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Memoranda Personalia 2006-12 Friday, 1st of December 2006
午前中、郵便局へ出かけて、受験シーズンを迎える子供たちのために軍資金を調達する作業。昼頃まで時間がかかる。
ちょうど昼だし、いい天気なので、奥さんを連れ出して山の方へ新蕎麦を食べに行く。ざる蕎麦を食べて美味かったので釜揚げ蕎麦を追加注文する。うまかったが食べすぎて気分が悪くなる。
おっと今日は夕方から会議でした。気分が悪い中会議に出て余計に(以下自粛)。
O事務所のO氏と電話会談。マーラーの音楽についてなど(ではなくて)。
釜揚げそばを一口食べたときに感じた違和感は本物だった。痛恨の発熱。38.0℃。節々が痛く、まだまだ悪化しそうだ。
やむを得ず、明日からの学会は全面キャンセル。事務局とホテルに詫びの電話を入れる。自分が事務局をやったときもこういうことをされた記憶があるが、順序が逆。もしくは逆転因果の実例か。
8時半頃に床に就く。
結果的に○。
Saturday, 2nd of December 2006
学会の事務局がこけおどしのためにものすごく複雑な会計報告をして憤慨している夢を長時間見る。
Brief1.90という最新エディターにみんなが大騒ぎしていて、知らなかった自分が焦っている夢も見る。(Briefとは何という古代のエディター(持っていた人))
どちらも自分では理由がよくわかる夢ではある。
朝は薄い野菜スープ。
昼はうどんを少々。
夜はおじや+肉じゃがを少々。
それ以外はほぼ寝ている。体温は37.5℃くらい。発熱に伴う体の痛み。
consequenter○
Sunday, 3rd of December 2006
朝はみそ汁+ご飯。体温36.4℃。平熱より0.1℃も高い。
午前中、また少し寝る。
昼前に目覚めて快復を知る。体温36.3℃。
昼はラーメン。復活の証。
vaioの自然発火装置付きバッテリー(不適切表現)の交換がいきなりやってくる。本当に物々交換。
福岡国際マラソンを観戦。ハイレ・ゲブレシラシエの圧勝。圧巻。勝利者インタビューを途中で打ち切りやがった放送局のお粗末。
透明で純粋な「希望」が欲しくてベートーヴェンを聴く。
快復を喜んで結果的に×。
Monday, 4th of December 2006
さすがに寝過ぎて昨夜はあまり眠れなかった。
しかし、今回のように、「始まり」と「終わり」がはっきりしている病気は初めて。まるで誰かに呪われていたようだ。金曜の夜から日曜の午前中まで、私に活動されたら困ったのは誰か。真っ先に思いつくのは某ローカル哲学会での敵対勢力だろうが、私は誰かと敵対するほどこの学会と関係が深いとは思えない。自覚がないだけなのか。
無性に中島みゆきの新譜が欲しくなる。アルノンクールも未入手だし。
「大きな〆切が過ぎたので、とりあえずはやることがなくなったなぁ、通常の勉強を除いて」と若干不服そうにつぶやいていると、「それが楽しいんでしょ」と奥さんに突っ込まれる。そうでした。
地味勉再開。なつかしい。
夕方出て行って大学院の授業一つ。こういう授業ばかりだったらどんなにいいだろう。
"patron"には、「(公立図書館の)利用者」という意味があることが院生の調査(と言っても辞書を引くだけだが)で明るみに出る。
BS2で「アマデウス」を放送しているのでやむを得ず観る。修業時代に突入して映画館通いを止めた時期の作品だが、これだけは例外的に封切りから何度も繰り返し観ている。そう言えば娘に貸している「グラン・パルティータ」のCDが戻ってきていないことに気付く。
地味勉の続き。「問題をじっくり読んでよく理解し、多角的に考える」というのはどこでも必要なこと。問題の意味がよくわかったら、それはほとんど解けているのと同じ。そういう「読解力」を付けること。
結果的に○。
Tuesday, 5th of December 2006
寝過ぎであまり眠れない(2)。一体何日分寝たんだろう。
今日は学生大会で短縮授業。「60分はきつい」とみんな言っている。たしかに、体が温まって、さぁこれから、というときに終了する感じだ。
短縮授業2つに卒論tutorialひとつ。短縮授業は焦ってしゃべるから体力を浪費する。卒論指導は別の意味で熱くなる。あと2週間。
やはり病み上がりに授業3つはこたえる。今回、あまりにもけろりと治ったので、周囲は病み上がりと認めてくれない。しかし、自覚症状としては、まだいろいろと違和感が残っている。
天神へ行きたしと思へども天神は(体調的に)あまりにも遠し。せめてはアマゾンを徘徊して、気ままなるclickを押してみん(©朔太郎)。ということでアルノンクール関係6点お買い上げ。
そう言えば、アマデウス(Amadeus)というのを「神に愛された者」と解釈するのはどういう根拠があるのだろうか。ふむふむ。wikipediaを見るとちゃんと出ているな。正式の洗礼名はギリシャ語風のTheophilusなのだそうだ。これを(いい加減に?)ラテン語風にしたのがAmadeusというわけか。道理で変なわけだ。普通に読むと、「愛せよ!神よ!」だ。ラテン語だったらアデオアマートゥス(Adeoamatus)のはず。アウグスティヌスの息子のアデオダトゥス(A Deo datus 神から与えられた者)のように。
たった珈琲一杯で出力が上がる。こんなことに使ってないで。
Corpus Thomisticum というトマス・アクィナス研究支援サイトが格段にパワーアップしていることを今頃知って焦る。常識!? Index Thomisticsの電子版が使える上に、全著作をオンラインで読むことができるなんて。二次文献目録やLexiconも使える。あの分厚いIndexを抱えて生協のコピーと図書室を往復した青春の日々を返せ。またトマスやりたくなってきたなぁ。(やってないんかい)
Mozart, Requiem (Karl Böhm, Wiener Philharmoniker)。古いタイプの演奏かもしれないが昨日の今日なので染みる染みる。
まだ呪いの余韻があるので○。
Wednesday, 6th of December 2006
快晴。
いよいよオデュッセイアの復讐が始まった。わくわく。(朝の読書の話)
ラテン語は不規則動詞や比較表現というつまらない 章なので、故意に脱線させて場を持たせる技。
水泳1,200m。まだ完調じゃないのでゆっくり。
PDFで送られてきた書式にAcrobat上でテキストボックスツールを使って記入していくという技。けっこう時間がかかる。ここはひとつお気に入りの万年筆でインクたっぷりに記入してもよかったかな、と少し後悔する。
哲学関係教員会議。科目名について話し合い。「ギリシア」か「ギリシャ」か、という問題など。
ガンダムの先生にライプニッツを教えてもらう。
明日のゼミの議論が最近低調なのが気になり、いろいろ対策を練ってしまう。
モー様後期交響曲3連発(シューリヒト)+ワーグナー名曲集(クナ)という取り合わせ。
○。結果的にこの一週間は5勝2敗。結果的に体重が久々の70台に減ったことと関係があるのだろうか。(明白)
Thursday, 7th of December 2006
一転して雨。気温は下がらない。
オデュッセウスの復讐が始まると思ったけど、なかなか始まらないなぁ。
出勤途中、「おはようございます。今日の授業、楽しみにしています」と声をかけてきた学生がいる。すばらしい。この純粋な朝の挨拶によって、あらゆる五陰鬼煩悩鬼悪魔外道死霊生霊が霜に煮え湯を注ぐがごとくたちどころに滅びる。(©「勧進帳」)
ゼミはオーラについて。(ちがう)
水泳は約30分でゆっくりと1,200m。途中でfart噴出。陸上ならすぐに消え失せるものが水中では巨大な気泡となり体のローリングに合わせて移動するのが気持ち悪い。
昨夜の余韻でトリスタンが流れている。(実話)
助言を得て某学外用シラバスを仕上げる。
「育てる」のではなく「育つのを助ける」というリンゴ農家の話に感銘を受けつつ晩酌。
Friday, 8th of December 2006
今にも雨が降りそうな曇天。
今度こそついにオデュッセウスの復讐が始まる。いけいけ、オデュッセウス、ゴーゴー、オデュッセウス!(変)
耽読していて出勤が遅れる。
くらし館でサラダ助六+黒酢飲料。さらに「とろけるくちどけ新鮮卵の焼プリン」なるものを思わず購入。
はいはい。今日は市民ゼミ。今日はうまく説明ができるだろうか。
アマゾンからアルノンクール関係6点到着。うひひ。(なんじゃそりゃ)
市民ゼミはうんうん唸りながらなんとか難所を切り抜ける。「ライプニッツは難しいけど面白い」という感想が70才を越えると思われる市民のみなさんから出てくるのは嬉しい。「次はスピノザにしましょう」という発言まで飛び出す。調子に乗ってどこまでも飛んでゆく。
またまた柿をいただく。
事務局。嵐の前の静けさ。(なのか)
事務局が早く終わったので久しぶりに机の上を片付ける。中断していたShopeの本が発掘されてドキッとする。
探偵ナイトスクープを観ながら晩酌。クエに接吻する女性がいたので「変態だ」と言うと、そばにいた娘が「世の中変人の集まり」とつぶやく。うーむ。
周知のごとくこの「ナイトスクープ」の「ナイト」は、「夜」ではなく「騎士」なんだが、そうすると、このタイトルは、「探偵ナイト・スクープ」と切れるのではないかと思いつく。本職は騎士なのだが、いろいろ事情があって副業に探偵をしている人が「探偵ナイト」であり、その特ダネ情報、というような意味なのであろう。
と書いてみたが、よく見ると、「探偵!ナイトスクープ」と「!」が入っていることに気付く。「探偵ナイト」説が阻却される。しかし今度は「騎士特ダネ」「騎士情報」とは何かという新たな問題が発生する。調査継続。
Saturday, 9th of December 2006
雨模様。
『オデュッセイア』読了。よかったよかった。しかしハッピーエンドの神話って何か変な感じ。
門灯が切れているので近所に買いに行く。
あれま。薬も切れている。電話して「薬だけください」と言うと「11月から診察しないと薬は出せないことになったので来院してください」と言われる。今まででも電話なのに診察したことにして診察料を取っていたくせに、と言いたい気持ちをぐっと抑えて、「あっそうですか。じゃあ行きますのでよろしく」と明るく答える気弱な私。
病院近くのCoCo壱番屋でビーフカレー200g五辛。ふつーの辛さ。
来週末の某委員会に備えて、来週〆切の試験問題やその他授業プリントを作成。鬼の段取り。
試験を作りながらカッラース&ジュリーニの「椿姫」を流して一人で盛り上がる。どのように盛り上がったかは秘密。
自宅の再生装置でアーノンクール・ヨーロッパ室内管(1991)のジュピターを念入りに聴く。やはりこれはすごい。初めてモーツァルトを聴いたような気がする。
同指揮者によるブルックナー4番と5番も聴いたが、モー様ほどの衝撃は(まだ)ない。
某研究会誌『真理』が届く。今回は200ページになんなんとする大冊。執筆者の顔ぶれもそうそうたるもので実に目出度い。某全国学会誌より内容があるんじゃないだろうか。
一応福岡市民としてアビスパ福岡の入れ替え戦を応援。福大の乾監督が解説者のNHKの方で。適地得点二倍ルールにやられる。
Sunday, 10th of December 2006
晴れて寒い。
朝の読書は『イリアス』に突入。
なぜかAlain de Liberaのデ・エンテ本を読んだりして過ごす。
確か10年以上前に、訳あってデ・エンテの全訳を作成したはずなんだが、ハードディスクのどこを探してもそのファイルがない。捨てたんだろうか。まさかなぁ。いや、あの頃の状況から考えて、ありうるなぁ。(謎)
その捜索の副産物で、太古のメモや資料などを大量に発掘。とても自分が書いたものとは思えないテキスト分析の論考がたくさん出てくる。
例のアーノンクール。『プラハ』もすばらばしい。39番はちょっと落ちるか。
Monday, 11th of December 2006
晴れですな。
『イリアス』を中断して『真理』の各論文を読む。
朝一番、住宅ローンについて銀行へ電話。すでに疲れる。
結局日がな一日『真理』を読んでしまった。自分より若い世代が堅実な研究によって地道な成果を出していることを再認識する。実にすばらしい。
夕方授業。
先日のNSOの時間でやっていたベルクのバイオリン協奏曲を聴き直す。リセットしたような新鮮な気分。
○
Tuesday, 12th of December 2006
早起き圧によって明け方何度も目が覚める。
1限目宗教学。火曜はこれで終わり。来週は試験対策。
2限目に3代目の配給マシンが届いたので業者の人に設定してもらう。ノート+プリンタ複合機。研究室にコピー機を置くのが夢だったが、こういうかたちで実現するとは。
最近「エンタメ」という文字列を見かけるのでなんだろうと思っていたが、なんと「エンターテインメント」の省略だそうだ。驚愕。なんで「メ」だけ付けるのだろう。時代について行けないとはこういうことか。
卒論指導最終回。あと一週間。
気が向いてデ・エンテの翻訳を開始。
あらためて最近のインターネット辞書の充実に感動する。フランス語やドイツ語などでも、出てきた単語を入力したら元の形が検索されて出てくる。学生時代、こういう辞書がどれほど欲しかったことか。
またベルクを聴く。今の気分に合うようだ。
○
Wednesday, 13th of December 2006
雨ですな。よぉ降りまんなぁ。
今日は公式忘年会なので車で送ってもらう。
ラテン語は4回目の小テスト。初めて和文羅訳を出してみる。
「午後の紅茶」を午前中に飲むという暴挙。何も起こらず。
水曜日は水泳の日。1,200m。これ以上遅いと沈む、というスピードから始めて、最後の400はダッシュ。こういうのをボレロ・ペース(略してボレロペ)と言うのかどうか。(省略形に自信がない)
ただ今から昨日納入された第三代配給マシンへの引っ越しを行う。I'm logging off。
ちょっと早いが学部忘年会@15F。スッポンを初めて食べる。その後二次会で12時頃まで機嫌良く飲む。徒歩で帰宅。
決して時代から遅れることがないT木先生の最新情報。最近「ジョーバ」を購入し、フィットネスに励んでいらっしゃるとか。楽そうに見えて、結構効くのだそうだ。
Thursday, 14th of December 2006
小雨がぱらつく。
やや飲み過ぎで頭が重いが焼酎主体だったのでひどいことにはなってない。
ゼミはオーラについて続き。微妙に話題がずれているような気がするが、盛り上がればそれでいいのだ。(いいのか)
水泳は自粛。
先日の「ボレロペ」は、正しくはDescending Trainingと言うのだ、という情報を専門家からいただく。Thanx.
新配給マシンの環境整備。と言っても大したことではないが、まだMeadowのインストールが終わってないので職場からは書けない。
「座右にコピー機を置く」という夢がプリンター複合機によってかなえられたわけだが、早速必要箇所をコピーして威力を堪能する。これで各種講義資料などの作成効率が飛躍的に向上するだろう。
最近アーノンクールのモー様レクイエムに感動しまくりで何度も聴くので頭の中にいつもレクイエムが流れている。そのせいか、何となくもう死ぬんじゃないかという気がしている。
ちなみにrequiemは、第五変化名詞requiesの単数対格形。
この一週間は忘年会が4回もあるので計画的に今日は○。
名古屋哲学雑誌を送っていただく。ありがとうございます。認識論関係の論文が二つも載っているので早速読む。巻頭論文の方はなんかTD山さんの影響が悪く作用しているような気がする。はかせ君がちゃんと指導していたらもっとよくなっていたであろう。そのはかせ君の論文の方は手慣れた筆でぐいぐい読ませるところが素晴らしい。弱い基礎付け主義というそれ自体は地味なアイディアを反照的均衡説と化学反応させるところが面白い。
coherentismは「調和説」でどうですか、という提案も。確かに「整合」は「斉合」consistencyと混同される恐れがあるのであまりいい訳語ではないかも。私はとりあえず後者を「無矛盾」と訳して逃げているが。
アーノンクールのブル5練習の録音を聴く。次々に注文を付ける指揮者もすごいが、すぐに対応するウィーン・フィルにも瞠目。
Friday, 15th of December 2006
晴れですね。
環境構築中。ようやく研究室からこのファイルの編集ができるようになる。
html-helper-modeの挙動が少し違う気がするが、面倒なので我慢する。
3時限目がないようなので、ゆっくり水泳2,000m。ボレロペではなく、単にだらだら泳ぐ。
明日に備える事務仕事。委員会進行表および印刷物の準備。
Saturday, 16th of December 2006
夢の話。経営難で校舎もボロボロの大学の理事長が、キャンパスの一部にパラダイス(?)のようなものを作ると言い出してみんなから非難されているというニュースを見ていたら、いつのまにやらその大学から集中講義の依頼が来て、たちまちその講義の初日になり、いろんな先生がわらわら出てきて紹介される。「この人たち大変だなぁ」と思いながら挨拶をしていると、なんだかサークルの自己紹介のようなノリになってきて、みんなが順番に自己紹介をする。そのうち一人の女性が「よろしくね」とぺろりとおしりを見せる。くそーこっちから見えなかったぞ、と憤慨しているところで目が覚める。がっくり。【後記】言うまでもないがこの「がっくり」は「こんな夢を見てしまった自分にがっくり」の意味である。ええ本当に。
某学会冬の常任委員会。
お茶菓子は一点豪華主義か物量作戦かという選択肢。今回は長期戦が予想されるので後者を選択。くらし館でカントリーマムを中心に普通のお菓子&飲み物を購入。
各種掲示物の準備。
11時半から委員長と事務局で打ち合わせ。
午後1時、委員会開始。
今回はバイトさんがよく働いてくれるので助かる。
5時過ぎに終了。最長記録と言われたが、議事内容を考えるとこれでも短時間に終わった方だろう。ちなみに会議室は夜9時まで借りていた。
後片付け後、先発隊に合流すべく天神へ。童話のような鬼の店。ほっとしたせいか生ビールが異様に美味い。
二次会は螺旋階段が危ないショットバー。11時頃まで歓談。最後の方はあまり覚えていないのが困りもの。
タクシーで11時過ぎに帰宅。体は酔っているが頭が冴えている感じ。少しドリンクを追加して寝る。
Sunday, 17th of December 2006
天が何かに怒っている。強風を伴う雨。時折雷も。
日曜の昼食はラーメン。その時の息子の指摘によると、日本国民の80%が豚骨ラーメンの代名詞だと思っている(ほんとうか)「うまかっちゃん」の「ちゃん」は、「みっちゃん」「さっちゃん」のような愛称としての「ちゃん」ではなく、「うまかっちゃん」全体で、「おいしゅうござる」のような意味の北部九州方言なのだそうだ。この「ちゃん」の用法は複雑怪奇で私は使えないっちゃん。(これが正しい自信はない)
一日中神の怒りが吹き荒れている。ぶるぶる。
Monday, 18th of December 2006
曇り時々雨。寒い。
早く忘れたいので 忘れないうちに土曜の会議の議事録作り。
なんと今日は別件の学会の将来を考える会@六本松。存在しないものの将来を考えてもしょうがないという論陣を張る予定だが、さて。
都合により大学の駐車場に置いてあった車を取って帰り、また歩いて出てくるという技。よーく考えると二回自宅から大学まで歩いたことがわかるだろう。こういうことが簡単にできるほど近くに住んでいるのはうれしいような悲しいような。
ヨーロッパの大学で2年間哲学が学べますので応募しませんか、というパンフレットが学科に届く。ここでも宣伝しておく ので有志はぜひ。
ええと、はいはい。授業まで議事録作りですね。やりますってば。
カントリーマアムをレンジでチンするとすごくおいしいという情報を得たのだが本当だろうか。今度やってみよう。(はよ仕事せい)
夕方授業。if, only if, if and only ifの区別を大学院生に叩き込む。
宗教研究ネットワーク(仮)発起人集会@六本松。全般に料理がうまい。特に魚の鮮度がよいように感じました。
二次会はこれも新しい餃子の店。珍しく25時ごろまで盛り上がる。
Tuesday, 19th of December 2006
会心の快晴。ようやく神々の怒りが収まった模様。
深夜の餃子鍋のせいで体重が1kg増加。
1限目は答案指導。まだ試験期間まで時間があるせいか、希望者が少ない。
personってうちの業界?では三位一体のペルソナのことなんだが、最近はいろいろ大変そうである。
さて、さっさと議事録を片付けないと。記憶がどんどん薄れてゆく。4時間の会議の議事録作成には何時間必要か。
ひとまず議事録の作成終了。ぐぇ。
夜、アーノンクールのブル5をまじめに聴く。期待していたほどの感銘はなし。非常に面白いとは感じたんだが。
学会事務関係にシフトしていた軸をぐいっと元に戻す。
久々に○。
Wednesday, 20th of December 2006
また晴れ。
ラテン語は最終回。小テストの成績優秀者にお菓子を配るなどしてクリスマス気分を盛り上げる。しかしこのお菓子が先日の某委員会のleftoversであることは誰にも秘密。
さらにこれは某バイトさんが忘れていったものであることもぜったい秘密。
極秘裏に水泳1,400m。
この半年ほど安心し切ってGmailを使ってきたが、ふとした拍子に、最近学内連絡関係のメールがspamと判定されていることに気づく。よくよく考えてみると、そう言えば、最近某メーリングリストのメールが頻繁に届くようになり、「ああうっとおしい、お前なんかこうしてやる」とspamに放り込んだメールが一通あったような気がする。きっとそれだ。おそらくそのドメインと同じメールがそれ以後もspamと判定され続けたのであろう。【教訓】spam判定は慎重に。
アーノンクールのブル5を聴いて、なんとなくブル5についてわからなくなってきたので、クナッパーツブッシュのブル5を聴いてみる。おそらく選択ミスで、ますますわからなくなる。これではいかんのでシューリヒトのブル5を聴く。うーむ。ブル5ってどんなんだったっけ?なんか、雄大でがっしりしていて開放される感じが記憶として残っているのだが。
久しぶりに調べ物から開放されて創造的な論考を進める。(脚色あり)
無線鼠の電池が切れる。電池を換えるとまた動き出す。人間の場合こうは行かない。
当然、○
Thursday, 21st of December 2006
曇っている。雨が降りそうだ。
ゼミはオーラの話をしていると盛り上がるがラッセルに戻るとシューッとしぼむ。
ゼミ室にだらだら居残ったせいで時間がない。30分で急いで1,200m。
カンニングの中島の訃報。エンタは初めのころからずっと見ている(た)ので衝撃を受ける。回復していると聞いて安心していたのに。
微妙に同期しているGmail問題だが、〜は元から断たなきゃだめ、というわけで、大元のメーリングリスト管理者に「わしを外してください」とお願いする。「学科全員で入っているんですがいいんですか?」と言われたので、「いいんです」と答える。(いいのか)(些細な脚色あり)
誤解のないように、このメーリングリストの件は、先日発生した同僚の某先生からのメールが届かない件とは無関係別ですから。
そう言えば昨夜夕飯の後にTVを点けたら亀田某のボクシングをやっていた。面白い髪型で、なんかああいう金魚がいたような気がする。試合内容には関心なし。
はいはい。逃避してないで4限目宗教学。「信頼性理論は世の中の根底には信頼があるという理論ですね、すばらしい!」という反応あり。当たっているような外れているような。
同じクラス。先週は「寝てました」と一行、今週は「こんなことを考える人の頭の中が見てみたい」と書いた貴様! キミの度胸にはほとほと感心するよ。実名入りでこういうことを言われるということは、明らかに喧嘩を売られているのだろうな。ふっふっふ。そんなものを買うつもりはない。ぴゅー。
しかしおそらく講義ものは年内これで終了かな。わーいわーい。
早く帰って娘を塾へ送らねば。ねばねば。
食事のマナーについて「手皿」がいけないということは知らなかった。言われてみればなるほどと納得。
「14才の母」の最終回の内容が許せないと娘が憤慨している。親としてはそういうドラマを熱心に見ていることが冷や汗ものである。
全体的なことを考えるとこの日は飲まないほうがいいのだが短絡的に×。
Friday, 22nd of December 2006
暴力的で自己破壊的なことを実行しようとするも危うく思いとどまりこれでよかったのだと胸をなでおろしているところで目が覚める。最近敷布団を新調して温かいので床から出るのに苦労する。
市民ゼミの予習のため、午前中じっくりモナドロジーを読む。最近146の書き味に変化が見られるようになった。(手段と目的の関係を再考せよ)
市民ゼミ。めでたくモナドロジー読了。ぱちぱち。調子に乗って 次はスピノザのエチカに突入することに。予習は大丈夫か。
事務局関連事務。叩くといろいろ出てくるがあえて叩かないことも重要。
今日はこれから大学院関係の忘年会らしい。私も行くらしい。あまり暴力的で自己破壊的なことはしないように注意しよう。
【リトバルスキー監督就任記念回文】リトバルスキーが息する場取り。(やや意味不明)
大学院の忘年会と聞いていたが行ってみると微妙に趣旨が違う。しかしこの期に及んで憤慨するのも悔しいので(おそらく)今年最後の忘年会を堪能する。
隣でお酒を飲む代わりにご飯をぱくぱく(丼二杯)食べていた人がいたような気がするがまさかいくらなんでもそれは幻覚だろう。
二次会は刺身がうまい近くの居酒屋。web上に日記のようなものを公開するのは自己顕示欲以外の何ものでもないという批判をいただく。ちなみに自己顕示欲とは「俺はケンジだぁ!」と叫びたくなる欲求のことである。
12時半頃無事に帰宅。
Saturday, 23rd of December 2006
晴れ。さわやかな目覚め。俺はケンジだぁ!
このところ密かに圧力をかけられていたが先延ばしにしていた年賀状(裏面)を作成。今年は文具関係に現を抜かして写真をサボっていたのでろくな写真がない。ちょうど光の具合がいいので廊下の壁を撮影する。個人バージョンの年賀状に使うことにしよう。
次は家族用。一家そろって写っている写真がないので切り貼りをせざるをえず。しかし一年ぶりに使うソフトなので操作法を忘れている。
昼はうどん。讃岐のばぁちゃんがお歳暮のお返し?に送ってくれた。
最近ベルクのバイオリン協奏曲にはまっている。以前から名曲だとは思っていたが、何度も繰り返し聴きたくなる症状は初めて。
Sunday, 24th of December 2006
まだ授業が終わっていないが気分はすでに年末。時代に遅れるな!
まずは窓拭きの手伝い。
朝食時、娘が「午前中は能率30%アップ」とつぶやいたのに影響を受けて日曜なのに机に向かう。30%アップだったかどうかは不明。
昼は二日連続讃岐うどん。
玄関の電灯を物色するためにヤマダ電機へ。駐車場が満杯。機が熟していないのか、運命の電灯には出会わず。あるいは店を誤ったか。
我が家恒例の救世主生誕ミサ前夜祭のためまずまずましなブルゴーニュワインを近所の酒屋で購入。あと、カルパッチョにするためのヤズの刺身も。
それからイカの塩辛も買ってしまった。告白するが、最近何度目かの目覚めを経験している。日本酒のアテとして最適。おそらく何百年もの間、日本酒と共進化してきたのであろう。
バイトさんから卒論が届く。さて中身はどうかな。
K1の類は見ないがM1の類は見る。チュートリアル爆裂。若干博多華丸とかぶっている。負けるな華丸。
ノリントンにはあまり興味がない。アーノンクールのレクイエムは個人的にタイムリーすぎて新鮮味がない。
今年からサンタは来なくなったようだ。長い間来てくれてありがとう。
Monday, 25th of December 2006
救世主生誕ミサの日なのに授業がある。神の怒りに触れなければよいが。
おびえながら昼食のサンドイッチを買って出てくる。
ついでに「クリーム&プリン」という商品も購入。
午前中能率30%アップ作戦。
水泳2,000m。昼休みの前後に授業がないと、これくらいは泳げるのだが。来年に期待。
mixiから「メールが来てますよ」というメールが届く。実は、せっかく呼んでもらったのに、ログイン名とパスワードを完全忘却して入れない状態がほぼ一年間続いている。今回再び挑戦するも、やはり「パスワードが間違っています」攻撃を食らう。しかしふと見ると、「パスワードを忘れた人はこちら」というようなリンクがあり、そこへ行くと、パスワードの再発行をしてくれる。めでたしめでたし。
ええと、はいはい、いろいろ事務仕事が溜まっているのですよね。やりますやります。やりますってば。(誰に言っているのだ)
夕方少し授業。これで年内の授業は終了。やれやれ。今年は授業外のことで忙しかったので、授業が終わったこと自体からはあまり喜びを感じない。
夕食はなぜかカレー。そしてブッシュドノエル。
昨夜のワインが残っているし、クリスマスだし、授業も終わって一区切りだし、と、なんやかんや理屈を付けて月曜なのに晩酌。
Tuesday, 26th of December 2006
曇天。
実家と電話。
事務関係メール。
James Brownの訃報に接する。黙祷。
神謎2の初稿が届く。大学か自宅か、どっちだろうと迷ったが、自宅にいて正解。
あまり分量を考えずに書いていたら、300ページ近くになってしまったのね。ちなみに、400字詰め原稿用紙換算だと約600枚ほどですね。(いやみなやつ)
描いた線路の上を自在に走る機関車トーマスの仕組みについて詳しく知りたい。
と思ったら、関西外国語大学短期大学部の上山清二先生が、すでにこんなページ を作っていた! 興味津々。
編集者のO氏と密談。芸風に合った著者紹介とは何か。
年賀状の宛名書き。今年は心を込めてすべて手書き。お気に入りの164とM800を交互に使って書き味を楽しむ。(手段と目的の(以下省略))
家族のものを含めて年賀状(裏面)の印刷。「このご恩は3日間くらい忘れません」と家人に感謝される。
気がゆるんでいるが辛うじて○。
Wednesday, 27th of December 2006
晴れの予報だが曇っている。
職場の方は仕事納めだそうだ。この正月休みは実質9日まで続くので近年まれに見る長さといえよう。
引きこもってごりごりしたい気分が半分、出かけていってベルクあたりを手に入れたい気分が半分。長考の末後者が勝利し、車で天神へ。
ツナパハでスリランカリアルレッド。辛味増量ソースもすべてかけて美味しくいただく。辛いはずなのに、汗も出ているのに、口の中には甘い感覚が広がっていく。何かが変。それほどストレスをためている実感はないのだが。
塔録音で以下の物を入手。
カラヤン、新ウィーン学派管弦楽曲集
ラ・サール弦楽カルテット、新ウィーン学派弦楽四重奏曲集
クレオ・レーン(歌)、シェーンベルク「月に憑かれたピエロ」他
今回どういう化学反応のせいでこうなったのか全くわからない。アーノンクールにはまっていたはず。それがブルックナー5番で「なんか変」と感じたことがおそらくきっかけで、まるで坂道を転げ落ちるかのように。(落ちたのか)
いや〜、しみますな〜。ずずっ。
小型可搬硬盤も買う予定だったのだがタッチの差で先に買われてしまった。8Gの本当に小さいヤツ 。
中村俊輔のセルティックの試合を観ていると片手に缶ビールが出現するという怪現象。いかん!
Thursday, 28th of December 2006
雲の流れが速い。天翔るクロノスの息子のようだ。(比喩が謎)
子供たちは塾へ。母親も塾へ。自分の。
宅急便で正月関連グッズを実家へ送る。
ヤマダ電機で昨日逃したものを探すが置いていないようだ。
「月的道化」を繰り返し流す。いいなぁこれ。おそらく歌手によって雰囲気が全然違うのだろうな。いろんな人のが欲しいな。むらむら
年賀状の一言コメント欄を埋める作業。このような作業にはM800が最適。軽く書いて味が出る。ただし、その味はかなり軽薄なので、表書きには向かない。
来年のためにメモをしておく。年賀状の裏面を作るとき、「今年もよろしくお願いします」という文言を印刷しないこと。これを印刷すると、一言コメントが「皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします」などの長いフレーズを手書きしなければならない。むしろ逆にしておくと、コメントは、「今年もよろしくね」で済む。
とりあえずやることがないのでお気に入りの本を読むなどして過ごす。どういう本がお気に入りかは企業秘密。
年賀状投函。今年は意表を突いて直接年賀可能集団に属する方々にも出す。
とんねるずの食わず嫌いをへらへらと観る。
Friday, 29th of December 2006
寒い。室温が5℃くらいだ。
こんな寒い中散髪に行きたくはないが、伸びたままで正月を迎えるのもいやなので、行く。髪を切って貰っている間にどやどやと客が来る。年末ですなぁ。
手持ちの現金が底を突いているので帰りに某銀行のATMに立ち寄るが、調整中とかで使えない。ちょうど居合わせた中年女性と「困りますねぇ」と世間話。
昼は讃岐うどん。
某事務局も仕事納め。
今年は子供らが受験なので帰省せずにこちらで越冬 年越しをする。9日の仕事始めまで計画的に過ごそうか、あるいは計画も立てずにのんびり暮らそうか、という計画を練る。
午後、息子を塾へ送るついでにジュンク堂近辺を徘徊。ナクソスのロバート・クラフト・コレクションから、ヴェーベルン作品集第1集とシェーンベルク「グレの歌」を、まるで生活必需品でも買うように買ってしまう。
グレの歌さいこう。
念のため某物欲点をチェックすると、先日タッチの差で逃した超小型可搬硬盤 が存在している。やむを得ず捕獲に成功。ほんとにちっちゃいんだから、もう。
あと、ギリシャ悲劇関係の文庫本も。来年のゼミの本を決めようと行ったはずだが、いつの間にか忘れてしまったようだ。
午前中のいきさつで現金がなかったので、ジュンク堂で初めてジュンク堂カードを使う。要するにポイントがたまるクレジットカードだが、クレジットカードで本を買うというのはとても危険な香りがした。
なかなか楽しげな企画が舞い込む。
フィギュアスケート日本選手権女子の部を観戦。たまには男子も放送してやれよ。
中村俊輔の1アシスト1ゴールを愛でる。
Saturday, 30th of December 2006
晴天。
これだけ晴れてしかも年末とくれば、清掃圧が急上昇。洗車せずんばあらず。あと、家の周りのサッシを拭いたり、ポーチライトのガラスを拭いたり。
息子を塾へ送る。ついでの徘徊はなし。帰路道が混んで直射日光を浴び続けたので体温調節機能が乱れ気分が悪くなる。
ちょっと休息。
某哲学者夫妻とは7時の待ち合わせだが例によってちょっと早めに出かけて物欲店を徘徊。「スパイラルヘッドが耳に優しい21世紀の耳かき[ミミダス ]」という、ネーミングだけが激しくこけている製品を思わず購入。あと万年筆を携帯するためのペン袋も♪
もう30日だから落ち着きがないと言われている博多の人々もさすがにもう落ち着いているだろうと思って予約を入れていなかったのだが、甘かった。第一候補の某豚足専門店 に電話を入れるも満席。その後、ツナパハは営業終了、某パスタ屋閉店、越後屋閉店、泣いた赤鬼満席、魚平満席、海浜館満席、と連続パンチを食らう。泣きながら赤坂の某店に電話を入れると「いいですよ」の返事。
この店はお値打ち裏メニューがあって客人をもてなしたいときに時々利用している。今回も「これでもか」の料理で大満足。
ちょっと緊張してあらぬ事をしゃべりすぎた気がしないでもないが、大変楽しゅうございました。
11時頃バスで帰宅。風呂に入り少しドリンクを追加して就寝。
Sunday, 31st of December 2006
連日の晴天。年の暮れに天気がいいと掃除が助かる。
きゃーやっぱり昨夜は食べ過ぎ。久々に72kg台に。「正月だから多少太らんとな」という娘のつぶやきが思い起こされる。
引き続き清掃活動に励む。20年近く使っている室内電灯に最近黄ばみが出てきている。3,000円くらいのものばかりなんだよな。そろそろ買い換えたいなぁ。
と、ぼんやり考えていたら気がつくとヤマダ電機にいる。やむを得ない。この機会に、昼光色や昼白色ではない、ほれ、欧米の室内照明標準というか、普通の電球の色にする。雰囲気が変わってなかなかよい。
標準で「ホタルック」という蛍光灯が付いているが、これは、消した後も蛍光塗料のような光り方で、かすかに明るいという代物。実用性に若干の疑問が残るが目新しいので可。しかしそもそも「蛍光灯」はホタルの光の灯火という意味なので、ネーミングがややすっきりしない。
実家に帰ると大晦日は見たくもない紅白歌合戦を見る羽目に陥るが、自分の家なので好きなものを見る。まず第九を家族全員で鑑賞。早めに年越し蕎麦を食べて、あとはモーツァルト。「行く年来る年」だけは少しだけ見る。