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Memoranda Personalia 2012-10 Monday, 1st of October 2012
おおう10月。
しかし暑い。太陽高度は明らかに下がっているのに真夏の日差し。
==この忙しいのに==降って沸いた業務を片付けるために出勤。
金曜の昼から、王将、カレー、焼きそば、コロッケとガッツリメニューが続いたので、朝の体重があってはならない値に。今週はちょっと注意しよう。金曜日はたしか健康診断だし。
体調関係の記録をしておくと、8月25日に発生した頭痛は、その後も良くなったり悪くなったりでだらだらと続き、ようやく先週の半ば頃に終息の気配が出てきた。昨日は、妻に背中押しをしてもらったら、左の腰のあたりがかなり痛い。どうやら左半身が全般的に凝り固まっていたようだ。おかげで今日はかなり楽な感じ。
Tuesday, 2nd of October 2012
講義は不変性について。変化と運動について熱く語る。
昼食はパン。体重管理的観点から山食はしばらく中止。
面談一件。最近(というかここずっと)これ関係でかなり時間を取られている。
別件で文書作成。MS Wordのテンプレートに作成した文書がうまく印刷できず、余計な時間を食う。最近、TeXばっかり使っているのでWordくんがへそを曲げたか。
ゼミは身体の適切性について。「人間の身体はもっとも感覚に適している」という無茶な主張をやっている箇所なので紛糾を危惧したが、あまり反論が出てこないことに逆に衝撃を受ける。
サブゼミは失礼して明日の会議関係の書類の準備。
夜は別件の予習。
Wednesday, 3rd of October 2012
毎日新聞のTAP-iというのをiPadに入れてここ2ヶ月ほど購読したが、いよいよ無料お試し期間が終了するということで、アプリを削除する。たしかに写真とかはきれいで、暇つぶしに眺めるにはいいところもあるが、いかんせん、アプリの出来がいまひとつ。
New York Times(1,700円/月)と比較するのは野暮かもしれないが、NYTの方は、技術的なことはよくわからないが、読んでいるうちにバックグラウンドで最新情報がダウンロードされる。それもおそらく記事単位でやっているので、たとえば「国際」関係のページを開くと、その段階でダウンロードが始まり、数秒で最新情報が出てくる。TAP-iは、全部のデータを一度にダウンロードするので、WiFi環境でも数分かかる。これが一番の欠点。
写真はたしかに紙の紙面よりも格段にきれいだが(ウチは毎日新聞を購読している)、全画面写真というページが何ページも続くのは好みが分かれるところだろう。私は勘弁してほしい。NYTのように、写真はサムネイル表示にして、見たいと思う写真を全画面・高画質で見られるというふうにやってもらえないか。(応援球団以外の野球選手の写真が延々続くのは耐えられない人が多いだろう。)また、たとえばオリンピック期間中、NYTのオリンピック特設ページでは、数百枚の競技写真がサムネイルで表示されていて、選択して拡大表示することができた。おそらくweb上の別のサーバーに置いている写真にアクセスしていたのだろう。TAP-iの写真は全部ローカルにダウンロードされるので、きれいだが高々数枚である。このへんの設計思想も残念。
文字情報の量も、詳しく調べてみたわけではないが、紙の新聞よりも格段に少ないんではないか。NYTだと、全部読んだら数時間かかりそうなほどの記事があるが、TAP-iは、15分くらいで全部読める。
こういう試みを無料で提供したことは高く評価するし、自分も楽しんだ部分があるが(ちなみに、前田敦子はTAP-iの記事でidentifyした)、これに900円/月(毎日新聞購読者は500円/月)を支払うかどうかは微妙なところ。購読アプリの性能がNYT並みに改善されたら再検討するかもしれない。
Thursday, 4th of October 2012
真理論ゼミは第3問第2項から。最初に、Critical Editionのapparatusの鑑賞方法など。
後期からは、受講者全員が和訳に挑戦してもらうことになっているので、さっそく何人かにやってもらう。最初だから苦労しているみたいだが、そのうち慣れますから。急がば回れの文法確認が重要。
モノロギオンは、21章のあたり。ここでもたまたま写本の写真があるので、省略記号のお勉強を少しだけ。
授業後、某件についての面談。
帰宅すると6時半。目黒通りをさくっと1時間ジョグ。
明日は健康診断なので、なんちゃってビール(0.00%ビールを我が家ではこう呼ぶ)を一缶。
夜も某予習。なんかやっぱり多方面のメールが飛び交っている。みなさん夜は休みませんか。
Friday, 5th of October 2012
来週はいろいろと忙しいので健康診断を今日やっておくことに。9時からなので8時半前のバスに乗る。8時台のバスは混んでいる。
昨日今日と、朝はひんやりしているのに日中急激に気温が上がる。今日も、予報最高気温が29℃とかになっているので、半袖で出勤。日中はこれでも暑いくらいだ。
健康診断は二回目なので勝手がわかっている。レントゲン撮影のためにTシャツに着替えさせられるので、最初から部屋で渋い色のTシャツに着替えて出て行くと、朝早いこともあって事務の方々がたくさん。みなさん、スーツで出勤しているせいか、ふつうの下着のシャツになっているのでかなり浮く。
やっぱり腹囲測定で、かなり成長のあとが見られる。こういうとき、「ちょっと脂肪があまってるので、ちょっと吸引しておきますね」とかいって、ちゅちゅっと吸い出してもらえないものか。
最後に採血をして終了。
朝は絶食だったので、健康診断が終わったらすぐ食べようとコンビニでいろいろと買い込んできた。できるだけ、ふだん朝食に食べているものを網羅するようにした。
*牛乳
*コーヒー
*卵ハムサンド
*野菜ジュース
飲み物が多すぎないか。いつもはこれに「とろりんシュー」などのおやつを加えるが、今日は昼から別キャンパスで授業なので、おやつはなし。
昼食はココイチでポークカレーの5辛。体重管理的観点からしばらく山食をやめていることとの整合性が問われる。
健康診断のあとは事務的気分が盛り上がって各種書類をいろいろと作成。この因果関係についてはよくわからない点がある。
本社から教養キャンパスへの経路だが、大きく分けて二つある。
#三田から三田線で目黒。目黒から東急目黒線で日吉。(直通)
#田町から山手線で品川。品川でJR横須賀線に乗り換えて武蔵小杉。そこから7分くらい歩いて(遠い!)東急の武蔵小杉駅まで行き、東横線または目黒線で日吉。
かかる時間はどちらもほぼ同じ。違いは、
#乗り換えなしの直通。運がよければ座って行ける。30分くらい電車に揺られる。片道380円。
#二回乗り換え+7分の徒歩移動。まず座れない。乗車時間は15分ほど。片道330円。
これをぼんやり考えて、後者の方が楽だと感じたので、後者で行く。道中しみじみ思ったのは、昨年、教養キャンパスの近くに住んでいたが、ずっと前者の経路を使っていたということ。たしか一度だけ後者の経路で行って、品川で乗り過ごして新橋まで行ってしまったことがあり、それ以来使わなかった。
昨年は、前者の経路が楽だと思ったのに、どうして今年は後者の経路が楽だと思うのか。何かが自分の中で大きく変化したという感覚はあるが、何がどう変化したのかはわからない。
Tuesday, 9th of October 2012
授業二つのあと、某銀メダリスト祝勝会を兼ねたゼミコンパ。10名ほどの参加。途中から某プラトニストも参加して==異様に==盛り上がる。11時ごろ一次会が終了。さっさと抜けるが、その後、プラトニストを中心に二次会が行われた模様。さっさと抜けたのはいいが、その後いろいろJR車内で大変だったが、本人の名誉のこともあるのですべて忘れることにする。
Wednesday, 10th of October 2012
午前中は某推薦書書き。
午後、通信卒論関係面談連続3件。途中意識が飛びそうになるがなんとか持ちこたえる。
夕方会議。
某国際弁護士が日本に来ているという連絡が入ったので急遽三田で懇談。火曜水曜は、いちおう休肝日ということになっているが、昨日今日と、飲み会が入ってしまった。振替休日のシステムの構築が急がれる。
Thursday, 11th of October 2012
授業2つ。真理論ゼミは後期になってみなさん語学力がアップしたのか、少しずつ進行速度が上がっている。
モノロギオンの方は、やや難読箇所に遭遇。最初から話を再構築して整理しておいたので、なんとか乗り切ることができた。
このところ研究室が暑くて困る。10月になって当然のように冷房は使えない。しかし南向きで風通しが悪い研究室は、日中、窓を全開にしても30℃近くある。騒音対策で、廊下に面した校倉造のような壁をロッカーでふさいでいることも関係しているかもしれないが、なんとかならないものか。他の人はどう対処しているのだろう。
しかし最近研究室というものにたいする考え方が変わってきた。前のところは、防音や眺望がよく、「研究を行い、かつ、心身をリラックスさせて休むところ」というイメージだったんだが、この後半が跡形もなく無くなった。「研究や業務を行い、一時も気を抜いてはいけないところ」という心構えじゃないとかえって疲れる。
Friday, 12th of October 2012
Firefoxを起動してdeliciousブックマークプラグインでツールバーに表示させたFavorite Tagsの中の"daily"タグを全部開くことから一日が始まるが、Firefoxが16.0.1にバージョンアップしたらそのプラグインが使えない。これはたいへん困るので、google様にお尋ねするといろいろ対策が書いてある。しかしどれも面倒だなとおもっていたら、それ用のプラグインがあるみたい。さっそく[[Disable Add-on Compatibility Checks 1.3|https://addons.mozilla.jp/firefox/details/300254]]をインストールしたらあっさり動く。ありがたや。
しかし、このdelicisouのプラグインは、もう長い間更新が止まっているようなので、本格的に使えなくなる前に抜本的な対策を考えねば。
Saturday, 13th of October 2012
ようやく秋らしい天気になった。湿度も30%台と低い。ついふらふらとGR Digitalを持って散歩。秋の雲が出ていたので空を撮影しながら歩く。
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コースの概略は、林試の森→目黒不動尊→目黒川べり→中目黒→祐天寺→学芸大学。Google Mapで測定したらだいたい9kmをてくてく。
昼食を食べ損ねたので、目黒不動尊の門前の団子屋で、みたらし団子をひと串。あと、おやつにシュークリームと抹茶オレ。糖分の摂りすぎかも。
Sunday, 14th of October 2012
地球は太陽の周りを回っている。人々は、自分が生まれてから地球が何周太陽の周りを回ったかをとても大切だと考える。私の場合、この日でちょうど51周を回り終えたことになる。ぐるぐるとご苦労様です。52周目も元気に参りましょう。
ちなみに51という数字は3 x 17で、17という若々しい数が含まれているので好印象だ。
日曜日と重なるのはめずらしいので、奥さんと昼前から東98のバスに乗って東京駅南口へ向かう。昨日、アド街でたまたまやっていたこともあり、かなり混んでいる。このバスは、左の窓側に座ると、東京タワーや皇居など、観光名所がよく見えるので、左の窓側に座れるといいなと思っていたら、途中で運良く席が空いて奥さんを座らせることができた。
丸善で必要文具や文庫本を買い、黒塀横町のカレー屋でビーフカレー。その後、大丸に行ってお買い物。ネクタイを買ってもらう。
夜はステーキを買ってきて自宅で焼く。用意していた赤ワインで乾杯。最近、赤ワインの味が少しわかるようになってきた(ように思う)。以前に集中的に勉強していた頃はよくわからなかったんだが、こういうのも時間がかかるものなんだろうか。
Monday, 15th of October 2012
朝の読書時間は、このところ、サイモン・シンを読んでいた。本日目出度く『宇宙創成』を読了。原書は''Big Bang''という名前で2004年に出ている。天動説の話から始まって、COBE衛星による宇宙マイクロ波背景放射(CMB放射)
の原初的揺らぎの観測まで。このあたりは、前々から興味を持って一般向けの本や雑誌を読んでいたが、初めて知るようなことも多かった。
フレッド・ホイルらの定常宇宙モデルが、意外にしっかりした理論で、それを否定するためにはCMB放射の観測による実証が必要だった、というあたりが印象深い。欲を言えば、インフレーション理論や暗黒物質、ダークエネルギーのような最近の話、それから、ビッグ・バンが起こった理由についてももう少し突っ込んでほしかったが、そのあたりはまだ一般向け解説書に書けるほど理論が安定していないのだろう。ぜひ、そのうち第2版を出してほしい。
あと、教会など有神論との関係にも何度か言及しているので、『神謎2』の第7章の副読本としてもお勧め。
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Tuesday, 16th of October 2012
授業二つ。
寸間の方は今日から永遠について。それに先立ち時間とは何かという話から。アリストテレスの有名な「より先とより後にかんする運動の数」という定義は、たんなる連続的な運動ではなく、セシウムなどの振動をイメージするとわかりやすいという話など。
ゼミは、魂が身体に光を通して結合されているというような説の批判について。そもそもこの時代の光とはなにか、というあたりで難しい。『チャート式 中世自然学』というような参考書がほしい。
ふと気付くと某学会が来週末。平日は授業準備がたいへんだし、今週末もいろいろあるし。いつにも増して効率的な時間配分が求められる。
Wednesday, 17th of October 2012
会議一件。
授業準備。
某学会用電子紙芝居作成。
某氏からの問い合わせを受けて、基金室や管財部へ電話。
重いメール一通。あと、手書きメールも一通。
Thursday, 18th of October 2012
授業二つ。
真理論ゼミは明らかにレベルが上がって、前期のような基本的文法事項で時間が取られるということがなくなってきた。こちらの直観的な読み方に対して反論が出たり、その反論の方が正しかったり、大変よい傾向だ。
アンセルムスの方は、いきなりモデルに引きずられて間違った説明をしてしまい少々焦る。その後のテキストの内容があまり難しくなかったので、なんとか途中で立て直すことに成功。
これまで欠席者がいると、その担当部分は私がやらざるをえなかったが、こちらも受講者の力がついてきているので、適当に指名すると難なくやってくれる。すばらしい。
某氏の訪問を受けて某案件の相談。その後、某氏と面談して某資料を提出。(なんのことやら)
台風接近で風雨が強まる中、来日中の国際弁護士(親指を立てて頭を振る人ではない)と出撃。有楽町の「ねぎし」へ。なんでも日本でこの店の牛タンを食べて感激したんだとか。たしかに柔らかくて美味い。焼き肉屋じゃないので、皿に盛った牛タンがだんだん冷えていくのが残念だが、こういうふうに肉を柔らかく食べるという発想はアメリカ人にはないだろう。
その後、ますます風雨が強まる中、近所のニッカバーでブラックニッカを2杯ほど。「バー」という日本の文化にも触れていただく。日付が変わらない程度に帰宅。
この人と会うと決まってBlackberryが欲しくなる。お財布ケータイに対応していないから実用的じゃないんだが。
Friday, 19th of October 2012
夏休み中に読んでいて、新学期が始まってしばらくばたばたしているうちに、その存在を忘れてしまっていた論文群が再発見されて焦る。前々から思っているが、もっと研究日誌(研究ノートじゃなくて、何を読んだか、何をやったかの記録)をきちんとつけないといけない。この方面は、これまで、PC上のツールを主に使っていたが、そういうんじゃなくて、アナログの「業務日誌」のようなもの[[(たとえばこんなやつ)|http://shop.jmam.co.jp/diary/1269063_1377.html]]を一冊用意して自宅においておくべきではないか。
そう考えて、授業後、本屋でその手のコーナーを見に行くと、すべて来年1月始まりのものになっていた。時期的に当然。しかしまだ今年は2ヶ月以上あるので、どこかで今年の日誌を入手したい。
遺族会関係で義父母が上京しているので、授業後、そのまま電車を乗り継いでホテルまで行く。東西線の「竹橋」という駅の近くにあるホテルなので、近所の店で一緒に夕食をとろうと気楽に考えていたら、なんか陸の孤島のようなところで近所に手軽な店など一軒もない。ということで、そのホテルの12階にある中華レストランに行く。窓から空樹や都市高速が見えて眺めがよかった。
Saturday, 20th of October 2012
季節がいいので昼前から少し散歩に出かける。少し歩いたところにある八幡宮の境内に座っていると、街中とは違う秋風が吹いて精神を乾燥させてくれる。
夕方、はとバスの東京観光から戻った義父母のホテルに行く。やはり一日観光したあと食事に出るのは体力的に難しいので、そのホテルの12階の昨夜とは別のレストラン。せっかく12階なのに窓がないのは残念。
Sunday, 21st of October 2012
義父母は今日の夕方の飛行機で帰るそうだが、一度大学も見ておきたいというので10時に大学で待ち合わせ。高田馬場大学生の姪っ子も参加。狭いキャンパスなのでぐるっと一回りして終わり。何かの試験があるみたいで、人々が足早に行き来しているのでやや落ち着かない。研究室は例によって暑い(!)ので、一階の談話室でお茶を飲みながらしばらく休憩。その後、タクシーを呼んでもらって昼前に皆で自宅へ。
昼食後、昨日下調べをしておいたコースをたどって近所を散策。天気がいいのでやはり気持ちがよい。
Tuesday, 23rd of October 2012
久しぶりに朝鮮半島の方から寒冷前線を伴う大規模な低気圧がやってきて、今日一日かけて列島を通過する予定。寒冷前線の通過は、台風と並んで、気象現象の花形と言える。小学生か中学生の頃、この仕組みを知って、本当に大気が入れ替わるのを感じて、ものすごく大きなシステムが動いているのを感じて、ドキドキしたことを覚えている。今日もドキドキしている。(星座が本当に見えたときもドキドキした。)
今のところ、東京地方は南寄りの風が吹いているので、これが北寄りに変わる頃がクライマックス。明日は冷たい大気に入れ替わっているはず。
先日書いた研究記録帳だが、[[能率手帳のページ|http://shop.jmam.co.jp/diary/1259640_1377.html]]から注文したものが[[さっそく届く|http://ueeda.sakura.ne.jp/mt/memo/2012/10/post-730.html]]。3,000円以上だと送料無料になるのにつられて、来年のものも一緒に購入。めでたく今日から研究記録をつけられるようになった。あらためて実物を手に取ると、もう少し書くスペースがあった方がいいかもしれないと思う。
西日本哲学会の大会案内が届く。今年は別府大学なので湯治を兼ねて(おいおい)と思っていたが、なんか学内業務と重なっているみたい。某博士さんの新機軸発表を聞きたいが、今年は不義理をすることになると思います。
Wednesday, 24th of October 2012
11時現在、外気温約18℃。研究室内気温27℃。冷房を入れたくなるレベル。
昨日は、午後3時頃に風向きが変わり、その後徐々に気温が下がり、最終的に約8℃ほど下がったようだ。
風向きのグラフをつけてみた。縦軸は16方位を使って風向きを簡易的に数値化している。ほぼ真逆に変わっていることが読み取れる。
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先ほどのグラフでは、気温変化との関係がわからないので、気温変化と風向変化のグラフを作ってみた。赤線が気温。風向は、気温に合わせて前のグラフとは違う操作で数値化している。
これを見ると、風向きが変化する少し前に、気温が下がる前兆があり、風向きが変わってからワンテンポ遅れて気温が急激に下がっている。いろいろと趣深い。
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通信教育課程の卒論指導一件。なかなかしっかりした文章を書いてきているので感心する。しかし、古式ゆかしい「ワープロ」を使っているそうで、なるほど半角の漢字がちらほら出現するし、注なども手作業なのでたいへんそうだ。しかしワープロだから、ああいうしっとりした文章になるのかもしれないとふと思う。
卒論指導のあと疲れたので床屋へ行く。運良く、若い方の大将にやってもらう。一時間以上たっぷり使って前と同じくらい短く刈ってもらった。
Saturday, 27th of October 2012
名古屋大で関哲。依頼発表という名目で招集され、初日の最後の枠で発表。この学会は、京都時代によく出席して勉強させてもらったが、その後、日程的に他の学会などと重なることが多く、ずっと出席していなかった。久しぶりに行ってみると、大変な盛況で、活気があり、これなら今後もできるだけ出席したいと思った。
発表の方は、昨年あたりから小出しにしている例の新しいエッセ解釈モデルの話。愛用のLets noteくんとレーザーポインターくんのおかげで、つつがなく進行。やはりY田先生の講義を直接聞いた人たちが多いせいか、反応がよい。中世以外の人たちから貴重な意見を数多くいただく。今後あらたにやってみたい方向も見つかり、大変有意義であった。
懇親会も盛況。久しぶりの人にも会って発表を絶賛されてうれしかった。その後も、食事をとる暇もないくらいいろんな人にいろんなことを言われたり言ったりして過ごす。
栄に移動して二次会。ここも盛況。12時頃まで歓談。
ホテルは二次会場から歩いて行けるところだが、なんか、ハロウィンパーティーの仮装集団が暴徒化寸前のような有様になっていて、大音量の音楽が流れるわ、救急車が通るわ、わーわーぎゃーぎゃー叫ぶわ、もうひどい有様。その中をスーツ姿で平然と歩いて、祭りの屋台のような状態のコンビニで平然と明日の朝食を購入。ホテルの中もひどいのかと覚悟したが、意外に静かで助かった。
【教訓】10月末の土曜の夜の栄には注意しましょう。
Monday, 29th of October 2012
発表Aが片付いたので、引き続き発表Bの準備に移る。ふと気づくと来週末でないの。ひどい。こちらの方は専門家が多いこともあり、パワポで==ごまかす==プレゼンするよりも、テキストを読んでもらう方がいいと思うので、ちゃんとしたレジュメを作る予定。
会場は文教大学==茅ヶ崎==湘南キャンパスなので、例の湘南新宿ラインを利用して自宅から通うつもりだったが、昨日かんてつの会場で話をしていて、懇親会がある初日のあとは、茅ヶ崎近辺に宿泊した方がいいんではないかということを言われ、それもそうだと考えてあわてて宿を探す。幸い、東横インが空いていたので予約を入れる。
Tuesday, 30th of October 2012
授業二つ。スンマの方は内容が少ないのでトマスの真理論をさくっと概説。「トマスは主観も客観化するようなところがある」という逸話に反応あり。
ゼミは第1部第77問に突入。量が多くて大変なところだが、発表者の準備が行き届いていて無事に進行。しかしやはり時間切れで来週に少しずれ込む。これはしょうがない。
卒論指導一件。山に登りたいならヘリコプターなど使わずに自分の足で一歩ずつ登り始めましょう、というような話。
合間に診療所でいつもの薬をもらう。ここは当番でいろんな医師が詰めているが、今日の人はよく言えば丁寧、悪く言えばいくらでも言える(おいおい)というような人で時間がかかる。
先週末の発表について、いろいろとメールをいただく。ありがとうございます。提供できることと求められていることとの需給関係がわかって有益。忘れないうちにhowmにメモを作り、howmにメモを作ったということを業務日誌に書いておく。
来週末の発表についてもメールのやりとり。その後、事務局と評議会の議事についてあれこれ。
Wednesday, 31st of October 2012
研究者必携と言える''Cambridge Companion to Medieval Philosophy''の全訳がついに出たようだ。京大中世哲学講座の面々による渾身の日本語訳。翻訳者全員+編集者が参加するメーリングリストを作り、訳し終わった人が自分の原稿をそのメーリングリストに流して回覧し、みんなで寄ってたかって修正し合うというシステムで作り上げた。個性豊かなメンバーが最後まで流血の惨事を引き起こすことなくゴール地点まで到達できたのは監訳者の人徳のたまものと言わねばなるまい。私もちょっとだけ参加しているので、買いたい人は相談してください。
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オリジナルはこちら。Kindle版もあります。
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先週末の発表から来週末の発表(シンポ)に切り替えるために(という理由を後付けで思いついた)、午前中授業準備を済ませたあと、ちょっと散歩に出る。
駅前のCoCo壱番屋で牛カレー5辛を食べたあと、電車で恵比寿へ。前から気になっていた[[東京都写真美術館|http://www.syabi.com/]]というところへ行ってみる。2階と3階の展示を見て回るが、期待が大きかったせいか、あまり感心しない。しかし4階の図書館は使えそうだ。
この美術館がある恵比寿ガーデンプレイスというところもはじめてだったので、せっかくだから高いところに上ってみようと39階レストラン街に直通のエレベーターに乗り込む。乗ってみると悪いことにシースルーで外が丸見え。さらに事態を悪くするのはそのスピードで、高層ビルにあるような高速エレベーターではなく、ごくふつうのスピードでゆるゆるゆると上っていく。ひいいい。昔からこういう夢をよく見るんだが、このことだったのか。なるべく外を見ないようにして、39階まで行くのをひたすら待つ。
いったん到着すると、見晴らしが良く快適。レストランも、それほど高級ではないようなので、ここも今後使えそうだ。窓の外を眺めて高さに慣れたせいか、下りは平気。飛行機も上昇するときはドキドキするが下降するときはそうでもないのと同じ現象だと思われる。
どうしても体がお休みモードに入っているので(という理由もあとから思いついた)、駅前でワインを買って帰り、職業野球日本選手権大会を観戦しながらいただく。久しぶりのAOCワインだが(言っていることの意味が今ひとつわかっていない)、さすがにバランスがとれて美味しい。夏の冷えた白ワインは以前からのお気に入りだが、このところ、ぬるい赤ワインの味も楽しめるようになってきた。