Memoranda Personalia 2012-02
Saturday, 4th of February 2012
- 引っ越し先の駐車場料金が高すぎるのと、そもそもこちらの暮らしではあまり使わないこともあり、愛車を==嫁にやる==売却することにした。本来であれば、自分でピカピカに洗車してやりたいが、団地暮らしではそれもままならず、近所のガソリンスタンドを調べて洗車してくれそうなところにもっていく。コーティングもしてもらったので、かなりピカピカのつるつるになった。所要時間は小一時間ほど。
- 今後しばらく車がないのは残念だが、そのうち稼いで二人乗りのスポーツカーでもまた買おうと思っている。(前向き)
- http:my_images/skyline.jpg
Tuesday, 7th of February 2012
- 今朝の気温変化。縦軸は気温(摂氏)、横は時刻。
- http:my_images/Feb7.png
- 朝5時から9時のあいだに急激に気温が上下していることがよくわかる。この間、かなり激しい雨が降った。
- 前線の通過に伴い、一瞬、暖気団の中に入ったためだが、それにしてもこれだけ温度差があるのはめずらしい。
Thursday, 9th of February 2012
- 某業務のため朝8時すぎの電車に乗る。この時間帯は一番混雑するので緊張するが、この方面も少し慣れてきて、ホームいっぱいの人の波を見ても、それが整然と並んでいる列の束に見えるようになってきた。
- 少し時間に余裕があるので、次発の電車の列に並び、一本やり過ごして、座席につくことができた。えらいえらい。
- 業務内容はけっして書いてはいけません。所変われば品変わる。ようするに、前のところでは事務の人や外部委託していたようなことを、ほぼすべて教員がやるシステムのようだ。個人的には、この手の業務は事務の人の方が圧倒的に能力があると思うが、まあいろんないきさつがあるんだろう。
- 思いのほか業務が早く片付いたのと、いい天気に誘われたこともあり、小一時間ほど散歩する。[[某有名電波塔|http://ueeda.sakura.ne.jp/mt/memo/2012/02/post-715.html]]のあたり。適度に起伏があって意外にいい散歩コースだ。この方面も今後探究したい。
Friday, 10th of February 2012
- このところ==逃避活動の一環として==PCの環境整備に気が向いていることもあり、懸案の自宅Macのメモリ増設もやっておく。2008年に購入したiMacなので、Amazonで{{'BUFFALO増設メモリ'}}を注文すると例によって翌日に届く。
- 増設方法は、底面のネジを一本外して差し込むだけなので簡単だが、このネジが微妙に弱々しくて、ネジ山をつぶさないかはらはらする。慎重にゆっくりやればいいのだが、この手の作業になれていない人は、近所のオジサンとかにやってもらった方がいいレベルの難易度ではある。
- 午後から職場PCの環境整備。某予算で注文していたプリンタ複合機が到着。[[こちら方面もだいぶ整ってきた|http://ueeda.sakura.ne.jp/mt/memo/2012/02/post-717.html]]。こういうことは赴任当初にさっさとやっておくべきだったかもしれないが、おもしろいことに、この時期になるまでそういう気になれなかったのである。
- こないだは、部屋に来ているLanケーブルが断線していたり、どうも私の部屋はいろいろとインフラが弱体化しているようで、電話線にも怪しいところがある。上記複合機についているFAXが使えないので事務の人にいうと、使えるはずなんで業者に連絡しておきますとのこと。まああまりFAXは使わないので急ぎませんと答えておく。
- ついでに、研究室周辺騒音問題についてもあらためて立ち話。この事務の人は問題の重大さを認識してくれていて、こちらの苦情に耳を傾けてくれるのでありがたい。前回、社内担当部署の会議をとおして大事になってしまった教訓を生かし、実効性のある方法を探ることにする。
- まあしかし、最後にはひとりひとりの心がけなんですよね、というところに話が落ち着いてしまったので少し今後が不安ではある。
Saturday, 11th of February 2012
- 今日は休日か。==土曜日が休日でもあまり意味がないなあ。==
- 久しぶりにこの日記のスタイルを変更してみた。これまでのは、ちょっと文字を小さめにして白い余白を生かすデザインだったが、今回は、tDiary 3.1の新しい標準テーマをちょっとだけ変更したもの。読みやすさ優先。
Sunday, 12th of February 2012
- この春から移転する某学会ホームページのワーキンググループというものをつくってもらったので、その案内関係の作業をする。意外に時間がかかる。
- これまでこういうのはメーリングリストを使ってきたが、なんかもう少しスマートなやり方はないだろうか。案外昔の掲示板システムの方が、この手の作業にはいいかもしれない。しかし、掲示板の場合、メンバーが全員アクティブじゃないと意味がないし。やっぱりそう考えるとメーリングリストが一番効率的な気もする。
- こちらの人は全般的に民度が高く、挨拶や物腰など、感心することが多いが、もちろん悪いところもある。目につくのは歩きタバコとくしゃみのしかた。タバコについては、そもそも人が多いから喫煙者に遭遇する頻度も高くなっているんだろうが、それを差し引いても西の方より煙を感じることが多い気がする。
- ちなみに、国立がん研究センターがん情報センターのサイトにある資料だと、[[男性の喫煙率|http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics06_05.html]]は東西にあまり差がないが、[[女性の喫煙率|http://ganjoho.jp/public/statistics/pub/statistics06_06.html]]は、かなり関東圏が高い。いろんな事情で、都市部の女性の喫煙率が高くなるということだろう。
- くしゃみについては、これも、狭いところに人が多いから目立つんだろうけど、おっさんのくしゃみで許し難いようなのをよく聞く。標準的には「はっくしょん」だが、「はっくしょおおおおおおあああああいいい」というようなのがときどき団地内に響き渡る。要するにくしゃみの本体は終わっているのにそこから声を張り上げて叫ぶんだからひどいもんだ。
- よっぽどストレスをため込んでいるのか育ちが悪いのか。育ちはまあだいたい同じようなもんだろうからやっぱり都会のストレスがひどいということなんだろう。
Monday, 13th of February 2012
- 研究室の電話線が謎でFAXが使えない件だが、約束通り電話会社の人が調べてくれて、ちゃんと使えるようにしてくれた。後学のためにいったい何がどうなっていたのか知りたいが、早朝に作業を行ったようで真相は藪の中。
- いちおう、自宅のFAXとのあいだで送受信のテストを行って、正常動作を確認。前のところでは、送信はできるが受信ができない状態だったので、送受信ができるのは初めてだ。ちょっとうれしい。
- 次の課題はこれをなににどう使うかということだ。(おいおい)
- いつも昼食を買うコンビニで、あるお茶を買うと妙なものがついてくる。妙だなと思っているうちに、[[どんどん増殖してきた|http://ueeda.sakura.ne.jp/mt/memo/2012/02/post-718.html]]。なんらかの対策が必要だと思われる。
Tuesday, 14th of February 2012
- 訳者の方から送っていただく。ありがとうございます。
- {{isbn_detail '9784334752446'}}
- 光文社古典新訳文庫というのは、あの亀山氏のドストエフスキーの翻訳などで有名なところだが、最近、プラトンの新訳も出てきている。これは、茨城大の渡辺さんの『メノン』。奴隷の子供が自分で二倍の面積の正方形の作図方法に思い至るという場面で有名な初期対話編の傑作。院生は必読。
- 驚いたことに、本文とほぼ同じ量の解説がついている。そういうと、学術的な細かい注解だと思うかもしれないが、そうではなく、これぞ「解説」と言うべき、じつにていねいな本文の要約と整理が「です・ます」調で語られている。
- じつは、古典的な哲学書というのは、全体としてなにが言いたいのかよくわからん、というのが多く、こういうていねいな解説というのは、やさしいようで本当は難しい。研究の蓄積が膨大で、客観的なまとめというのはほぼ不可能。それならば、訳者の解釈を思いっきり語ってみよう、という発想にたどりついたみたいで、言ってみれば、渡辺さんが、本文を全部日本語にきちっと訳してくれたあとに、「ようするにどういうことかというと〜」と最初から全部自分の言葉で語り直してくれているようなもの。こういうのは大歓迎です。
- {{isbn_detail '9784486019183'}}
- じつはこちらも少し前に送っていただいたのだが、こちらの方は読みごたえのある専門的な論文集で、まだ十分に内容を読んでいません。近々コメントを添えてお礼状を書こうと思っていますのでもう少しお待ちください。
Wednesday, 15th of February 2012
- 入試監督。朝早く集合だが、最寄りの校舎なので楽ちん。いま住んでいるところのいいところはこの教養の校舎に近いことなんだが、引っ越ししたらこの利点が失われること==だけ==がちょっと残念。
- 役割分担表を見るといきなり監督責任者にされている。これは、日頃の自由奔放な私の振るまいに業を煮やした一味の報復か、と一瞬身構えたが、実際に作業をしてみると監督責任者が一番単純な仕事であることがわかり、ほっと胸をなで下ろす。
- 業務内容自体は前のところとあまり変わらない。違う点はといえば、前のところは事務方主導だったのに対してこちらは教員主導。要所要所で事務の人も手伝ってくれるという感じ。
- 昼食は監督者用に借り切っている某食堂。==メニューの内容はいまひとつ。==しかし、冷えた弁当よりもこっちの方が、とくに寒い季節はありがたい。
- 夕刻、なんとか無事に業務を終える。帰宅しようとすると人の波。人混みの中には、受験生の子供を迎えに来た保護者もたくさんいて、「どう?練習になった?」とかしゃべっているのが聞こえる。べつにどうでもいいがちょっとイラッと来た。
Thursday, 16th of February 2012
- 今日も朝から監禁業務。段取りがわからないのでなんとなく居場所がない。しかし、同じようにもう一人居場所がない同僚がいるので、「居場所がないですね〜」という共通の話題で盛り上がる。
- 昼食は食券を使って近所の蕎麦屋。こういう業務の時に、ときどき、大学周辺のいくつかの店で使える食券が支給され、一定の金額内で、自由に使えるようになっている。これもなかなか感心する仕組みだ。
- 雪が降るくらい寒かったのでなにか温かいものでも食べようかと思ったが、なぜかざるそばを注文してしまう。
Saturday, 18th of February 2012
- 水曜からの連続入試業務四日目。だいぶなにをどうやっているのかわかってきた。夕方まであると聞いていたが、昼前に終了。これで全部終了のはず。
- 午後から新居のリフォーム引き渡し。余裕で行けると思っていたら間に合わなかったので、相棒に業務を委任。その後、カーテン設置作業立会業務に参加。やっぱりカーテンはちゃんと注文してたのむとちゃんとしたものができるのですなあ。
- 新居の近所のダイエーで買い物。こういう店が近くにあることもプラス材料だったんだが、まあ、今後、お世話になります。
Sunday, 19th of February 2012
- 怒濤の入試業務が終わったと思ったら明日は引越だ。今日くらいはゆっくり寝ておこうと思ったら、めずらしく朝早く携帯が鳴る。自慢じゃないが私の携帯はめったに鳴らない。なにかと思ったら某引越業者電気工事部から、今日のエアコン取り外し作業のスケジュールについてであった。朝早くからご苦労様ですと言えばいいのか。
- 取り外し作業自体は1時間半くらいで終了。
- ちょうど昼時になったが、さっさとカレーを食べて奥さんが出かけていく。なんでも、先日の試験の二次試験があるらしい。ものすごいスケジュールだ。3時間後くらいにあまりできなかったと言いながら帰ってくる。急いで疲れを取るべく相互マッサージ。短い時間だがやっぱり少し寝てしまう。
Monday, 20th of February 2012
- 予定より少し遅れて9時15分ころから梱包開始。梱包チームは4名。正午過ぎに終了して帰っていく。その間、コンビニのおにぎりなどで昼食。もうガスが止まっているので暖房はなし。幸いなことに天気がよく、南向きの部屋だと暖房がいらないほど。我が家の引っ越しといえば悪天候と相場が決まっていたが、変化の兆しか。
- 午後1時過ぎに運搬チーム到着。人数が揃わずスピードが上がらない。そのうち、引越先の電話とガスの工事の時間が迫ってきたので、積込作業の監督をマルガリータ隊長に任せ、一足先に新居へ。
- 火の気も何もない、ガランとした部屋で人を待つという過酷な業務だが仕方がない。そのうちNTT関東の担当者がやってきて、フレッツ光のルーターを設置。まだ電話機が到着しないので心配したが、担当者が装備している各種機器を用いて無事開通を確認。
- あとは東京ガスの開栓作業だが、待てど暮らせどこれが来ない。5時近くになってきたので不安になり、慣れない携帯を使って東京ガスの受付電話番号を調べ、そこに問い合わせる。何度か行き違いがあったが、ようするに、前回、作業員と直接打ち合わせをしたのにその作業員が作業の予約を入れ忘れていた模様。
- 以前であれば「なにしょんぞわれー」となるところが、こちらに来て一年が経過してすっかり==牙を抜かれた==穏やかになった私は嫌な顔ひとつ見せずに「私の記憶では〜」というような言葉を使って穏やかに対応。その後、1時間ほどして担当者がやってきて無事開栓。ようやく暖房が使えるようになる。
- その間、搬入作業が進められ、7時半頃に終了。足の踏み場もない状態に茫然自失。
- なんとか座るところを確保して夕食。ダイエーで惣菜を買ってきたら意外に豪華な夕食に。緊張もあって食べきれない。
- いろいろ問題もあるがなんとか風呂にも入ることができて、地震が来ませんようにと祈りながらダンボールの山の間で眠ることもできた。第一日目である。
Tuesday, 21st of February 2012
- 例によって早朝から電話があり電気工事。9時過ぎからエアコンの取付作業。いきなりトラブル発生。各部屋にエアコン用の穴が開いている事は、当然確認していたが、なんと、ある部屋の穴が貫通していないことが判明。なんしょんぞわれ。よく見ると、部屋側から外へ向けて穴を作る作業が終わっておらず、穴を開けて蓋をしただけ。前の住人がこの部屋にエアコンを設置しようと思わなかったらしく、新築当時の施工不良が今頃判明したというわけだ。
- 管理会社に電話をかけるが、電話だけでは状況が伝わらないので、とりあえず現状把握のために見に来てもらうことにする。もう一つ、ガス給湯器関係で不審な点があるので、その件についても現状を見てもらう。まあこういう設備関係のトラブルは、修理することができるので、あまり大した問題ではない、と思うことにしよう。
- 午後から、ネット環境の整備。いつも大枠がわからなくなるんだが、自分で無線LANルーターを増設した場合には、まず、NTTのルーターにログインして、そこの設定画面で、プロバイダへのログイン情報を登録すること。しかし今回、NTTのルーターへのログイン情報(URL, ID, passwordなど)を、NTT関東の人は教えてくれなかったぞごるらあ。過去の経験からそういうのがわかったからいいようなものの。いや、そういえば、なんか説明書のようなものをもらったのでそこに書いてあるのかもしれない。自慢じゃないが、電化製品のセットアップは基本的に説明書なしでやってしまうので。
- ネットが開通したので、住所変更手続きをいろいろと。だいたいのところはネット上で届出を受け付けるが、某ネットバンクだけは、ネット上で住所変更申請をして、そこで発行された申請書を印刷し、運転免許証のコピーなどの証明書類を添付して郵送するという仕組みになっている。普通の銀行はネット上で手続きできるのに、通帳もないネットバンクの方がアナログな手続にこだわっているところが面白い。
- ふと気づくと、運転免許証の住所変更がまだだった。そういや警察署は近くにあるので、準備してあった住民票だけを持って出かける。歩いて10分ほどのところ。聖護院西町から川端警察署くらいだ(ローカル)。
- 帰りにダイエーの文具売り場でPILOTのこすると消えるボールペンを買って帰る。
- 今日はだいぶ片付けたが、まだ室内のいたるところでダンボールの山を越えていかないといけない。新しいところにいるという妙な緊張感はまだ濃厚。第二日目である。
Wednesday, 22nd of February 2012
- 例によって早朝からエアコンの穴が開いていない件で管理会社の人が現状チェックに来る。実際に見れば誰でも納得する状況なので、しっかりと納得していただく。施工段階のミスということで、今後は、施工会社と相談していくことに。
- 午後から会議なので新居からの初出勤。いろんなオプションがあるが、一番体力消費が少ないと思われるルートを行ってみる。このあたりはすでにいろいろ検討済みだから問題なし。利用駅のホームの状況が今ひとつ頭に入っていないので、ひとりだけ階段のない方向に歩いて行ったりして無駄な動きをしてしまったのは今後の反省材料である。
- 住基カードをもらいに近所の区民センターのようなところに行ってみる。こちらは、本庁だけじゃなくて、いろんなところに支所のようなところがある。ウチからも歩いて5分くらいのところにあるので便利。しかも、ここには区民用のプールもあることがわかって仰天。もしかしたら、今後の生活に重要な影響を与える場所かもしれない。
- 自宅の片付けの方は奥さんが孤軍奮闘して台所関係をほぼ終えた模様。いつものことながら、食事が普通に戻ると精神的に安定する。しかし、あまりがんばりすぎてあとで疲れが噴出しないかちょっと心配。
- 夜は蹴球五輪代表の予選試合を観戦。ふつうにこういう時間が持てることの有難味を感じる。第三日目である。
Thursday, 23rd of February 2012
- めずらしくしっかりした雨。雨だと周囲の雰囲気が違う。1階なので日当たりはそれほど期待していなかったが、それでも北側の部屋は電気を付けないと夜みたい。
- リフォーム会社や施工会社の対応が亀で、今日はどこからも電話がない。
- 引き続き段ボールと格闘。ようやく、肌着や靴など、日常のものが発掘される。
- 昼食後、ふと時計を見ると、某研究会での某氏の発表の1時間前。片付け作業のはかどり具合によっては聞きに行こうと思っていたのだが、どうやら行けそうなので行く。だいたいドア2ドアで40分くらいなので余裕で間に合う。
- 某氏の発表は興味深かったが、その次の発表も聞いていると、レジュメがなく内容が難しいこともあり、引っ越しの疲れが噴出。かなりdeepにうとうとしてしまった。
- 二つだけ聞いたあと、関係者に簡単に挨拶をして退席。某区役所本局へ。二回目だからすいすいと商店街を通って行く。少し時間がかかると聞いていたが、だいたい20分くらいで終了。無事、住基カードと公的個人認証サービスの電子証明書を発行してもらう。e-Taxで使うんだが、このあたり、なにがどうなっているのか今ひとつつかみきれていないような気がする。
- 最寄駅でふらりと東急ストアに立ち寄って、刺身を買って帰る。夕があり朝があった。第四日目である。
- JRの電車の中で隣りに座った==おばちゃん==ご年配の婦人と世間話をした。先の駅でちょっとしたトラブルがあり3分ほど発車が遅れたあいだのことだ。
- 最近、昼間からスーツじゃない普段着で出歩くことが多く、なんか人々の目が穏やかというか、親近感を持たれているというか、気楽に声をかけられたり話しかけられたりすることが多い。今日もマンションの玄関で会った人に、「いってらっしゃい」と言われ、意表を突かれた私は「は、ども〜」というような情けない声を出してしまったのであった。
- しかしふと気付いたのだが、ようするにリタイアしたオジサンと思われているんじゃないか。ある程度年をとったら身だしなみに気をつけるようにしなさいという忠告の意味がようやく分かったような気がする。
- 木曜日は「県民ショウ」「ブラタモリ」「爆問学問」「アメトーク」と、人気番組(それはきみだけ)が目白押し。「爆問」では、なんと某七隈大学前教授のN野SB教授がご出演。七隈大学の名前は出ずに、Q大名誉教授という肩書きだけが出ていたのはかえすがえすも残念だが、軽妙なトークはご健在。たいへん懐かしい気持ちになったことであるよ。
- しかし、神保町の主とか言われていたが、あそこの自称「主」は多いので、よけいな敵を作らなかったかとちょっと心配。某S口教授とか、心中穏やかでないのではないか。
Friday, 24th of February 2012
- 今週中に片付けないといけない仕事があるので出勤。
- 出勤ルートは基本的に4種類。
- #裏のバス停から目黒まで出てそこからJR山手線。
- #15分歩いて東急東横線の学芸大学から渋谷(or 中目黒経由で恵比寿)経由でJR。
- #20分歩いて東急目黒線の武蔵小山から目黒経由で三田線。
- #20分歩いて東急目黒線の西小山から目黒経由で三田線。
- 消費体力が最小なのは1なので、多分これがデフォルトになると思われるが、天気がいいので3をためしてみる。道が平坦で道路も広く、交通量もあまり多くないので快適。西小山に出る方は、途中緑道を通るので、桜の季節などはいいだろう。問題があるとすれば、西小山に急行が止まらないこと。
- 生協に寄ってiPad2を受け取る。これからの若いもん(!)はこういうもんを使いこなしてばんばんやってもらわないかん、ということで最小セクション予算から支給されたもの。業務とは厳しいものだ。こういうものは、まず自分の==物欲==欲求が盛り上がって、その勢いで初期ハードルをクリアするものだとおもうが、その勢いがない状態で使いこなすレベルにまでいけるかどうか、ちょっと心配。少し使ってみたが、なんかセッティングがややこしくて中断中。
- 今週中に片付けるべき仕事に向かう。かなり集中力を必要とする業務だが、タイミング良く向かいの校舎の外装工事中。職人さんたちの元気な声が響き渡る。業務とは厳しいものだ。
- 夕方、試験業務中に発行された食券を使って奥さんにおみやげを買って帰る。家の中もだいぶ片付いてきた。第五日目である。
Saturday, 25th of February 2012
- やっぱり大声を掛け合いながら作業する職人さんたちがまぶしすぎるので、図書館に避難することにする。必要な書類を持って図書館へ。しかし、なんということでしょう、ちょうど休館中。入試シーズンを利用して、今週いっぱいはメンテも兼ねて休館なんだそうだ。
- それなら空いている教室を使おうと校舎に侵入。無事に空室を見つけて作業を始めるが、暖房が効いていない!教室のエアコンスイッチを押すと「集中管理中でここからは操作できません」というメッセージが出る。しばらくがまんして作業していたがやはりこれなら自室でやる方が心身両面にとって良いと判断して再び部屋に戻る。
- 相変わらず職人さんたちは元気だ。こちらもしょうがないので普段あまり使わない集中力という技を使って作業を続ける。
- 人はなぜ集中力が高まると掃除をしたくなるのか。
- 赴任以来、研究室の前の廊下の乱雑な様子に辟易しているが、ちょっと実力行使をやってみることに。積み上げているダンボールを片付けようと思ったら、なんと、多くが空箱である。それに、ダンボールに書いている文字を見ると、どうも、かなり以前にある目的のために使ったもので、もう必要ないように思われたので、思い切って全て壊して廃棄。ちょっとすっきりした。
- 廊下でダンボール箱を壊しているとき、同じ階の人がびっくりしたような顔をしてそばを通っていった。もしや、尋常ならざる殺気を発していたのかもしれない。==この部屋には鬼が住んでいるんですよ。==反省反省。
- ということで、第六日目である。
Sunday, 26th of February 2012
- 新しい収納家具を下見するために近所の家具屋に行ってみる。いきなり、あらかじめ考えていた条件にぴったり合う家具を見つけて動転する。即決しそうになったが、「即決は悪」という格率に従って一旦撤退。他の家具屋に行ってみることに。
- なぜか目黒通りには家具屋が多いことがわかっていたので、大鳥神社前まで行って、そこからバス停二駅分くらいを探索。10件ほど巡る。家具屋といってもこのあたりはアンティークというか中古家具が多いみたいだ。値段もそれほど安くない。むしろ高い。
- ダイエーで買い物をして帰宅。日曜の夕方のこの店は非常に混雑することを学習する。
- ネットなどで家具情報を調べたあと、やっぱり最初に出会った家具を注文することにする。この場合、最初に決めておけばそのあとの時間が無駄にならなかったのに、と考えるのは間違いであることを説明せよ。(自分が)
- 給湯器が大きな音を立てる件については、いちおう、「大きな音が出てるけど、すぐ取り替えるから堪忍しとくれやす」という張り紙をすることでその場をしのぐ。
- 第七日目である。安息日はまだ遠い。
Monday, 27th of February 2012
- 修士論文試問。具体的な内容はけっして書いてはいけません。この業務はけっこう大変であることを学習する。
- 先日強制的に所有させられたiPadの環境整備をやってみる。WiFiモデルなので、もっとも大切なのはWiFi環境をつくってやること。学内WiFiには、ちゃんとiPadやiPhone用の設定が用意されているので、解説ページのとおりにやると無事につながる。すばらしい。
- さてこれを何に使うかだが、とりあえず、DropBoxをインストールしてやると、当たり前だが、ふだん使っている文書類が同期されてiPadの中に収納される。WordやExcelやPowerPointのファイルは、いちおう見ることができるようだが、表示がおかしいところもある。こういうのはふつうどうするんだろう。
- 朝日新聞と毎日新聞も入れてみたが、無料版だと一部しか読めない。これはあたりまえか。
- なんか、以前に、ガンダムの先生がデモをして見せてくれたようにはなかなかいかない。この方面も探求が必要と思われるが、探求のしすぎに注意することも必要。
- そういや、中延の人が持っていたから、そのうち使い方を伝授してもらおう。
- 帰宅後、iPadを自宅の無線LANにつなぐ作業を行う。
- 以前にiMacを苦労してつないだ経験から、今回も、192.168.11.1でAir Stationに接続して必要情報を見ようと思ったら、なぜか接続できない。しかし、[[BuffaloのFAQ|http://buffalo.custhelp.com/app/answers/detail/a_id/2264/p/1,2,291,287/session/L3RpbWUvMTMzMDM0ODU2MC9zaWQvU0YyNTNMUms%3D]]を見ると、そもそも暗号キーは、本体の側面のシールに印刷されていることがわかった。なんとなく、キャッシュカードに暗証番号を印刷しているようで気味が悪いが、とにかくこの暗号キーを入力することで無事接続完了。これで、研究室と自宅でiPadをネットにつなぐことができた。あとは、これ以外のところでどうやってネットに接続するかだが、やはり、可搬無線ルーターを手配すべきなのかな。
Tuesday, 28th of February 2012
- 昼過ぎから院試の採点。二回目なので段取りがわかっているのは楽。予想以上に時間がかかり、夕方遅くに終了。
- iPad環境整備の一環で、有名アプリを入れてみる。まずは、i文庫HD、800円なり。これはすごい。数百冊の本がすでに入っている。漱石、鴎外、太宰など、ふだんあまり読みたいとは思わないものが==無駄に==入っている。思わず鴎外の『舞姫』とか少し読んでしまった。しかしこれで本格的に読書したらひどく目が疲れるのではないか。
- もうひとつ、GoodReader for iPad。450円。これもかなり凝った作り。PDF形式で取ってきた論文などを、メモをとりながら読むにはこちらのほうがいいのだろうか。
- こういうことをしていると、iPad用のケースが欲しくなったりするが、純正のものなどはけっこう高いので、こちら方面は少し抑制することにしよう。道具というものは使い倒して傷だらけになっているくらいがカッコイイのだ。(抑制)
Wednesday, 29th of February 2012
- 閏年なので今日は2月29日。師匠の命日でもある。もう4年になるのか。その間いろいろありました。
- 昨夜から雪。5cmほど積もっている。日中も気温が上がらない。
- http:my_images/2-29-12.png
- 記録のために書いておくと、今日、ようやく洋室3のエアコンが付いた。本来、引っ越しの翌日に付いているはずのものだが、排水管用の穴の開け方が独特だったため、管理会社、施工会社、現場職人のあいだで何度かやり取りがあり、時間がかかった。今日も、「物理できにできない」と主張する職人さんと「ふつうにできる」と主張する施工会社が直接電話で話をしながら作業をしたようだ。
- あとは、工場のような音を立てる給湯器の交換。発注しているのになかなか工事の日程が決まらない。安息日はいつになることやら。
- 英字新聞は長らくKindle版のFinancial Timesを読んでいたが、このたびiPadのNew York Timesに変更した。前者が $27/month なのに対して、後者は、1,700円/月。料金も安い。
- Kindleの方が読みやすいという意見をよく聞くが、新聞や雑誌などはiPadの圧勝に思える。文字だけならKindleに軍配が上がる場面もあるが、写真や動画や音声にかんしては勝負にならない。
- 仕事でも使ってみる。例によって本を読んでいると出てきた雑誌論文をオンラインジャーナルを使ってダウンロードしてDropBoxに保存。これをiPadのGoodReaderから読む。
- 以前、ガンダムの先生がデモしてくれたのはこういうことだったのかもしれない。読みながら、重要箇所に下線を引いたり赤丸で囲んだりできる。まだやってないが、画面のキーボードを使ってメモを書き加えることもできそうだ。10ページくらい読んだが、とくに目が疲れるというわけではない。
- Kindleは、単語にカーソルを持って行くと、下の小さな窓に辞書が表示される。iPadではこのままの操作はできないが、複数のアプリを起動して簡単に行き来することができるので、裏で辞書アプリを起動させておけばすむ。アプリ間の行き来は、四本指で画面を横方向にさわさわ〜っとさする。
- Kindleにもいい点があるとは思うが、今のところ、iPadがすべて取って代わる勢いだ。iPad用のKindleアプリもあるし。あやうし! Kindle!