2012年から2015年にかけて使っていたemacsのメモ書きパッケージであるhowmが、まだメンテされていることに気付き、懐かしくて再インストールしてみる。しかしなぜかうまく動かない。あれやこれや悩んでいると、grepの代わりにripgrepを入れたのだが、その設定をちゃんとしてないせいだった。以下のように設定すると無事に以前のように動く。独特の操作感が懐かしい。
(setq howm-view-use-grep t) (setq howm-view-grep-command "rg") (setq howm-view-grep-option "-nH --no-heading --color never") (setq howm-view-grep-extended-option nil) (setq howm-view-grep-fixed-option "-F") (setq howm-view-grep-expr-option nil) (setq howm-view-grep-file-stdin-option nil)
M-x calc
で起動して、先に数字を入力してから演算子を入力する形で計算する。マニュアルを見ると、非常に高度な計算もできるらしい。iPhoneの計算機を起動するのが面倒なときに使えそうだ。C-x C-e
でelispを評価するのは知っていたが、*scratch* バッファで C-j
とやるのと大差ないだろうと思っていた。しかし、 C-x C-e
は、どのファイルからも使えるのが大違いで、これを使えば、あらゆる文書にハイパーリンクを埋め込める。たとえば、 (shell-command "open ~/Dropbox/abc.xlsx")
と書いておけば、 C-x C-e
で、エクセルが起動して abc.xlsxというファイルが開かれる。こういう機能は、org-mode系の得意分野で、tex系は不得意だと思っていたが、このやり方を使えば、texのソースにもハイパーリンクを書いておける。