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Memoranda Personalia 2011-08 Monday, 1st of August 2011
8月ですか。なんか涼しいので実感がない。いや、不満じゃなくて、とても助かるです。
例の台風くんは今回はやってこないみたいな様子。まあこの時期の台風としてはこれがふつうとも言える。
昨日帰宅すると、山内さんの噂の新著『{{'存在の一義性を求めて——ドゥンス・スコトゥスと13世紀の〈知〉の革命 '}}』が届いている。ありがとうございます。
さっそく読み始めたが、例によって面白いので一気に読んでしまった。あいかわらず唖然とするほどの情報量と、今回はかなり山内さん自身がスコトゥスの核心部分に切り込もうとするスリリングな内容になっていて、読み物としても面白い。普遍や存在については自分も関心があるのでまたいろいろと教えてもらおう。
西洋中世思想に関心がある人にとって、情報ソースとして、読み物として、日本語で読めるものでこれ以上のものは今のところないんじゃないだろうか。
Wednesday, 3rd of August 2011
いろいろ業務上のメールが入っているのでやむをえず出勤。
来てみると、隣の部屋が工事中。これは先日入手した某大家の蔵書の一部を置くための棚を作っているのだと思う。迷惑だ。いや、棚を作る工事が迷惑という意味で。
ちょうど一義性の先生が部屋にいらっしゃったのでおじゃまして直接お礼を言う。いろいろとその他の情報も教えていただく。
昼は蕎麦屋。例の干物の定食屋に行こうと思っていたが、うっかり昼飯前に草加煎餅を食べてしまって食欲が中途半端に満たされたもので。注文は「大もり」。メニューにあったので、これは、「大盛りのもりそば」の省略表現だろうと思ったのだが、その通りだった。(そりゃそうだろう)
この前は客が多くて落ち着いて味わえなかったが、じっくり食べるとまずまず美味い。これならときどき利用することにしよう。
某翻訳チームのメーリングリストに、先日できあがった下訳を投げると、翌日に真っ赤になって戻ってくるという怪現象(じゃない)。丁寧にチェックしていただきありがとうございます。この調子で全部の訳稿をチェックできるといいんだがなあ。
これとは別に太古に投げた記憶のある原稿がそろそろ動き出しまっせという連絡が届いて感慨に浸る。たくさんの人が集まる企画ものというのはたいへんだな。編者も編集者も。
今日は少し調子が悪いように思うリスト。
*書類を持って生協からの帰り道に雨に降られた。
*草加煎餅を食べ過ぎた。
*部屋が蒸し暑くてあまり集中力が上がらなかった。
*通勤電車で聴く音楽がなかなか決まらなかった。
*帰りの満員電車で前の席があいたが横にいた小柄な女性に座ってもらおうと知らんぷりしていたらいつの間にやらガタイの大きい若者が座っていた。おまえは立っとれ。
*藤川がサヨナラホームランを打たれた。
まだあったように思うが。
Thursday, 4th of August 2011
今後の落ち着き先の調査が難航中だが、最近ちょっと気になる方面があるので奥さんが調査に出かけていく。大きな商店街があるところで、いろいろと歩きまわり、すっかり疲れて帰ってきた。
あとで写真を見せてもらったが住みやすそうなところ。このあたりに住めたら通勤も楽なんだが。
また今から不動産売買をすると思うと気が重いが、考えようによっては、どの街に住もうかとあれこれ考えることは基本的に楽しいことなので、できるだけプロセスを楽しみたいとは思う。
Friday, 5th of August 2011
そろそろ暑気払いでもどうですかというお誘いがあったので、ほいほいと出ていく。最初、構内のパブで下地を作り、その後、駅前の店を二軒ほどハシゴ。さすがわがクラスタの看板娘(男だ)だけあってハシゴっぷりにも年季が入っている。
色々と内部事情を教えていただき、随所で腰を抜かす。
Saturday, 6th of August 2011
うわ。ぼやぼやしていたらうっかり{{'Bootsyのアルバム '}}を買ってしまった。iTune Storeおそるべし。
今日は熱中症対策をとくに熱心に行おう。室温が31度を超えているので遠慮なくエアコンを入れる。
Thursday, 11th of August 2011
最近違う方面に頭が向いていたのでここのことを忘れていた。
いよいよ本格的な暑さ。なんのためらいもなく朝からクーラーをかける。今年はクーラーに慣れることを心がけよう。
横浜最高気温35.2℃。
Friday, 12th of August 2011
最近別の方向に意識が向いているのだが、書かないと書かなくなるように思うので、頑張って書くのである。
ええと、今日は、朝から暑かった。33°Cとかふつうに。クーラーというのは、贅沢品だと思っていたが、こちらでは生活必需品。生きていくために必要なもの。だからクーラーに慣れることも必要。
最近学習したのは、クーラーは、気づかないうちにけっこう体が冷える。だから、クーラーをつけたときにはちゃんと服を着ていないといけない。いつものように褌一丁じゃダメなんだ。(だれじゃそりゃ。)「暖ったかいお部屋でカルピスだ」状態の逆。
最近なにに現を抜かしているかというと、新しい住居のこと。ちょっと不動産に電話をすると、あれもありまっせ、これもありまっせ、と怒涛の情報攻撃を受けて、そういう中には心ひかれる物件もなきにしもあらずで、いろいろと翻弄されていたのであった。自分から飛び込んだんだけど。
しかし、つらつら惟んみるに、まだこちらに来て半年くらいなんであって、こちらのことはまだなにも知らないと言っても過言ではないレベルなんであって、だから、もうちょっと勉強してから決めようということに、今のところはなっている。
それにしても、こちらの不動産事情の特徴としては、「◯丁目戸建て」とか、そういうんではなくて、「コスモプランタ第3ジュールパークハイム(仮名)」とか、意味不明のカタカナの固有名詞が多くてややこしい。こういうのがすべて「ああ、あそこね」とかなった時点で、私の研究者生命は絶たれているんではないかという恐怖すら感じる。いっそ、全部通し番号とかにしてくれないもんだろうか。「○○駅XX番」とか。
そういうわけで、まあ、不動産情報募集中ではある。いまのところ、中延は、見てきたんだけどね。いいとこだね。あのへんは。
Saturday, 13th of August 2011
今年はお盆の帰省を諸般の事情で少し時期をずらすことになったのだが、13日なので自宅に電話を入れる。この時期に誰も帰省しなかったのは結婚以来初めてだ、と母に言われた。逆に言うと、毎年ちゃんと誰かが帰省していたのだなあ。
専門分野でも近親憎悪のような関係にあるところがいろいろあるんだが、その一つを強制的にさせられているので==しょうがなく==やっているが、意外に面白い所がある。柄にもなくちゃんとノートをとりながら読み進む。まあこの分野は全部つながっているんだから当たり前といえば当たり前。そのうち人々が意表を突かれるような論考が出来上がることでしょう。
連日の夕方散歩。日中は暑いが日が短くなってきたので夕方は意外に過ごしやすい。ただし外。室内は相変わらずクーラーを付けなかったらどこまで温度が上がるか分からない状態。
Monday, 15th of August 2011
今年は能率手帳一本槍のつもりだったが、いろいろ長期的な==野望==仕事の手当をするために、ふたたび[[Remember the Milk|http://www.rememberthemilk.com]]を使ってみることした。参考にしたのは[[この記事|http://blog.rememberthemilk.jp/2008/06/remember-the-milk%E3%81%A7%E5%BF%AB%E9%81%A9gtd-%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%9D%E3%82%B9%E3%83%88/]]。
今まで「リスト」を遠慮がちに使いすぎていた、というか、使い方を理解していなかったのだが、比較的大きなプロジェクトごとに「リスト」を作成しておけば(たとえば「家を探す」「某原稿」「某翻訳」「某発表」「某野望」など)、構造化されたTo Doリストのようなものが簡単にできあがる。検索機能や期日指定などが多機能で柔軟なので、このリストさえ使いこなせば、かなり便利なツールになりそうだ。
e-mailで予定を投げられるのは前からだが、今調べると、Twitterのdirect message経由でも操作できるみたい。
Tuesday, 16th of August 2011
このところ、新しい分野の本をとりあえずひと通り読んでおこうと思ってずっと読書をしている。なかなか面白いと思う時点ですでに何かに取り込まれているのか。そうならないようにできるだけ前提を明示化しようとしているのだがさて。
夕方久しぶりにジョギング。このところ連日歩いていたので暑さに慣れてきたのと、そもそも日が短くなって気温が下がっているのとで、ずいぶん楽に走れる。しかし今日の日中の最高気温は34.4°C。午後6時時点でも29°Cほど。[[このページ|http://www.heat.gr.jp/prevent/wbgt.html]]の運動指針によれば「警戒」レベルなので油断しないこと。
恐れていた電気代の領収書がポストに入っていた。一日中クーラーを付けるという田舎では考えられないことをやってしまったら果たしてどのくらい電気代を取られるのか、とおそるおそる数字を見ると、意外に安い。一年前に福岡で家族4人で暮らしていた頃とあまり変わらないので、ほっと
胸をなで下ろす。これで大体年間の光熱費の見通しが立った。
Wednesday, 17th of August 2011
この夏のメインの仕事に疲れてきたので、ちょっと気分転換に某翻訳チームの仕事に手を出す。翻訳対象本がamazon Kindleで買えると聞いていたので調べてみると、{{'国内amazonで3,293円のもの '}}が$16.87で売られている。$1=80円としても1,350円ほど。半額以下だ。これは紙の本が売れなくなるわけだ。
前任校で大変お世話になった元同僚で、現在、都内住みたい街ランキング堂々第一位の某KJ寺在住の某教授から、そんなに引きこもってないで飯でも食べに来ないかと誘われたので(やや脚色あり)、二つ返事で出ていく。閑静な住宅街の一角にある戸建て。福岡にいた頃は==わけのわからん==赤ん坊だった娘さんも、おませでかわいい女の子になって、奥さんもすっかりやさしいお母さんになって、感慨もひとしおである。
奥さんの手料理をいただきながら、来し方行く末についていろいろと話しをする。前赴任地でのあれやこれやについて、「前世のことみたい」とふと漏らしていたが、本当にそういう気がする。
Friday, 19th of August 2011
昼前から雷雨。近所にどんどん落ちている。
福岡にいたときは時々こういうことがあったが、こちらに来ては初めて。やはり降るときは降るもんだ。
大きな前線が通過しているためで、気温変化を見ると正午頃に通過したらしい。
http:my_images/20110819yokohama.jpg
雨雲レーダーでも発達した積乱雲が通過中だ。いつも周囲の山でせき止められるので、こういうのが通過するのは実に珍しい。
http:my_images/Yahoo20110819.jpg
某翻訳チームの作業の進展がすごすぎる。メーリングリストに原稿を投げたらみんなで寄ってたかって真っ赤になって帰ってくる。おそらくインターネットの威力が一番発揮される分野ではないか。
経験上、こういうシステムのもとでは、厳しすぎる基準が生き残ることがあって、いい意味でのあいまいさや個人の特性が消えることがあるので、その点にだけは注意が必要。しかし、これだけの規模でこんな活発な作業が行われている翻訳グループというのは、あまり聞いたことがない。校了から初稿、再稿まで、先は長いので最後までちゃんと機能しますように。
現在のメインの仕事の方も、いろいろと面白く思うことがあって、積乱雲や上記メーリングリストの活動に劣らず活発。一度根本から壊す覚悟で始めたが、意外に連動していて、旧システムの補強に役立つような見通しになってきた。これはとりあえずのところ当初の計画の失敗といえる。
失敗したので坊主頭にした某球団の新人投手だが、相変わらずその球団にありがちなアホなやっちゃと思っていたが、ちゃんと結果を出すなんて見上げたものだ。わしも余計なことを考えずに坊主頭にするくらいの気合でやらんといかんな、と思ったら急に気が楽になった。
寒冷前線が通過して、外気は22°Cくらいになっているのに、室内は30°Cを超えているというところに、この都会の高温現象の根本的な問題が隠されている。
Saturday, 20th of August 2011
今日は最高気温が25.3°C。このくらいじゃないとな。しかし湿度が高いので、さわやかな秋の感じとは程遠い。
某学会の某業務があるので出勤。責任者じゃないけど我が社の施設でやっているからなんとなく放っておけない。
某第三の道に知る人ぞ知る異読があることが浮上した件で、研究室にある過去のノート類を見てみると、一度そのあたりを調べた形跡があることが判明。自慢じゃないがまったく記憶にない。時期的に、テキストの異読について、あまり意識が向いていなかったのかもしれないが、痛恨であることには違いがない。人格の同一性について考えさせられる事例ではある。
某学会の某業務が終了したので例の打ち上げを例の渋谷の有名横丁で。大将が早退したのでどうなることかと思ったが、なんとか有意義な時間を過ごせたのではないかと思うがいかがなものか。やはり例によって終電近くの満員電車で辛うじて日付が変わらない頃に帰宅。
Sunday, 21st of August 2011
今日は最高気温が21.5°C。夜は時々寒くて目が覚めたくらいだ。
気温が低いので昼食は温かいものをリクエスト。チャンポンを美味しくいただく。
日曜日はできるだけ休養を取ろうと思っている。足ふみマッサージ+プチ昼寝。
夕方歩きに行くが気温が低く快適なので走りだすが湿度が高いせいか途中で苦しくなって歩く。まだまだ真夏の途中の異常に気温が低い日という感じだ。はやくさわやかな秋にならないかな。
夜はフィレカツ(へれカツ)を食べ過ぎる。なぜか最近空腹感が恒常的にあって、思い切り食べたい気分。動物としてとても正常だと思う一方で、なんか危険な兆候のような気もする。
哲学史の記述として、「この人はこんなにダメだから今後は歴史から抹消しましょう」というような記述は可能かどうかについて。だけど、今まで載っていたから今回も載ってます、というのはなさけないんであって、だからそういうのも可能なんじゃないかと思ったりしたり。(苦悩)
Tuesday, 23rd of August 2011
最近色々と不動産の人が物件のチラシを渡してくれるので、あまり無視するわけにもいかず、かといって言われるままに見学に出ていくような暇もなく、通勤途中で途中下車して自分で見に行ったりしているわけだが、今日も某急行停車駅近辺の物件を外から下見。
駅から平坦路を徒歩5分くらいでその点は申し分ないが、寂れた商店街のまんなかで、一階に居酒屋があり、窓の正面くらいにあるスピーカーから延々と商店街の音楽が流れている。いくらなんでもこれはひどい。
比較的値段が安いと思ったらこういう事情があったのか。「不動産に掘り出し物なし」と言うが、なるほど安いのには安い理由がある。
学内の某案件について事務方に軽い気持ちで報告をしたら、なんかどんどん話が進んでいって、かなりの偉いさんまで巻き込むことになってしまったようだ。わしゃ知らんぞ。いっぱい書きたいが、やっぱり書いてはまずいんでしょうなあ。
昼は、うどんの店に行ってみる。ぶっかけうどんの冷に、竹輪の天ぷらをトッピング。行列ができる人気店みたいなのでちょっと期待したんだが、最近どこにでもある疑似讃岐うどんで、太い麺がひたすら硬い。うどんはつるっと入って喉で味わうくらいじゃないといけないが、これでは口の中で噛むのがたいへん。しかし、これは、ぶっかけの冷だったからかもしれないので、今度はかけうどんを食べてみて、評価はそれからにしたい。
Wednesday, 24th of August 2011
この時期の自分としては、短期的な〆切仕事よりも大切な事として、まずはこの土地のことを学ぶこと、というのがある。わかっているが、なかなかそちらに時間を取れない。つーか、そういうもののために時間を取るとはどういうことかがよくわからん。
ということもあって、多少暑いんだが、まあこの土地の代表的な地域として、上野に行ってみる。これまでの上野のイメージは、千葉方面の学会の帰りに立ち寄って、公園じゃない側で異様にカッコイイおじさんたちに混じって焼酎をすする、という感じなのだが(歪んでいる)、上野といえば公園側でしょうということで、国立博物館と動物園に行く。
博物館は空海のことをやっていて、最近TVで特集を何度か見ていたので、その復習みたいなもの。ただ、実物とか真筆というのは、やはりなにか迫るものがあって、普段空海の書などは関心がないが(奥さん担当のため)、なんとなく、筆跡をなぞったりして面白かった。
最後のコーナーで、東寺の金堂の立体曼荼羅(抜粋)が展示されていたが、実際の東寺では暗くてあまり近くで見られないので、ぐるっと四方から見られたのはよかった。
動物園は、ようするにジャイアントパンダを見に行った。人もあまり多くなくてじっくり見られたが、一言で言って、でかい。たぶん、平均的な関西人が思っている倍くらいはある(どういう根拠で)。パンダは、「かわいい」というイメージが先行しているが、実際には、巨大で不気味な生き物だ。あんな動物に山中で遭遇したら腰を抜かすだろう。なぜあれが、「'''ジャイアント'''パンダ」と言われているかがよくわかった。
帰りは途中で別の路線に乗り変えて、気になっている不動産の近辺を探索。商店街などは、訪れるたびに印象が変わるので、もう印象が変わらないと思うくらいまで感覚を慣らす必要があるな、とか。
Thursday, 25th of August 2011
ちょっと気になることがあって、図書館で昔の人(日本人)の本を借りて読む。もうちょっとちゃんとした内容かと思っていたが、そうでもないので少しがっかり。半世紀以上前の本なので、なんかもう学問というものの性格がぜんぜん違う感じ。そういう意味では、旧態依然のように思えるけれども、この分野でも研究はすごいスピードで進んでいる。
Friday, 26th of August 2011
お気づきの人も多いと思うが、現在日本列島の南海上に二つの台風がある。11号と12号。ナンマドルとタラスと呼ばれている。
これが月末にかけて北上してくるわけだが、興味深いのは、二つの台風の相互作用(藤原効果)だ。とくに注目は12号タラスくんの動き。11号がなければ、偏西風の影響で、12号はこのまま==あれれれれと==東に抜けてしまうところだが、11号があるために、その影響で西方向にグイッと曲げられるかもしれない。そうすると、最悪の場合、関東地方直撃ということもありうる。
11号は逆に12号に頭を抑えられる格好になって、あまり北上できないように思われる。その間、勢力を保っていれば、12号が行ったあとに、続いて北上してくるということもありうる。
いずれにしても、これから一週間は、非常に珍しい気象現象が見られる可能性が高い。
じめじめした一日。ようやく夕方5時頃になって空気が変わり、激しい雷雨。
http:my_images/Yahoo20110826.jpg
かなり強い雨雲が通過したようだ。
Saturday, 27th of August 2011
南海上の双子台風のせいで、湿った空気が大量に流れこんでいる。黒い雲が空を埋めているが、昨日のように雨が降るでもない。なんとなく大気が満杯になって、身動きがとれない感じ。
こんなときにでも、人は、活動しようとして、しかし思ったように活動できず、自分を責めてしまう。自分はダメなやつだと思ってしまう。
未来永劫、自分を責めるのはやめよう。ほめるときだけ自分のことを考えよう。たまには自分の怠惰を台風のせいにしよう。ヤル気がでないのは台風のせいだ。この空気が悪いのだ。台風が去るまでじっとしていよう。台風が行ってしまえば、またもとの調子に戻るんだから。(重症)
Sunday, 28th of August 2011
魔都東京を実際に歩いてみてそれほど怖くないことを実感しよう企画第二弾。今回は目黒界隈。
目黒で降りて、権之助坂を下り、大円寺へ。行人坂を下って山手通りを渡り、目黒不動尊へ。途中で、寄生虫館の看板があったので、そこに行くことにするが、その前に食事をとっておいたほうがいいだろうということになって、ロイヤルホストで昼食。本当は蕎麦屋に入りたかったが、この近辺には見つからなかった。
食後、予定通り目黒寄生虫館へ。中はけっこう狭くて展示の方も素人には貴重なんだかどうなんだかよくわからない。しかし、個人の研究者がこういう展示を無料で行っているというところに感心する。
その後、歩いていると分譲マンションのオープンルームをやっていたので入ってみる。65平米くらいの2LDK、築10年そこそこで5千万円超。ぶひー。それでも見学者がひっきりなしに訪れている。すぐ売れてしまうんでしょうなあ。
五百羅漢寺にも行ってみるが、なんかビルなので有難味が薄れて入らなかった。けっこう歴史のあるお寺で、仏像もすばらしいらしいのだが、ビルの中にお寺があるのはなんだかちょっと。
林試の森公園へ。道がわかりにくいのでいろいろ聞きながら行く。教えてくれる人がみんな違うことを言う。だいたい、近所に住んでいるような年配のおばさんの信頼性が一番高いような気がする。お店の人や調子のいいおじさんはダメ。
この公園は気持ちがいい。木々が大きく、公園外と比べると気温も2,3度低い。たくさんの人が集まって遊んでいたが、ごちゃごちゃした感じがない。
南口から出て武蔵小山へ向かう。このあたりは住宅街ですな。ここでも年配の女性に道を尋ねたが、丁寧に教えてくれた。
バスを降りて、床屋へ。三回目なので顔を覚えてくれている。やっぱり家探しの話になって、いろいろと近辺のことを教えてくれる。やっぱり地元の人はよく知ってますね〜、と言うとさらにテンションが上がって、しまいには親子二代でやっている地元の不動産屋さんまで紹介してくれる。なんかみんな親切。
この床屋さんはこちらで唯一と言ってもいい顔なじみで、仕事帰りに会って会釈すると「おかえり!」とか言ってくれる。こういう歯切れのいい挨拶はなかなか他の土地では聞かれない。
ちなみに今回の企画で参考にしたのはこの本。『
{{'東京散歩マップ '}}』
Wednesday, 31st of August 2011
今度、例の西の大学に就職が決まった人を、かつてその大学にいた人たちが集まって就職祝いをしてやろうという企画@恵比寿。
本来、その土地の様子や大学にかんする基本的な情報から教えてあげるのがものの順序というものだろうが、そういうことは一切無視していきなり高度な内部事情の話に突入。彼の地ではけっして大きな声で言えなかったような固有名詞がばんばん飛び交う。
微妙な距離をとりながら手探りで始まるような都会風とはかけ離れた、いきなり肩に手を置いて呼び捨てから始まるような飲み会は久しぶり。新しく赴任する某氏にとってはいい経験になったことでしょう。
なぜか途中から、某参加者の身内が近くで飲んでいるからということで、そのチームが合流。こちらも久しぶりにお会いしたが相変わらず瓜二つである。帰りはこの社長のタクシーに同乗させてもらった(Thanx! 社長!)が、あとで携帯を見ると、ちょうどその時刻に電車が事故で遅延していたらしい。なんという偶然。