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Memoranda Personalia 2008-02 Friday, 1st of February 2008
久々にいい天気。ただし雲は多い。
徒歩。途中のコンビにサンドイッチを買う。最近の体重乱高下の原因がさくさくガーリックチキンなどのフライものにあるのではないかという指摘をまーさんから受け、極力油を避けるようにする作戦。
学内外事務仕事の嵐。天気晴朗なれども波高し。
水泳。今日は調子悪いなーと思いながら泳いでいたが終わってみると2,200m。時間に余裕があるせいか。
やっぱりCPUが4つくらい欲しい。
来年度の時間割 がほぼ決まる。お疲れ様です。しかし、非常勤や学外ゼミを入れると週に4日も3限目がある。これは昼休みに水泳できないことを含意する。あやうし!わしの健康!
今日は新しく就任したIH部の引継ぎというか送別・歓迎会があるのであと30分!
「鶏料理専門店で引き継ぎ会」という連絡を私の脳は勝手に「焼き鳥屋で学生と飲み会」と自動変換していたために服装はジーンズ。しかしこの姿を見た引き継がれる方の某学部長は大慌て。なんでも体育会の非常にフォーマルな会でOBの皆様も多数出席されるとかでその姿はまずいと言われる。まぁ私も最初からあえて波風を立てることもないと思って自宅でスーツに着替えてから出かける。到着してみると某業界の葬式みたいに 店の前にずらりと学ラン姿の部員たちが整列し「お疲れさまです!」などと妙にハイテンションの声をかけてくる。中に入ると大広間にすでにOBの人たちが来ていて、一気に紹介される。名刺を持っていてよかった。その後、OB会長の挨拶に始まっていろんな人が挨拶をする。わしもさせられる。美味しそうな料理がたくさん出ているのに話をするのに忙しく結局ほとんど食べられない。約3時間後、ようやく開放される。
腹が減っているので途中暮らし館に立ち寄って巻き寿司と刺身を買う。
帰宅すると学校行事で40Kmを下駄で歩いた(実話)娘が到着後に倒れて学校の先生の車で送られてきたという話を聞き逆上。悪いことは重なるものだ。 軽い脱水症状だったようであまり心配ないらしいが心配するのが親である。ウチの娘をこんな目に会わせやがって覚えていやがれ脇山口高校。
ぷんすかしながら追加晩酌。神経が苛立ってあまり寝た気がしない。
Saturday, 2nd of February 2008
曇り。
体重が。むべなるかな。
散髪。
「庭」でカツカレー。
調子悪い。むべなるかな。
なんだかパーフィットとか読んでしまい余計に気分が悪くなる。
(削除)
ちょっとしかし最近あっさり引き受けすぎのような気がする。「意気に感じる」のはいいことなのかどうか。おそらく悪いのは、「どんなときでも決して意気に感じない」であろう。「たまには意気に感じることもある」「時と場合によっては意気に感じないわけでもない」というのが「意気に感じる」ことではないのか。「どんなときでもいつも意気に感じる」すなわち「意気に感じないことがない」はself defeatingだろう。
PukiWikiのamazonプラグインを使うとテキストの回りこみ関係がうまくいかないと思っていたが、#amazon(,clear)というコマンドを書いておくことで、回り込みを解除できることに気づき早速サポートページ を書き直す。
娘はほぼ一日寝ていたようだ。おかげで夕食時には元気になっている姿を見てほっと胸をなでおろす。
ワインの勉強。今宵のお題は、グレードの違うボルドーの比較。Ch. Grand Donnezac 2006 vs. Ch. Beaumont 2004 (Haut-Médoc) だいたい同じようなもんやな。 こうするとよくわかる。前者も決してまずいわけではないが後者のコクと深みに比べるとなんというか浅い感じ。なるほろー。
Sunday, 3rd of February 2008
雨が降って寒い。
雨の中を恒例の買い物。
昼は札幌ラーメン。
別大マラソンを観ながら足ふみマッサージ。
『哲学の歴史』3に目を通す。たしかに最後のドイツな人の論文は異次元。学風の違いというものを感じる。しかしドイツ風というのかあそこまで二次文献を細かく指定すると読んでいて混乱する。
SSEを向いて恵方巻にかぶりつく。しかし我が家でこの習慣が始まったのはたしか京都にいたころだから15年ほど前か。急に店頭に巻き寿司が並んで「こうするのが習慣なんだああ」というようなポスターがべたべた貼られ、なんとなく面白がって始めたような気がする。バレンタインデーなんかもその類だろう。文化だの慣習だの、案外簡単に作られる部分もあるということだ。
long sleeper vs. short sleeperのような番組を偶然見かける。前者は創造的で後者は外交的ということだがどういう二分法じゃい! 自分がどちらかは翌日の体調で判断しよう、というのもトホホ。
Monday, 4th of February 2008
立春。朝食時、この立春はどういう根拠で決まっているのかと質問を受けうまく答えられなかったので日本語のWikiPediaを見るとなんかすごいことになっている。変な論争を朝から読んでしまう。
SuperBowl観戦。なんとNewYorkの勝利! いやぁいい試合だった。下馬評ではPatriots有利ということだったがDefens陣(Strahan!!)が強いプレッシャーを与えられたのが大きい。こいつぁあ春から縁起がいい、ということにしよう。
しかしこのチーム名がGiantsだというのは返す返すも残念である。
昼はラーメンと恵方巻の残り。
いい天気なので徒歩で出てくる。あ。入試やってるんだな。(異次元)
某非常勤先のシラバスを作成。時間がかかる。
某学会の例の問題について細々とした調整。
う。MS Word形式って、最近は .docxつーのがあるのか。解説ページ を読むのが面倒。求むブリーフィング。
某百万遍大学成績に関連して心労するも水泡に帰す。
夜は依頼原稿とは関係ない私的論考。
このところずっとBeethoven弦楽四重奏を聴いている。
○
Tuesday, 5th of February 2008
た、体重が。
どうやらこの個体は炭水化物に過敏に反応するようだ。そのように愚痴っていると「不経済ね」と言われる。いや栄養摂取能力がありすぎるという点で経済的過ぎるのでは、と反論すると「炭水化物以外からエネルギーをとらないといけないのは不経済である」と再反論され深く納得する。
いい天気。徒歩通勤途中梅に遭遇。このあたりは畑に梅の木を植えているところが多い。春ですなぁ。
郵便局に立ち寄り採点表を速達で出す。
コンビニに立ち寄りコンビニサンドを2個購入。多少は炭水化物も摂らんとな。
今日も入試ですね。ご苦労様です。(異次元)
ええと、今日はまず学会のアレを片付けること。
水泳2000m。
○
Wednesday, 6th of February 2008
朝、妻方の叔父の訃報が飛び込む。留守中の各種手配をずばばばっと整えて正午過ぎに出発。
九州道、中国道、山陽道、四国中央自動車道、松山道をばびゅーんとぶっ飛ばし 法定速度で巡航。6時半ごろに新居浜到着。
しかし事前に聞いていた住所が間違っていたために少し迷う。迷って田んぼの真ん中で停車していると脇を女子中学生が自転車ですり抜けようとして軽く接触。「こら当たったやないかわれ 」と声をかけるがこちらも急いでいるのでまぁ見逃してやる。これが男子中学生だったら田んぼの真ん中に正座させとるところだ。
通夜を済ませて10時半ごろ妻の実家に。久しぶりに会った叔父と軽く(?)晩酌して就寝
Thursday, 7th of February 2008
午前中に納棺、正午から告別式。お経が猛烈に眠い。
せっかくだから自分の実家にも顔を出して(顔だけじゃないが(わかっている))午後3時ごろに帰路につく。
途中オレンジジュースを一本買いに降りただけで約6時間ぶっ通しで運転。午後9時ごろに帰宅。
ちょうど近くのファミレスで夕食を済ませてきた子供たちと遭遇。
引き出物のお弁当で遅い夕食。
さすがに少し疲れたのかワイン1本行ってしまう。(因果関係を考察せよ) 飲んだのは、Côtes du Rhône, Les Caves du Clocher 2005. これはあまり高くない。軽くて飲みやすいわりにスパイシーなところもあり、重厚で苦いワインをinspireするようなところもある。おお。なんか一人前のことを書いているぞ。
Friday, 8th of February 2008
いい天気。明日は寒くなるそうだ。
はいはい今日は市民ゼミ。その前に各種事務メールに返信。
午前中はスピノザの予習。おっともう行かなくちゃ。
市民ゼミに行くと女性メンバーからチョコレートをいただく。そうか。例の聖ワレンティヌスの日が近いのか。ホワイトデーのお返しを忘れずに。
ゼミ終了後なぜか紅茶が出てきて文字通りのティータイムに突入。東洋と西洋の思想の違いのような話で盛り上がる。話の流れで例の三浦さんの輪廻転生の本を紹介する。
なんか疲れた(当然か)。どうせ哺乳類なんだからディスカバリーチャンネルでやってるようにやればいいと自暴自棄になってはいけません。(意味不明)
今夜のお勉強はBordeau: Sarget de Gruaud Larose 2001 (Saint Julien) vs. Bourgogne: Beaune de Château 2004 (Bouchard Père & Fils). どちらもハーフボトル。この勝負では前者の美味さが際立つ。酸と苦味のバランスがよく、なめらかでどっしりしている。後者も美味いがやや個性的。酸味が強く、ナッツ系の香りも。前者に比べるとやや軽い(と言っても昨日のワインに比べると重量級だが)。
昨夜は思わず一本飲んでしまうほど飲みやすいワインだったが今宵は飲み応えがありすぎてとてもそんなには飲めない。仮説:「飲みやすさと値段は反比例する」。この仮設は明らかに誤っている。なぜならもし正しいなら数10万円というプレミアワインはとても飲めたもんじゃないことになる。特に「飲みやすさ」という原始的で混濁した概念を使っているところが致命的。しかし普通のスーパーで売っているようなワインについてはこの仮説はある程度当てはまるかも知れん。
Saturday, 9th of February 2008
すごく寒いという予報だがそこまで寒くはない。
如月恒例某極秘業務。今年から新グループ。あまり書くと支障があるが、集中して能率的に作業が進み気持ちがよい。例年この時期はストレスを溜めまくっていたので実に助かる。
昼は配給弁当。もう少し簡単なものでいいんですけど。海苔弁当とかでも。
Sunday, 10th of February 2008
連休だが昨日業務だったので普通の週末に感じる。
おそらく帰省の疲れが出て体がだるい。だらだらと過ごす。
夜は自然農法の番組を見る。ああいうタイプの人を知っているような気がする。学生時代に某政治系サークルに引っぱり込まれそうになったことがあるがその部長にそっくり。まさか同一人物じゃないと思うが。
事前によく考えて合理的に行動しようとするところは自分とよく似ているようにも思うが何かが決定的に違う。何なんだろう。考えようとすると気持ちが悪くなる。
三浦さんの輪廻本の影響で最近また自己について考えている。この問題のせいで学生時代を棒に振ったようなものなんだが。しかしこの問題に関しては東洋人の感受性が高いような気がする。こういうのが思想的伝統なんだろうか。
Ch. Haut Sarthes, Bergerac 2005. 6本セット5,000円の中の1本。それにしてはしっかりと渋みがありかつフルーティーなアタック。ステーキ食べながらぐいぐい飲むというような状況に合っているかも。
Monday, 11th of February 2008
いい天気。
洗車。
買い物。
雑炊。
必要性を痛感した礼服を青山で購入。なんだかんだ言って 5,000円のネクタイをおまけにつけてもらう。
浴室水漏れ再調査。寒い中長時間外にいたので体が冷える。
ぶり大根と味噌汁。冷えた体が温まる。
脳科学の本を読み進む。
スマップの「ユーガッタパワー♪」という歌が気持ち悪い。なんで「パワー」に「ア」が付くのか。辞書を引くとpowerが可算名詞になるのは「権力者」「神・悪魔」「冪」などらしいがそういうものを手に入れたと叫んでいるのか。
【別解】これはYou've got to power.と言っているのである。【考察】動詞のpowerは「動力を供給する」という意味だがそうすると目的語がない。あるいは「君は動力を供給しなければならない〜♪」と歌っていることになり意味が逆にならないか。
しかしこれはいわゆる星野ジャパンの応援歌だそうだ。そうするとこれからずっと五輪野球のときはこの気持ち悪い歌詞が流れることになるんじゃろうか。
Tuesday, 12th of February 2008
某極秘業務。ずばばばばっと終わらせる。
某学会懸案事項関係オフラインメンバーのケア。ええ加減メール使えよこら。
ケアに時間をとられて某反省会議に遅刻。
今日もまた泳げない。
今週の学科会議について主任と打ち合わせ。ついでに尿路結石のお見舞い。
久々に隣のS教授と今後の行く末について相談。
読書をしていると東鴨川大の学生からメールが舞い込む。内容は書けないが慌てて各方面に電話をして事なきを得る。
日経ヴェリタス 。塩野七生を放置していたらやっぱりこんなことに。「ウェリタス」(さらに正しくは「ウェーリタース」)ですので。
久々に○。
Wednesday, 13th of February 2008
おおぅ、雪。
午前中から会議があるのは珍しい。
水泳1,400m。ク400×3+平200。
坦々麺。辛くて美味いがあのチキンカツカレーはどこへ行ってしまったのか。
東鴨川大学単位認定関係電話連絡。
学会A懸案問題関係電話調査。
学会B託児所関係メール。
ウチの学科卒業論文単位関係電話相談。
不調。
三浦さんの輪廻本の流れで買ったまま積んでいた永井均『私、今、そして神』 を通読。カントやライプニッツやアンセルムスやトマス(!)まで登場してずいぶんわかりやすくなってきたように思う。時間の問題と私的言語の問題はピンと来ない。あと気になるのはすぐに「神」が出てくるんだけどそれですべてぶち壊しになるというか、問題が停止してしまうような気がする。しかしこの種の問題の書き手として当代随一であることには間違いない。
読んだ本のせいか寝つきが悪く夜中に何度も目が覚める。
○
Thursday, 14th of February 2008
眠いが定刻に起床。
昨夜は鼻水がたれて目が覚めた。猛烈な寒気が通過して行ったのだろうか。
聖ワレンティヌスの日。奥方からなんか高そうなチョコレートをいただく。
一月ぶりに天神へ。いろいろと調査や調達。
ワインラック(通販で届いたワインの段ボール箱をごろごろ部屋に転がしておくのは見苦しいので)
ワインラベル整理用シール(きれいにはがせて気に入っている)
いわゆるソムリエナイフ(こちら方面も深そう)
Macコーナーと携帯電話コーナーの鑑賞と散策。
時々食べたくなる一蘭でラーメン。
午後大学でいろいろと相談。
ほっと一息入れているとマルガリータから電話。「とんでもない間抜けなことをしてしまった」という第一声だったのであらゆる「とんでもないこと」が脳裏をよぎりアドレナリンやらドーパミンやらが大量に放出されるがよく聞くとたんなる忘れ物。吉本新喜劇の桑原和男が玄関先で「ありがとう」と言ったときのように盛大にずっこける。(喩えがわかりにくい)
忘れ物を届けて疲れたのでそのまま帰宅。ワインラックを組み立てる作業に一苦労。
マーさんは「ワインセラー(温度調節・湿度管理機能付)」を買ってきたのだと思っていたらしく、ワインラックを見て少し失望していたみたいだ。この期待にこたえるべきかどうか。要検討。
調子悪いのでまたまた 晩酌に突入。今夜の課題は「ブドウの品種の違いを経験しよう」。Côte de Baune-Villages, Faiveley, 2004 (1/2) vs. Côte de Rhone, Moulin de Ferragut, 2006. 前者はブルゴーニュのボーヌだからええとピノ・ノワールです。そして後者はラベルによるとシラー60%グルナッシュ40%だそうです。
ピノ・ノワールはもはや(!)おなじみの香り。フルーティーで実にかぐわしい。口に含むと苦味もしっかり。後味がやや物足りないか。後者はおそらく初めて。特にシラー種は某G学科のM先生もご推薦の有名種。正直、第一印象は「ミネラル水みたい」。なんか鉱物のような無機質な香り。しかし口に含むと甘さと香りが爆発。苦味は少なく、非常に飲みやすい。なるほろー。
ソムリエナイフも初体験。「使いにくい」と某書に書いてあったがそんなことはない。てこの原理を利用して楽に開けられる。それに道具としての魅力もある。ワインそのものに加えてこういう周辺機器にも魔力が宿っているようだ。
Friday, 15th of February 2008
寒いが陽が差している。
はいはい今日は午前中某事前面接で午後は某会議。
昼食をとる時間があまりないと判断して大銀杏でパンを購入。2個(240円)。えらいぞ。
なぜか自分の研究室が面接会場なので一応会場設営。椅子やら張り紙やら。
ずばばばっと 丁寧に面接。
それがすんだら会議の準備をしなければならないがしたくないのでこれを書いている。だからたくさん書いている 。
準備して会議して後片付けをしたら4時。(泣くな!)
強酸党のC委員長の代表質問動画を一気に見てしまう。たしかに派遣労働には問題が多いんだろう。子供たちの将来が心配。
疲れているせいか最近よく麻雀ゲームをしてしまう。以前は自分の最短手ばかり追及していたが最近は防御面にも気を遣う。いくら考えても他のメンバーから「スピードアップ!」と文句を言われないのがゲームのいいところだ。(仕事しろ)
Saturday, 16th of February 2008
晴れ。放射冷却。
愛車にガソリンを入れ(値段が!)、くらし館に立ち寄り昼食などを仕入れる。お買い上げがなんとぴったり1,000円。レジの人も思わず「珍しいですね」と声を上げる。毎日毎日レジ打ちをしている人が言うんだから相当珍しいんだろう。記念のためにレシートを公開 。
パピオアイスアリーナへのルート検索などで時間がつぶれる。
ほんと今月と来月は勉強したい。というより、せねば。
You gottaが増殖している件だが、アレは"You gotta power"と歌っているのではなく「夕方パワー」と言っているのであるという斬新な説に触れて感銘を受ける。午前中や午後はぐったりしているのに夕方になるとパワーがわいてきてさぁ飲みに行くぞ!というこのあたりにたくさんいそうな 人のことだと解釈できる。星野ジャパンの試合がナイターであることとの関連性については要継続調査。
念のため「you gotta, 夕方」でgoogle検索(ググると言うな)してみるとNHKの「夕方クインテット」やサザンオールスターズの「夕方Hold on me」など先行例がかなりあるようだ。
そろそろ水泳部の練習が終わる頃なのでプールに行ってみよう。
理想的なプールで気持ちよく2,000m。
サラダ助六とさくさくガーリックチキン。充実の昼食。
本には二種類しかない。紙と鉛筆が必要である本とそうでない本だ。(「カメラには二種類しかない。ライカと云々」のもじり。)
Sunday, 17th of February 2008
寒い。
風呂場の水漏れ問題で朝からまた職人さんに来てもらう。サッシの隙間から壁に結露水が漏れているという仮説に基づいて作業。
途中、ナフコに玉砂利と金網と蛍光灯を買いに行く。
ついでに廊下のきしみも直してもらう。
結局4時ごろまでかかる。ご苦労様です。
蹴球東アジア選手権はDPRKと引き分け。
脂の乗ったブリが美味い!
Monday, 18th of February 2008
放浪の旅に出る予定を変更して出勤。
放浪の旅の雰囲気を少し味わうために徒歩(ほんとうか)。
水泳1,400m。月曜なので水が冷たいのを忘れていた。冬に冷たいプールで泳いでいるときほど「なんで私はこんなことをしているんだろう」と思うことはない。
コンビニサンド2個。
朝、amazonから届いていた小島寛之『数学でつまづくのはなぜか』 を手にとってぼんやりと読み始めたが面白くて一気に最後まで読んでしまう。数学を扱った本なのになぜか泣ける。名著。
会議をサボって 欠席して某学会事務局懸案事項の処理。時間がかかる。
ようやく○。
Tuesday, 19th of February 2008
いい天気。少し寒いが春の陽気ともいえよう。
放浪の旅に出る気分で出勤。(意味不明)
くらし館でサラダ助六+さくさくガーリックチキン+野菜ジュース+プリン。今日はこれに加えて鶏飯おにぎりも店頭に並んでいた。迷うなんて珍しい。
水泳2,000m。1,000mくらいのときにあまり調子がよくないので今日は1,200mで切り上げようと思ったが1,200mから調子が出てきた。大器晩成。とは言わない。
長考の末ケータイの機種変をする。W53CAというちょっと見たらデジカメみたいなやつ。昨年夏のモデルだが、秋に料金プランの変更があったらしくその影響でなんと無料。ご丁寧に「合計 0円」と書いたレシートをくれる。しかしけっこう人気があって高価な機種だった思うんだがこのディスカウントは非人道的とも言えるな。ま、いいんだけど。(へらへら)
今回はちゃんと最初からデータ定額に入ってひどいことにならないようにせねば。
オジサン世代はケータイが苦手。携帯電話ならまだなんとなく付いて行けそうな気がするがケータイとなるともう完全にお手上げ。少し悔しいのでこの分野も人並みに探求することにしたのだ。(以上合理化終わり)
早速財布代わりに使っている銀行のモバイルバンキングに申し込もうとしたら通帳に記載されている顧客番号を入力せよと来た。自慢じゃないが私は通帳なんか持ってない。いろいろ統廃合するうちにわからなくなってしまったのだ。今後これじゃあまずいんだろうか。口座を作り直したほうがいいのかな。
某学会重要案件に苦慮する。
○
Wednesday, 20th of February 2008
いい天気。少し寒いが春の陽気ともいえよう。(2)
今日は午後から業務が目白押しなので午前中に仕事を片付ける勢い。引き続き某学会懸案問題に苦慮。
くらし館でサラダ巻きを買う。
白昼から会議。ぐっすり寝て起きてもまだやっている。(おいおい)
某学会懸案問題。考えるだけでぐったり。
夕方から謡曲部部長引継会@寛永通宝。かまくらの中みたいな部屋(かまくらの中に入ったことはないが)。花束をもらってびっくり仰天。学生たちの成長に目を細める。
引き継ぐ先生と2次会。美味い魚で芋焼酎を飲みすぎる。
11時半ごろに帰宅。息子が自分と同じケータイに機種変をしてきている。
Thursday, 21st of February 2008
いい天気。ぽかぽか。
あまり暖かいと新学期が近づいているようでいやな気分。
このところ毎朝朝食後にコーヒーを飲みながら某学会懸案問題処理関係メール書きをしている。なんとか着陸地点が見えてきたか。
やっぱり通帳は大切、ということで某地方銀行某支店へ。しかしその銀行の場所を間違って記憶していて行ってみると郵便局。しかし慌てず騒がずEZ Navi Walkで近所の銀行を検索して場所を確認。事なきを得る。
窓口で昔の通帳を見せて「更新したいんですが」と言うと数分後にびっしり通帳記入された新しい通帳が手元に。びば。
それを見ると昨日吉田本町大学からXXXダイガクガクチョウ オイケカという名義で振込があるんだがなんなのだろう。会計処理上給料を分割して二箇所から支払っているのかな。それ以外にこの大学からお金をもらうようなことは考えられない。それにしてもオイケカとは何か。
水泳1,600m。無理せずに。
ふと気が向いて第二食堂に行ってみる。入社以来初めてだと思う。370円のカツカレーを試食。370円のカツカレーの味がした。
モバイルバンキングの申し込み。投資信託とかもできるらしいがまぁそっちはやめておく。
5月末〆切の某原稿Aの準備。使えそうな論文を求めて書物をさまようが収穫なし。
スタイルシートを少しいじる。文字が大きくなったが自己主張を強めたいという意味ではありません。老眼だから。
昨日飲んだので今日は禁酒するという高等技術を繰り出す。○
Friday, 22nd of February 2008
曇っていて暖かい。春霞のようなもや。
はいはい今日は市民ゼミ。最近難しくなってきて説明に限界を感じる。
某学会バックナンバー処理問題について悶々。
そうかオイケカは総長の名前の一部なのか。ええっ? そうすると給料ってたったこれだけ?
2月が終わろうとしている。あんまりだ。ひどすぎる。
マルガリータの胃の調子が悪いのが心配だ。
市民ゼミ。第2部の定理11〜13のあたり。難しいけど面白い。何かコギトのような主体があってその中に思想が生まれているという風に考えてはいけないんですよ、というような説明をしたが、終了後、上野修『スピノザの世界』(講談社現代新書) の中に同じような表現を見つけ、ついでに最後まで目を通す(まだ全部通して読んでなかったすんません)。大いに感銘を受ける。やっぱりスピノザはすばらしい。
いや本当に学会の仕事のことなんて永遠の相の元に見ないとやってられないっすよったく。
なんだかくしゃみが出て目や鼻の奥がかゆい。しかし昨年のお医者さんの言葉 を思い出して花粉症などと考えないようにしよう。季節の変わり目のよくある鼻炎。
Vosne-Romanée, Nicolas Potel, 2005 vs. Ch. Marceau 2004. 前者は後者の約4倍の値段。さすがに前者の圧勝。以前の仮説に反して非常に飲みやすい。何か強烈な特徴があるというよりは、全体的に実にバランスがよい。酸味、苦味、甘味、フレッシュな香りなど、ブドウで作ったお酒だなぁという感じがする。後者も決してまずいわけではないが、ボルドーなのに全体的にやや軽く薄い印象。こういうのは食事のときに料理と一緒に楽しむといいんだろう。
Saturday, 23rd of February 2008
風が強く曇っている。寒くなりそう。
なんだか調子が悪い。あちこち体が痛いような気がする。喉の調子もいまひとつ。
学会関係懸案事項を処理しないといけないので大学に出てくる。
くらし館に立ち寄るも今日は鶏飯おにぎりもサラダ助六も店頭に並んでいない。しょうがないので野菜ジュースとアルカリイオン水だけを買って大銀杏へ。カレー卵、カマンベール、ソーセージパン。
水泳3,000m。ついに3kmに突入。隣でどこかの高校が練習していたのでついつい一緒に1時間半ほど泳いでしまう。
不思議なことに午後は快調。午前中の不調は運動が足りていなかった模様。
ちょっと鼻炎っぽいのでワインの香りがよくわからない。
Sunday, 24th of February 2008
おおぅ雪。粉雪、牡丹雪、霰、霙など役者を変えながら次々と降ってくる。天では何が起こっているのか。
掃除して買い物してラーメン食って足ふみして読書して晩酌。一日が一行で記述できるとは。
NHK S.O.の時間でベルクのバイオリン協奏曲。ちょっとまったりした演奏。終了後の拍手が最初途切れたのはどうしてなのか。まさか終わったことがわからなかったのか。
Monday, 25th of February 2008
いい天気。ぽかぽか。しかし油断せずにこのところの気温の変化にしっかりと付いていこう。
徒歩出勤。途中で梅を撮影。
某学会懸案問題稟議。オフライン会員へ速達メール便。
ううっ。来月8日某学会編集委員会の連絡が飛び込む。欠席ばかりで申し訳ないので今回は出席することにする。ホテルパックを手配するが品川あたりはどこも満杯とか。ようやく新橋にひとつ見つけてもらう。
16階のレストランに行くと「牛カレー」なるメニューが出現している。普通「ビーフカレー」と言うんだがと不審に思いつつ注文。しかし出てきたものを見て納得。カレーの上に牛丼の具が乗っている。やられた。妙な遊びはいいから早くあのチキンカツカレーを復活してくれ。
来年度から非常勤で出講する某大学シラバスを作成してえいやっと送る。
ちょっと心配なメールが飛び込み心配する。
しかし今日こそは原稿に取りかからないと。
夜の部はその原稿のための基本文献を読む。なぜかBGMはBill Evans。
○
Tuesday, 26th of February 2008
嵐。雨戸を開けるのがためらわれるほど。
今日は午前中研究室のワックスがけなので遅めに出てくる。
くらし館でサラダ巻き+さくさくガーリックチキン+野菜ジュース。サラダ助六があれば完璧だったんだが。
水泳1,400m。有酸素運動を心がけるがついつい力が入ってしまう。
引き続き文献調査と言えばかっこいいが要するに本を読んで過ごす。
Rhodia No.8 が活躍。みーはーだが、留学中お世話になったMerold Westphalがこういう細長いメモ用紙を本にはさんで使っていたことを思い出して真似てみる。読みながらメモるのには確かにちょうどいい。紙が薄いわりにしっかりしているのでインクの乗りもよい。しばらく使ってみようかな。
夜の部も読書。BGMはEvans。
恥ずかしいことにこの年齢になって初めてjazzなるものの味がわかってきた気がする。それも超基本古典jazzの。今までも時々聞いていたが、どこがいいのかいまひとつ腑に落ちなかった。クラッシックと同じでほとんど全部覚えるくらい聞いて頭の中に住まわせると、独自の化学変化を起こして発酵が始まるようだ。
まぁ一応これはjazz研に所属している息子の影響ではあるのだが、本人はもういやになって辞めるといううわさを聞いている。
○
Wednesday, 27th of February 2008
晴れて寒い。
診療所。担当のMK医師はこれまで多くのメタボ患者をその毒舌で恐怖のどん底に突き落としてきたことで知られている。なぜか私にはこれまで優しかったのだが今日はその片鱗を見せてくれた。「まぁ、薬飲んでる時点でもう病気ですから」「楽しく飲んでくださいよ。だけど、言ってみればいつドクターストップがかかるかという話です」。温かい言葉に触れて深く生活習慣を反省する。
ちなみに近所のI教授はこの先生に「死にますよ」と言われて落ち込んでいたそうだ。
Rhodiaのおかげでようやくエンジンがかかってきたので今日も原稿Aに勤しむ予定。
水泳は2,000m。となりで水泳部が泳いでいるのでペースを作りやすい。
昼はビーフカレーならぬ牛カレー。カレーに乗っている牛くん!
新しいケータイにしてスケジュール機能も使いやすくなったのでこちらを主にしてみる実験を開始。手帳、パソコン、Web2.0といろいろ試行しているがどれも一長一短。電話帳はすでに携帯に移動しているのだからスケジュール管理を移行できたら情報集約の面で好適。しかし、ひとつになったらひとつになったで淋しいような気がしてくるのだよな。
夕食はフィレ肉にゴマをまぶしたまー子さん渾身の力作。美味い!
引き続き文献調査という名の本読み。
昨日のRhodiaの件がわかりにくいという意見をいただいたので写真 をのせておく。メモを書いたあとはこのまま本にはさんでおく。本にしるしをつけてメモと連動させることもできる。裏表書けるのでどちらが裏かわかるように自分でしるしをつけておくとどちらのページのメモかわかりやすい。
欠点としては本の内容よりもメモの方が量が多くなるようなタイプの本には向かない。テクニカルな本にはそういうのが多い。「なーんだまとめたらこれだけか」というタイプの本(哲学書に多い(ほんとか))に向いている。
それ以前にメモをとろうと思えるような内容であることが求められる。(あたりまえ)
○
Thursday, 28th of February 2008
晴れているが寒くない。
自宅でちょこっと学会の仕事を片付けてから徒歩で出勤。
某諜報部員から(うそ)エバラ焼肉のタレが来年度旭川大学の教壇に立つという連絡が入る(「江原 旭川大学」で検索のこと)。まぁ旭川大学の学生にがんばってもらおうと思うがどうせなら東鴨川大学あたりに呼んで念入りに吟味してやればいいのに。
そうだ、日本科学哲学会あたりで公開講演をお願いしたらどうだろうか。
しかしこの件、今書こうとしている論文と微妙に同期しているんだよな。ネタとして使いたいがちょっと危ない気もするなー。
はっ、こんなことしてないで。時間よ止まれ。
論文Aの基本的なアイディアを捕まえる。たちまち気が緩む。(いかん!)
気を緩めずに水泳2,000m。調子はよくないが環境がいいので距離が出る。
青春のカツカレーをぺろりと平らげる。
午後も文献調査。ぶつくさ言いながら メモを取る。
なんかメガネにしてから目がよくなってきたような気がする。コンタクトレンズは目に負担がかかっていたことを実感。早く気づいてよかった。もう少し早く気づいておけばよかった。
Friday, 29th of February 2008
【訃報】山田晶先生が本日午前11時40分頃ご逝去されました。
山田晶(やまだ・あきら=日本学士院会員、京都大学名誉教授)
29日、悪性リンパ腫で湘南鎌倉総合病院にて死去。
告別式
日時:2008年3月2日午後2時30分より
場所:カトリック由比ガ浜教会
鎌倉市由比ガ浜1-10-35 Tel.0467-22-2269
喪主は長男の山田春樹氏(宮城教育大学教授)