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Memoranda Personalia 2013-04 Tuesday, 2nd of April 2013
気分転換のつもりで始めた ''Language, Proof and Logic'' (2nd ed.)だが、どんどん==深みにはまって==面白くなって、思わぬ春の猛勉強となってしまった。そろそろ新学期の足音が聞こえ始めているが、あとちょっとがんばりたい。しかし、いま500ページを少し過ぎたあたりだが、あと60ページくらいあるんだなこれが。しかも一番手ごわいところが残っている。そろそろ新学期の準備に切り替えるべきか、あるいは、やり始めたものを最後までやることを優先させるべきか。
しかし、気分転換のつもりがこうなってしまったからには、新しい気分転換を見つけないといけない。なにかいい気分転換はないか。トマスでも読むか。(おいおい)
Monday, 8th of April 2013
うかうかしていたら、ついに春学期が始まってしまった。今年から非常勤をお願いする某先生が部屋にいらっしゃったので、しばらく雑談。このところ引きこもって別世界を旅していたので日本語が出てこずに困る。その後、一緒に教室へ。想像以上に受講者が集まっているようで、依頼した方としては、ほっと一安心。
念のため各種報告書や申請書を早めに準備する。意外に時間がかかる。これを明日、授業の合間にやろうとしていたのだが、絶対に無理だっただろう。このあたりの仕事の配分能力にもリハビリが必要。
ついでに明日の授業のレジュメを作成して印刷。昨年は初回に32名集まったので、今年は40枚印刷する。(こう書いておくと来年の自分がこれを読んで一年前の自分に感謝することになる。)
春の猛勉強、''Language, Proof and Logic''の方だが、予定通り一階述語論理の完全性証明のところまで終了。ぼんやりと理解が不十分だと感じていたあたりがすっきりして気持ちがよい。戸田山さんの本だと、命題論理の完全性証明は詳しく説明されているが、一階述語の方は、一応ちゃんと説明してくれてはいるんだが、少し駆け足になっていて、その他の部分に比べるとややわかりにくい。そのへんの手当てができたのでよかった。今後の研究に生かせるといいなあ。
Tuesday, 9th of April 2013
授業2つ。昨年32名集まったクラスは、40枚プリントを用意していくと、39名だった。来年は、もう少し余裕を見て45枚くらい準備していくといいだろう。
ゼミの方は、ご常連さん(?)を除くと少し参加者が少なく、将来に不安を感じさせる。量より質ということはよくわかっているつもりだが、ある程度の量が確保されないとなかなか質が上がらないのも現実。
教室が、狭い敷地に無理して作ったワンルームマンションの部屋みたいで使いにくい。さっそく当該部署に相談して、別の部屋に変更してもらう。同じように狭いが、無理して作ったような感じではないので、ちょっとはましだろう。
ゼミで何を読むか、だいたいこちらで提案したものになることが多いが、今年は参加者からの要望がどんどん出て、私の提案(STI-79)は早々に却下。その後、天使論(STI-50)か創造論(STI-44)かという話になり、けっきょく後者に決定。担当者はがんばってください。
筆頭?編者のお二人から送っていただく。ありがとうございます。
{{isbn_detail '978-4815807283'}}
大学の初年次教育や技術者倫理教育など、いろんなところで批判的思考(クリティカルシンキング)や科学(・)技術社会論というものが論じられ、本もたくさん出ているが、これは、サブタイトルが「クリティカルシンキング練習帳」とあるだけあって、ウソじゃなくほんとうに批判的思考を実社会の中で使うための練習帳である。遺伝子組み換え、喫煙、乳がん検診、血液型占いなど、身近な10個のテーマについて、それぞれデータに基づいた賛否両方の立場から、ある程度説得的な議論が提示され、その上で、その対立する議論について、批判的思考を行うというシステムになっている。じっさい、これだけ批判的思考が流通してくれば、むちゃくちゃな議論に対して理路整然と批判的に思考すればそれでおっけー、という簡単な話ではなく、いろんな「批判的思考」の中から、この場に適した批判的思考はどのようなものか、というメタレベルの判断が必要となる。実際の問題で難しいのはここだ。そういう意味では非常によくできた教科書だとおもう。関係者の努力に敬意を表する。
Wednesday, 17th of April 2013
なんか最近一週間に一度書くのがやっとという感じ。
新学期が始まって、そろりそろりと三年目のスタート。最初の年は震災直後ということもあって自分も周囲もどたばたしているうちに過ぎていった。昨年は、主観的にはかなり慣れて、さあやるぞと張り切って飛ばしたところが5月半ばのにってつの頃にはもう息切れしていた。今年は昨年の教訓を生かして、あまり最初から飛ばさないで、連休明けくらいからぼつぼつ始めて、徐々にペースを上げ、ようやく調子が出てきたなと思ったあたりで夏休みに突入するくらいのペースでやりたい。(だめじゃん)
哲学史(中世)研究の基礎訓練という新しい職責を果たすべく、トマス以外にボナヴェンちゃん(Bonaventura)やムレスナ(Anselmus)を読んできたが、今年は参加者の希望もあってガス(Augustinus)を読むことに。『三位一体論』の8巻から。それで予習がてらに==しょうがなく==読んでいるが、==まあだいたいこんなもんだな==意外に面白い。このあたりをやる研究者も必要だから、今後、演習の一つで恒常的に扱うようにしようかな。
今年も春先はスーツで出かけているが、今までと違うのは靴。これまで、足もとが大切ということで、がんばって革底の靴を履いていたが、滑るし、硬くて疲れるし、ということで、今はダイエーの靴屋で買った1万円以下のゴム底の靴を履いている。滑らないし、クッションがあって疲れないし、とても楽。スーツ姿の快適さが全体として22%ほどUPした感じだ。問題は、これからの季節、ゴム底の靴は通気性が悪いので、と思ったら、最近はその方面もいろいろ改善された商品が出ているみたいだな。
しかし本当は、革底で疲れず歩きやすい靴を探したいとは思っている。
Tuesday, 23rd of April 2013
この日はゼミコンパだった。幹事のおかげで早い時期に開くことができた。
総勢13名。正規の登録学生に加えて、院生や博士も参加して盛況。
一次会は、少し気取ったBarのようなところで、それなりに対応が難しかったが、なんとか乗り切ることができた。二次会はだれでも知っている大衆酒場。やっぱりこういうところの方が落ち着くな。
その後、流れ解散。日付も変わろうとしているのに、まだどこかで飲もうと盛り上がっていた人たちがいたようだが、大丈夫だっただろうか。
Saturday, 27th of April 2013
なぜかズボンを買いたくなり、ダイエーに行ってチノパンを一つ買う。これまで、ジーンズと同じように、いろんなサイズのなかから自分にぴったりのものを選んで買っていたように思うが、今回は、すそを計ってもらって、あとで取りに行くシステム。なんか面倒。
スーツの問題は、夏場をどうするかだが、とりあえず今年も例年通り、クールビズの時期になったらチノパンとポロシャツに大変身しようかと思っている。
Sunday, 28th of April 2013
天気も季節もいいので久しぶりに奥さんと散歩。まずは4月からの奥さんの職場まで歩いて付近の環境を確認。家探しをしていたときに見に来た商店街が意外に近くにある。3年目ともなると、近所の地理も少しずつわかってきているが、やっぱりこの複雑怪奇な町の構造は奥が深い。
たまたま目黒不動が縁日をやっているらしいので行ってみる。相変わらずなんだかんだとお寺の主張を書いた看板が出ているが、多くの屋台が出て人も集まって賑やか。ここで昼食を済ませもよかったが、自販機でお茶を買って、そのへんに座って休憩。
昼食はアトレ目黒のつな八。なんか、この時期に外出すると、天ぷらを食べる傾向がある。白魚(しらうお)の天ぷらが入った天丼をたいへんおいしくいただく。ちなみに、この白魚は、室見川で捕れて躍りで食される「しろうお」とは別の魚。