- 遅まきながら初詣に出かける。が、新しい土地なのでどこに行ったらいいのか皆目見当がつかない。とりあえず、今度引っ越す方面の有名所として目黒不動尊に行ってみる。不動前から15分ほど歩くが、あまり人通りもなく、閑散とした感じ。境内もそれほど人は多くない。
- 初詣の時はいつも、前年のお札を返却(買ったんだが)して、新しいお札を買ってくる。それで、お札を返却しようとしたら、至る所に「ここで買ったもの以外は返却しないでね!」と書いてある。一瞬目を疑ったが、本当に至る所にそう書いてあって、返却場所にはわざわざライトまで付けて目立つようにして書いてある。これはそうとう他のところのお札を返却されるのが嫌なのに違いない。
- 念のために妻が売店(じゃない)にいる巫女さん(男だったが)に、「他所の土地から引っ越してきたんで、前のところのお札を納めてもらえないでしょうか」と聞くと、そっけなく、「他所のところはダメです。最近は郵送で返却できるところもありますからそうしてください」とか言われている。
- 所変われば品変わると言うが、あまりのことに開いた口がふさがらない。別にゴミを出そうとしているわけじゃなし、他のところのお札を受け取らないという法があるものかこの無法者め。だいたい善男善女が緩い雰囲気でこの新年の宗教行事を楽しんでいるお陰で成り立っている業界なんだからもっとお客様の都合に配慮してはどうか。
- ともかく、こんな所に無理やり返却しては、前年までの守護をお願いしていた宗像大社の神々に申し訳が立たないので、そのままお札を持ち帰ることにする。
- 郵送でもしようか困ったな、と電車に乗っていると、ふと、==前日アド街で見た==川崎大師のことを思い出し、そうだあそこなら真言宗だし、こっちの善通寺みたいなもんだし(そうなのか)、行ってみよう、ということになり、途中で特急に乗り換えて横浜まで出て、京急で大師前へ。
- 駅を出るとこんな時期なのにずいぶんの人出。長い参道の両側に==昨夜アド街で見た==店が立ち並びずいぶんと賑やか。境内も人の波とまでは言わないが、それでも普通のところの三が日の初詣くらいの混み具合。特筆すべきは、前年のお札の返却場所に、堅いことがなにも書いてない。当たり前だ。念のため妻が「別の所のお札ですが」と聞くと、「結構ですお受け取りします」とあっさり納めてくれる。こうでなければなるまい。さすがわがお大師さん、==あの目黒のケツの穴の小さい(失礼)ところとは格が違うわい==と、いい気分になった。
- お札については、こちらでは護摩木と言うらしく、それも、そのまま売ってくれるんではなくて、買ったものをいったん預けて、祈祷してもらって、あらためて受け取るという手間をかける。考えてみればそうするのが本当なんだろうけど、祈祷の時間が一日何回とか決まっているので、それを待つために時間がかかる。あまりそのへんは堅苦しく考えないで、何度も言うが、お客様の都合に合わせて柔軟に対応していただきたい。今回は祈祷後に郵送してもらうオプションを400円で選択した。==無駄なお金と言わねばなるまい。==
- 帰りは南武線経由で帰宅。途中で葛餅を買った。終わり良ければ全て良し。いい初詣になった。