Memoranda Personalia 2008-05
Thursday, 1st of May 2008
- 連休気分なのに授業がある。木曜日だけこんなに授業をすると学期末の調整が大変なんだが。わが社はそこまでは気が回らないらしい。あるいは気が回っても体がついてこないと言うべきか。
- 某学科内重要案件の準備。
- Google Docsを仕事で使う件に関連してStar Suit8という無料ソフトをインストールしてみる。これは以前Open Officeと言っていたやつだな。SunとGoogleが手を組んでGoogle packとして配布するようにしたのか。ためしに表計算ソフトのCalcにExcelで作った自前出席簿を読み込ませてみると問題なく動く。lookup関数を使ったり入力規則をかけたり、けっこういろんなことをやっているのに。ImpressもPower Pointファイルをちゃんと再生するし。もしかすると実はもうMS Officeはいらなくなっているのかも知れない。
- 欲を言えばこれがそのままGoogle Docsに入っていてオンラインで使えるといいんだが。Webアプリにそこまで求めるのはまだ無理なんでしょうか。
- すると突然、
謎のスペイン人バーニーが現れ、Vistaを入手したけどインストールを手伝ってくれないか、と言ってくる。無理。つーか自分でやりなさい。わが社にはそれ用のスタッフもいるんだし。
- 自宅のiMacにもStar Suiteを入れようと思ったらこれはWindows用だときた。なぜだ。Sun=Unix=Macという連想は間違い?
- 数日悩んでいたfor all S knows 〜だが「ともかくSにとっては要するに〜」と訳すとうまくいくことに気づく。ちょっとまとめ。
【原義】Sが知っているすべてのことと引き換えに、P。
- Pが事実のとき:「Sにとってまったく意外なことに、P。」
- Pが可能性や推測のとき:「Sにとっては想定外だが、もしかするとPかもしれない。」
- Pが事実に反するとき:「(Pじゃないけれど)ともかくSにとっては要するにP。」
という感じか。要継続調査。
- 満を持して昼休みにプールに行くと連休明けまで使えないそうだ。がっくり。
- いろいろ事務的なメールがやって来るがそれをかいくぐって5限目の授業まで地道に勉強。
- やっぱり授業でしゃべりすぎる。これはやはり水泳していないからエネルギーが余っているのだろう。短期的にはよくても長期的にはまずい。
- やはり今日からガソリンの値段が上がっている。しかし「燃費?ふふん」というような車に乗っているから文句は言えない。
- La Boule Blanche 2006 (820円)。やはり私には難しすぎる。飲みやすいので一気飲みしてしまいそうだ。「ビールは酒でない」は真だと誤りやすい命題の代表(?)だが、「白ワインは酒でない」にも注意。
Friday, 2nd of May 2008
- 連休気分なのにわが社は営業。
- ガソリンが高いのでこのところずっと徒歩。しかしこれから暑くなるのでいつまで続くやら。
- オリンピックの聖火が中国に入ったという報道。ふと思うが「火」の同一性ってどうなっているんだろうか。「聖樹」とか「聖石」とかだとそれを運ぶことに意味があるだろうが、「火」というのは炎を伴う気体の燃焼反応(あるいはフロギストンの分離(じゃない))そのものだから同一の実体があるわけではない。だからおそらく大切なのはギリシャで太陽光線を集めて得られた熱エネルギーそのものであって、それは種火となって、おそらく炎を伴わないかたちで運ばれているのだろう。
- いろいろと業務をこなすともうこんな時間。
- ちょっとした文書を作成するのにStar Suit Writerを使ってみる。Wordでできることはみんなできますよ、という主張はわかるが、Wordの悪いところともそっくり。各種自動フォーマットがデフォルトでオンになっている。どこかで聞いた意見だが、こういうのはデフォルトで全部オフにしておいて、一見軽いエディタのように見えて、やろうと思えばそういう凝ったこともできる、という設定のほうが好感度が高いと思うがいかがなものか。
- そろそろ初松魚の季節なんだろうか。
- Gmailから使うRTMが使いやすい。本家だと「追加」ボタンを押して、期日を設定して、という手間が要るが、Gmailの隣に表示させておくと、Tasksという欄に「5/7 授業」と打ち込むとそれでOK。あと、予定はメールで入ることが多いのでその場合には当該メールにスターをつければ自動的にRTMのTaskに登録されるのも吉。
- 最近よく「お疲れさま」「お疲れです」という言葉を耳にする。もちろん昔からある言葉だが最近はあらゆる挨拶言葉を駆逐する勢いだ。たとえば最近増えているのがいきなり「お疲れ様です」で始まるメール。これによって「こんにちは」「お仕事中失礼します」「○○@△△です」などの挨拶が駆逐されようとしている。授業の後に学生さんから「お疲れ様です」と言われることもあるがこれも珍妙。なんか学生さんが上司や同僚になったような気がする。そして「俺そんなに疲れて見えるか?」と問いたくなる。まぁ言葉は変化するから周囲に合わせないといけないんだろうが、少なくとも英語で先生に"You look tired."などと言ったらぶっ飛ばされることは覚えておいたほうがよい。
- 学科内の微妙な案件のせいでピリピリ。取扱注意。最近ここに書けないことが多すぎる。
- シベリウス2番(ベルグルンド)。
Saturday, 3rd of May 2008
- いよいよ連休初日。かねてからの計画通り家族総出で障子の貼り換え。我が家は和室が多いので障子も多い。素人が手を出せない雪見障子は除いて小4面、大8面の障子を引っぺがして水洗いして新しい紙をアイロンで糊付けする作業。10時過ぎに始めて3時ごろまでかかる。ふぅふぅ。
- 疲れて夕方ぐっすり眠る。
- 阪神中日に大勝9-1。
- 伊達公子が決勝へ。夜、タイムリーに特集番組をしている。
- 昨夜の探偵騎士情報でやっていた「ヘッドスプリング」を自分でもやってみたら腰を痛めた模様。情けない。同じようなおじさんが全国に50万人はいると思われる。
Sunday, 4th of May 2008
- 連休だからまー子さんとドライブで角島へ行ってみる。子供たちは高校ブラス定期演奏会のゲスト出演と裏方でアクロスへ。
- 昼は途中で回転寿司。混んでいるが安くてうまい。
- ぜんぜん知らなかったが角島は最近キムタクのドラマなどで人気が出て、観光スポットになっているようだ。
なんもないただの島なのに。橋の手前から渋滞。島に入っても渋滞が解消する気配がないのでちょろっと左に曲がって島の中をくるくるっと回って引き返す。それでもしばらく国道が渋滞。恐るべしキムタク。
- 中日戦2-3で敗戦。藤川が
まぐれ当たりのホームランを打たれた模様。
- 夕食は牧のうどん。ごぼ天うどんのやわ麺がうまい。福岡に来て12年目、この地のうどんはやわ麺(やわらかくゆでた麺)がうまいという結論に至っている。つまりここのうどんの醍醐味は、食べているうちにうどんが溶け出して出汁と交じり合うところにある。かた麺(硬くゆでた太目の麺)だと、うどんが溶け出す前に麺が出汁を吸って膨張してしまう。これに大分の団子汁のような風情を感じる向きもあろうがやや無理。やはり食べているうちにどんどんやわらかくなって最後には箸でつまみ上げれば切れそうになるほどやわらかくなったものを出汁をからめて一気に飲み込むところに確かな文化を感じる。うどんの奥深さである。
- (違う環境でメモしたものをそのまま転写すると文章が変で嫌だなぁ。)
Monday, 5th of May 2008
- 須恵町の皿山公園へ。午後から晴れるという予報を信じて小雨の中出撃。
- しかし雨は上がらない。
- 園内はツツジがちょうど見頃。山全体が開花していて見事。人も少なく、駐車場も入園料も無料なのがよい。民俗資料館がちょっと「パラダイス」が入っているのが面白い。入館者がいないのに町営だから一応受付の人や駐車場の誘導員とかがいる。
- 遅い昼食。リンガーハットで「からまろチャンポン完全版」というようなチャンポンを食す。スープが大変美味しゅうございます。坦々麺に野菜を投入したものとどう違うかがやや不明。
- 帰りがけに七隈サニーで買い物。大学の横を通るが連休中だから建物を視界に入れないように注意して走る。
- 阪神中日、10-4勝利。
- 夕方充実しすぎた昼寝。
Tuesday, 6th of May 2008
- 晴天。今日は子供たちも妻も自分の用事や仕事があるので遊んでくれる相手がいない。そこで再度単身皿山公園へ行くことにする。せっかくだから久々に銀塩写真を真面目に撮ってみよう。昨日確認したポイントを名玉Nikkor Ai ED 180mm/F2.8で攻める作戦。フィルムはKodak E100VS。
- 天気がいいので昨日よりは人がいる。しかし混雑するほどではない。三脚を立てて、ゆっく景色を眺め、構図を決め、絞り、露出を確認して、ゆっくりとケーブルレリーズを押す。シャッター音がして、フィルムを巻き上げ、またゆっくり景色を眺める。このループが心地よい。
- 小一時間ほどでフィルム一本。帰りにキタムラに出してくる。上がりは金曜日。
- 昼食はコンビニおにぎり2個。
- 阪神巨人戦(8−4)を余裕で観戦。
- 夜、マーラー5番を聴きたくなってインバルのやつを聴いていたら途中で気分が悪くなる。気分が悪くなるほど嫌なのになぜ時々聴きたくなるのか。その後口直しにカラヤンの9番を流すが手遅れ。幼い頃の記憶が次々によみがえって息苦しくなる。どういう深層意識の化学変化なのか全く不明。
Wednesday, 7th of May 2008
- ようやく連休明け。そろそろ働かんとな。今年の連休はいつもよりゆったり過ごすことができた。今後も仕事と研究とプライベートのけじめをきっちりつけるようにしよう。
- FMを流すとカラヤンのマラ5が。うへぇ。
- 申請や返信をいくつか。連休中は仕事のメールを開封しないように気をつけていた。
- しばらく工事で閉まっていたプールだが今日から再開。さっそく水泳1,000m。4月19日以来なので2週間半ほどのブランク。肩や胸の筋肉が心地よく痛い。
- かなり長時間会議。議長の隣の席になってしまい一睡もできない。考えてみれば主任だから寝てはいけないのだ。会議についての認識を抜本的に見直す必要がある。(今までが変)
- GTDツールとしてd3というものを導入してみる。使い方がまだよく分からないので評価は未定。こういうのでデータをweb上に置けたらいいんだが。RTMはtaskの分類ができないのが難。もちろんGmailバージョンの話。
- 一週間ぶりに○。まぁ連休だったからしょうがない。
Thursday, 8th of May 2008
- 学会関係と箱崎非常勤関係の事務仕事で午前中が吹き飛ぶ。
- 6月の学部懇親会は会場が中洲で夕方5時半開始。7時半には終わるらしい。幹事の並々ならぬやる気
(その晩は中洲ではじけてやる!という)が感じられる。
- 船場吉兆の博多・天神店でも食べ残しの使い回しが行われていたという報道。終わったな。食品衛生法違反じゃないと言うが、「人を食べたら懲役XX年」ということが刑法に載っていないのと同じ。そんなこと想定すらしてないことだ。学生時代にホテルの調理場でアルバイトをしたことがあるが、たしかに信じられないような手付かずの食べ残し(でっかいステーキ丸ごととか)が大量に下がってくる。みんなもったいないと思っていたが全部捨てていた。パートのおばちゃんがわれわれ学生に「もったいないから持って帰って食べ!」と言うことはあっても「もったいないから商品として別のお客さんに出そう」という発想はありえんだろ。本当に手付かずの料理でもったいということなら「こういう手付かずの食べ残しがあるんですけど、もしなんでしたら食べてもらえますか?もちろん、お代は前のお客さんにもらってますんでいりません」と言え。言えんだろう。何で言えんか考えろ。ぷんぷん。
- (さっさと出発したほうがいいですよ。)
- 都市高をぶっ飛ばして一コマ授業をして帰ってくる。ぜいぜい。しかし習慣とは恐ろしいもので授業のレベルを上げようとしてもなかなか上がらない。昨年希語の某教授の授業に出た学生に聞いたら半期で文法書を一冊上げて、後半はもっぱら聖書を原典で読んでいたんだそうだ。「ついて行けてた?」と聞くと「とんでもない。泣いてました」とのこと。しかし考えてみれば語学はある程度の量のテキストを読まないと身につかないから、文法の細かいところを懇切丁寧にギャグを交えながら解説するよりも、その方がよい指導方針かもしれない。
- 疲れてちょっと椅子で寝てから本社で授業。ギャグを交えながら解説。
- む。ついに今シーズン初こっちへ向かってくる台風が発生。12日ごろ最接近か。
- なかなか人生うまく行ってない卒業生の訪問を受ける。あまりがんばらないで明るい未来が向こうからやってくるイメージで暮らしてくださいと声をかける。お返しに「先生も過労に注意してください」というお言葉をいただく。
Friday, 9th of May 2008
- 市民ゼミ。『エチカ』第2部第19命題のあたり。説明途中でハングアップ。ついに脳の廃用性委縮が始まったか。
- 教務関係プチ会談2件。
- 運動部関係相談事1件。さらに萎縮が加速する。
- 某非常勤先の某教授のお誘いをいただき中洲で飲食。超有名老舗寿司屋の隣のそこそこ有名なフランス料理店。久々にうまいと感じる赤ワインをいただく。やはりうまいワインを飲まなければ。
- 二軒目は某教授がどうやら常連さまらしい全国的に超有名な無教会派信者が運営するクラブへ。コメントは自粛。
- 11時過ぎに帰宅。ドリンク(Cono Surのカベルネ)を少し追加。やはり味が違う。同じ種類で価格がかなり違うものを飲み比べると勉強になる。今のところ気づいているポイントはバランス感。
Saturday, 10th of May 2008
- 昨日からずっと雨が降っている。今日もスーツなので車で送ってもらう。
- 昨日持ち上がった某運動部問題で電話相談。本当はここにぶちまけたいがいくらなんでもそんなことはできっこない。
- そこでS氏とT氏に直接ぶちまける。するとどちらからもお返しにぶちまけられる。皆さんいろいろ大変なようで。
- 泳ぎに行ったら水泳部が練習をしているので泳げない。むきーっ。
- 16階の社員食堂(じゃない)に行くと何かの行事で貸切。しょうがなく「庭」で青春のカツカレー。
- 夕方からその問題の某運動部新歓。心落ち着かず。どうかひどいことになりませんように。
- 雨だからタクシーで店まで行くとやっぱり店先に学ラン姿の学生が整列している。田舎の店だからいいようなものをこれを天神でやると犯罪だぞ。と聞くと追い出しコンパは天神でやっているんだとか。まずはこのあたりから手をつけるかな。
- OB会長に続いて部長挨拶。あまりひどいことにならないように、しかし言うべきことは言わせていただく。徐々に浸透していけばいいけど、ショック療法が必要なところもあるかもしれない。
- 昼間ぶちまけていると「運動部の問題なんてややこしいから放っておく人が多いけど、あえてそういうところに首を突っ込むのがお前らしい」という意見をいただく。恐縮です。自分でもなぜか分からないが異様にアドレナリンが出るタイプの問題がある。だいたい、封建的で人権無視の頭悪いシステムがだらだら続いているのを見ると戦闘モードがオンになるようだ。取扱要注意。
Sunday, 11th of May 2008
- ボストンのサイコロ君の投球を見守る。なかなかよかったんじゃないでしょうか。
- 娘の誕生日はにってつでいないのでちょっと早いが買い物に出かける。南天神パーキングに車を停めて、Loft、三越、天地下、新旧岩田屋と回るがお気に召されるものがなかったようだ。娘は不満顔だが父親は娘と散歩してご満悦。(親ばか)
- この前の皿山公園のツツジの写真が上がってくる。ライトボックスで確認。むふふ。プリントしようと思ったが、めったにフィルムスキャンなどしないのでそれ用の道具が見つからない。
- 午後は阪神が久々のJFKそろい踏みで勝つところを観戦。
- 夜は巨人が中日に勝つところを観戦。観戦する人生。
- 昨日来のことで頭痛再発。こうなったらワインじゃだめなので熱燗で加熱治療。
Monday, 12th of May 2008
- いい天気。頭痛は快方へ。
- 昨夜母の日で電話をするといなかったので、ちょっと心配して実家に電話。昨夜電話に出なかったのは広島が勝ちそうでラジオに集中していたからだということがわかりほっと胸をなでおろす。
- 今日は午後から授業があるから午前中は逃避。(じゃなくて)
- へぇ腐女子って風呂入ってない汚い女子学生のことじゃなくてオタク系(って何?)女性のことなのか。猛烈にどうでもいいが文化学科教員としてはこういうことも知ってないといけないんだろうか。
- 授業二つ。淡々とやっているつもりが熱く語ってしまう。
ストレスがたまっているのかな。
- マーラー9番第4楽章連続演奏。ジュリーニ、ワルター、バルビローリ、カラヤン。バルビローリのよさが少し分かったような気がした。
- 25時まで。○
Tuesday, 13th of May 2008
- 来月中旬の某常任委員会の準備。16Fの特別室を予約。
- ゼミのレポート印刷。15名のレポートをひとつの文書にまとめて整形してプリントアウト。それをコピー機で15部印刷してホチキスで止めるという作業。
- わが社でも授業が始まるといろいろとクラス運営に気を遣う。挙動が異常で明らかに授業を受けるのに適していない学生はこれまでに一人いた。そのときはその人の友達に頼んで授業に出てこないように言ってもらったんだが果たしてあれでよかったのかどうか。
- 先日ご一緒した某教授などは「授業というのは基本的について来られるならついて来いという感じでやってます。まぁちょっと難しすぎるかもしれないけど、何かちょっとでも残ったらそれでいいと思うんですよええ」と仰っていた。こういう話を聞くと自分の中で何かが目覚めて、あまりに親切な授業は学生をダメにするとか思ったりもするんだが。
- このあたり最近は本能的にやっているからあまり言語化していない。
- 中国の地震が気になる。この段階で死者1万人とか言っているということは、この数倍か数十倍の被害が出ているということではないか。聖火リレーとかやってる場合じゃないぞ。中国が崩壊したら日本もただじゃ済まんだろう。
- 午後は2つ授業なので激しく逃避。(こらこら)
- 200名クラス。教室が大きいのでやりにくい。後ろの方は外野気分みたいなので時々巡回することにしようかな。
- ゼミ。一転して家庭的な雰囲気。
- 明日の会議の準備など。
- 先日のツツジの写真をスキャナで取り込んでみる。ポジフィルムをプリンタ複合機の機能を使ってデジタル変換しているので色とか少し変。本当は色補正とかしないといけないんだろうけどやってません。
- 001 002 003 004 005 006 007 (皿山公園2008年5月6日、Nikon F3, Nikkor Ai ED 180mm/F2.8 (001だけはAF Nikkor 18-35mm/F3.5-4.5), Kodak E100VS)
- ○。ブーレーズのブル8とか。
Wednesday, 14th of May 2008
- 晴れの予報だが曇り。少し雨もパラついている。
- 徒歩。
- 某依頼書類を忘れずに投函。
- 会議の準備。
- 学会関係で電話。「会費を払い忘れていませんか」という問い合わせに「いえ、忘れてませんよ、いただいてますよ」という連絡。こういうのを「逆滞納者」とは言わない。
- 『メールけいしちょう』というものを知る。地域の不審者情報などを携帯メールに流してくれるらしい。どんな感じかとりあえず登録してみる。
- 会議。学会事務局で会議を主催するのは慣れているが学内会議の主催はあまりやったことがないのでちょっと緊張する。(うそ)
- 会議2。某教職免許更新関係。こちらは主催じゃなくて参加する立場だがあれよあれよという間に覚悟していた仕事が消えていく。びば。個人的にはうれしいが全体的にこれでよかったのかどうか。
- 最近
安物ワイン応用問題的なワインばかり飲んでいていやになった混乱してきたので、ここは基本に戻るべく一念発起して出所のはっきりした由緒正しいワインを注文。1/2ボトル6本。明日からが楽しみ。むふふ。
- カラヤンのブル1とブル5。
- 業務計画のためにGTDTiddlyWikiとd cubedを導入して比較。まだ使い方がよく分からんが一長一短。
- けいしちょうからメールが来ない。変だと思ってよく調べるとこれは東京限定なのか。「メールふくおかけんけい」はないんだろうか。
- ○
Thursday, 15th of May 2008
- 快晴。写真撮りに行きたい。
- 結局家庭でのフィルムスキャンがあの品質なんだから、プリントアウトを考えてもやっぱりデジカメのほうが楽で経済的。しかし銀塩の手作業感も捨てがたい。まぁそれを言えば白黒写真を自分で現像しなきゃということになるんだろうけど。
- などということをぼんやり考える秋の夕暮れ。(初夏の午前中ですが。しかもぼんやりしている場合ではない。)
- 箱崎で1コマ。ううむ。楽。普段の苦労を思ってじっと手を見る。
- 一休みする暇もなく本社で1コマ。比較的楽なクラス。しかしその意味は「あまり私語がないクラス」という意味であることを思って再びじっと手を見る。
- 村上某の彫刻(フィギュア?)が16億円で売れたというニュースをみて「ほう」と感心する。しかしその彫刻を見て「ぎゃ」と叫ぶ。新聞テレビ、報道するなら上半身だけじゃなくて全体を映すべし。もうなにがなんだか。
- 気合を入れなおしてワインのお勉強。
- Ch. Olivier 1997
- Tara Paca, Cabernet Sauvignon 2006 (Chile)
後者は980円だが一万円以上の価値があるという評判のチリワイン。前者はボルドーの有名シャトーで3,000円くらい(?)のもの。それのハーフボトル。はっきり言って差が分からん。香りは明らかに前者の方がよい。前者のあとで後者をかぐと少し臭い感じがする。しかし味の方は...。強いて言えば後者には媚びるような甘味があるのが少し気になる。それに比べて前者はほとんど甘味がなく、苦味が勝っているが全体的なバランスがよい。やっぱりバランスの問題かな。まーしかし、この程度の差だとまだよーわからんですな。
Friday, 16th of May 2008
- 徒歩。
- 水泳1,400m。平泳ぎのバランス感覚に新境地が。以前からクロールだと下り坂を降りていく感覚があったが平泳ぎでもその感じがつかめた。連動してキックの角度が違ってくるのでいつもと違う筋肉を使う。しかし最近プールの水が濁っていてどこかの沼で泳いでいるような感じ。
- 同僚からなぜかスコラ哲学について怒涛の質問を受ける。「聖霊って何なんですか」には困った。いろいろ説明したのに「ああ、キューピッドのようなもんですな」と言われてがっくり。それはローマ神話。
- 新幹線の指定席を予約しようと思って携帯サイトやらインターネットやらを調べるがよく分からない。困っていつもの学内JTBに電話をするとその場で発券してくれる。そうだったのか。出張といえばふつう飛行機だから知らなかった。
- 某学会常任委員会の資料を作成して連絡。オフライン会員には月曜日に発送することにしよう。
- やはり少女マンガで『ちびまるこちゃん』くらいしか読んだことがないというのは文化学科教員として失格なんでしょうなぁ。
Saturday, 17th of May 2008
- にってつ初日。
- 博多発のぞみの指定席って空いてて快適。1時間5分で広島に着いたのには驚いた。駅のホームの立ち食い蕎麦屋で昼食。在来線で西条へ。西条からバスで鏡山へ。広島からが遠い。
- シンポジウムの直前に明日司会をする某君から原稿をもらう。シンポジウムは二階席でその原稿を読みながら聴く。最初の人のような芸風には時々出会うがどこが本家なんだろうか。特徴は
- 連想ゲームのような話の展開。
- 「最近出した私の著作で〜」とすきあらば自分の出版物を宣伝する。
- 懇親会はスルーして某氏と流川を探索。しかし漫画のように乗る電車を間違えて待ち合わせ場所とは方向が違う宇品方面へ向かってしまう。そういえばその電車には「京都市電」と書いてあったな。
- 元祖広島風お好み焼きの「へんくつ屋」で腹ごしらえをしてから「やなぎ」へ。同僚の某先生の教え子がやっているのでぜひ行くようにと半ば業務命令で行ったがなかなかよい。腹ごしらえせずに直接行っていろいろ注文したほうがよかったかもしれない。
ちょっと勘定が怖いが。最後に時節柄外界の実在性を肴に洋酒バーでタラモア・デューを2杯。
Sunday, 18th of May 2008
- にってつ2日目。
- 10:40開始の発表に間に合うためには8:45の列車に乗らなければならない。それが鏡山クオリティー。(文句を言うな)
- 発表の方はフロアからの質問が相次いで司会者の出番はなし。
- このたびめでたく「はかせさん」になった某氏から製本済みの博論をいただく。おめでとうございます。長年の努力をこのようなかたちで結実させたことに敬意を表します。日本の中世哲学研究においても画期的なことだ。
- 昼は学内の喫茶でサンドイッチ。
- 共同討議はどちらに出るか迷ったが脳の方へ。沖縄の人の話が長くてちょっと期待はずれ。司会者のTD山さんの整理が一番勉強になった、と言えば言い過ぎなんでしょうね。
- 帰りの電車の中で久しぶりにはかせくんと一緒になって新しい名刺をもらう。新天地(新天町ではない(既出))でがんばってください。
- 元同僚の某氏と広島駅で早めの夕食。元ボート部員であることが判明。元カヌー部員としては妙な共通点に驚く。
- 指定席を買っているのぞみではないのぞみの自由席が空いているのを見てそちらに乗って早めに帰宅。マルガリータに最寄り駅まで迎えに来てもらう。
- 帰宅するとカツオのタタキとサーモンの刺身が。熱燗でほっとする。
- 今回はちょっとダンディーに決めたかったので鞄や靴やシャツに無理があった。やはりそんなところに気をとられて疲れるのは愚の骨頂。次はジーパンで行くぞ。(極端)
Monday, 19th of May 2008
- 雷雨。風も。
- なんか身体がだるいので臨時足踏みマッサージを相互に行いたちまち元気になる。
- 溜まった事務仕事を消化。
- 授業二つ。時間が経つのが速い。授業時間がまだ30分ほどあると思っていたら時間切れ。余計なことをしゃべりすぎ。
- 断続的に雨。
- 今日は授業も事務仕事も快調にこなしていい感じ。これで夜の部の研究時間が快調ならば言うことなし。
- 夜の部。まぁ快調かな。少し眠いが。
- ○
Tuesday, 20th of May 2008
- 低気圧が通過して晴れ。しかし南海上を台風が移動していてその湿った空気が流れ込んで東の方では大雨だそうだ。今回のような台風+低気圧というシステムも要注意。
- 某同窓会組織代議員選出問題で昨日からばたばたしているがようやく決着。
- ふと思いついて燃料補給。タンクは満タンになったが財布が空っぽに。ちなみに「燃料補給(する)」は英語でrefuel。fuel(給油(する))の派生語。
- 途中、水とコーヒー豆とひとくちチョコレート(脳の燃料補給用)を購入。
- 携帯電話を自宅に忘れる。「携帯電話」は「携帯が可能な電話」という意味だから「現実に携帯されていない携帯電話」は形容矛盾ではない。
- 授業二つ。今年は久々に大教室の授業をやっているがやっぱりこれはキツイな。久々に授業中平然と出て行って最後の授業カードのときに戻ってくる人たちがいる。
- 「あ。君ら居なかったから授業カードは書かなくていいよ」
- 「あ、就職活動の電話がかかってきたんで」
- 「ふーん。だけどずっと居なかったよね」
- 「えっと、体調が悪くて」
身内の恥をさらすが実話である。「就職活動」「体調不良」という二つの言葉が地球での生存では有利だということを学習したばかりなんだろう。久しぶりに宇宙人の面目躍如である。もう地球は暑くなるから早く自分の星に帰ってくれよ。
- 大教室での宇宙人問題続き。大教室は人数が多いからばれないと思ってやってくるんだろうが教壇から見たら一目瞭然で実に目障り。周囲の地球人学生も迷惑している。彼らには「出席」という言葉に反応するという特性があり、「出席はとりません」と言うと居なくなることが分かっている。ただそうすると出席点がほしい地球人学生の迷惑になる。「地球の人にだけ出席点をあげます」と言えば宇宙人差別として訴えられて宇宙連邦人権保護局からクレームが来るだろうし。難儀よのう。
- ゼミは一転して家庭的な雰囲気。「物語5」として「宇宙人に実験台になってくれと言われて観念した私が、「じゃあ私のレプリカを作ってくれ。それに乗り移るから」とレプリカへ転生する強い意志を持って実験台になった場合」というのを思いつく。
- ウイルス進化論って日本じゃこんなことになっていたのか。桑原桑原。私も宗教学で若干危ない話に接近することがあるので気をつけねば。
- 授業カードの整理をしていて「今日はすみません。今後は決してこういうことをしないようにします」というのを見つける。なんと。あいつは地球人だったのか!?しかしそれならそもそもああいうことはしないはず。もしや混血?地球人と宇宙人の混血がすすんでいるのだろうか。危うし!地球人!
- バルビローリのマラ9に再挑戦するも中途挫折。いやだいやだこんな演奏は。バーンスタイン(NYフィル)で浄化。
- ○
Wednesday, 21st of May 2008
- 朝の読書はリー・スモーリン『迷走する物理学』の二回目を読んでいる。これまで科学雑誌で断片的に見ていたいろんな概念が整理されてとてもためになるような気がする。
- 大学院時代にガモフ菌とかファインマン菌に感染して理系の本を買いあさった時期があったが今回もスモーリン菌に感染した疑いがある。
- 会議2つ。
- 交流戦は平野の活躍で逆転勝利。おさむちゃんもがんばれよ。
- 予想通りスモーリン菌感染症が発症。楽しー。
- ○
Thursday, 22nd of May 2008
- 午前中は自宅で。
- 弁当を家で食べて箱崎へ。
- ずっとしゃべる。文法の説明はつまらない。しかしそれは文法を学問レベルまで深く突っ込んで理解していないからである。
- 帰りに車を整備会社に置いてくる。半年点検だとか。
またそう言って金を巻き上げるんだろう?
- やや疲れたので愛媛県人の血液であるポンジュース(150円)を購買部で購入。ぐいと飲み干してたちまち元気に。
- 昨夜ふと思いついて、昨年秋に検討のために購入して放置していた「超」整理手帳を取り出して予定を書き込んでみるとなかなかよい。複数のプロジェクトが絡まってくるとやはり時間を空間的に把握するために一覧してみたくなる。サイズがRhodia No.08と同じなのも何かの縁。ほぼ日手帳はもうやめてしばらくこちらを使ってみよう。
- しかしこういうふうに複数の手帳を使い分けていると必ず予定の転記漏れなどの事故が起こることがわかっている。
- あれ?Gmailのスパム判定が変わった?今まで問題なくはじかれていたスパムがまた届くようになっている。
Friday, 23rd of May 2008
- 午後から雨の予報。
- 今日はスピノザの日。午前中は第二部の復習。
- 市民ゼミ。第二部19命題から。微動だにせず。(だめじゃん)
- しかしなんとか整合的な読み方を見つける。整合性だけでは不十分だが。
- 午後になっても雨は降らない。低気圧が予想より南を進んでいる模様。
- 修学指導関係事務仕事。主任とは名ばかりで要するに事務の下請け仕事。
- 東鴨川のY氏からオッカム関連テキストの詳細な研究ノートをいただく。ありがとうございました。
- 交流戦。猛虎軍が鷹軍に負ける。
なんか腹立つ。
- ワイン飲み比べ。やっぱり高いワインって味や香りのバランスがいいのだな。別の言い方をすると味のバランスというものを感じさせるほど味が複雑。廉価版もかなり美味いけど甘味や酸味が突出したりしてなんか単調な感じ。(たぶん違うんだろうけどまぁこの時期はこういう風に思っていた記録ということで。)
Saturday, 24th of May 2008
- 大雨の予報なんだがあまり降らない。
- おっと今日は修論検討会があることに気づいてしまった。完璧なスケジュール管理もほどほどに。
- 検討会はひとつだけ聴いて早退させていただく。
- 月末〆切の原稿2本の最終点検。
- 原稿2本を
ろくに推敲もせずにえいやっと送りつける技を繰り出す。
- そのうちのひとつは古式ゆかしい投稿要領で、「原本とコピー5部」とか「ファイルを入れたフロッピー2枚」とか「テキストファイル」とか「書留で」などの文字列が踊っている。テキストファイルと指定しているのに行数や文字数を聞いてくるのもよくあるご愛嬌。
- 夜は絶品の家カレー。
Sunday, 25th of May 2008
- 娘は応援、息子は遠足。
- 京都の偲ぶ会は欠席。
- Rosenthalってあの意識の高階理論のDavid Rosenthalなのかな?
- New York vs. Seattleをちょっとだけ観戦。
- 日曜恒例の買い物。考えてみると久しぶり。
- ニラ炒めが乗ったラーメン。
- 2時からトラvs.ライオン@甲子園。トラの快勝。
- これも日曜恒例、妻方の家系に数千年前から伝わるアーユルヴェーダの秘術(脚色および誇張あり)、足踏みマッサージ。最近、背中や肩甲骨周りを踏んでもらうと肩こりや腰痛に効果があることが分かってきた。
- 昼寝。
- 夜は豚キムチ炒め。
- 中日vs.ソフトバンク。せっかくソフトバンクを応援していたのにつまらないミスが多い。
- 久々に日曜らしい日曜であったことよ。
Monday, 26th of May 2008
- 晴れて暑い。湿気も。これからクーラーが入るまでの時期、大教室の不快指数をどう抑えるかが課題。今年は扇子や団扇を持ってくるように呼びかけることにしようか。
- 暑い中徒歩で。
- 郵便局で原稿を送る。いまどき書留だなんて。簡易書留か配達記録でいいじゃないの。もっと言えば電子メールの添付ファイルにしてほしい。
- 暑いのでポンジュースを買う。ごくりと飲んでたちまち元気に。
- ラテン語の授業準備をしていて急にあほらしくなってやめる。「できない。すべてが藁くずのように見える」。(おいおい)
- いろいろUSB機器をつないでいるせいか機器の動作が不安定になって困っていたのでUSBハブ(約1,500円)を導入。磁石でピタッとくっつくのがいい。動作も今のところ安定している。
- 初夏らしく色を変えてみた。変わらない人はreload(再読み込み)を。
- 授業二つ。中世思想は専門科目なのに130名ほどの登録で、まるで教養科目のような雰囲気。今日も軽く爆撃したが、来週あたり水爆を落とす必要があるな。爆撃する人生。
- ラテン語はひたすら文法事項の説明で疲弊する。
- 箱崎の給料が振り込まれていないことに気づく。こっちも爆撃しとく必要があるか。
- トラ対ライオン第2戦@甲子園。いい試合だったが夜の部の時間になったので見るのをやめる。その後しばらくして金本がサヨナラ安打を打ったようだ。
- スモーリン菌の活動活発。
- ○
Tuesday, 27th of May 2008
- 晴れて暑い。30℃近くになる予報。
- 徒歩で。
- 先日筆記具を忘れて授業に行き、学生にシャープペンを借りて一時間使用したらとても使いやすかったのでこの種のメカニカルペンに興味がわいている。ここ数年いついかなるときも万年筆だった(あまり誇張ではない)ので新しい展開。
- 購買部で物色するが種類が多すぎて絞れない。「鉛筆」という競合相手もいてなかなか複雑な様相を呈している。
- 「喫煙マナーアップキャンペーン」についての文書が回ってきてめまいがする。大学人が使うような言葉かこれが。あなたもアップ、わたしもアップ、アップアップでアップップー。(若干エドはるみが憑依している)
- そもそも大学構内全面禁煙ではないのか。喫煙マナーなどあるものか。駐車禁止の場所で駐車マナーアップって言うんか。
- 授業二つ。まずまず。
- 蹴球麒麟杯パラグアイ戦を観るが感銘なし。
- 引き続きスモーリン菌感染症。いつもお世話になっております石村園子『すぐわかる微分積分』(東京図書)をやりなおす。受験数学は面白くなかったが自分から興味を持って取り組むとこれほど面白いものはない。
- ○
Wednesday, 28th of May 2008
- 天気は下り坂。曇り。風が強い。
- それでシャープペンだが、職場の「擬似ゴミ箱」を探索すると2001年に買ったPentel Tuff 0.9と同0.7が出てくる。使ってみるとやはり上質。しかしやはり
いったん捨てたもの7年間も放置しているとゴムの部分が劣化している。生産終了のうわさもあるので購買部に置いてあるやつを近々いくつか捕獲することにしよう。
- 水泳1,400m。ターン後の潜水に80%のエネルギーを使い、あとは流す。
- む。台風5号が。今年は1号がなかなか発生しなかったが、このところペースがぐんと上がってきた。この様子だと今年も
楽しみ心配。
- 薩摩のS氏から電子メール。先日の偲ぶ会の「一瞬その場の空気が凍る事態」に相当すると思われる出来事の報告あり。詳細は依然として不明。
- 購買部でPentel Tuff 0.5と0.7を追加購入。あとポンジュースも。
- あっしまったうっかりしていて会議をすっぽかしてしまった。(棒読み)
- 引き続き25時まで。
- ○
Thursday, 29th of May 2008
- 気温が下がってやや肌寒い。ジャケットを羽織る。
- 箱崎ラテン語の小テストを作成。お手並み拝見、と考えながら作っていると小テストが大テストに肥大。
- 来月の某委員会のためのバイトさんを決める作業。
- すでに終わっていた船場吉兆廃業の報。いい職人さんを抱えているだろうにあっさりやめすぎではないか。上にやる気がないのか、あるいは我慢して信用回復するよりはさっさと別会社を作ったほうが得策と考えたのか。いずれにしても切り捨てられた社員が気の毒。
- ガソリンが170円に値上がりだとこのやろう。需要と供給でそうなるなら諦めもするが投機マネーのせいとは言語道断。常温核融合が本当ならいいのに。
- 箱崎ラテン語の小テストを実施。戻って採点してみるとびっくり仰天。
わが社の方が優秀じゃないか。
- 息切れしながら本社で授業。このところやや「語りすぎ」てしまう傾向がある。もっと淡々とやりたい。タン・タン・タ・タ・タン。
- 帰ってきた林選手(福岡県柳川高校出身)が初球をタイムリー二塁打にしたところを鑑賞。一塁手のエラーかもしれないが。
Friday, 30th of May 2008
- 曇って湿度が高い。気温がそれほど高くないのでまだ耐えられるが。
- もしかしてもう梅雨に入っているんじゃないのか。
- 先日出した原稿Aについての編集委員のコメントについて某事務局からメールあり。ある用語の解説を加えてほしいとのこと。それはお安い御用だが気になるのはその新しい原稿を「電子メールで送信してください」と書いていること。つーことはつまり、最初から電子メールでよかったんではないかい?
- 出勤直後、某学務関係で爆撃を受ける。ううむ。やっぱり「無視して無かったことにする作戦」は失敗か。急いでメールを作成してグループ送信。お。Gmailのグループ送信が使いやすくなっている。
- 「グループウエア」という
謎の学内ソフトウエアがあるのだが、その中に「電子会議室」というのがある。さっそく使ってみようとすると新しい会議室が開けない。いろいろ電話をかけて分かったが、なんと、「管理者」じゃないと新しい会議室を開くことができないんだとか。いったいどういう発想なんだろう。そもそもこれを使ってほしいと思っているのか。それともそんなに教員が信用できないのか。
- とか思いながら「管理者」である学部事務室に電話をして会議室を作ってもらう。ぷんすか。
- 水泳1,400m。ターン後の潜水を重点的に。時々ホントに死にそうになる。
- 原稿Aを微調整して添付ファイルで送信。
- ええとはいはい今から
謎の講演会ですね。やっぱ行かないとダメ?
Saturday, 31st of May 2008
- 「○んしょう哲学」では待兼山方面で「り」が有名だが他にもいろいろあることに気がついた。
- 暗唱哲学
- テキストの暗唱を重視する。古代ギリシャ関係でよく見られ「ホティ・メン・ヒューメイス・オー・アンドレス・アテーナイオイ」と突然妙なテンションでしゃべりだしたら止まらない。(実話)
- 印象哲学
- 自分の印象だけで話しをする。「私の印象ではこの筋の議論はダメです」
- 炎症哲学
- 哲学とは心の炎症である。すでに苦しい。
- 温床哲学
- 哲学はあらゆるものの温床である。やっぱり苦しい。
- 観照哲学
- 哲学とはスペキュレーションである。すごくまとも。「鑑賞哲学」「干渉哲学」「感傷哲学」などの別解あり。
- 金賞哲学
- 哲学やるんだったら金賞もらわなくっちゃ。「僅少哲学」も。
- 勲章哲学
- 哲学やるんだったら勲章もらわなくっちゃ。
- 検証哲学
- 論理実証主義の別名。すごくまとも。「懸賞哲学」はあるのか。
- 参照哲学
- 注で参照文献をやたら挙げる。一昔前のドイツ系に多い。
- 心象哲学
- 印象哲学の類。「印象」か「心象」かで微妙な派閥があるようだ。
- 僭称哲学
- いろいろと僭称する哲学。
- 尊称哲学
- やたら敬語を使う哲学。最近の哲学論文ではあまり見かけないような気もするが地方学会のシンポジウムなどではまだ多い。
- 短小哲学
- 短くて小さいからと言って馬鹿にしてはいけません。要は内容。「短章哲学」という別表記も。
- 人称哲学
- 「わたし」とか「あなた」とかにすごくこだわる。「他者問題」とかもたぶんこのへん。
- 年少哲学
- 最近では14歳から始めるそうだ。『〈子ども〉のための哲学』という名著もある。
- 反証哲学
- ポパーが。フリューが、と言う分野もあり。ロールズが、という分野は「反照」と書く。
- 貧小哲学
- 貧しく小さいからと言って馬鹿にしてはいけません。要は影響力。
- 本性哲学
- 「本性」は「ほんせい」か「ほんしょう」か、という問題。
- 紋章哲学
- という分野もあるのかな。あるんだろうな、やっぱり。
- 連勝哲学
- このところ連戦連勝だぜ、と飛ぶ鳥を落とす勢いで哲学する人。あやかりたい。
- 論証哲学
- 当たり前すぎてつまらないが論証は大切。
- 腕章哲学
- 「会場校」とか「事務局」とかという腕章をつけて学会に出ることが最近多くなりました。
- なんか頭がいきなり変な方向へ走ったのは最近意味論的無感覚状態が続いていることと無関係ではあるまい。
- こういうことを書いているとほかならぬ待兼山からこの夏のスケジュールをさらに厳しくするようなメールが届く。(実話)やっぱり神っているような気がする。(うそ)
- 不調。集中しようとすると頭痛のようなものが。