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Memoranda Personalia 2006-09 Friday, 1st of September 2006
ご唱和ください。「はっもう9月!」
台風12号のことが気になって仕方がない人が多いと思うが(それは君だけ)、やっぱり日本に向かっている。米軍合同台風警報センターの情報だと、現在の中心付近の風速は130kts、最大瞬間風速は160ktsとなっている。ktsはノットのことで、秒速にするとそれぞれ、約65mと80mだ。予想だと、6日には東経145度を超えてくるが、それでも風速105kts、最大瞬間130ktsだ。油断しているととんでもないことになるぞ。
ちなみに、ノットから秒速を出すのは簡単で、数字を半分にすればよい。どうしてかというと、1ノットとは一時間に1海里進む速さで、1海里は1,852m。だから、 1kts = 1852m/h = 1852m/3600s ≈ 0.5m/s となる。(ためになる豆知識)
逃げてないで市民ゼミの予習を。今日はライプニッツの中で「感覚」を説明しないといけないのだがうまく行くかどうか。
海外転勤のためにいなくなるOさんの送別会をかねて市民ゼミは4時半まで。だんだん少数精鋭になってきたと言えばいいか、あるいは、消滅の危機に瀕していると言えばいいか。
Shopeのリサーチ本のノートを作ることを決意。
自宅のMacにGoogle Earthをインストールしてカトリーナ級台風12号の勇姿を家族に見せてやろうと思ったのだが、Macの力不足でうまくソフトが動かない。残念。
Saturday, 2nd of September 2006
米軍合同台風警報センターの予報だと、カトリーナ級台風12号は7日未明に関東地方を直撃の見込み。仙台から大阪くらいまでは軽く入る大きさで、中心付近の風速45m/s、瞬間最大風速は55m/s。車も飛ぶぞ。マスコミはもっと報道して危険を伝える義務があるんじゃないのか。
自宅でShopeをごりごり。
某改訂も少しだけ。
レッドキャベツで刺身盛り合わせを購入。機嫌良く晩酌していると近所の青少年のバイクがうるさい。出て行って対決しようとするが、「娘もいるからやめてくれ」と妻に制止される。それで出て行くのは止めて、窓から顔を出してあからさまな不満を表明する攻撃に切り替える。多少の効果はあった模様。
Sunday, 3rd of September 2006
期待 心配している台風12号だが、今見ると、首都圏直撃直前で向きを変え、もどっていくという予報に変わっている。なんだつまんない ほっと胸をなで下ろす。しかし、関東地方は引き続き警戒が必要だろう。
久々の熟睡。7時間は寝たな。
熟睡のせいか執筆意欲が沸いて某改訂作業に没頭。旧第7章を全面的に書き直すことに成功。
今回、146が軽い修羅場を体験したわけだが、非常に感触がよい。やはり、これは、趣味ではなく仕事の道具である。執筆中は、狂乱状態で、イデア界を猛スピードで流れ去る奔流を現実世界に書き留めていくわけだが(脚色あり)、そのときに、146の硬いペン先は非常に頼りになる。多少乱暴に書き殴っても全く大丈夫という安心感がある。
そのためには、ペン先はFではなくMでありたい。Fは御しやすく、手紙を書くには好適だが、イデア界との闘争にはやや役不足である。もしかしたらBの方がさらにいいのかもしれない。149はBで行ってみようか。(妄想)
今まで使っていたのはセーラーの極細とパイロットの中細だが、こういうのは、事務的な筆記に向くのであって、創造的な仕事には向かない。どうも最近創造的な仕事ができないや、と悩んでいる方には、「筆記用具が間違ってないか」という反省を行ってみることを提案したい。
全く登場しないパーカーのMだが、これはこれで、幸せな気分にさせてくれる。メモなど、社会的、日常的な使用にぴったり。さすがイギリスという雰囲気。いざというときの役には立たないが。
Monday, 4th of September 2006
雲が多い。雨が降って少し涼しくなるがまた気温と湿度が上がる繰り返し。
2週間ほどプールが清掃のため使えない。従って大学に行く理由がない。(をい)
従って自宅でごりごり。
昼は生協のレトルト牛丼。カロリーが高い割に食後に充実感がない。
湿度が高く暑くないのに汗が出る。夕方からクーラーを入れる。湿度が下がって快適。
夕方、学部の図書委員からメールあり。「哲学者の索引オンライン版」の購入が決定したとの報。ひゃっほう。しつこくだだをこねた ねばり強く交渉したかいがあった。近年まれに見る明るいニュース。
ショルダーバッグのひもの長さの件だが(唐突)、私はずっと、ピート・タウンゼントのように長目にするのが正しいと思っていた。しかし娘の証言によると、最近は田端義夫のように(せめてサンボマスターのようにと言え)短い方が正しいのだそうだ。要観察。
Shopeの読みにくい本をごりごり。初めて146のインクを使い切る。見た目インクがなくなってもずいぶん書けるものだ。薄くなるけど。はっ。手段と目的が。
なぜか今夜は短調のピアノ協奏曲シリーズ。
モーツァルト24番(ハ短調)ハスキル、マルケヴィチ
ショスタコーヴィチ1番(ハ短調)自演、クリュイタンス
ベートーヴェン3番(ハ短調)バックハウス、イッセルシュテット
ブラームス1番(ニ短調)カーゾン、セル
やはりモー様が別次元。
ふつう○
Tuesday, 5th of September 2006
明け方激しい雨が降ったような気がする。
いつまでも放置しておくわけにもいかないので散髪へ。
「暑苦しいって言われませんか?」
「思ってても、言わないですよ」
「はっはっは」
という会話。
当初、散髪が終わったら天神へ直行して各種物欲処理に当たろうと思っていたのだが、やはりまだ火曜日なので禁欲的に集中することにする。
へえ、また楽しいソフト が出てきたなぁ、とさっそくインストール。(集中しろ)
事務局関係雑誌発送一件。今度は学術刊行物扱いしてくれよ。
animal planetの某人気動物キャスターが撮影中にアカエイに刺されて死亡の報。結構好きでよく見ていたのでショック。ご冥福を祈ります。
引き続き1970年前後の初期認識論を勉強。あまり乗っていないときは極細のペン先でゆっくり小さな文字を書き、乗ってくるにつれて太字で書き殴るのが快適。(はっ。手段と目的が(2))
Gmailを使っているが、最近、spam判定のミスがちらほら。今日も図書館からの重要メールをspamフォルダの中に発見。それでも驚異的な精度だと思うがさらにがんばって欲しい。
ひやみじこなったな。(唐突な方言)
defeasibilityについて。Lehrerってそう言えばこの当時整合主義者だったな。
○
Wednesday, 6th of September 2006
マイクロ睡眠が明け方まで続く。その後マクロ睡眠(なにそれ)を3時間ほど。
比較的目覚めがすっきりしている。しかし、マイクロ睡眠は自覚症状として意識があるので疲れる。年齢とともにだんだんマクロ睡眠時間が少なくてもすむようになってきているが、今のパターンが進行すると、月曜〜木曜はほとんど眠らず、金曜〜日曜は酔っぱらってたっぷり睡眠、ということになるのではないかと恐れる。(それでもいいんだが)
しかし、規則的な生活習慣は私の財産の一つだから、なるべく変えないようにはしたい。(上のパターンでも規則的だが)
シンポジウムの原稿が届いたので整形など。
今日は某病院の会議。早めに天神に出かけて久々にツナパハで昼食。いつものスリランカ・リアルレッド・大(今回から辛さ倍増唐辛子汁付き)だが、途中で泣きそうになるほど辛く感じる。体感辛度ストレス反比例則によると、これは非常にストレスが少ないことを示している。
というより、やはりLeeの20倍などという軟弱なものを食べていたので舌が鈍ったのだろう。舌を甘やかすな!
某会議。せっかくなので会議の最後に言うべきことを言わせていただく。こういうメタ発言(会議の内容ではなく会議そのものについての発言)は歓迎されないことが多いがやむを得ない。後でいろいろ話しかけてきてくれたりして、親睦にはなった模様。(懐柔されてるんじゃない!)
M善でFranklin Planner Starter Kit (weekly)を一つ購入。あまり使わない妻のを譲り受けていたが、他人の計画的な人生を取り上げるのはよくないと思い直して、妻用に新品を買い直す。ふつうの人にはWeeklyの方が使いやすいだろう。今年のバインダの方が質がいい。
思いついてYAMAHAでクラッシックギターの弦を買ってみる。練習を再開するかどうかは未定。
ふーん。某一族に男子誕生の報。これが昔だったら、例のLove子さんと新王子との間に、王位を巡る骨肉の争いが発生するところなんだろうな。いや。昔だったら、の話ですよ。
アジア蹴球最終予選対イエメン戦観戦。ピッチひどすぎ。それでも勝ったのはやはり力の差か。我那覇の決勝ゴールもよかったが、我が社の坪井もよかったのではないか。
あまりぐりぐりしない程度に読書など。
○
Thursday, 7th of September 2006
晴の予報だが雲が多い。
マイクロ睡眠ばかりじゃいやだなぁと弱気になっていたが、昨夜は問題なくマクロ睡眠を十分に取った模様。(私の場合「十分」は5時間以上を意味する)
新学期という妖怪が近づいているのでそろそろ病院に行って検査でも受けておこうという気持ちになる。行くと混んでいる。受付で「混んでますねぇ」といやな顔をすると、「空いたら携帯に電話しましょう」と言ってくれる。びば!これは助かる。というわけで、その空き時間に大学に出てきて各種雑用を片付け中。
我が社の文書課が「第四種学術刊行物」というカテゴリーを知らなかったので伝授する。
昨日のA病院の会議で疲弊しているところにB病院から会議招集文書が。思わず破り捨てたくなるのをぐっとこらえて 忙しいので行けませんと返事を出す。
一時間後に某医院から電話。あまり事を荒立てず、尿路結石のことを淡々と報告。「じゃあ薬を変えましょう」とユリノームからアロシトールに再変更。これはもともと飲んでいた薬だ。「ユリノームに変えたのは君やろ」と言いたい気分をぐっとこらえて血液検査を受ける。
呼ばれて急いで行ったせいか、血圧が高い。私は本来低血圧人間で、若い頃は上が100を超えないことがあったが、なんと154もある。「急いで来たせいです」と言い訳をしてしばらく待ってもらい、再び計るも136。私としては非常に高い。ううむ。
あらためて思うが、こういう検査ものは、比較的条件が悪いときに行う方が、長期的に見れば役に立つのだろう。知っている人の中には一ヶ月前から「健康診断対策月間」と銘打って準備万端備える人がいるが、それではなんのために健康診断をしているのかわからない。たとえば、「一週間連続で平均3合の晩酌、昼食は最低3回ラーメン、運動は禁止、ストレスの強い仕事を最低一つ抱えていること」を受診基準にするような、「成人病早期発見負荷検査」とその基準の確立を関係諸機関に要望する。
ギターの弦を張ってみる。懐かしい感触。練習を再開するかどうかは未定。
病院に行ってから少し調子が悪い。未知のウィルスでももらったか。
夕食後はゆっくり野球観戦でもしようと思っていたら、なんと、甲子園での阪神巨人戦の放送がない!ダイエーも広島も中日も放送しているのに。番組表を見ると、G+という読売系放送局が、6時から7時まで中継して、あとは意味不明のボクシング番組を流すという信じられないことをしている。この日、不可解な完封負けを喫したのは、九州からの声援が伝わらなかったからである。
Friday, 8th of September 2006
朝からつくつく法師が鳴いている。近所の田んぼでは稲刈りが始まった。
少し頭痛。変だな。
はいはい。今日は市民ゼミですね。みーんみーん
昼食は、くらし館のサラダ助六。
夜はタイカレーを食べ過ぎてここしばらくのダイエットの成果を粉砕する。
Saturday, 9th of September 2006
息子の運動会。この年になると「来るな」と言うところが多いと聞くが、プログラムで自分が出るところに丸を付けて、運動場のどのあたりで演技するかの説明まで付けてコピーを渡し、ぜひ来て欲しそうな顔をするのは変わっているのだろうか。母親は早くから出かけるが、私は娘を塾に送ってから途中参加。
昼は西陣商店街のうどん・そば屋。カレーうどん。期待していなかったがうまい!一味唐辛子をたっぷりトッピングしたのが勝因か。
午後二時過ぎ、予想されていたが、激しい雷雨。近所に二つめが落雷したところで運動会は中止。最後まで見るつもりだったのだが。
なんだか今日は送迎ばかりしている。
息子の黄組は優勝したそうだ。急遽ビール大瓶を買ってきて優勝祝賀会を開催する。やはり瓶ビールの祝賀力はすごい。部活は県大会出場、運動会は優勝、「これで受験に向かういいイメージができた」とは本人の談。受験に対する理解が根本的に違うような気がするが、余計な口出しはしない。
Sunday, 10th of September 2006
急激に温度が下がる。寒冷前線の面目躍如。
今日は娘の方のピアノ発表会。長袖ジャケットで出かける。
この発表会は、講師の先生たちの演奏があるので、おトク感がある。
意外に時間がかかり、帰宅すると4時半。
宮里藍の日本女子プロ選手権初優勝を愛でる。
極秘裏にギターの練習を再開。ソルの曲集とか。懐かしい。
「あるある」でカルシウムの重要性が強調されている。ふーむ。
Monday, 11th of September 2006
引き続き空気は冷たいが、徐々に気温が上がる。
今日は大学院入試なので、非常事態(なにそれ)に備えて研究室待機。
昨夜のテレビの影響か、昼飯を買おうと立ち寄った店で、健康系食品を買い込んでしまう。
味付もずく三杯酢
プロバイオティクスヨーグルト
野菜一日これ一本
チョコレート
黒酢入りチキン南蛮弁当
カルシウムと酢の組み合わせがいいらしい。(すぐ影響されるやつ)
しかし最後の弁当のカロリーが高すぎたかもしれない。
先日の検査結果を聞きに某クリニックへ。今日も混んでいるので順番が来たら携帯に電話を入れてもらうことにする。
バーコード印刷に便利なフリーソフト のおかげで某事務局関連業務を無事片付ける。出欠葉書を料金受取人払にして、しかも大会パンフレットに綴じ込むという斬新なアイディア。会員の皆様に喜んでいただけるだろうか。(喜んでもらう方向性が違う)
1時間半後に電話が来たので再び某クリニックへ。やはり心配していたとおり尿酸値が上がっている。8.9! 「ウラリットだけ飲んでたら治るやん」と発言した某県立三島病院泌尿器科の医師はこの結果をどう説明するのか。地元では評判がいいそうだが、あいつには気をつけろ!
事務仕事はそこそこに、今日は合理性について深く思考する予定だったのだが事務仕事の完勝。会議ひとつ、グラフィック関係業務(?)ひとつ。
ぬおお夜の部にまで事務仕事が侵入してきてAdobe Illustratorなどを使ってしまう。
○
Tuesday, 12th of September 2006
今日の最高気温予報は24度。
昨日の「黒酢入りチキン南蛮弁当」のカロリーはやはりただ者ではなかった。朝の体重が激増している。
体重といえば、8階のまー君(だれよそれ)が密かに第3次成長期に突入していた。よくここまでがんばった、えらい!と言えばいいのか、ここでくじけちゃダメだ、がんばれ!と言えばいいのか。
朝刊スポーツ面は「ハンカチ王子」と勝手に王族にされてしまった斉藤佑樹投手が進学希望を表明したという記事。どうでもいいが、「王子」と言うなら「王」がいるのだろう。その「ハンカチ王」とは誰なんだ。
いかん。朝から熱暴走気味。
昼食は助六+野菜一日これ一本。
地味な仕事をこつこつと。
下條信輔『〈意識〉とは何だろうか』講談社現代新書を読む。すぐ読める。内容も面白い。しかし、地道な仕事をしながら思うが、今後、日本の本は、こういう軽いものばかりになっていくのだろうか。何か重要なところを人任せにしているから、こういう軽いものでも満足してしまうのではないだろうか。いや、この本はいい本ですよ。この本とは関係なく、ふとそういう気がしたまでで。
ぬおお台風13号のやつ。ふにゃふにゃと南海を東進している軟弱なやつと思って無視していたら、北上を始めるのか。まだ結構大きいから、来るとしたら影響が出るだろう。19日の朝頃上陸してくれたら休講だな。わくわく
某事務局関連で交通案内を作成するためにドローソフトの学習を始めるが楽しすぎる。こんなのにハマると平気で数日から数週間を棒に振るであろうことは目に見えている。ということで、交通案内はグラッフィックバージョンをあきらめて記述バージョンに変更。未知の土地の場合は、固有名詞をきっちり指定したほうが実用的なはず。
「誰でもピカソ」に出演後今や全国的にブレーク中(偽)の某W谷教授から深夜1:40に電話がある。さすが天才。
「カルシウムと酢の組み合わせが皮膚を正常に保つために効果的である」という命題にとりつかれている。高価な黒酢を買うのはもったいないので、普通の食酢を氷水に垂らして飲んでいる。まずいが健康にいいから許す。
当然○
Wednesday, 13th of September 2006
肌寒い。
みんな気づいてないと思うがもう9月も中旬。(気づいている)
昨夜送付されてきた天才W谷教授のファイルがなんとTeXなので(Wordで依頼している)、久方ぶりにTeX環境で作業。要旨の体裁が一人だけ違うのも不憫なので、他の原稿に合わせようとするが、面倒なので TeXの限界もあるので、適当なところで妥協。LaTeXで、MS Wordで指定するように、行数と文字数とマージンを自在に調整する方法を知っている人は教えてください。(やってくれとは言ってない(言っているかも))
ほぅ、松井秀が復帰戦で4打数4安打。
昼食は「さんまにぎり盛り合わせ」と「鹿児島県福山町かめ壺造り玄米黒酢飲料キシロオリゴ糖配合」(長すぎ)と「プロバイオティクスヨーグルト(賞味期限間近につきレジにて三割引)」。
事務仕事のしすぎ。大会パンフ原稿をほぼ仕上げる。
印刷所のNさんに出欠葉書原稿と某申請書を手渡す。
何度聞いても「悠仁」の読み方を忘れる。
やや迷走気味の台風13号だが、現在の米軍の予想 だと、どんぴしゃ 19日の朝に福岡に到達する。勢力の衰えが気になるが、今後も目が離せないのは間違いない。(それはきみだけ)
夜の部はヨッフムのブル箱と共に。ヨッフムって、スケールが小さいとか言われているが、私は好きだ。
米酢を垂らした氷水。酸っぱい!
○
Thursday, 14th of September 2006
授業準備という文字列を見ると目眩がする。
目玉焼きにポン酢をかけてみるとまずい!
今朝の新聞に、観測史上最も遠い銀河が128億8000万光年先に見つかったというニュースが出ている。気になるのは次の記事。
「宇宙誕生の大爆発ビッグバンの時期を今から約136億6000万年前とするモデルを用いて計算したところ、今回の銀河は、かみのけ座の方向約128億8000万年前の宇宙、つまり宇宙誕生後わずか約7億8000万年の宇宙にあることになる。」(西日本新聞)
「モデルを用いて計算」とあるが、たんなる引き算と思われる。うまく言えないのが悔しいが、こんな簡単な話ではないはず。宇宙空間は膨張してるんだし、そもそも膨張係数が一定じゃないと言われているし。
ふと見るとプールが復活している。Our Pool Returns.さっそく泳ぐ。1,000m。四泳法をまんべんなく。
なんだか無性にCD10枚組が欲しくなる。
最近地味にやりすぎて世間を狭くしているような気がするなぁ。
某王子の「お印」は高野槇だとかどうだとか。我が家のお印は、私がイヌ、妻がネコ、息子がミカン、娘がタマゴ。(それはMacのログイン画面のこと)
某原稿の添削。
Friday, 15th of September 2006
他人の第三次成長期を揶揄した天罰か、今ごろ声変わりが始まったようだ。普段よりも一オクターブ低い声。美しいカウンターテノールはもう歌えない。
などと物事を無理やりプラスに考えるのもいい加減にしろ。たんなる風邪か?
うひゃあやっぱり台風が来ているぞこれは。それに予想していたよりも強い勢力で。(嬉しそうに言うな)
大会パンフレットの作成はほぼ終了したんだが、字が小さいという苦情が各方面から。いろいろ思うところあって、昔の文庫本くらいの活字にしていたのだが、立場上お客様の意見は無視しがたい。やや大きめのフォントに戻す。
しかし予想されることだが、フォントの変更がドミノ式に他の作業を生み出し、結局数時間を棒に振る。いや、顧客満足度向上のため有意義な時間であったと言えばいいのか。
昼食は、昨日と同じ、サラダ助六+黒酢飲料+カゴメ野菜生活100紫の野菜。
たしかに酢は肌に効いている気がする。やり方は簡単。コップ一杯の氷水に食酢を数ccたらしてごっくんと飲むだけ。これであなたも輝くお肌に。(何者だおまえは)
風邪の疑いがあるのでプールは自粛。
午後も大会パンフレット関係の作業。
事務局開き。
某同僚と特に目的のない純粋飲み会@薬院界隈。以前に少し立ち寄って感じのいい店だと思っていたところを再訪。やはり正解。その後、久々に「怪しい店に入ってみる」作戦を展開。建物の間の狭い道を入って行って、とくに寂れて見える店を見つけ出しておそるおそる入ってみる。以前六本松でこの作戦を敢行し、大失敗をした記憶が蘇る。今回は二軒入ってみたが、どちらも比較的ふつうの店。なんだつまらない。 しかし、こういう店に入っても楽しく話ができるようなお年頃になってきたのだなぁ。
11時頃帰宅。汗を流してすぐに寝る。
Saturday, 16th of September 2006
台風のニュースでも観ながら昼はラーメンを食べて自宅でゆっくりしたいと思ったのだが、火曜の1限目から授業が始まるので、その準備のために出勤。
授業プリント3種類を作成。
事務局関係メール数通。
スキャナとPDFの関係について若干の調査と実験。
先日の、TeXで字数行数を指定するにはどうしたらいいかという質問に対して、明快な回答をいただく。
昼食は大銀杏のチキンカツサンド。なんとチキンカツがふつうの大きさになっている。以前はアゴが痛いほどの豪快なチキンカツだったのに。これを洗練と言うのだろうか。だんだんふつうのパン屋になっていくのが少し寂しい。
私がお酢の効能を力説しているためか妻がリンゴ酢を衝動買いした模様。牛乳に入れると、ヨーグルト状になって、まるでヨーグルト飲料のように美味しくいただくことができる。それはそれで優れていると思うが、食酢を氷水に垂らして一気に飲み、「うーむ、酸っぱくてまずい!」と叫ぶ味も捨てがたい。(捨てろ)
かれこれ一週間ほど酢とカルシウムを摂取しているが、明らかに肌の具合が違うように思う。(くどい(うれしい言よるんじゃきんほっとかんかな(唐突方言(既出))))
講義原稿を最新版に更新。この原稿もそろそろ成仏させてやりたいが。
夕食は肉じゃがと鯖のみりん漬け。妻の何かが発火したのか、今日は「ブドウ酢」というものを買ってきている。そのまま薄めて飲んでみるがまずい!昨日の「リンゴ酢」のような甘みが少なく酸味がキツイ。自家製梅シロップに入れると辛うじてお店に出せる味(?)に。
『東方キリスト教霊性の精華 フィロカリア III』(谷隆一郎訳、新世社)を訳者よりいただく。本巻は聖証者マクシモスの詞華集だとか。「魂の根底を揺さぶられるような」箴言がこれでもかと言わんばかりに並んでいる。ありがたや。問題はどのような礼状を書けばいいか。
ヒライケンジ、悪くないです。しかしこの人、最近、福岡競艇に出演したそうだが、競艇場のオッサンたちを相手にどんなネタをやったんだろう。
Sunday, 17th of September 2006
台風13号は引き続き福岡直撃ルート。朝早くから警報が出ている。
しかし、暴風警報発令中にもかかわらず、娘は塾があるという。「各自勝手な判断をせずに集合すること」と言われたらしい。人間の本質を否定するようなこの指示に抗議すべく電話をかけ、理性的存在者として言うべきことを言わせていただく。しかし電話口に出た塾長のあまりに情けない応対に、憐憫の情を催し、逆に励ましの言葉をかけてしまう。
ほーなほなんよーけお酢の種類が出とるんな。よーにお店で見てみないかんな。(暗号(じゃない))
昼は非常に久しぶりに味噌ラーメン。四条通で太古に手に入れた「日本一辛い黄金辛子」をたっぷりトッピングして美味しくいただく。
台風が近づいてきている。決して呼び寄せているのではない。福岡あたりの気圧の変化がどうなっているのか気になる人が多いだろうから(そうか?)、特別サービスでグラフ を公開しておく(随時更新)。
午後5時を過ぎた頃から風が強くなってきた。雨は強くなったり弱くなったり。
午後7時頃から風が強くなり、その後、午後9時あたりまで、猛烈な風。私の故郷では春先に「やまじ風」という強風が吹くのだが、ある時国道11号線を走るトラックが横転したことがあり、そのときの風速が60m/sだった。何でそんなことを知っているかと言えば、当時私は気象観測部部長で、地域住民の安寧確保のため日夜風速計に向かっていたのであった(誇張あり)。
話が逸れたが、そのときに感じたのと変わらないほどの風が吹き荒れる。家の周囲でいろんな音がする。どうか当たらないでくれと祈るばかり。
しかし、9時を過ぎると、徐々に風は収まり、10時にはほぼ無風。これが11時過ぎまで続き、その後、吹き返しが始まるが、大したことはない。
明日は家族総出で掃除をせねばな。
Monday, 18th of September 2006
台風一過の青空は見えない。雨模様。気温は下がっている。
家族総出で家の周りの掃除。いろんなものが飛んでいる。近所の田んぼには巨大なトタン屋根が飛んできている。お向かいさんの家のテラスも一部壊れている。ウチは実質的な被害はないが、奥さんが趣味で作っている各種園芸用のプラスチックの鉢が、家の内外至る所に散乱している。
ご近所さんも出てきて「すごかったですねぇ」とか言いながら道路を掃除。天災は近所付き合いの触媒。
昨夜ははらはらし、今朝は肉体労働をしたので疲れた。午前中に一日分のエネルギーを使い果たす。今日はこれからどうしよう。
自家製ミンチスパゲティ。タバスコを入れすぎて美味しくいただく。
わかっていたさ痛恨のシエスタ。
なんと台風13号は暴風域を維持したまま小樽直撃コース。あぶない!
テレビのニュースで被害状況の報道をしている。これほどひどかったとは。
おいおいよしてくれよぅ次の台風14号が南海から北上をうかがっている。
行く夏を盛大に惜しむ。明日の一限から授業再開。深酒に注意。
Tuesday, 19th of September 2006
ついに授業再開。泣くな!
一限目の授業開始7分前。しかし今日は30分以上前に出てきて、すでにTo-Do Listを二つ消化。
北海道に向かう台風13号も気になるが、14号も巨大化する雰囲気だ。週末頃関東に上陸か!?
おおう授業開始3分前。(さっさと準備しろ)
授業は初回オリエンテーション。前期成績の分布図を配布。努力すれば多くが合格するが、やっぱり合格しない人もいることを明示する。
早めに切り上げてクロネコへ。封筒を某書店へ送る。梅林営業所か片江営業所か迷ったが、前者が1,273m、後者が1,615mと出たので前者へ向かう。
昨日購入しておいた土佐和紙の便箋に146で礼状をしたためる。この手段と目的の微妙な相互関係について考察せよ。(誰に言っているのだ)
札幌出張を検討中。
大会パンフ原稿を印刷所に手渡す。立派になって帰ってくるのだよ。
後期用電子出席簿作り。これまでのテンプレートがあるので楽ちん。
授業二つ終了後、シエスタ。なかなか現実世界に戻れず苦しむ。
現実世界に復帰後、出張申請や健康診断受診申請やら。
北海道にも行くことにした。
10/20 (F) JAL3513 11:00-13:15
10/23 (M) JAL3514 16:00-18:20
Century Royal Hotel
虎が勝ち竜が負け、ゲーム差が一つ縮まる、という久々の現象。がんばれトカゲのしっぽ。
ついに息子が受験勉強を始める気になったようだ。予備校の申込書などを熟読。
台風にうつつを抜かしているうちに本来やるべき仕事をおろそかにしていた。泣きながら25時まで。
○
Wednesday, 20th of September 2006
なんだか秋晴れ。世界がこんなにさわやかだったなんて。
はいはい。今日は正規授業と非正規授業が一つずつ。
今まで、自分宛に届いたメールをすべて携帯電話に転送して迅速な対応を心がけていたが、迅速な対応より大切なものがあることに思い至り、転送を停止する。
やはりメールなどというものは、朝食後、珈琲でも飲みながら、「さて、メールでも届いているかな」という具合にチェックしたいものである。(そうなのか)
そういう具合にチェックすると、いきなり深夜に重要案件の討議が行われているのを見つけてやや焦る。
授業は初回なので名簿のチェックや前期試験の反省など。
水泳1,400m。プール清掃のためしばらく泳いでいなかったら腹筋が落ちている。腹筋が落ちると水中姿勢がゆるんで反り返ったような泳ぎになるのだ。必死に腹筋を使って体を真っ直ぐにする練習。
さぁ勉強するぞ!と机に向かうも容赦なく事務仕事が押し寄せてくる。泣くな!
神学大全読書会は2 out 1 in。三角形はたくさん想像できるが百万角形は一つしか思い浮かべられない、というような話。(じゃないかも)
台風14号は関東のかなり手前でスライスしていく模様。残念 ほっと胸をなで下ろす。
夕食は鮭の塩焼き(ワインヴィネガー風味)+クラムチャウダー+キャベツとベーコンの酢の物。
ベートーベンのピアノソナタを流すが厳しすぎる。ドヴォルザークにするが陽気すぎる。バルトークは寒すぎる。落ち着いた先がなんとマーラーの7番(バーンスタイン)。ついにマーラーの季節が到来したか。
defeasibilityについて沈思黙考。実は筆箱を研究室に忘れてきた。この手段と目的の微妙な関係について…。(以下省略)
○
Thursday, 21st of September 2006
最近、春紫苑なしでもマクロ睡眠が来るようになったので助かっている。
引き続き秋晴れ。やや雲がある。
ええと、今日は授業二つ。
弁当持参だが、追加オプションとしてくらし館で黒酢飲料と野菜ジュースを買う。
ゼミは初回。担当決めとか。前期とほとんど変わらないので緊張感がない。(そうなのか)
水泳2,100m。となりで同じく長距離を泳いでいる人がいるので刺激を受ける。
さぁ!勉強だ!と思ったら事務仕事。
ふと野菜ジュースを飲んでみると非常に濃厚な味がする。きっと水泳によって水分が失われ、軽い脱水症状になっていたのであろう。水分不足は尿路結石の大敵。用心用心。
そのためにちょっと高いが「アルカリイオン水」というものも買ってきているのであった。ごくごく。目指せ!一日尿量2リットル!
各都道府県の秘密に迫る、というような番組を見る。私は愛媛県人だが「ミカンごはん」などというものは食べたことがないぞ。
Friday, 22nd of September 2006
10時間睡眠。明け方、フーテンの寅さんが凶悪なことばかりしてみんなが震えて暮らしているとき、私が「そうだ。みんなで武器を取ればいいのだ」と叫んで包丁を持って寅さんに立ち向かい、首を絞めて殺してしまう、という物騒な夢を見る。どういう深層心理を反映しているのかは不明。
市民ゼミ。可能性やら実在性やら現実性やら。日本語で読むのはこのあたり無理な気がする。
ゼミのTさんが、先日の台風のせいで身内の梨畑で落ちてしまった梨を分けてくれる。冗談で、この梨を「ニュートン梨」と呼んでおられたが、どのくらい笑っていいものやら途方に暮れる。
怒濤の事務仕事。印刷所やら郵便局やら。あまりにも事務仕事に時間を取られているので、自分が本当に研究者として生きているかどうか不安になる。今朝の夢との関連について考察せよ。
納富信留『ソフィストとは誰か?』(人文書院)を著者のNoby(と言うな)よりいただく。がんばってるなぁ。
尿路結石対策の一環として「麒麟淡麗アルファ(プリン体99%off)」という発泡酒を買ってみる。何が悲しゅうてこんなものを飲まねばならんか。まずいにもほどがある。いや、正確には、うまい味もまずい味もしない。ただ何か味のないビール的なものが喉や鼻を通っていく。『伝染るんです』に出てくる「味のないアメ」もこんな感じなんだろうか。
Saturday, 23rd of September 2006
すばらしい秋晴れのため家庭内外出圧が上昇。諸プランを比較検討の末(誇張あり)、天神に買い物に出かけることにする。
その前に娘を塾に送る。
何かと話題の三中信宏『系統樹思考の世界 すべてはツリーとともに』(講談社現代新書 1849)を読了。この人の博覧強記とパワーはweb日記でお馴染みだが、この本も、生物系統学の入門書というよりは、三中ワールドの入門書という感じ。今年の科哲のワークショップにも登場されるようだし、今後哲学方面でも系統樹革命の嵐が吹き荒れるのか。要経過観察。
中国大明火鍋城天神食府(長いなー)で昼食。担々麺+炒飯のセット。ものすごく感動すると言うほどの味ではないが、1,000円以下の値段でこの味なら合格。
IncubeでPelikano junior を購入(Thanx >Y)。ないだろうなと思っていたが、文房具売り場の万年筆コーナーの右端にぐちゃっと置いているから「最近創造的な仕事ができないな」とお悩みの諸兄はインキューブに急げ。(ローカル)
その足で塔録音へ。インバルのマーラー全集。うひょひょ(それだけはよせ)、バルシャイがショスタコの弦楽四重奏曲を室内楽にアレンジしたChamber Symphonies 1-5、そして、最近気になるパガニーニの24 caprices (Zimmermann)とバイオリン協奏曲1と2(Kantorov)。
1年前から第一鞄を検討してきたが、ついに年貢を納める。Glenroyalのバッグを丸善で。新しい鞄を持っている私を見かけたら、「あ、新しい鞄ですね。しぶーい」と声をかけるのを忘れずに。
で、Pelikano Juniorなんだが、たしかに書き味は1,200円とは思えないほどなめらかで良質。見かけたらすぐに保護する必要があることに変わりはない。ただし、ただしだ君、やはり、なんつーかその、安心感という面では、上位機種の方に一日の長があると言わざるを得ない。試みに強く書き殴ってみよう。「どいつもこいつも俺のことを馬鹿にしやがって」と書いてみよう。自ずから違いが明らかになるであろう。(おまえが変)
物欲爆発の様相を呈しているが、本当は、GR Digitalが目的であったことをここに記録する。(だからどうだと言うのだ)
Sunday, 24th of September 2006
秋晴れのもと町内一斉清掃。1時間ほど汗をかく。
娘を塾に送る。
昼食は助六+海鮮サラダ+とろろ汁。
インバルのマーラー5番を聞いてみる。途中でやめる。私はこの曲が嫌いなんじゃないだろうか。なのになぜ時々聞くのだろう。
油断していて学会関係の仕事をしてしまう。学会web pageに秋の学会のパンフレットを公開しましたので気の早い人はご覧ください。
夕食は秋刀魚+鶏と里芋の煮物+みそ汁。
中日が負けて阪神が勝つ。目出度し。
Monday, 25th of September 2006
連日の秋晴れ。ついに新第一鞄を試すときが来た。しかし、これまでは基本的にカメラバッグを使っていたので、容量に圧倒的な差がある。いろんなものが入らない。というよりも、今まで余計なものを持ち歩きすぎ。関数電卓とかvoice barとか。携帯品リストの再構築が迫られている。
出張関係弁明一件。
8階作業室の予約。
大会パンフレットの微修正。
ええと今日は大学院の授業の初日。どんなシラバスだったっけ、と書類をひっくり返すも見つからず。(をいをい)
水泳軽く1,000m。あまり運動しすぎない作戦。
某学会会誌事務局分が届く。抜き刷りもどっさり。で、これをこつこつ郵送するわけですな。抜き刷りはPDFで電送という学会もあると聞いたが、公募に使ったりするときに困るんじゃないだろうか。
某大会パンフレット初校返却。立派になって帰ってくるのだよ。(2)
断続的に事務仕事。(号泣)
大学院初回。何をどのくらいやるかを決める。冒険路線は却下。地道な作業を選択。
なんじゃあこれで昼の部は終わりかい。がっくり。
でも夜の部をがんばる。25時まで。
夜のBGMにマーラー2番と3番を流す。心地よい。今まで嫌いで済ませてきたが、きっといい関係になれるんじゃないかな。というより、明示的に嫌いなのは5番だけなんだが。
R.シュトラウスも聴くべし。
○
Tuesday, 26th of September 2006
放射冷却か肌寒いくらいほど。秋晴れ。
秋のジャケットを羽織ってみました。見かけた人は「秋物ですね。しっぶーい」と声をかけるのを忘れずに。(2)
後期から月曜日に授業が一つ増えたんだが全体的なリズムにかなり影響がある。今日はもう週末気分なのにまだ火曜日。
はぁ丹波哲郎氏が亡くなったのですか。役者としては嫌いでない。嘘つきのバチが当たらなければいいが。
ついでに書くが、占いやら霊界やら、「他人が真顔で話すことはとりあえず本当のこととして受け入れる」という人間社会の美しい善意の原則を私利私欲のために悪用する奴らをちやほやするのはやめろ。
前期の授業アンケートなるものが返却されてきた。絶賛の嵐(隠蔽および誇張あり)。皆様の意見を糧に後期もがんばっていこう。
1限目宗教学。「無限」の説明をしていて軽い混乱。「部分が全体に等しい」では反例がいくらでも思いつく(A={x: xは自然数}, B={1, 2})。より正確には、「自分自身と対等な部分(真部分集合)を含む」、つまり、「全体と濃度が等しい真部分集合を作ることができるような集合」と言うべきであったのだ。
もう諦めて学校にいる間は事務仕事に集中しようか。
3限目宗教哲学入門。パイドンの「反対のもの」の話。
早めに帰宅して娘を塾へ送る。
阪神は順調に勝っているが中日も勝ったようだ。若鷹軍団は3位確定。初めてプレーオフ制度の恩恵を受けられるわけだ。
Fire Foxにはてなツールバーなるものを導入した余波で、はてなダイアリーに昨年のMovable Typeの日記データを流し込んでみる。実はあそこのMovable Typeは、放置しているうちにログイン名とパスワードを完全忘却してしまい、まったく管理できなくなっていたのだ。コメント部分がすべて削除される仕様なのは少し残念だが、難なく成功。(まだ非公開)
たちまち、「はてな市民になりました」というメールが届く。ふぅむ。行ったこともない街の市民にされたような変な気分。
11月末〆切の某改訂を25時まで。ちゃんとやってますからご心配なく。
マーラー4番は楽しい。6番は少しいやな感じ。おそらく、あまりに唐突なテーマの変更がいやなんだと思う。
○
Wednesday, 27th of September 2006
ええと今日は授業1つに会議2つ。その間延々事務仕事。
少し肌寒い。昨日ついに、ユニクロで「真夏と真冬以外の部屋着」を入手。数年来の懸案を片付ける。白の上下の柔らかいジャージのようなもの。
ラテン語で痛恨のミス。vixiとviciを間違える。
落胆しながら水泳1,400m。今日は距離が短く感じた。
ここ数日、研究室ではパガニーニの協奏曲がエンドレスで流れている。
そういえばこのCDを買った塔録音で、ハイフェッツのアンコール集 を見かけたが、そのタイトルが"It ain't necessarily so(そんなことはどうでもいいさ)"となっていた。日本語訳が激しく間違っている。それなら英語は"It makes no difference"だろう(ザ・バンドの名曲)。担当者が何かで勘違いしたに違いない。
ギターの練習を密かに再開しているので右手の爪を伸ばしているがやはり生活に支障がある。昨日は段ボールを持ち上げようとして危うく爪を折るところだった。授業中は、ツメで黒板をひっかいてしまうし。
もういい加減にしてくれ怒濤の事務仕事。
ほいでなんかい会議4時間。大学から何らかの強制的処置があるともう嬉しくってたまんない人たちが反対意見を述べるという構図。それこそあほらしい。事前にわかっていたら出席しなかったものを。(こらこら)
夜の部で立て直しを図るも挫折。ぐれて飲む。(ゆるして(だれに))
奥さんに愚痴る。だめだ。
とは言うものの、互いに愚痴を言い合うというところが、まぁ結婚してよかったかなと思える部分でもある。もちろん私が聞き役のこともあるわけで。(弁解)
そのはてなの日記 なるものを公開設定にしてみた。正直、現在、激しく落ち込んでいます。はっはっは。「日記」が書ける人になれたら、少しは変わることもできるんだろうか。
こんな断片的なものから脱却したいと思う夜もある、ということで。
Thursday, 28th of September 2006
はっもう夜!
ええと、今日は午前中にゼミが一つ。例によって活発な討論。
それから泳ぐ。1,200m。泳ぐ気はあまりなかったが、ゼミの活気を受けて気力が湧いた。
それからちょっとだけ研究しようと思っていたのに、その「ちょっとだけ」ができない。
書くのもいやな 事務仕事。苦情を受けたりひどいことを言われたり。修行中の身だから何が起こっても我慢するが。
事務仕事を切り上げて早めに帰宅し娘を塾へ送る。
「細かすぎてわからない物まね選手権大会」。博多華丸という濃ゆい地元芸人が活躍するので楽しみに見ている。あれはしかし落ちていくタイミングが絶妙なのだよね。がんばれ横峰さくら。
飲んでしまっている。つらい。つらすぎます。(弱音を吐く攻撃)
この島に来てから10年目になるが、いまだに言葉もわからない。こちらの気持ちが伝わらない。相手の気持ちもわからない。苦行こそ人生であるとは、よく言われた言葉だが、そういう意味では人生を堪能しているとも言える。(おそらく削除だな)
Friday, 29th of September 2006
今日も朝から元気に苦行。
久しぶりにくらし館に立ち寄り、「サラダ助六」と「農協健康菜園ベジタブルミックス」(安売り)を購入。
星川啓慈『対話する宗教 --戦争から平和へ--』(大正大学出版会、2006年)を著者よりいただく。ありがとうございました。非常に読みやすい文章で、5分くらいで全部読める。(もっと丁寧に読め)
しかし今度の科哲の仕事店は盛りだくさんなのでどうしよう。
台風15号がフィリピンで猛威を振るっている。このままだとかなり強い勢力のままベトナム中部を襲う恐れが。
研究室でも食器洗い用スポンジを常備する必要が発生。現行諸製品を比較検討の末(誇張あり)、ネーミングに圧倒されて「水だけでズバッと汚れを落とす! ズビズバ」という商品を購入。(写真 ) ぼんやりドリフターズのことを考えていたが、よく考えるとこれは、左朴全だな。(古すぎ)
来週に迫った大会パンフレットおよび会費納入願いの発送準備を中心に事務仕事の嵐。Pelikano Juniorが大活躍。がんばれジュニア。
対中日甲子園三連戦初日。零封で勝利。
今夜もまぁストレスが溜まって酒を飲んでいるんだが、ストレスが溜まらないような人生に切り替える必要があるのだよなぁ。しかし、この点に気づいたということは、それにはどうすればいいかということが、おぼろげながらも見えてきたということを意味する。人生至る所にブルーマウンテンあり(既出)。
このところ頭痛が再発している。お大事に。>自分
Saturday, 30th of September 2006
さわやかな秋晴れとまでは行かないが、一応、晴れ。
今日もさっさと朝から苦行。
苦行の中で新情報。10月1日からクロネコメール便 が驚愕の新料金に。A4以内、1kg以下、厚さ1cm以下であれば全国一律80円! 第四種学術刊行物(110円)より安いぞおるぁああ。(叫ぶなよ) 佐川急便の郵メールピンチ。郵便局はどうするのか。同じ80円でポストまで行かなくても取りに来てもらえるのだ。今後、信書以外は全部クロネコに頼もう。
というような作業をしているともう昼!
この流れからすると意表を突いているかもしれない。14時から野球の練習。1年ぶりにボールを投げるんだからひどいものだ。しかし、全く運動していなくて三半規管が慣れていなかった赴任当初に比べると、ここ数年は、頻繁ではないが規則的に運動しているので問題が少ない。
その練習でほぼ1年ぶりに錦江湾遠泳大会をドタキャンして周囲の大顰蹙を買った(しつこい) W教授に再会。相変わらず心身共に充実した姿に接し近年まれに見る感動を味わう。
しかしその後も事務仕事。終了したのは午後7時。業務柄、過去の資料を見ることが多くなっているが、ワープロがいかにある種の文化を破壊したかが手に取るようにわかる。ワープロ普及以前(むしろ、レーザープリンタ普及以前と言った方がいいかもしれない)は、小規模な文書でも、印刷所に出していたのだ。だから小さい文書でも、印刷所なりの美意識が感じられる。全体として見たときに、バランスが取れて美しいのだ。これが、個人が簡単にプリントアウトできるようになって、見るに堪えない 必ずしも美しいとは言えないような文書が量産されるようになっている。情報も大切だが、そのあたりの情緒が失われてしまったことに、少なくとも私は気づいたので、今後そういう方向を再建しようと思うのでどうかよろしく。
「忍耐」を100回唱えること。