• ローカルな話で恐縮だが、東98系統バスは、これまで、東急バスと都営バスの共同運行だったが、この4月から都営バスが撤退して東急バスだけになるらしい。
  • この共同運行は、乗客にとって少しややこしい面があって、都営バスは一律200円であるのに対し、東急バスは、東京駅南口−目黒駅間が200円、それ以外の区間は210円である。たとえば本社前から等々力操車場行きに乗った場合、目黒駅までで降りれば200円だが、そこを過ぎて乗車する場合には210円となる。問題は、こちらのバスは先払いなので、乗車するときに、これを払い分けなければならない点にある。ICカードで支払う場合、良心的に、デフォルトでは200円が引き落とされるように設定されているが、乗っていると「目黒駅を過ぎて乗車する場合、運賃が10円加算されるので、ちゃんと払ってね」というようなアナウンスが何度も流れる。
  • 要約すると、本社前から自宅の最寄り駅まで乗車するときは、やってくるバスが東急バスか都営バスかを瞬時に判断し、前者の場合、乗車時に「目黒駅を過ぎます」と運転手(サービスクルーと呼ぶ)に告げ、運転手が料金箱のICカード車載器を210円にセットするのを確認してピッとやることが必要となる。今ではボーッとしながらでも一連の動作を難なくこなすことができるが、最初は都営バスなのに「目黒駅を云々」と申告して「は?」とか言われたり、東急バスで申告するのを忘れて(わからずに)、「200円しか払ってないのにどうしよう」とドキドキしたりしてたいへんだった。(ちなみに、この10円に対する厳格さは、サービスクルーによって違うようである。)
  • ともかく、こういうことが、今回の変更によってなくなってしまうわけだ。200円のバスがなくなるのは残念だが、物事が単純化してすっきりするのは気持ちいい。あと、日常的に利用するバスがほぼ東急バスだけになったので、あのあこがれの、東急バス全線定期券が視野に入ってきたのも大きい。
  • バス乗り放題というのはいかにも自由な感じがするが、しかし、この定期券は結構値引率が低いので、とくにそんなに熱心な通勤者じゃない私のような者は、まず元は取れない。自由は高くつくということか。(やや違う)