紅ショウガ+おろしニンニク+ネギ+コショウ。久々なのでうまい。一蘭なんかよりずっとうまいという点で意見の一致を見る。
- 帰宅後さっそくインストール作業。レンジは問題ないが便座の方は不安。工事をしてもらうと1万円以上取られると聞いたので自分で設置することにしたのだ。電気工事は得意だが水道工事は慣れてないので緊張する。管を外したとたんに猛烈な勢いで水が吹き出たりしたらどうしよう。しかし、緊張しながらも手順書通りに作業を進めると、ものの30分ほどであっさりインストール終了。しかし、力やコツが必要なところがあるので誰にでもお勧めできる作業ではない。
- 夕方疲れて少し昼寝。
- 昼寝していると某学会の発表申し込み電話あり。やっぱりみんな日曜日に「よし、今年は発表しよう」と決断するんだな。
- 上腕三頭筋のマッサージを引き続き。あれ以来頭痛がしない。やはり原因はこれなのか。
- 旬の鰹タタキで快調に(頭痛しない)晩酌。
- 温度指定で燗をしてみる。人肌は45度、ぬるめは50度あたりか。今度居酒屋で「燗、50度でお願いします」と注文してみようか。
Monday, 24th of April 2006
- いい天気のはずなのに黄砂のせいで視界が悪い。こいつあひどい。山が見えないほどだ。
- 温水洗浄便座その後だが、小で入ったときにもセンサーが反応して便座のスイッチが入るのが不満。「あ。この人は小だな」という判断ができないのが第一世代センサーの悲しいところだ。
- 昼は自宅で。ざるうどん+アサリご飯。炭水化物とミネラルを中心に。(結果論)
- 4限目は増殖寸魔会第1回目。話し合いの結果、形而上学会を寸魔会に変更することで増殖を食い止める。
- で、温水便座のセンサーだが、誇り高き技術者諸君の今後の課題としては、個体識別メモリを装備してほしい。10個程度あれば大家族でもほぼ対応できるだろう。体臭とホルモンなどによって男女個体を識別し、あと、ログを取って「Aさん(男)が午前9時以後に大の確率は5%」とか「Bさん(女)が午後9時前後に大の確率90%」などとデータを蓄積。それによって、蓋の開閉、便座暖房、便座上昇を自動化するのである。売れるぞ。(無理)
- ブールな夜ふたたび。25時過ぎまで。
Tuesday, 25th of April 2006
- いい天気だが黄砂が。昨日ほどではないが。
- 一限目はエネルギー満タンで快調に進むんだがちょっと
エネルギーの無駄遣いをしているような飛ばしすぎのような気がしてならない。
- 1限目終了して次の3限目までにプリントを3枚作成するという荒技。今日も元気だ自転車操業。
- 「事務局」の看板をどこに出すかという事をまだ考えている。部屋の中に飾るのは間違いだよな。インテリアじゃないんだし。
- ええと、印刷して、授業カード読んで、名簿付けて…。(ここに書く暇があったらそれをしろ)
- 3限終了。今年はウケを狙わず本物の味を出していこうという企画。
- 朝日新聞のこの記事。何か変な記事だな。殴って自転車を奪うだけなら新聞記事になるほどのことではあるまい。「似合わない」という理由が面白かったのだろうか。たしかに面白いが。さらに3,000円の月賦払いなどということを報道された被害者の人権はどうなるのか。
- いい天気だなぁ。こんないい天気に息子は能古の島に遠足。
くそう。
- 娘を塾へ送る。危うく笹丘ダイエー鮮魚コーナーへ引き込まれそうになったが習慣の力を借りて事なきを得る。
- 上腕三頭筋マッサージのおかげで最近は頭痛がしないので快適。頭痛がしないということは疲れ果てるまでどこまでも頑張れるということ。なんとすばらしいことであろうか。
- だんだんブール束と論理学の関係が見えてきた。25時まで。
Wednesday, 26th of April 2006
- 曇り。空気がひんやりしている。素直に気温に反応して服を選択すると完璧な冬の装い。少し迷ったが外見より体調を優先させて変更はせず。
- 新聞を見ていて「エロかわいい」という文字列に出くわす。最近よく見るような気がする。こういうのは連言的性質といってめずらしいものではない。「黄緑」「青紫」「ずる賢い」「ばか正直」「ばか丁寧」など無数にある。だから、「エロかわいい」も、それが連言的性質であることに新鮮さがあるのではない。たぶん「エロ」という言葉を肯定的におしゃれな感じで言うのが新鮮だと感じられているのではないか。たしかにわれわれの世代は「エロ」と言えば「エロ本」である。だから「エロい」というのはあまり肯定的な意味ではないと思う。だからその歌手も「エロい」じゃマズイから「かわいい」を付けようということになったのだろう。ふむ。こういう回りくどいところに引っかかったのだな、と自己解決。
- ええと、はいはい。今日は授業が1つに会議が2つ。
- ラテン語はアルファベットの発音を確認するために『ガリア戦記』の冒頭を読ませるというサービス企画。
- 水泳1.2km。できるだけ力を入れないで。
- 雨が降ってきた。沖縄あたりをひどい低気圧が通過しているのでそのとばっちりが来ているようだ。
- 水泳+長時間会議という頭痛セットが効いて上腕三頭筋マッサージにもかかわらず夜になって若干の頭痛。
- 22時まで地味にやってたんだが頭痛もあり断念。その後、痛恨の不規則飲酒。
Thursday, 27th of April 2006
- 晴天。昨日よりは暖かい。気温に反応して服を選択すると普通に春の装い。
- やはり体内でアルコール分解酵素が生産される週間リズムができているのか。二日酔いというほどではないが、昨夜の不規則飲酒が残っている。今から授業なのに。
- ゼミはまだ一頁もと言うより一行も進まない。しかし、活発な議論。今日はHさんの「個人の直接経験説」が優勢。
- 議論の記録というか、実際の議論に基づいた創作を書き始めてみる。
- 大量のspam mailとweb mailの共存を図るべく、yahoo mailを試用してみる。
- 妻が『博士の愛した数式』を読んでいるのでわしも端から読んでみる。整数論というのは素人というか非天才が手を出せない分野であるにもかかわらず、素人にもそのすごさがわかる分野なので、いいところに目を付けたなぁという感じ。これが、解析とかじゃあ小説にはならないだろう。
- 絶品のカンパチに遭遇。やむをえない。×
Friday, 28th of April 2006
- 晴天。安定して暖かい。気温に反応して服を選択すると普通に初夏の装い。
- やはり体内でアルコール分解酵素が生産される週間リズムができているのか。昨夜の酒はまったく残っていないと感じる。
- 市民ゼミはバークリーが一次性質を否定するあたり。要するに、イメージとしての延長や形が実在しないということだ。しかし10cm(長くも短くもない)とかx2+y2=r2(円のイメージとは関係ない)のようなものは存在する、ということでいいのでしょうか。
- EJを5冊お買い上げいただく。著者割引で販売。
- Yahoo!メールというのを迷惑メールフィルターとして使おうとしているがうまくかない。くじけないでがんばろう。
- 今日はこれから事務局の仕事をして、そのあと大学院関係の懇親会の予定。
- そういえば旧ゼミ生の某君が退学したらしい。どうしたのか。気になる。
- にってつの航空券と宿泊施設の予約を完了。
- 名簿管理の一元化を模索するために原簿を会計幹事に渡す。
- 筑豊ナンバーの怖い車で六本松まで送ってもらう。
- 3次会まで盛り上がってしまう。あまりひどいことにならずに1時頃に帰宅。
Saturday, 29th of April 2006
- 好天。
- 活発なアルコール分解酵素のおかげでさわやかな目覚め。
- 今日は「みどりの日」という祝日らしい。前々からこの意味がよくわからないような気がしていたので少し考える。
- 緑色の日→変。カテゴリーミステイク。
- 「緑」の日→「あかの日」とか「あおの日」と同じく変。
- 新緑が美しい日→そう言われてもなぁ。
- 緑が象徴する自然、特に山をたたえる日→「海の日」とバランスが取れるのでこれがいいような気がするが、それならそれともっとわかりやすい命名ができなかったのか。そもそも自然をたたえるという人類共通の感情がなぜ日本国の祝日になるのか。
- 朝から車出し。今日はチューバを運ぶ。
- さて、今日は洗車でもするかな。
- おっと学会発表申込みが2件。
- 更に1件。
- 昼はうどん。だんだん曇ってきた。
- はっ。うかうかしていて洗車するのを忘れてしまった。
- 卓球世界選手権というか福原愛コンサートというかを見る。
Sunday, 30th of April 2006
- 連日の晴天。既に夏の気配。
- 九州新聞(自称「西日本新聞」)に男性の更年期についての記事が大きく出ている。3つ以上当てはまったら要注意式のチェックリストも。いくつ当てはまったかは秘密。
- ええと、はいはい。今日は中学校のジョイントコンサートと、そのあと楽器の運搬ですね。
- 本当に今日は洗車をしよう。
- yahoo mailをspamフィルターにする計画は未だ成功せず。ほぼ素通し状態なのでこちらの設定ミスが考えられる。要再検討。
- 洗車する。ご近所さんと世間話という高度な技も久々に繰り出す。
- タケノコを持ってきてくれる人がいる。
- 入会申込み兼発表申込み。忘れないようにすぐに処理。
- こういう「忘れたら他人が困ること」が増えているような気がする。
- コンサートは意外に長かった。有線は昔は上手だったのにわやになっている気がする。中高の部活は本当に指導者が重要。
- 私が甘うございました。怒濤の某学会発表申込み。いちいち返信しているだけで充実感があるのが困りもの。
- コバケンの『幻想』炸裂。第3楽章が退屈しない。
- 久々に会心の飲酒。無敵状態。(それだけはやめろ)
- そういえばGödelも生誕100年。