Memoranda Personalia 2011-10
Saturday, 1st of October 2011
- 日経サイエンスに{{'『ぼくは上陸している』'}}の書評があったので買おうと思ってamazonに行くと、まだ読んでいないものがいくつかあったので同じ著者のものをいくつか注文。
- ともかく進化論はいまいちばん注意して勉強していかないといけない分野のひとつであることは確かだ。
- ここしばらくのがっかり健康法が功を奏したか、少しずつリアルな元気が出つつある。昨夜は、元気が出過ぎてなかなか砂男が来てくれなかった。
- このところ新しい会社に位負けしていた感があるが、中に入ってみればどうということはない。相変わらず、ここも問題点が山積。各方面に気合を入れないとどうにもならないということがよくわかってきた。まあ実名でやると喜ぶ人が多いだろうから、ここではあまりやらないけど。こういう気の遣い方についても、もうすこし感触を得たいと思っている。
- 新しいところに来たら、まず自分の方から順応しようと思う。日本人の慎ましいところだ。しかし、環境というのはお互い様なのだからして、相手が自分に順応することも必要なんだよな。もうこっちはだいぶ頑張ったから、あとは、おまえらがわしに順応せえよ。期待しとるぞ。
Sunday, 2nd of October 2011
- こちらに来て驚いたことのひとつに、夕方5時のチャイムが鳴ることがある。今でも故郷ではこのチャイムが鳴るが、これは田舎の印だと思っていた。関西でも福岡でも聞かなかったように思う。
- 住んでいる町内では10月からこのチャイムのメロディーが「椰子の実」から「この道」に変わり、「この道〜は〜、いつか来た道〜」と日々の生活習慣の悪化を反省させてやまない。
Monday, 3rd of October 2011
- そろそろ来年の予定が入ってきているので、来年の手帳を買った。もちろん[[能率手帳の普及版|http://shop.jmam.co.jp/diary/1259473_1377.html]]。大騒ぎして昨年末から使い始めたが、この激動の中、抜群の安定感で早々に来季の続投を決めた。
- 言い尽くされているが、この手帳の長所は、携帯性と記入スペースのバランスの良さ。予定を書き加えるだけなら、一般の月間カレンダーのようなボックス式か、最近流行のバーティカルタイプ(見開き一週間で時間軸がタテになっている)の方が使いやすいかもしれないが、あれだとメモを書くスペースが少なくなるのである。能率手帳普及版タイプだと、右ページがまるまる白紙なので、かなり自由にメモを書くことができる。もちろん、メモ用のページを追加すればいいのだが、そうすると、分厚くなって携帯性が損なわれる。軽くて薄くてメモたっぷり、というバランスを地味に実現させているところが渋い。
Wednesday, 5th of October 2011
- 社員健康診断の日。前のところとは色々と違いがあるが、それが場所が変わったからか一年経ったからかはよくわからない。ともかく{{my 'http://ueeda.sakura.ne.jp/tdiary/?date=20101209#p01','貴重な体験'}}を与えてくれた剣弁はなくなったのでほっと胸をなでおろす。
- エントリー直後に血圧検査があるというのはいかがなものか。案の定、一回目は130を超えて二回目に突入。二回目は118くらいで事なきを得る。
- 全体的に、前のところに比べて穏やかな雰囲気でさっさと終わる。職員数は1.5倍くらいいると思うんだが、かなり振り分けができているのか、それとも受診者数が少ないのか。
- 昼は久しぶりに某蕎麦屋で大盛り(盛りそばの大)。盛りそばの大を「大盛り」というのはおかしいと思って、注文のときに「盛りそばの大」と言うと、「それはうちでは大盛りになります」と言われ、「あ、それでいいです」と言ってしまったが、なんか変だったんではないだろうか。
- 会議二連発。二番目の会議のあとに引継ぎの懇親会。いろいろと声をかけていただいたが、やっぱり、向こうは私を知っていて、私は知らないというパターンが多すぎる。やはり要注意人物対策委員会で名前と顔写真が出ているとしか思えないんだが。
- こういう時に役立つのが、顔写真入りの教員名簿。あとで、ええとあの人は誰だったかな、というときに便利。前の会社でも、新任当初に影の学部長と言われた某Sさんが顔写真入りの地下名簿を渡してくれて重宝した記憶がある。あれはたしか普通のコピー用紙に印刷したようなものだったが、最近は出回っていなかったような。個人情報保護法の見地からどうなのかわからないが、ああいうのは業務上シンプルに便利。
- ふと気づけば2週間を切っている某学会の発表だが、自慢じゃないがまだ何もできていない。ちょっと準備をしようと思ってPCを起動するが、あやまって{{'レーザーポインタ'}}を注文してしまう。パワーポイントで何とかしようと思った時点でOUT。
Thursday, 6th of October 2011
- 演習2つ。眠くなってもいいように、直前にしっかり準備をしていったら、今日は授業中にあまり眠くならなかった。この場合、準備が無駄になったと言えるのかどうか。
- 例の研究室がうるさい件で、事務を通したために予想外に大事になりそうになったのを阻止したのはいいんだが、やっぱりドアを開けたまま授業をするひとがいたり、ドアを開けたまま学生が中で大声を出していたりすることがある。やはりこういうのは監督当局をあてにしたりせず、当事者レベルで解決するのがてっとりばやい。これまでいろいろ遠慮してきたが、そういう遠慮にももうそろそろ飽きてきたので、ついに実力行使に踏み切る。「ドア閉めんかいやかましい!」と言いたい気持ちをぐっと抑えて、「すみませ~ん、ドア閉めさせてもらいます~」と小声で言いながら授業中のドアをあっさり閉める。多分なかの人々はなにが起こったのかわからなかったと思うが、これでいいのだ。
Friday, 7th of October 2011
- 教養の授業。はじめて授業カードを書いてもらう。反応はまずまず。「すみません、寝てました」というようなものはさすがにない。しかし、いろいろ誤解したり理解不足だったりする点については、前のところとあまりたいした違いはない。よく書けているカードの比率はたしかに多いが、それほどびびるようなこともないという点をあらためて確認。
- 駅前のJTBで、来月の出張の予約を2件まとめて行う。これまで飛行機の出張は基本的にホテルパックを使っていたが、スーパー早割などのサービスを使うと、ホテルパックよりも安く上がる場合があることが判明。
Monday, 10th of October 2011
- 世間は三連休だったそうだが、いろいろ準備しているうちに終わってしまった。
- 某発表用のパワーポイントを作成中、関数グラフを使いたくなり、それ用のフリーソフトを探すがWindows用のものばかり。と、思っていたら、なんとOSXには標準でGrapherというソフトが「ユーティリティー」の中に入っていた。すばらし。3次元の空間図形の場合には座標をぐるっと回転させることもできる。ぱちぱち。しかし、目的のグラフがこれを使って書く程でもないのはかえすがえすも残念。
- 実はしばらく前に、マンハッタンパッセージの{{'Mr.Lau'}}を使い始めた。A5の小さい通勤カバンを探していたはずが、いろいろと迷っているうちにこれが目に入って、このベストセラー製品を一度は使ってみたいような気になってきたのであった。
- かれこれ2週間ほど使っているが、使用感は上々。とにかく軽い。Tumiの26108は約2kgなのに対して、Mr.Lauは約1kg。それでいて、収容力は24リットルと余裕。前面ポケットは大きいのが4個ついているのでこの点も充実。
- 幅が43cmなので、電車で座ったときに少し大きすぎるんではないかと思ったが、ちょうど膝の上に収まるジャストサイズと言ってもいいんじゃないでしょうか。これより少しでも大きいとアウトだが、ぎりぎりセーフという感じ。
- 半分コレクション用(なにそれ)と思って購入したが、意外に長い付き合いになりそうだ。
Tuesday, 11th of October 2011
- 授業2つのあとゼミコンパ。
- 前のところでゼミコンパやゼミ合宿ではいろいろと苦労したことがあるので近年は積極的にやってなかったが、学生有志の発案でめでたくこちらでの第一回ゼミコンパを開くことができたのはまことにめでたい。大学近くの居酒屋。出席は半分くらい。やはり教室とは印象が違うので、相互にこういう機会は大切だと認識を改める。
- 皆さんいいお酒のようで、とくに酒癖に問題がある人もいなかったので、これからもちょくちょくやれたらいいと思った。
Wednesday, 12th of October 2011
- 秋学期になって急に仕事が増えるという怪現象の一環で、午後から某会議に出席。○×基金の来し方行く末について簡単なブリーフィングを受けたあと、これを今後どうやって使っていきましょうかというような話。会議のあと、少し実行部隊で相談をして、数年後までのことをだいたい決めてしまう。私のところには3年後に回ってくることになったが、覚えておくのが大変だ。
- 昨日の流れで某相談事1件。酒席で決めると後悔することがあるのでちゃんと素面のときにもう一度確認してから動きましょうという中国四千年の知恵。その後、学内の詳しい人にも確認したが、たぶん大丈夫みたいですよええ。
Thursday, 13th of October 2011
- 某NYの弁護士が仕事で日本に来ているので、いっぺんウチに来て飯でも食って泊まっていけ、ということで(やや脚色あり)、仕事帰りに連れてくる。
- 駅前の百貨店で懐かしい菊姫を見つけたので、久しぶりに買って帰る。刺身もあったので、久しぶりに純粋に日本的な晩酌を執り行う。やはり日本酒というのは不思議な酒だ。味の表現が難しい。単体で飲んでもとくに香りが豊かとか味が複雑というわけではないが、刺身などと合わせると、とたんになんとも言えない芳醇さが生まれる。
- 深夜、だいぶ酔っ払ったところ、酔ったら甘いものを食べるといい、という==アメリカの迷信を==ことを主張したので、これもおみやげにもらったカステラを切って食べる。たしかに甘いものを食べると少し酔いが落ち着く感じがしたが、日本酒とカステラは合わないこともわかった。
Friday, 14th of October 2011
- いやだからほれ、50歳の誕生日なんだって。やめてくれ。たのむからやめてくれ。
- ちょっと油断していたので、自分が50歳になったときにどうしたらいいかということを考えていなかった。自宅の体重計は乗った途端に年齢が50と表示された。
- しょうがないから、今後は、50歳です、ということで生きていきます。ど中年と言っていいでしょうね。もしよかったら、今後ともよろしくです。(弱気)
Sunday, 16th of October 2011
- 今年のカンテツは実は行きたかったんだが、もろもろの事情で行けず。罪滅ぼしに本の紹介でも。
- *{{'神崎、熊野、鈴木編『西洋哲学史 I「ある」の衝撃からはじまる』 (講談社選書メチエ)'}}
- **全四巻のシリーズの第一巻がとうとう出版されたようだ。メチエなのに456ページもある分厚い本。しかしメチエだからお値段は1900円。学生さんのお財布にも優しい。私が参加している第二巻は12月に出版される予定と聞いております。自分で言うのも何だが、けっこう画期的な哲学史シリーズになるんじゃないかという予感が。
- *{{'江口聡 編監訳『妊娠中絶の生命倫理 哲学者たちは何を議論したか』(勁草書房)'}}
- **生命倫理、とくに中絶問題をめぐる英語圏の重要論文の翻訳。英米ではこの手のアンソロジーが充実していて、研究上非常に助かることが多いが、手間がかかることもあって日本ではあまりない。特筆すべきことは、本書が、英米ですでに編まれたアンソロジーの翻訳ではなくて、日本での問題状況を踏まえた上で、編者が重要だと判断した論文を独自にピックアップしていること。しかも、そのあたりの事情が、Web上で詳しく公開されていて(以下のサポートページ)、だれもがアクセスできる状態になっていることだ。
- **[[編者によるサポートページ|http://melisande.cs.kyoto-wu.ac.jp/eguchi/abortion/]]は、たんなるサポートページを超えて、この問題領域への実に親切な道案内になっている。編者の力量と誠実さがひしひしと感じられるので、秋の夜長にこちらも一読を薦めます。
Monday, 17th of October 2011
- 今週末の某発表、まだ微調整が必要だが、なんとかドタキャンしなくてすむくらいには準備が整ってきた。持ち時間は45分ほどと聞いているので、パワーポイント50枚くらいあれば足りるだろう。
- 自分としてはけっこうナイスなアイディアが昨夜降りてきたんだが、マニアックすぎて変な人と思われないか心配。
- 真弓監督解任で後任は梨田監督ですか。たしか昔、イケメントリオという==お笑い==グループでいっしょだったような。まあ監督の力量としては梨田のほうが上かもしれないが、あの真弓監督の、現場感のない、いままで外野席で見てました、という雰囲気の試合後の監督インタビューも嫌いじゃなかった。まだもうちょっとあるけど、3年間ご苦労様でした。
Tuesday, 18th of October 2011
- 2限目講義科目。ちょうど講義内容と関係するので、この前思いついたアイデアをしゃべってみる。かなり良好な反応。授業後も質問が途切れず、数名が教室に残って議論を続ける。
- 4限目はゼミ。前回ゼミコンパを行った効果で、若干和やかな雰囲気。雰囲気は和やかだが議論は難しいところにどんどんはまっていく。説明が追いつかない。やはり来年からはもう少し体系的に幾つかの授業を組み合わせてみようかな。
- 授業後、少し難しい相談事。
- 授業をしている間に、奥さんが一人で不動産屋からもらった最新物件の下調べに行ってくれていた。たいへん助かる。知らないところに電車やバスを乗り継いで到達し、周辺の様子をビデオに収めてきているとは。こどもの成長の速さに目を細める。(大人だ)
Wednesday, 19th of October 2011
- 大学に出て発表準備。一度リハーサルをやっておく。研究室の防音が悪いので、廊下や隣にいる人に発狂したと思われない程度の小さい声で、パワーポイントを操作しながらしゃべっていくと、ほぼぴったり時間通りに終わる。こういった時間感覚というのは、やはり長年の勘というべきものなのか。
- 某会議。詳しくは書けないが、なんか既視感がある。どこも同じような役回りの人がいて同じような雰囲気で同じような議論をしている。だれか、これまで見たことも聞いたこともない発言、というのをやってくれないものか。
- 最初のうちは昼食のパンにいろいろ工夫していたが、最近、コンビニのサンドイッチ類が意外においしいことを発見して、途中のコンビニで買っていく。それでついついレジの近くのスイーツ類も買うわけだが、今日はWクリームエクレア150円をお買い上げ。コンビニの食物全般に共通するきわめて軽い食感が、これまた軽いクリームとチョコレートに合って、たいへん美味しかった。唯一の欠点といえば、食べにくい。どないして食べえっちゅうねん。これはナイフで二つに切ってフォークで頂きたい。それに食べているうちに何かの水分が垂れるし。会議後に「あー小腹空いた」とあわてて食べたので、けっこう気に入っているエンジの無地のネクタイにシミを作ってしまった。痛恨である。
Friday, 21st of October 2011
- 教養の授業。前回は無線マイクがうまく使えず、教卓に備え付けのマイクに講談師のようにしがみついて講義をして疲れたが、今日行ってみると今度は教卓がない。正確に言うと、本来の場所から大幅に移動されて、教壇の隅に片付けられている。無理に動かすと床を傷つける恐れがあるので教卓なしで授業を始めたが、じつにやりにくい。ステージの上でマイクを握って、まるで綾小路きみまろになったような気分。これまであまり気にしなかったが、教卓というものの重要性を再確認する。
- 授業カードを書いてもらったが、前回よりも出来が悪い。だんだんこの時期いろんな行事などで気が抜ける頃なのだろう。後ろの席の私語が迷惑だったと書いていた人もいた。ちょっと気づいていたがあまりひどくないと判断して様子見をしたんだが、甘かったようだ。私語の注意については、前のところでずいぶん鍛えられたので、こっちでもその熟練の技を使う機会があるのは素直にうれしい。(おいおい)
- 明日は==限りなく業務に近い==発表なので、とりあえず準備を進める。自宅でもオンラインジャーナルやデータベースを使えるので、準備しようとすると切りがない。だから適当なところで強制的に切り上げることにする。(こらこら)
Saturday, 22nd of October 2011
- MIPSという==謎の==通称をもつ三田哲学会で発表をさせられる。今回は自己紹介的な要素もあるので、これまでの某方面の研究と、ちょっとだけ新しいアイデアについて==パワポでごまかす。==発表する。今回用意した自慢用品は{{'レーザーポインタ'}}。手元でパワポの操作(開始・終了・送り・戻し)もできるので、きっと聞いている人たちは、どうやってスライドをめくっているんだろう、と不思議に思ったことでしょう。ふふふ。
- しかし、ふと気づくと、他の院生たちはiPadやKeynoteなどを使ってもっとスマートにやっていた。orz
- 懇親会は近くのイタリア料理店。ふだんあまり話をしない人々といろいろと懇親する。ワインがたいへん美味しゅうございました。さらに二次会にもついていくと、洋酒が非常に充実したバー。久々にアイラモルトを堪能する。あのへんにはこういう実力店がいっぱいあるんだろうなあ。
Sunday, 23rd of October 2011
- 発表も終わったので、久しぶりに家探しに出かける。いくつか地域を絞っているが、まだ知らない街がいっぱいあるんでしょうなあ。3件ほど見て回るが、まあ勉強になりましたと言えばいいか。
- 帰りにくらし館(じゃない)に立ち寄るときれいな刺身があったので、久々に買って帰って自宅で晩酌。こちらに来てから鮮魚類には期待していなかったが、もともと漁業も盛んな地域なので、適切な店に行けば安くてうまい魚が手に入るようだ。
Monday, 24th of October 2011
- 午前中に必要最小限の仕事を済ませ、午後からちょっと気になる物件を見に行く。駅から少々遠いがバス便が比較的便利で、住宅地なので環境もまずまずといったところ。
Tuesday, 25th of October 2011
- 講義とゼミ。講義の方は少数精鋭になって雰囲気が落ち着いてきた。淡々と説明をして早く終わる。たまにはいいだろう。
- ゼミはあいまいにしていた出席についての注意を喚起したせいか、あまり見かけない人も出てきて盛況。担当者の発表も、素朴に哲学的なところを突いていて、議論が盛り上がる。
- 授業後、あまり見かけなかった学生からドイツ土産のグミをもらって食べたらタイヤの味がした。「ドイツ グミ タイヤ」で検索すると一発でヒットするくらい有名なものらしい。少なくとも始めて納豆を食べたときと、あと始めてLAPHROAIGを飲んだときと同じくらいの衝撃を受けた。
- 研究室環境改善キャンペーンは引き続き個人的に絶賛開催中。今日もドアを開けたまま授業を始めたのでさっそく出て行き、今度はきちっと顔を合わせて「すみません、閉めさせてください」と言って戸を閉めた。こないだは、上の階のフローリングの共同研究室でハイヒールのような硬い靴で歩き回っている人に==苦情==お願いを言いに行った。手間のかかることだ。
- まったく研究室が廊下や共同部屋の学生の雑談でうるさいなんて信じられん。恥ずかしくて他所では言えない。研究室ってのはな、もっと殺伐としたところなんだ==、というコピペを読んだことがないのだろうか==。
- 狭い空間で人々がひしめき合って暮らしているからしょうがない部分があるのかもしれないが、そういうことに慣れていない人が「やかましい」と言い続けることも大切。なんか某カント学者の先生に似てきたかもしれない。
Wednesday, 26th of October 2011
- 今日は授業がなく会議だけなので手ぶらで出かける。収納力抜群のスーツだからこそなせる技。手ぶらは快適だが若干手持ちぶさたでバランスが悪い。電車待ちをしているときの手の位置が定まらないなど意外な盲点も。
- 会議は昼休みの時間に開かれるせいか弁当がついている。その弁当というのがおにぎり三個だけ。というと、さすが質実剛健と思うかもしれないが、箱には「銀座十石」と書いてあった。たしか日吉の東急にも入っている店。明太子のおにぎりもあって懐かしさに涙があふれる。(やや誇張あり)
Friday, 28th of October 2011
- 午前中支社で教養の授業をしたあと本社へ移動。通信教育課程の卒論指導。三名を一時間ずつやるので三時間。けっこうキツイ。
- 一人一人キャラクターが違うので、それぞれに合わせた話題と対人インターフェースが必要。最初の人は、いきなり「私の結論は〜」と話し出したのでびっくりしたが、なんとか結論が最初にあるのは論文じゃないということを理解していただく。二人目は==こちらが眠くなってしまうくらい==非常に内省的で、言葉の意味をじっくりつかみながらゆっくりしたペースで話をする。こういう人の方がいい論文が書けるかもしれない。最後の人は、論文のほぼ最終段階で慣れているので、簡単に雑談のような話をして終了。
- テレビを見ていると、magnus rexというすごい名前の故郷の企業の前会長かなにかが特別背任で起訴されるとかいうニュースが。なんしょんだろか。少し前から新聞などでも報道されていて気にしているのだが、いったい何が起こっているのやら。あの企業がないとどうにもならない地域だから、みんな「どおならい」と思っているに違いない。身内にもこの企業の関係者がいるので、河村のよっちゃんあたりに「ありゃどなんなっとんな」といろいろ話を聞いてみたい気分。
Monday, 31st of October 2011
- こないだテレビを見ていて、どっかの大学のサークルがガムランを演奏して、それがあまりにひどくて余計に本物に興味を持ったので、amazonで{{'買ってみた'}}。やはり本場の演奏はいいですなあ。
- 問題があるとすれば、ウチの再生装置がすばらしすぎて、金属打楽器の音などが本物のように鳴り響くんで(やや誇張あり)、こんな音楽をかけていると、周囲の住民から、なんか変な宗教をやっているような家だと思われる恐れがある点か。