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Memoranda Personalia 2011-03 Tuesday, 1st of March 2011
東鴨川大のカンニング事件が話題になっている。ハイテク機器を使ったとか大規模なグループが関与しているとか諸説紛々だが、今まいちばん心穏やかでないのは試験監督を担当した教官諸氏ではないだろうか。だって、犯人を捕まえてみたら、別にふつーにケータイ使ってました、ということになったら責任問題でしょうからなあ。
子供たちの引越を明日に控えて落ち着かない。引越用品を買いにナフコに行ったりする。
そこで[[メモ主義|http://item.rakuten.co.jp/fueru/58010/]]という気になる商品名の手帳を見つける。ナカバヤシの製品。最初の方にスケジュール記入ページがあって、そのあとに、なんと160枚の自由メモページが付いている。さすが「メモ主義」と名乗るだけのことはある。手帳と言うよりは、分厚いメモ帳の最初にちょこっとスケジュール欄を付けただけと言った方がいい。思わず買いそうになったが自分がなにをしているかを考えて辛うじて踏みとどまる。
冷静に考えると、紙質があまりよくないし、スケジュール欄が見開き二ヶ月の簡素なものなので、実際にこれを使うことにはならないと思うが、発想がよろしい。能率手帳も、もうちょっと自由ノートのページを増やしてくれないかな。今は自由ノートが10枚ほどしか付いていない。160枚とは言わないから、せめて50枚くらい付いている「能率手帳・メモたっぷり版」というのが出たらすぐに買うんだが。
こっちはこっちでいろんな手続書類を作成。よくわからないことや未定のことがあるので調べたり問い合わせたりしながら作成するんで意外に時間がかかる。落ち着かない気分なのでこういう書類作成にはもってこいであるとも言える。
Wednesday, 2nd of March 2011
子供たちの旅立ちの日。
8時30分に引越業者が作業員2名でやってきて作業開始。いつもながらさすがの手際。もうこの業者には5回ほどお世話になっているのだがいつも感心する。
約2時間弱で積み込み終了。途中、近所の人が本体の引越と勘違いしてあわてて餞別を持ってきてくれるというハプニングがあった。そんな挨拶もせずにいなくなりませんよう。
市内二箇所で荷下ろし。息子の方は協力者がいるようなので娘の方に集中。家具屋や電気屋が大物を持ってくる受け取りもこなしつつ順調に荷ほどきをするが、似鳥で買ったお客様組み立て品の食器棚にハマる。狭い部屋で苦労しながら2時間ほど奮闘するがどうしても観音開きの戸が合わない。試行錯誤の末、謎の調節ネジを発見してなんとか閉まるようにできた。高機能と言えば高機能だが、たかが単身向けの食器棚にあのような複雑な仕組みの蝶番は必要ないだろう。
7時頃にへろへろで帰宅。同じ頃も息子も腹ぺこで帰宅。明日からは各自の部屋で生活を始めるらしいので、まあ最後だなという意味もこめてビールで乾杯。用意してあったおでんは一瞬でなくなった。
湿っぽく考えるといくらでも湿っぽくなるが、まあ要するに、子供大人化計画の成功を祝して乾杯ということだ。あとは各自しっかり楽しく生きるように。親の方もその意味では決して負けないつもりだ。
Thursday, 3rd of March 2011
息子チームと娘チームに分かれて旅立ちの後片付け。
娘を連れて下宿近くの似鳥へ。台所の収納用品やデスクランプ、折りたたみ椅子などを購入。その後鈍器でLANケーブルをひとつ。LANケーブルなんてたくさん余っていたのにもう使うことはないと思って全部捨ててしまった。もったいない。
昼はモスでエビプリバーガー。エビの部分がちょっと冷たいのは仕様かそれとも制作ミスか。
娘の下宿でカーテンの取り付けなど。台所の収納用品は危惧したとおり流しの下に入りきらない。この体験をとおして、「ものを買うときには収納場所の寸法を測ってから買うこと」という格率を身につけてもらいたい。
某カンニング事件の容疑者が逮捕されたとか。速報によれば単独犯で普通の携帯を使った模様。なんか恐れていたことが現実になったような。わしこないだものすご鋭いことゆーてしもたかなあ。
このところ何回か({{my '20110202#p04', 'ここ'}}や{{my '20110210#p02','ここ'}}や{{my '20110213#p06','ここ'}})、自宅tDiaryの更新画面でcontrol+Dが日付部分にジャンプしてdeleteとして動作しない現象について書いたが、ついに解決。ポイントは、編集画面でaccesskeyが有効になっていたこと。編集画面のソースを見ていて気がついた。version3.0から、tdiary.confの中で
@accesskey_enabled = false
と指定することでこれを無効にできる。やってみたら、見事、control+Dが謎の動作をしなくなった。めでたしめでたし。
Friday, 4th of March 2011
早朝は雪が舞っていたそうだ。
旅立つものがいれば旅立たれるものがいる。これを作用・反作用の法則(広義)という。家の雰囲気ががらりと変わる。しかしまだ本体の旅立ちが残っているので気は抜けない。
区役所で転出届を出し、転出証明書をもらう。これを引越後2週間以内に新しい役所に出さないと罰金を食らうんだそうだ。
メール転送の申請もしておく。今の大学メールアドレスは来年度も使えますので。
来週になるとばたばたするので某再校もさっさとやっておく。
学内JTBで支払い。担当者が本学科卒業生だということで、いろいろとご挨拶やお話し。このJTBにも長い間お世話になりました。
なんと福友会という==謎の==組織から退職記念品料という名目で現金をいただく。のし袋には「職員一同」とあった。職員の皆様どうもありがとうございます。しかし、記念品の渡し方にこういうやりかたもあるのかとちょっと感心。もらっても困るようなものをいただくよりはこの方がずっとありがたい。贈る方も、品物をなににするかかんがえなくてもよい。だけどこれはどこまでふつうに使える技なんだろうか。
携帯で掲示板にアクセスするのはダメで神経回路で脳にアクセスするのはOKであるのはどうしてなのかという問題。
Saturday, 5th of March 2011
放射冷却で明け方は0.8℃まで冷え込んだようだ。
ケータイカンニング事件でいろいろと新聞に論評が出ている。いろんな観点から考えさせられることが多い。
認識論の観点からは、これはアクセス内在主義の「主体の反省のみによってアクセス可能なものだけが正当化に寄与しうる」という要件の緩和に見えるかもしれないがそれは錯覚。今回のカンニングは、「辞書・本・ノート持ち込み可」とは本質的に違う。試験時間中に掲示板を使用することによって、試験を受けている主体の同一性が損なわれることが問題。
ネット上のさまざまな情報を駆使して正解を見つけ出す能力を試すという試験はありうると思うし、そういう能力が今の社会で必要とされているというのも正しい。しかし、そう思って「ケータイ持ち込み可」という試験を実施すれば、リアルタイムの掲示板やそれに類する手段を用いることによって、いったいその試験を受けているのは誰なのよ、という状況を生み出してしまう。
内在主義か外在主義かという以前に、その認識論が個人認識論なのか社会認識論なのかというところが揺らいでしまう。今回の事件が示すのは、「ケータイを持った個人」が、簡単に認識主体としての同一性を喪失しうることであり、そこが入試を含めてあらゆる制度の根本を脅かす点なんじゃないかと思う。
午後から娘の前撮り。成人式は来年だが、その記念撮影を全員がこの地にいる間にやっておこうという企画。市内三箇所から天神の写真館に集合。撮影自体は決まった手順で決まったポーズをどんどん撮っていく。デジカメだから全部で160枚ほど撮影。最後は家族写真も撮った。それを27インチのiMacに読み込んでiPhotoで表示して、みんなでなんじゃかんじゃ言いながら写真を選んでいく。写真屋さんにすべて任せるしかなかった昔とは違う。まあ時代も変わったものだ。
時期的に倹約しようという心づもりで挑んだのだが、晴れ着を着た娘の写真のあまりのすばらしさについつい財布の紐がゆるんでしまう。(親ばか丸出し)
Sunday, 6th of March 2011
午前中は窓ふきや部屋の片付けなど。中学時代に買った文庫本などをまだ持ち歩いているんだが、そろそろ捨てる時期かもしれない。しかし、「思い出品」としての価値があるから捨てがたい。
午後はヤマダ電機で買い忘れていたガスコンロを買う。レジ近くに、花粉症に効果があるという宣伝文句の甜茶のパックがあったのでついでに購入。飲んでみると甘い。だから舌が甘いと書くのか。花粉症に効果があるかどうかは不明。
夕方、明日から卒業旅行でふらんすへ行く息子がやってきて泊まっていく。たぶんウチでゆっくりしするのも最後だろうということで、鍋にする。
すでに息子の部屋は電気もないがらんどう状態。居間でしらふで顔を突き合わせているのもなんなので刺身を買ってきて日本酒でプチ宴会に突入。一年以上使っていない酒器を取り出してきてパックの松竹梅をいただく。
Monday, 7th of March 2011
新聞トップに前原外相辞任というニュースが。外国人から献金を受けていたのが辞任の理由だが、なんかすっきりしない。献金してくる人の国籍を全部調べるなんて無理だろう。だから「そんなこと言われても無理ですよ」と開き直ればいいのに。むしろそうしないのは、なにか理由があって辞任するチャンスをうかがっていたのではないかと勘ぐりたくなる。
『{{'論理パラドクシカ '}}』を著者の三浦さんからいただく。ありがとうございます。少しずつ読んでいるが今回はますます話題の幅が広がって、数学や物理学にかんするパズル・難問も含まれていて興味深い。
Tuesday, 8th of March 2011
なんか頭痛がすると思ったら、昨日、二階の電子ピアノを運び下ろしたときに日頃使わない筋肉を使ってその疲労が来ているのであった。なさけない。
いろいろと持っていけないものを近所の人に引き取ってもらったりして、だんだん家の中が空っぽになっていく。どこから見ても「引越前の家」になってきた。
今日は職場の人が非公式の送別会をしてくれるというので、GRDで通勤路を撮影しながら歩いて出勤。
途中、郵便局で手続き書類を新しい職場宛に提出。ついでになにかと話題のピーターラビットと花の切手を購入。
さらに某自動車整備工場に立ち寄りお別れのご挨拶。
研究ノートに{{my '20101206#p02','100円ノートの技法'}}を応用させて快調に使っているが、こないだLOFTに行ったときに、この目的にピッタリのノートを見つけたので買っておいた。{{'ジークエンス 360スリムノートLL ブラック '}}というやつ。この手のノートはいつも携帯してどこでも思いついたことを書き留めるという面では、多少乱暴に使っても持ちこたえてくれる頑丈さが求められる一方で、ときには机の上で長い思索の友となるわけだから、その面ではしっとりとした落ち着きがほしい。この両方を兼ね備えたノートを頭の中でイメージしていたが、ようやくそれに近いものに出会った。早くこっちのノートを使いたいな。
ちなみに、このノートにはかなりのバリエーションがあって、A5サイズで200枚(400ページ)というのにもかなりひかれた。もしかしたら能率手帳の発展形があのへんにあるのかもしれない。
非公式送別会@たつみ。今週は送別会が3回あるんだが、これは比較的親しくしていただいた方々との気楽な飲み会。途中からスピーチが始まったりして本格的な送別会になりそうだったが、なんとか気楽なムードを維持する。その後盛り上がって2次会まで行ってしまった。
帰宅後、いろいろと思い出が押し寄せて以下省略。
Wednesday, 9th of March 2011
直前は自宅にいた方がいいだろうから先に研究室を片付ける計画。本やファイルはほぼすべて[[梱包を完了|http://ueeda.sakura.ne.jp/mt/memo/2011/03/post-648.html]]。あとは引き出しの中身や小物類。しかし本当に全部梱包してしまったら研究室でなにもできなくなる。今日も一件、某学会の仕事をやろうとしたら、該当する資料が梱包されていて作業できなかった。
最後まで使うものだけを最後まで梱包しないでおくのが難しい。
Thursday, 10th of March 2011
診療所へ。今回は引き継ぎのための紹介状を書いてもらったり、内視鏡検査の写真をもらったりするのがメイン。検査などは特になし。花粉症のアレルギーの薬を多めに出してもらう。
このところ快調な某運動部の新人戦を観に県営プールへ。今日も某国立大に5-0で勝利。この調子でぜひとも優勝してもらいたい。試合でテンションが高まっている部員を前に挨拶をするのが苦手でベンチではなく観客席で観戦したが、そのうち見つかって最後はやっぱり試合後の更衣室で一言言わされる。
研究室の片付けは三日あれば大丈夫と思っていたが、最後の方に残っている小物の片付けに意外に時間がかかる。机の中とか、キャビネットの中とか。こういうのは種類ごとに小さい袋に入れて、ぽんぽん段ボールの中に入れていくといいと思うのだが、そのようなちょうどいい袋が見あたらない。なにを使えばいいんだろう。
しかし、もうあと2時間もあれば片付いてしまうくらいには片付いた。
もう一つ予想外だったのが、職場パソコンを初期化する作業。短期間であっても、だれか他の人が使うことが予想されるので、個人データはもちろん、自分でインストールしたソフト類もすべて消去しておかないといけない。これにけっこう時間がかかる。
Friday, 11th of March 2011
すっかり忘れていたがちょっと伸びてきたので散髪へ。いつものように予約電話を入れるとちょうど今一人やっているから20分くらいしてから来てくれとのこと。それで20分ほどして行くと、今しがた「すっと」一人客が入ったところだから30分くらい待ってくれとのこと。意味なし。それで近くの本屋で20分時間をつぶしてようやくやってもらう。今回は「春らしく」ちょっと短くしてみたと言っていたが、前回と同じだ。前回はたしか12月。
学部から退職慰労金というものをいただく。ご苦労様という意味だと思って「ご苦労様と言われるほどの働きはしていません」と謙遜すると、「いや、積立金みたいなもんだよ」と言われた。
夕方会議。恒例、退職者の挨拶が回ってくる。6人中5番目というゆるい順番。前回、周到に準備をして失敗したので、今回はまったく準備しない計画。(計画と言えるか)
最初の送別会では「挨拶が長い」と言われ、その次の回では「きれい事を言うな」と言われたので、今回は、この二つの批判をネタに笑いを取る。うまく笑いが取れたと思っていたら、今回は「そこは泣くところだ」と批判された。うーむ。この批判は明日の送別会の挨拶で使うことにしたい。
研究室の片付けは、最後の最後で手間取る。パソコンまわりやコーヒーメーカーなどの家電、そして引き出しの中など。普通の引越ならこう言うのは全部そのまま運んでくれるが、机をはじめ備品をすべて置いていかないといけないので、引き出しやキャビネットの中のものをすべて取り出して、ぐじゃぐじゃにならないように箱詰めするのがたいへん。
しかしなんとか片付けを98%まで終了。
http://ueeda.sakura.ne.jp/mt/memo/2011/03/post-652.html
片付けを済ませてふと携帯を観ると電車の運休情報がずらずら。変だと思ってニュースを見るとなんと東北地方の太平洋岸のプレートが大規模に移動する記録的な大地震が発生していた。まったく気づかなかった。
帰宅してニュースをつけると、ひどい災害の映像が続々。阪神淡路大震災のときを思い出す。あのときも、当初は犠牲者の数も少なく報道されていたが、だんだん情報が集まるにつれて大災害だということがわかったのであった。
ニュース解説で震源域が南北400kmとか言っているから、これはすごい。
Saturday, 12th of March 2011
学部送別会@T市。まさかこの会のひな壇にこの時期に座ろうとは思ってもみなかった。新任のときに座っただろうと言われるかもしれないが、新任のときはまだ誰も知らないから、まあ==じゃがいも==匿名の人たちの前にいる感じだが、今となっては、あいつやこいつや、あの野郎やこの野郎といった、具体的な個人の集団の前に座るわけで、それだけで体に悪い。
おまけに、挨拶がなかなか回ってこず、その間に、ありがたくも挨拶に来てくれた人たちと酌み交わしてすっかりできあがってしまい、ふだんなら大脳皮質を使うところを脊髄あたりでご挨拶をしてしまう。
二次会は中洲の謎のスナック。まあ、福岡で飲むのはこれが最後だろう。最後にしては、文化的にとてもトホホな雰囲気でした。もうちょっとどうにかせんといかんのじゃないでしょうか。まあそこは今後の課題にしてください。[[お世話になりました|http://www.youtube.com/watch?v=bKzDDdtXfwU&feature=related]]。
Sunday, 13th of March 2011
二日酔いでぼんやりした頭で悪夢のような地震のニュースを観る。
M8.8がM9.0に修正されている。海外の新聞では当初からM8.9と報道されていたんだが。
マグニチュードは常用対数なので、この0.2の違いはエネルギー量としてはほぼ2倍に相当する。
たった0.2の修正に見えるが、100だと言っていたのが200だと訂正されたようなもの。ちょっと調べると、マグニチュードの計算方法には複数あるようで、津波があった場合などはその規模を参考にしたりするらしい。地球規模の巨大なエネルギーの計算だから難しいのだとは思うがもう少し精度が上がらないものか。
東京方面から、災害グッズが店からなくなっているので、引っ越し前に福岡で買っておく方がいいよ、という忠告をもらったので買いに行く。とりあえず家具の突っ張り棒を3セット、水、カセットコンロ用のボンベなどを購入。
この忙しいのに某運動部追い出しコンパ兼部長交代式。地下鉄の駅まで車で行ってくるまで戻ってくる。やっぱり飲まないと便利。最後は意表を突いて胴上げをされる。天井が低いので怖かった。
Monday, 14th of March 2011
明日引っ越し。もう少ししたら自宅のインターネットも止まる。
災害用品を買い込んで、災害地方面に飛び込んでいく感覚。引っ越し前の気分としては最悪だが、なんとかやっていくしかあるまい。
Tuesday, 15th of March 2011
9時に梱包チームがやってきて梱包開始。4名の作業員がどんどん梱包していく。その間、水道、ガス、ケーブルTVの担当者が相次いでやってきて使用を停止していく。
福島第一原発第二号機の放射能漏れのニュースをずっとやっている。気になって作業中もずっとTVをつけている。
午後から運搬チームがやってきてまずは研究室の段ボールを運搬。これはものすごいスピードで小一時間でやってしまった。研究室等の受付で部屋のかぎを返却して帰宅。
ガスも止まり暖房器具がないので冷える。だんだん暗くなるし。外回りをしていると学生風の人を発見。なんか用事があるように家の中をのぞき込んでいるから声をかけると、なんと今年度の授業を受けていた学生さんが挨拶をしに来てくれたことが判明。運搬チームが動き回っている傍で立ち話をして握手をして別れる。どうもありがとう。これからもがんばってください。
予定をかなり超過して、6時半頃に搬入を終了。もう外は暗い。最終小物を息子に引き取ってもらって、今夜の宿泊先に向かう。
宿泊先で子供たちと落ち合い、福岡編最後の夕食を共にする。百貨店のバイト帰りの娘だけ服装が違う。あとはみんな引っ越しモードで運動靴とかジーンズなのだが。10時過ぎに解散。
Wednesday, 16th of March 2011
9時にロビーで不動産会社の担当者に自宅の鍵を預ける。今月中にもオープンハウスをするようなので、城南区で良質の中古住宅をお探しの方はどうかよろしくお願いします。
いったん空港に行って荷物を預ける。引き返して、最近オープンした博多駅の大型商業施設を見学するふりをしてそこでバイトをしている娘の勤務姿をこっそり見に行く。本来なら探偵ナイトスクープの企画のように、かぶり物などで変装して応対などもつぶさに観察したいのだが、そういうわけにもいかないので、物陰からこっそりのぞき見るだけ。
昼食はその建物の8階にある食事コーナーのうどん。中世風とかで工夫をしているみたいだが、私の口には合いませんでした。
飛行機は少し遅れたが順調に飛んで横浜駅西口の老舗ホテルにチェックイン。ワンドリンクサービスの券を利用してコーヒーでも飲もうとホテル内の店に入る。疲れたので甘いものが欲しくなりケーキを頼むと、それほど特殊なケーキでもないのに一つ700円もした。
このホテルは客の扱いなどは丁寧で社員も感じがいいのだが、いかんせん設備が古い。たまたま入った部屋が悪かったのかもしれないが、
#テーブルがぐらぐらするので使用するときに注意が必要。
#いまどき暖房便座でなく、座るときに気合いが必要。
#シャワーカーテンが短く、バスタブの中心に寄ったところに設置してあるので、シャワーを浴びているとそのカーテンが体にまとわりついてくる。冷たいカーテンがシャワーを浴びているときに体にまとわりついてくる。冷たいのが体にぺたっとひっついてくる。それでシャワーを浴びているときにものすごい忍耐が必要。
#夜中の2時頃にエレベーターの定期検査を始めて、モーター音やワイヤーが壁に当たる音がかなり大きく聞こえてくる。てっきり朝が来て妻が部屋の中で何かやっているのだと思ったら、夜中の2時にエレベーターの定期検査をやっている。これにはさすがに参ってフロントに電話をして苦情を言う。うとうとしていると、「苦情があったことを作業員に伝えたので静かになったと思います」という電話がかかってくる。しかしやっぱり大きな音がしているので「こんな夜中にやめてもらえますか」と言って電話を切る。ようやく静かになって眠りにつこうとしているとまた電話が鳴って「作業員に作業を中断するように言ったのでもう静かになったと思います」といちいち電話がかかってくる。それでやっぱりものすごく忍耐力が必要。
どうやら昼のうどんあたりから運気が低下したみたいだ。
Thursday, 17th of March 2011
注意深くラッシュを避けて9時頃に最寄り駅に到着するように計画。おかげで電車や駅はかなり空いていた。
事務所で鍵を受け取り、9時30分頃から搬入開始。搬入チーム4名がテキパキと作業。みるみる部屋の中が段ボール箱で埋まっていく。
昼過ぎには電気屋もやってきてTVが設置されたので、午後はずっと震災のニュースを流す。搬入自体は15時過ぎに終了。心づもりとしては即日荷解きをすると思っていたが、荷解きチームがやってくるのは翌日なんだそうだ。
段ボールばかりでなにもできないので、弁当でもないかと近所のスーパーに買い物に出かける。そこで目にしたのは、噂に聞いていた首都圏のありさま。商品がないじゃないの。牛乳や卵、パンやインスタント食品などがなにもない。他の客もあきれたような顔をして店内を歩いている。
困っていたら、韓国料理店が営業していたのでそこに入ってユッケジャン定食。温まる。店員さんも==暇なのか==ものすごくフレンドリーで、近隣の店や町の様子についていろいろと教えてくれる。メモ用紙にボールペンで地図まで書いて優しく教えてくれる。
私の目には店になにもないと映ったのだが、あとで妻に聞くと「野菜も肉もあるから大丈夫」と思ったらしい。視点が違うのだろう。
段ボールの間に辛うじて空間を見つけて布団を敷いて眠る。被災地のことを考えると布団で寝られるのだけでもありがたいと思った。
Friday, 18th of March 2011
朝はレンジでチンするピザのような食品ですませる。
9時に荷解きチームが到着。明らかにこれまでのチームとはテンションもやる気も技術も劣るような気がするのは気のせいだろうか。一緒にがんばって昼過ぎに作業終了。以前にやってもらったときには段ボールなどもすべて片付けていってくれたのだが、今回は、そういうサービスはなし。このあたりいろいろ地域によって差があるみたいだ。
ようやくPCが出てきたのでインターネットの設定をする。しかしこれが予想外の難航。今回、フレッツ+@niftyというやり方を採用したが、フレッツの方の設定CD-ROMに入っているツールがWindowsにしか対応していない。それはそれで手動で設定すればいいんだが、説明書によると、Macの「システム環境設定」→「ネットワーク」で新たなPPPoEサービスを作成するという風に進むのだが、それではうまくいかない。しばらく悩んで、ウチの場合はNTTのルーターからBuffaloの無線LANルーターを経由して接続するので、この方法ではダメだと理解する。もう一度手元の書類を眺めていると、NTTの業者さんが残していった「重要」と書いたメモが目にとまる。これは「ルータ設定情報シート」というもので、そこにNTTルータのアドレスとユーザ名、パスワードが書いてある。これだ。ブラウザを起動して、URLに192.168.1.1を入力。そこで表示されるページにNTTのユーザ名、パスワードでログインして、さらにそこで@niftyのユーザー名とパスワードを入力してそこをメインの接続先に指定。それですべてが解決した。
Saturday, 19th of March 2011
ようやく自宅でいつもの食事ができるようになってほっとする。食事の力はすごい。
お見舞いも兼ねて茨城の親戚に電話。その身内に放射線科に勤めている人がいるので今回の状況について意見を聞く。
偵察も兼ねて昼前から駅前に買い出しに行く。歩いて15分ほど。天気がよければいい散歩だ。昼食はイタリア料理店で日替わりパスタ。雰囲気がよく料理もけっこう美味しかったが全席喫煙OKなのでもう一度行くかどうかは微妙なところ。
駅前の電気屋で一番安い温水洗浄便座を購入。帰宅してから設置作業。もう三回目なので手慣れたもの。
今日はわが社の卒業式だったな。無事行われただろうか。こちらでは中止になっているところが多いみたいだが。今ごろ卒業パーティーをやっているところだろう。卒業おめでとう。行けなくてすまん。
Sunday, 20th of March 2011
リビングのTVとオーディオの接続作業。こういうのは一度やるとあとは放置するので詳細を忘れてしまうがなんとかやり終えて音が出るようになった。団地の中では音を出せないと思っていたが、部屋の気密性が高いので意外にちゃんとした音で音楽が聴けることが判明。
先日の韓国料理屋で教えてもらった情報をもとに近隣の大規模家具店へ。電車を乗り継いでまるで都会の人みたい。当初の予定とは違うものを買うことにしたため、若干寸法に不安を抱えつつ買い物を済ませる。しかしシーズンのためか地震のためか、配送方面が混雑して納期が二週間先。まあ楽しみに待つことにしよう。
福岡の自宅を偵察に行ってくれた子供からの情報によると、転居通知を郵便局に出していたにもかかわらず、郵便受けに重要と思われる郵便物が何点か入っていたらしい。最近は、宅配会社のメール便などが使われるので、そういうものが入っているものと思われる。あわてて宅配会社に転居届を出そうとするが、メール便などには対応していない模様。しょうがないのでちょっと早いが学会など思いつくところに転居通知を出しておくことにする。
4月初旬の京都出張の手配。これまでのように学内JTBが使えないので[[web上のJTB|http://www.jtb.co.jp/]]に予約。初めて使ったがなかなかのシステム。JRの往復チケットとホテルのパックをクレジットカード決済で手配できる。チケットは貴重品扱いの宅配便で郵送されてくるらしい。
Monday, 21st of March 2011
今日あたり一度ゆっくり休んで疲れを取る計画。実際は、今日あたりに引越の疲れが遅れて出てくるのであった。
なにもかも捨てていくのは寂しいからという理由で売り払わずに持ってくることにした愛車が到着。着く前に電話が入ると聞いていたので油断していた。あわてて傘を持たずに外に出たので放射能の雨を浴びる羽目に。「どこから運転してきたんですか?」と聞くと「有明から」という答え。まさか有明海から運転してくるはずがないと思って再度聞くと「有明埠頭。江東区の」と言われてだいたいわかる。いちおう23区の主なところは事前に学習してきたのだ。Google Mapで距離を測定してみるとだいたい20kmくらい。自宅から箱崎の非常勤先くらいの距離だな。近いもんだ。
昼はお好み焼き。三度の食事がふだんの感じに戻ってきたのは精神的にとてもよい。
午後は恒例の足踏みマッサージ大会。今回、青光線盤録画機を導入したので、録画しておいた四川省・九寨溝の番組を見ながらいつもより入念に行う。しかし転居直後に録画したので途中で緊急地震速報が流れたりして緊張感が蘇る。
シーベルトとベクレルの違いというか使い分けがいまひとつしっくり来ないのでweb上でちょっと調べてみる。
wikiによれば、ベクレルはかつて「壊変毎秒」(disintegrations per second)と呼ばれたもので、一秒間にいくつの原子核が崩壊するかを表す数値。この値は放射性物質によって決まっている。原子核が崩壊すると放射線が出るので、ベクレルは、ある特定の放射性物質がどのくらいたくさんの放射線を出すかを示す値である。
これに対してシーベルトの方はちょっと複雑で、放射線が生体に当たったときに、その放射線がどのくらいその生体に有害かを示す値。吸収線量(単位は「グレイ」)に、放射線の有害度に比例する係数(放射線加重係数)を掛けて算出する。有害度などは直接に測定できるものではないので国際放射線防護委員会というところが話し合いで決めている。だからこの係数は大雑把で、1, 5, 10, 20しかない。通常のX線を1として、その5倍、10倍、20倍人体に有害なもの、というわけだ。
テレビの報道などで、各地の放射線量を示すのにシーベルトが使われているのは、それが人体にどれくらい有害かが問題だからであり、食品の汚染を示すのにベクレルが使われているのは、食品は体内に摂取するものだから、摂取したものがどのくらいの放射線を出すかが問題だからだと思われる。しかし、結局は人体への影響が関心事なのだから、食品の方もシーベルトで統一してほしいものだ。
Tuesday, 22nd of March 2011
だいたい家の中のことが片付きつつあるので、今日は社会的な方面の片付けに取りかかる。放射能の雨が降っているので行きはバス。みんな同じことを考えているのか、平日の昼前だというのに大濠の花火大会のときのように混んでいる。この混雑にはしばらく慣れないだろうな。
まず区役所に赴き転出証明書と共に転入届を提出。これで晴れて某区民になった。その場で住民票の写しを何枚かもらって警察署へ。我が国での実質的なIDカードとも言える免許証の住所を変更。そこから引き返して今度は銀行へ。新住所が記載された免許証を使って口座を開設。昼前に家を出たので余裕で終わると思っていたら意外に時間がかかった。銀行が3時に閉まるのも問題。
隣のスーパーで買い物をして帰ろうと思っていたら、例の計画停電で閉店している。どうしようと思いながら自宅近くに帰ってくると、近所のスーパーが閉店間際だけどまだ開いていたので事なきを得る。
途中、亀屋万年堂で季節限定の抹茶クリームとイチゴのナボナを購入。ついてきた奥さんがあちこち引き回されてしんどそうだったので、その他にも甘いものをいろいろと購入。おやつは大切。
今回開設した銀行口座を今後は主要口座にするつもりなので、そこから引き落とすものやら振り込んでもらうものやらについての書類を作成。そういや車の住所変更もしないといけないのでまだまだ先は長い。
昨日密林に注文した{{'Canon PIXUS MG6130BK '}}がもう届く。今回は無線LAN対応の複合機。設定は非常に簡単。玄関横の新書斎からリビングのプリンタに印刷できるのだ。むふふ。
考えてみれば「放射能の雨」というのも誤用だな。だいたい「放射能」という日本語がわかりにくい。一文字くらいケチらずに「放射性能」と訳していたらはるかに誤用は少なかっただろう。
へー。[[こんなタスク管理サービス|http://tasskr.com/]]があるのか。わしの場合タスク管理というより基本的に〆切管理だから、これは使うかもしれない。
Wednesday, 23rd of March 2011
昨夜は車の住所変更について調べていたせいもあってあまり眠れなかった。ようやく引っ越しの疲れも出てきたこともあり、あまり体調がよくない。いつもを100とすれば、99.8あたりか。(高楊枝)
車のナンバープレートを転居先のものにするためには、要するにこの地区の陸運局に行けばいいのだが、そのための必要書類として車庫証明というのを警察に出してもらわないといけない。その車庫証明をもらうための手続きというのがまたあって、その手続きのために、現在の駐車場管理会社の証明書類が必要である。いわば手続きが入れ子構造になっている。この場合、現在の手続きがどの階層に属しているかを意識しておかないとパラドクスが生じる。(ほんとうか)
午後は各種公共料金の振替口座を設定するために再び駅前の銀行へ。ちょうど、新しい会社の同僚になる人が、一度出てこないか案内するからと声をかけてくれていたので、お言葉に甘えて社内の設備を案内してもらう。
この工場での最初の仕事になる現場にも行ってみたが、かつてここで学会をやったときに、事務局として某出版社の親分と重要な交渉を行った印象深い場所で、不思議な縁を感じる。その後、駅前商店街の喫茶店で質問時間を設けてくれる。
原発のことが気になってTVを見ていると、今日はみんなベクレルとシーベルトの話をしている。まさか{{my '20110321#p05','この日記の記事'}}が引き金になっているんじゃないだろうな。(自意識過剰)
Thursday, 24th of March 2011
転居に伴う非日常業務が目白押しで緊張しているのか、このところあまり眠れない。いつもの調子を100とすれば今日は99.7あたりか。(もういい)
昨日FAXで依頼した書類が駐車場の会社から速達で届く。仕事が速い!さっそく警察署からダウンロードした書式に車検証の内容を記入して警察署に出向く。前回行ったときに駐車スペースに余裕があることを確認していたので、地理の勉強も兼ねて車で行ってみる。行ってみると約20分で到着。近い。初めて首都圏の道を走るので緊張したが、それほど違いはない。
しかしそれにしても警察署の窓口対応というのはどうしてああも態度がでかいのか。今日も、ある書類の注意欄に「氏名は空白にしておくこと」と書いてあったので、その欄になにも書かずに提出すると、応対した==やつ==係員が、「ここも書かなきゃダメだろ」と==ぬかしおった==発声。こちらも頭に来たので「氏名は空白にしておけと書いてますけど」と声を荒げると、あわてて隣の職員が「氏名は空白だけど住所は書いておくんですよ」とフォローする。それならそう書いておけ、と言いたい気持ちをぐっと抑えて、しかしやっぱり腹が立ったので「わかりやすいなあ」と発声してしまったのは今後の反省ポイントである。
車で走って周囲の様子が少しわかったので気をよくして夕方からジョギングコースを探しがてら走りに出かける。地図でだいたいの道を確認して行くが、そもそもまったく知らない土地なので、曲がり角の目印をしっかり覚えることに気をつける。急な坂を下りて、ピンクのマンションを左折して、日産とパナソニックの間の道をずっとまっすぐ行くと、新幹線の高架があり、それをまだまっすぐ行くと、大きな河の土手に出た。時間から考えて、この時点で約4km。ここで引き返せばよかったのだが、その土手があまりにも気持ちよかったので、自宅方向へ向かって約1km走ったのがよくなかった。通常、頭の中の道は実際の道と一致しない。ようやく今日車で通って見覚えのある道に出て、交通量も歩行者も多い道の歩道を苦労して走り、ようやく日産とパナソニックの間の道に到達。あとはピンクのマンションを見つけるだけだが、この時点で日が暮れて、どれがピンクなのかわからない!非常に心細くなり、これは迷子になったかなと思っていたら、見覚えのある交番を発見。その後少し迷ったが、無事に急な坂を駆け上って、捜索願を出される前に自宅に到着。時間は82分。今日のペースはだいたい7分/kmくらいだと思うので、11km近く走ったと思う。
しかし明らかにこれはオーバーワークで、夕食後、頭痛が発生。歯茎が腫れたようになってしまった。考えてみれば引っ越しの疲れがちょうど出る頃なので、もう少し控え目にすればよかった。すべてはあの川の土手が悪い。
Friday, 25th of March 2011
ゆうべは頭痛薬を飲んで早く寝たので今朝は回復。しかし引っ越しの疲れが出ていることは事実。ジョギングのおかげで筋肉が目覚めて体自体はシャキッとしているんだが。
午後から新入社員説明会。3階なのを2階だと勘違いして2階の社長室のあたりをうろうろしていると秘書みたいな人に尋問されたりする。各部署の担当者が15分交替で説明を行っていく。途中5分ほどの休憩を挟んで3時間ぶっ通し。==眠いのなんの。==この非常事態にご苦労様です。質問コーナーがあったらもっとよかったが、契約形態の違ういろんな新入社員がいたから下手に質問を受けると収拾がつかなくなる恐れがあったのだと思われる。お土産に関連文書を一袋いただいて帰宅。
電気料金をクレジットカードで払うための申請書を取り寄せたら、「お宅がどこで電気を使うのかまだ確定できていません」という文書が同封されている。電気使用申込書ならとっくの昔に返送したはずだが。思い当たるのは、なぜか使用者番号が違う申込書が二通あって、おかしいと思いつつ、その片方を返送したのだが、それがまずかったのか。それで電話で確認しようとしたが、この電力会社は今それどころではないので電話がつながらない。面倒なので、もう一通の申込書に同じことを記入して返送してみる。さてどうなりますことやら。
{{my '20110320#p04','先日'}}web上のJTBから注文した旅券が貴重品扱いの宅配便で到着。なるほど。こういう仕組みか。
Saturday, 26th of March 2011
引き続き新居周辺の偵察活動。車で15分くらいのホームセンターに行ってみる。ナフコをでかくしたようなやつ。せっかくなので収納用品や整理用品をいろいろ買い込む。その足でアピカへ。ダイエーをでかくしたようなところ。自宅周辺の店に品物が少ないと思っていたが、ここは品数がそろっている。魚もそれほど高くない。店内をひとまわりして鯛焼きを二個買って帰る。
夕方から某夫妻と駅前で飲み会。うっかりしていて遅れそうになったが、待ち合わせ時間10分前に家を出てバスに乗り、2分遅れで到着。時節柄放射線の話などで盛り上がり11時過ぎまで。タクシーで帰宅してすぐに就寝。
Sunday, 27th of March 2011
昨夜は久しぶりにけっこう飲んだが、最後の方は水を飲んでいたこともあり目覚めはあまりひどくない。しかし、朝食後、PCでローンの計算などをしているとだんだん頭痛がしてきて、昼頃には歯茎が腫れてきた。先日のお疲れがぶり返した模様。無理もない。新学期が始まる前に体調を戻しておかないとな。
恒例の足踏みマッサージのあと意図して昼寝。なんとなく緊張感が残って眠くなかったが、保育園のお昼寝の時間のように強制的に昼寝をしてみると、ぐっすり眠って夕食まで起きられない。いい休養が取れたと考えることにしよう。
Monday, 28th of March 2011
昨日はいい休養が取れたと思っていたが、そのせいかたまっていた疲れがどっと噴出して肩凝りやら頭痛やら歯痛やらでたいへん。頭痛薬を飲んで安静にする。
そろそろ仕事部屋の引っ越しだと思っていたのだがそれが延びているようで、体の方がチャンスとばかり強制休養モードに入ったようだ。
Tuesday, 29th of March 2011
車庫証明の交付予定日になったので最寄りの警察署に出向いて証明書をもらう。今回は仕事が速く窓口対応も申し分ない。やればできるじゃないか。その足で陸運局(県運輸支局)へ。ここはいろいろと引き回されると聞いていたので覚悟をしていたが、結果的に1時間弱ですべて終了。
問題はやはり、広い敷地内に①②③④と4つ建物があって、それを次のように③→②→④→③の順番で回らないといけないのだが、この手順の説明が②の建物で行われること。
#申請書の購入と手数料の支払い③
#申請書の作成・提出・交付②
#自動車税の申告④
#ナンバーの返納と交付③
つまり、申請者は、登録受け付けがある建物②に行って、そこではじめて、申請書を③の建物で買ってこないといけないことを知らされる。==気の短い人==経験値の低い人はここでくじけるかもしれない。
どうすればいいかは小学生でもわかることで、全体の流れの説明を③で行えばよい。つまり、まず利用者は③の建物に来るように案内して、そこで申請書を渡して②に行けば、全体の流れが滞らない。こんな簡単なことができていないのは利用者にプロが多くそんなところに苦情が来なかったからなのだろう。
もう一つ言えば、最初から申請書を②の建物の中で販売すれば、移動距離もずっと減る。それに高い税金を取っているんだから申請書をそもそも売るな。
窓口対応してくれた職員のみなさんはそれなりに感じがよかったのでこのシステム全般のレトロさがいっそう際立って感じられたことよ。
これから行くひとは、[[このあたりのページ|http://www.mlit.go.jp/jidosha/kensatoroku/toroku/trk03.htm]]でしっかり予習をしていくといいでしょう。
Wednesday, 30th of March 2011
このところ休むのが罪悪であるかのような緊張感の中でやってきたが、予定していた用事が入らなかったこともあり、久々になにもせずのんびり過ごす。
ふと気づくと明後日から新年度なんだが、新しい会社の日程がいまひとつはっきりしない。いちおう、お客様向け説明会が10日すぎからぼつぼつ始まりまっせという連絡はあったんだが、それまでなにをすればいいのか。辞令交付式みたいな形式張ったことはウチはやりませんから、というのは好感が持てるが、こうまで放置されると少し不安になってくる。みんな震災の対応に追われて新入社員のことなど忘れてしまっているのではないのか。まさか壮大な詐欺にはめられているんじゃないだろうな。
今回の新たなチャレンジのひとつに定期券というものがある。高校時代に寒川⇔新居浜間のJR通学定期券を使って以来のことだ。簡単に、得意技のモバイルSuicaに定期を入れたらいいだろうと思っていたら、これは少なくともひとつの末端がJRになる経路にしか使えないらしい。そうじゃない場合は、pasumoというんですか、聞いたことのないようなICカードを使うらしい。しかも携帯では使えない。せっかくモバイルSuicaで武装完了だと思っていたのにはじめからやりなおしだ。おまけに、福岡の「はやかけん」勢力圏内との互換性がない。はやくひとつの携帯でどこでもピッと行けるようにならないかな。
Thursday, 31st of March 2011
年度末。言い換えれば明日から新年度。いくらなんでもそろそろ新しい仕事部屋の準備をしたいが連絡がない。しかし時節柄こちらから問い合わせるのもはばかれる。それで待っているとようやく夕方になって連絡があり、明日から使えるらしい。ぎりぎりセーフと言うべきか、明日から仕事をするには遅すぎるので実質アウトと言うべきか。
体調と相談して今日は走りに出る。先日走ったコース。4km地点で川の土手を走る誘惑を断ち切り引き返す。だいたい8kmくらいのコースを65' 30''。このコースは、自宅から1kmあたりに400mくらいの急な坂がある。行きは下りで帰りが上り。大型車両は通行禁止になっているような坂だ。それが最後にやってくる。ジョギングコースの最後に山登りがあるようなもので、トレーニングにはいいだろうが健康増進という観点からは少しきつすぎるかもしれない。もう少し体にも心にも優しいコースを探したい。