Memoranda Personalia 2012-12
Saturday, 1st of December 2012
- どの専攻に行こうかと迷っている一年生のためのガイダンス。できるだけたくさんの専攻を見て回れるように、1時間ずつ2回行う。これが来週も、専攻を変えてもう1セットある。非常に丁寧な企画といえよう。おかげさまで今回も盛況で、60人超の人が集まってくれた。
- その後、専攻スタッフでかなり濃密な会議。その後、駅前でさらに濃密な飲み会。
Tuesday, 4th of December 2012
- 夕方から教養キャンパスに移動して「地中海の魅力」というタイトルのオムニバス授業に出演。軽く考えていたら、企画の先生たち3名が座って聞いているし、学生も100名近くいて少し緊張する(ほんとか)。
- 電子紙芝居を使って簡単にトマスやスンマの紹介。これが地中海の魅力とどのような関係があるかは自分でもよくわからない。(おいおい)
- 授業後、この企画に関係する某氏と、さらに某氏が加わり駅前で懇親。前者の某氏はインフルエンザの予防接種をしたとかで早退。その後、後者の某氏とアイリッシュバーへ。この商店街にもいい店がある。その席で驚きのニュースが伝えられ深く感動する。
Wednesday, 5th of December 2012
- JRの窓口に並んでUターン切符を購入。10時過ぎに並んだが、余裕で買えた。
- 夕方から会議2つ。来年の入試関係の動員表が配布される。昨年は新人だったこともあり、たくさんの業務に自分の名前があったが、今年は激減していてたいへんうれしい。
Saturday, 8th of December 2012
- うかうかしていたらあっというまに一週間がすぎてしまった。
- 某学会某会議のため茗荷谷へ。この日はいろんな学会の会議が開催されている模様。皆様ご苦労様です。
- 前回は南北線と丸ノ内線を乗り継いでひどい目(というほどでもない)に遭ったので、今回はシンプルに山手線池袋乗換で行く。とてもかんたん。
- 見晴らしのいい会議室なので、ついつい外の景色に見とれてしまう。
- 懇親会は近所の居酒屋。隣で平均年齢65才くらいの女子会が開かれている。とつぜん「手のひらを太陽に」や「ふるさと」の合唱が始まったりして==異様な雰囲気==微笑ましい。
- 某先生らと二次会。地元の人が集うような、食事もお酒も出る店。女将さんは70才くらいで、髪の色は定番の紫。焼酎のお湯割りを中心に11時頃まで熱く歓談。たいへん楽しゅうございました。
- 帰りの電車は例によって混雑。12月に入ったせいもあるのか、とくに渋谷からの東横線はすし詰め状態。つり革を持たなくても余裕で押しくらまんじゅう状態で立っていられる。一年前なら翌日までダメージが残るくらいのカルチャーショックだっただろうが、こういうのにも慣れてしまった。
Sunday, 9th of December 2012
- 昨日の会議に関連してWeb上でいろいろと本を検索していたら、[[トマスの『神学大全』のレオニナ版がAmazonで数千円で売られている|http://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Denglish-books&field-keywords=Opera+Omnia%2C+Iussu+Impensaque+Leonis+XIII]]という信じられない事実に出くわす。
- 出版社はNabu Pressというところなので、少し調べてみると、[[こういうページ|http://www.shaftek.org/blog/2010/07/11/nabu-press-bibliobazaar/]]や[[こういうページ|http://pub.ne.jp/terrarium/?entry_id=3416443]]がヒットする。オンライン上にあるデータや、版権が切れた本を荒っぽくスキャンしたものを、簡単な製本をしてネット上で販売するところのようで、「出版スパム」と呼ぶらしい。Amazonで"Nabu Press"を検索すると、300万冊(!)近くがヒットする。
- 本を買うと言うよりは、オンラインで読めるものを数千円払って印刷・製本してもらうという感じか。たしかに紙媒体のものが手元にあると便利なこともあるので、こういうのがまったく無意味だとは思わないが、版権の問題などがグレーな気がするので、あまり積極的にはお勧めしない。
- ちなみに、トマスのレオニナ版全集は、以下のところから読めます。
- http://www.corpusthomisticum.org/repedleo.html
Tuesday, 11th of December 2012
- 授業二つ。今学期もそろそろ着陸態勢に向けて高度を下げていく時期になってきた。曜日によって残り回数が大きく違うので注意が必要。
- スンマ講義はいよいよ第11問に突入。
- ゼミは引き続き卒論の中間発表。比較的準備が進んでいた人なので論の展開に安定感がある。しかし題材としては難しいところなので、最終的にどう着陸するか、予断を許さない。
- 一度中間発表して、提出して終わり、というのも寂しいので、いちおうきちんと口頭試問(公開)をすることにした。日時などは未定。
- このところ某院生の姿を見ないのでどうしたのかなとゼミ生に尋ねると、「なんか最近オフになっているみたいです」という返答。もしやコピーロボット(パーマン)だったのか。
Sunday, 16th of December 2012
- 衆議院と都知事の選挙。近くの小学校まで出て行く。
- 昼頃だったのでもう少し混んでいるかと思ったがそうでもない。
- その後、散歩がてら八幡宮経由でダイエーへ。
- 昨日見たテレビの影響で、アイスクリームが食べたくなり、裏のコンビニでジャイアントコーンとチョコモナカジャンボを買ってくる。冬でも美味い!
- 夕方jog。先週は多めに走ろうと思ったが、週末の雨で水を差された。この冬は体と精神を鍛え直す予定。
- 二日休んだので体力に余裕がある。駒沢2周4kmの記録。
- #5' 47''
- #5' 07''
- #5' 21''
- #5' 01''
- 昔の選挙が、戦時中の用語を使って行われていたというのはまだ容認できるが、この時代になってもまだ、勝ったら万歳を叫ぶとか、土下座するとか、なんだか自分のふつうが通じない世界が展開されている。自分の周囲ではかなり変わってきたと思えることが増えてきているが、こういう方面については無力感をいかんともしがたい。
Monday, 17th of December 2012
- ふと思うところがあって昔の論文や出版物をPDFにして公開する作業を始める。教育面でも、学生さんたちにとって、先生の論文を読むのは一番勉強になることだから。後ろは振り返らない性質なので、昔のものを見つけ出すのは一苦労だが、なんとかこの冬の間には目処をつけたい。
- 小雨の中今日も駒沢公園へ向かう。
- 「だのに~な~ぜ~、歯を食いしばり~、君は行くのか~、そんな~にして~まで~」♪
- # 5' 56''
- # 5' 06''
- # 5' 35''
- # 6' 04''
- 小雨ということもあって人がいない。これでは倒れたときに助けてくれる人がいない。
Wednesday, 19th of December 2012
- 前のところでは「胃がん検診」と呼んでいた検診を、こちらでは「上部消化管検診」と呼ぶ。自分でwebから予約を入れ、まったく別の場所にある大学病院まで出向いて受診しないといけないのが面倒。
- じつは昨年は、この面倒だと思う気持ちが強すぎて、サボってしまったんだが、
- 今年はなんとかそれを克服して、勇気を出して通勤電車に乗り込む。家から1時間くらいのところで、電車は簡単な乗り換え2回で合計の乗車時間は30分くらいほど。しかし東急東横線とJR中央線が激しい混雑。これまで、終電の混雑がこちらでは最高度の混雑だと思っていたが、この朝のラッシュ時の混雑はそれ以上だ。寿司詰め状態の上を行く、押し寿司状態とでも言えばいいか。つり革を持たなくてもいいくらいにぎゅうぎゅう詰めになっている状態が前者なら、後者は、さらにそれから人をギリギリまで押し込んで、みんなが「ぐえ」と言うくらいの状態になっている。
- 検診自体は、腹部エコーの検査と、バリウムを飲んでぐるぐる回されるレントゲン撮影。だいたい1時間くらいで終了。
- その後、バリウムを排出するために下剤を渡されるが、その下剤が入っている袋の中に、この下剤を飲んでさっさと排出しないといかにひどいことになるかということが事細かに書かれた文書が入っている。腸に穴が空いたりするんだとか。ひいい。それはその通りなんだろうけど、あまりこういうのを強調すると、そのせいで神経質になって、煙突さんがつまる(古い!)人も出てくるんではないかと逆に心配。
Friday, 21st of December 2012
- はかせくんの新作が出た。さっそく筆者から送っていただく。どうもありがとうございます。
- {{isbn_detail "978-4326154241"}}
- 今回は、論文集ということだが、メタ倫理や応用倫理にかんする10本の論文が収められている。
- これまでどこかに発表した論文(をバージョンアップさせたもの)がほとんどだが、新作もあるみたい。はかせくんの文章でいつも感心するのは、独りよがりにならず、つねに広い視野で過去から現在にいたる研究動向を見渡しつつ、その学問的共同作業の中で自分が貢献できるところを見極めようとしているところだ。そういう意味では(もういろいろ突っ込まれているようだが)「伊勢田流世界」という帯の言葉は、本人の意図とはかなり違うんではないかと思う。
- 倫理学に興味がある人はもちろん、どうも論文の書き方がよくわからないなあと思っている学部生・院生諸君にもお勧めできる。
- 精神的にはいろいろあってたいへんだが、肉体的には順調にリハビリが進んでいる。
- 駒沢2周。
- # 5' 54''
- # 5' 47''
- # 5' 07''
- # 4' 45''
- 最後の1kmは、過去最高タイム(たぶん)だが、そんなに飛ばしたわけではなく、最後に少しスパートをかけた感じ。このくらいのタイムでコンスタントに走れるといいんだが。新しい感覚としては、ストライドを伸ばすんじゃなくて、ピッチを上げることに可能性を感じた。
Saturday, 22nd of December 2012
- 従兄弟の結婚披露宴に出て行く。先日上部消化管検診があった病院の近所の比較的有名な宴会場。身内というのは大人になるとなかなか会う機会がないもので、久しぶりの人たちと会って歓談。会場も、中庭がきれいで、都心であることを感じさせない。
Sunday, 23rd of December 2012
- 駒沢2週。最後の1kmは4分30秒で行こうと思ってほぼその通りのタイム。
- # 5' 39''
- # 5' 11''
- # 5' 49''
- # 4' 31''
- 帰路は疲れて所々歩く。
Monday, 24th of December 2012
- キリスト生誕ミサ前夜祭なんでせっかくだから雰囲気を盛り上げようということで、妻と近所の教会に出向く。いつもはないオブジェが設置されていたりしてそれなりに努力の跡がうかがわれる。
- {{picasa "http://lh6.ggpht.com/-FxiuxfaPpNY/UNmzEhNWjxI/AAAAAAAACw8/0uwdKl29-1I/s512/R0013790.JPG", ""}}
- 中に入って天井を眺めたりする。
- {{picasa "http://lh5.ggpht.com/-3x0AdXhKytA/UNm0JthNd5I/AAAAAAAACxQ/_Ey18ITco2U/s512/R0013792.JPG", ""}}
- しかし終日『神学大全』を読むというような生活をしているのに、雰囲気を盛り上げるためにこういうところに出向くというのもなんか変な感じだ。
- 夕食はわが家の伝統に則って、大きめのステーキと赤ワイン。働き出して胃腸が元気になった妻も大きめの肉をぺろりと平らげる。
Thursday, 27th of December 2012
- 真理論ゼミは目出度く第2項を読み終える。前期は参加できなかったメンバーも、ちゃんと訳せるようになっているのが目出度い。
- モノロギオンゼミの方は、恒例の発表会。発表というよりは、もう一度読み直しているような感じになって難渋する。これはテキストの難しさ(参加者の相対的な実力)もあるので、今後の課題としたい。
- ジョギングは時間の都合もあり駒沢は1週だけ。4' 30''/kmのペースを確立したいが、なかなか難しい。
- 浅草の平成中村座は、観客は「たばこ以外は何やってもいい」んだとか。たぶん自分の授業の受講者についても同じような基準を言ってきた。もう少し自由にやってもらいたい。
Friday, 28th of December 2012
- ようやく年末年始休暇に入る。
- 年賀状を作成。と言っても、今年は奥さんが作成したものをそのまま使わせてもらう。例年のように、仕事用と家族用を分けることもしない。だんだん何事もシンプルになっていく。
- ここ数年、年賀状の量をできるだけ縮小する方向に舵を切っているので、現在出しているところはかなりの精鋭と言える。ここからさらに絞り込むかどうか、あまり少ないのも寂しい気がするし、来年あたりは新規顧客の開拓にも取り組みたい。
- 走ろうと思ったら雨が降ってきた。
- 夜はキムチ鍋。久しぶりだとビールがうまい。
Saturday, 29th of December 2012
- 午前中にアトレに行って帰省中の部屋着を調達。かさばらず、温かいという条件を満たすのは、今のところユニクロのフリースしか思い浮かばない。現在、冬の部屋着は、白の上下と黒の上下。それぞれ「白くま」「黒くま」と家庭内的に呼ばれているが、今回調達したのは柄物なので、うまい呼び方がわからない。白っぽいのと黒っぽいので、やっぱり、「白くま」「黒くま」と呼ばれることになるだろうか。