- 阪神の榎田投手(福岡大学出身)が、シーズン新記録である56号本塁打供給投手として歴史に名を刻む。バレンティン選手は、このあと57号も打ったようだ。おめでとうございます。今後、60本は打ってほしい。
- 思い起こせば、2001年シーズンに、近鉄のタフィー・ローズ選手が55号を打ったとき、福岡ダイエーホークス(当時)の若菜バッテリーコーチが「王・長嶋は野球の象徴。いずれ彼(ローズ)はアメリカに帰るんだから、オレたちが配慮して、監督(王貞治)の記録を守らないといけない。うちが打たれるわけにはいかない」(wikipediaより引用)と発言したことが報道され、日本中に非難の嵐が吹き荒れた(その一例はこちら)。
- この騒動が象徴するように、当時はまだ、アメリカなど西洋諸国に対する屈折した感情が、今よりもずっと濃厚だった。イチローの活躍や、その後のインターネットによる動画を中心とした大規模な文化交流が、徐々にその硬直を解いていったのだと思うと、榎田投手がふつうに勝負して打たれたことがなんかかっこよく見える。