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Memoranda Personalia 2013-03 Friday, 1st of March 2013
9時から単位計算という==謎の==会議。この大学は、学則上、けっこう簡単に退学になるようになっているので、あまり簡単に退学処分にならないように、単位が取れていない学生の状況を把握しておきましょうというような趣旨と思われる。このあたり、私立大学っぽいと言えばいいか。
10時半から専攻振り分け会議。会議といっても結果の表を見せてもらうだけだが。ほぼ例年並みの希望者があったようで、ほっと胸をなでおろす。
風が強く雨が振りそう。昼食を買いに学外に出るのが億劫な感じだったので、久々に山食でカレー。ずっと昔から食べているようなデフォルト感がすごい。
午後からまた会議。なんか変な委員になってしまって、そのせいで4月の某学会に行けなくなってしまった。念のため「学会を優先させたらダメ?」と聞くと、「許可が下りんでしょうな」と言われる。
5時半から学部懇親会。この席で退職者のスピーチがあるが、今回は10名近いので、軽く一時間は立ったままスピーチを聞くことになるのを覚悟したが、最初に立った我がセクションのボスが、短くキリリとまとめたスピーチをしたせいもあり、後続の人たちもその尺でスピーチ。結果的に、あっという間に全員のスピーチが終わる。びば。それぞれの話が、短くても内容があり、聞いていて退屈しないのに感心した。
二次会に誘われていたが、やや体調的に無理があると判断し、たまたまタイミング的にうまく抜けられたこともありそのまま帰宅。外は激しい雨。
Sunday, 3rd of March 2013
いい天気という予報だがそれほどでもない。
奥さんがちょっと体調を崩しているので、午前中ダイエーで買い物をして、家で昼食を食べ、==ちょっとパズドラをして、==暇なので、教えてもらった渋谷の陶磁器美術館に出かける。
場所については、ぼんやり、区役所の筋を西へ、と思っていたら、けっこうややこしいところで、かなり大回りをしてしまう。渋谷は初心者には難しい町だ。正しくは、文化村の左側の筋を行って左折、という感じ。ライブハウスやホテルが密集しているあたりからちょっと外れただけでまったく雰囲気の違う閑静な住宅街が広がっている。
鍋島の特別展で、三つの展示室に大量の鍋島焼きが時代別や意匠別にびっしり陳列されている。客は各展示室に5,6名という具合で、じっくり見られるのがよい。大河内山の説明などもあって懐かしい。その大河内山の作家の蕎麦猪口が展示販売されていて、丁寧な絵付けにぐっときたが、あまりふだん使わないし、そういうつもりではなかったので購入には至らず。
美術館全体としては、鍋島や伊万里に特化しているようで、備前その他のものがあまりないみたい。そういう全国的な広がりがあれば会員になってもいいかなと思っていただけに残念。
3時前に出かけて帰りは5時過ぎになってしまった。あらためて、日曜日の夕方の渋谷の混雑はすごい。言い古されているが、どこの祭りぞ、というのがやっぱりぴったり。
Tuesday, 5th of March 2013
入試など学務上の大きな仕事が終わり、細々した業務が散発的に入る時期になった。ようやく春休みという雰囲気。いわゆる春期研究期間というやつで、この間に来年度を乗り切る基礎体力をみっちりつけておきたい、と思う反面、どこからともなく、「一ヶ月くらい頭を空っぽにして次のステップに備えなさい」という声が聞こえてきたりして、なんとなく落ち着かない。
そういやこの日は、大学院の春入試に合格した二人を研究室に呼んで面談をした。いろいろと制度上のことがあって、大学院生が所属するいわゆるU枝研究室というのが組織されるのは来年度からなんだが、秋入試ですでに二名が合格しているので、なんと初年度から合計四名の研究室体制となる予定(入学手続きを確認していないのでまだ不確定だが)。あと、師範代の某博士とお姉さん役(おいおい)の某院生が引き続き参加してくれるとすると、実質的には六名体制ということになって、少なくとも見た目はまずまずの安定感。
などということを考えいていると、やっぱり来年度の授業の仕込みをもっとやっておかないと、という気分が出てきて、やはりいろいろと落ち着かない。
こちらに来てから学童保育の派遣社員をしている奥さんだが、職場の人の勧めもあって、今度、某区役所の非常勤職員に応募して試験や面接や実技を受けていたら、めでたく採用が決まったようだ。まったく知らない土地で、当初はいろいろやってみたがうまくいかないことが続いていたので、よくここまで頑張ったと思う。えらいぞ。
Friday, 8th of March 2013
世界野球大会の第二ラウンドとかで、今夜は台湾との試合。前半は元ヤンキースの王建民に抑えられて点が入らず、打線も相変わらず不活発。敗色濃厚だったが、九回二死から鳥谷選手の二盗のあと、井端選手が中前適時打。延長戦に入って中田選手の犠飛で勝ち越し、杉内投手で逃げ切るという展開。久しぶりにしびれる。やはり高校野球でトーナメントの戦い方を身に着けているのが大きいのか。
Saturday, 9th of March 2013
昨日は南風が強く気温が上がり(最高気温23.2℃)、室内にいても花粉の影響が出るほどだった。今日も気温が高いが、風はそれほどでもなく、花粉も昨日ほどではない。と、思って[[東京花粉ネット|http://pollen.tokyo-kafun.jp/kafun/index.php]]というサイトの花粉飛散マップを見るとびっくり。
{{picasa "http://lh3.ggpht.com/-14LD45nv2p4/UTrby7blNSI/AAAAAAAAC4Q/luuaTgeMBZs/s512/kafun0309.jpg", ""}}
自宅近辺だけが、まるで聖なる光に守られているかのように花粉が飛んでいない!!あらためて日頃の自分の行いの良さを実感する。(おいおい)
Sunday, 10th of March 2013
前線の通過にともなって、急激に気温が変化する。例によってグラフを作ってみる。
{{picasa "http://lh6.ggpht.com/-wQLilMUWCgM/UT0lIfTzBMI/AAAAAAAAC5E/JCRXaNg51L0/s512/3-11-13.jpg", ""}}
午後2時過ぎに外に出ると、街全体が砂嵐に巻き込まれたような異様な雰囲気。ニュースでも報道されていたが、「煙霧」と言うらしい。珍しい現象のようだが、地上のホコリが強風によって巻き上がったもので、あまりうれしくはない。
世界野球大会は、オランダと。カリブ海のオランダ王国構成国家キュラソー島出身選手が多いせいで強い、という報道がなされていて、そのとおりなんだろうが、キュラソー島を調べてみると、面積は444平方キロで、だいたい佐渡ヶ島の半分、種子島と同じくらい。人口は14万人というから日本の中堅どころの地方都市という感じ。なんでそんなところから、強力な野球選手が何人も生まれるのか。
試合の方は、鳥谷選手の先頭打者ホームランを皮切りに、本塁打6本で16-4の7回コールド勝ち。こんな小さな島に勝ったところで、やっぱりあまりうれしくない。
Tuesday, 12th of March 2013
世界野球古典という変な名前の大会の試合が頻繁に放送されているのでついつい見てしまう。今夜は、先日コールド勝ちしたばかりのキュラソー島とまたやるんだとか。序盤に8点が入り今夜も楽勝という雰囲気だったが、相手投手ががんばっているうちに徐々に追い上げられ、一時は2点差まで詰め寄られたが、最後にまた突き放して10-6で勝利。これで一位通過で本選に行くらしい。
もと巨人軍の桑田投手が解説をしていて、澤村投手について「彼ももうちょっと経験を積んで、力勝負だけじゃダメだということに気がついて、アウトローのコントロールを磨くようになると、もっといい投手になると思うんですけどね」と何度も何度も繰り返してつぶやいていたことが印象に残る。桑田ももうちょっと解説者としての経験を積んで、自分の思っていることだけを繰り返すんじゃなくて、選手やプレーのいい面を引き出すような明るい語り口に注意を向けるようになると、もっといい解説者になると思うんだがなあ。
Wednesday, 27th of March 2013
ぼやぼやしていたらあっという間に三月が過ぎてしまうぞ、と思っていたが、本当にあっという間に三月が過ぎようとしている。しかしこのことから、ぼやぼやしていたということが帰結するわけではない。
聖なる光がたまにしか花粉から守ってくれないこともあり、基本的に自宅にいるが、おかげで久しぶりにゆっくりと好きなことをして過ごしている。
{{isbn_detail '1575866323'}}
A. J. Ayerの有名な本を連想させる題だが、言わずと知れた一階述語論理のすばらしい独習本。初版は1999年に出て、邦訳(2006年)もある。これは2011年に出た第二版。初版の邦訳を買ってちょっとやってみたことがあったが、付属のソフトがうまく動かずに(うまくサーバーと接続できなかったように記憶する)、そのまま放置していた。
今回、新しいソフトウエアをインストールすると、MacでもWindowsでも問題なく動いたので、ここしばらくずっと楽しんでいる。
付属のソフトウエアには四種類あって、真理表作成ソフトのBoole、自然演繹による証明作成ソフトのFitch、世界と論理式の関係(!)を見せてくれるTarski's World、そして、練習問題の自動採点システムSubmit。それぞれによくできていて感心する。
とくに、孤独な独習者としては、練習問題を提出すると、瞬時に採点されて「あなたの証明は正しい。ひゃっほう」(実話)というようなメールが戻ってくるのがうれしい。
授業開始までに最後まで行けるか微妙なところだが、だいたい3分の2くらいまで終えたので、もう少しがんばって最後の完全性証明のところまで到達したい。一通り戸田山本を終えたけど、わかっているかどうか、今ひとつ自信がないなあと思っている文系の学部生、院生におすすめ。
なお、ソフトウエアは登録制になっているので、自動採点システムを使いたい人は、古本屋で買わないように注意しましょう。
{{isbn_detail '978-4766413137'}}
{{isbn_detail '978-4815803902'}}
Friday, 29th of March 2013
ローカルな話で恐縮だが、東98系統バスは、これまで、東急バスと都営バスの共同運行だったが、この4月から都営バスが撤退して東急バスだけになるらしい。
この共同運行は、乗客にとって少しややこしい面があって、都営バスは一律200円であるのに対し、東急バスは、東京駅南口−目黒駅間が200円、それ以外の区間は210円である。たとえば本社前から等々力操車場行きに乗った場合、目黒駅までで降りれば200円だが、そこを過ぎて乗車する場合には210円となる。問題は、こちらのバスは先払いなので、乗車するときに、これを払い分けなければならない点にある。ICカードで支払う場合、良心的に、デフォルトでは200円が引き落とされるように設定されているが、乗っていると「目黒駅を過ぎて乗車する場合、運賃が10円加算されるので、ちゃんと払ってね」というようなアナウンスが何度も流れる。
要約すると、本社前から自宅の最寄り駅まで乗車するときは、やってくるバスが東急バスか都営バスかを瞬時に判断し、前者の場合、乗車時に「目黒駅を過ぎます」と運転手(サービスクルーと呼ぶ)に告げ、運転手が料金箱のICカード車載器を210円にセットするのを確認してピッとやることが必要となる。今ではボーッとしながらでも一連の動作を難なくこなすことができるが、最初は都営バスなのに「目黒駅を云々」と申告して「は?」とか言われたり、東急バスで申告するのを忘れて(わからずに)、「200円しか払ってないのにどうしよう」とドキドキしたりしてたいへんだった。(ちなみに、この10円に対する厳格さは、サービスクルーによって違うようである。)
ともかく、こういうことが、今回の変更によってなくなってしまうわけだ。200円のバスがなくなるのは残念だが、物事が単純化してすっきりするのは気持ちいい。あと、日常的に利用するバスがほぼ東急バスだけになったので、あのあこがれの、東急バス全線定期券が視野に入ってきたのも大きい。
バス乗り放題というのはいかにも自由な感じがするが、しかし、この定期券は結構値引率が低いので、とくにそんなに熱心な通勤者じゃない私のような者は、まず元は取れない。自由は高くつくということか。(やや違う)