• 朝の読書時間は、このところ、サイモン・シンを読んでいた。本日目出度く『宇宙創成』を読了。原書は''Big Bang''という名前で2004年に出ている。天動説の話から始まって、COBE衛星による宇宙マイクロ波背景放射(CMB放射)
  • の原初的揺らぎの観測まで。このあたりは、前々から興味を持って一般向けの本や雑誌を読んでいたが、初めて知るようなことも多かった。
  • フレッド・ホイルらの定常宇宙モデルが、意外にしっかりした理論で、それを否定するためにはCMB放射の観測による実証が必要だった、というあたりが印象深い。欲を言えば、インフレーション理論や暗黒物質、ダークエネルギーのような最近の話、それから、ビッグ・バンが起こった理由についてももう少し突っ込んでほしかったが、そのあたりはまだ一般向け解説書に書けるほど理論が安定していないのだろう。ぜひ、そのうち第2版を出してほしい。
  • あと、教会など有神論との関係にも何度か言及しているので、『神謎2』の第7章の副読本としてもお勧め。
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