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Memoranda Personalia 2007-05 Tuesday, 1st of May 2007
雨の予報が五月晴れ。
ふと気付くと黄金週間の予定が何もない。この間に自分の勉強を進めたいのだが、所帯持ちはそうも行かない。あわてて某福利厚生施設に電話を入れて奇跡的に一室を確保。しかし他の家族の予定が合うかどうか。
確かに海に行って貝を掘ってくるという日常的なことに、あまり固有名詞はあてがっていなかったような。少なくとも「潮干狩り」という表現は、大人になるまで使わなかったような気がします。
「なかのひと」を設置していろんなことがわかった。まず、半分以上は学内からのアクセス(苦笑)。灯台もと暗しとはこのことか。あと、「*ック」という民間企業から定期的なアクセスがある。企業にマークされるようなことはしていないと思うんだが。あとやっぱり、組織のシステムとして、ドメインを曝さない設定のところも多いんだろうな、とか。
水泳1,200m。最近再び成長を始めた下腹のロナウジーニョ(皮下脂肪とも言う)を何とかせんとな。
うすうす気付いていたが、最近、ミニスカートなど脚を露出する服装が流行しているようだ。よーしわしもホットパンツで授業をするかな。(いやがらせ)
細かい事務的なことを処理するうちに時間が飛ぶように過ぎていく。
夕方、眠気が襲ってきたのでコーヒーを一杯とチョコレート2粒を補給。
そろそろ某書評を書き始めるかな。
なんだか処理すべきメールが多い。
そのメール作業中で、某Brian ShanleyがCUAを辞めて某大学の学長 になっていることを知ってびっくり仰天。
娘の数学の宿題に難問があって兄も兄の友人も解けなかった、という夕食時の話題。どれどれ、とやってみる があっさり解けて尊敬される。しかし「すご〜い!」とかじゃなくて「神!」とか言うのはどこかで悪い影響を受けているようで心配だ。
ひさびさに(いかん)日付を越えてぐりぐり。○
Wednesday, 2nd of May 2007
晴れ。
業務上ノートパソコンが必要だと言い出した息子に「新入生向け生協お勧め品」が売れ残っているはずだからそれを入手すべしと言い渡す。まぁ最初の一台としては無難なところだろう。しかしそうなると家庭内無線乱を整備する必要が。面倒だなー。
午前中ちょっとぐりぐり。
熊本で「赤ちゃんポスト」が設置されたという報。「赤ちゃんポスト」などという文字列を見ると即座に脳内に虎舞竜の「ロード」のようなメロディーが流れ、悲しい物語のシーンが走馬燈のように駆けめぐり落涙を禁じ得ない。
水泳1200m。最近ターン時の壁キックの時、両手を頭の上で組んでロケットのようにびゅーんと蹴るのがお気に入り。流体力学の奥深さを実感している。
え〜、今日は講義と会議ぃ〜?(はよ準備せい)
講義は精神的な準備が不十分だったせいもあり低調。
会議は精神的な準備が不十分だったがS主任の奮闘で結果よし。しかし2時間半。会議は主催する方が大変だということを痛感。
やや精神的に不安定だが何とか深夜までぐりぐり。サポート音楽はヴァントのブル5+ベルク。途中、ブラームスのピアノ協奏曲第二番を流すがお気に召さず第一楽章途中でぶちっと止める。
Thursday, 3rd of May 2007
絵に描いたような行楽日和。
土日と連休企画を入れたので、今日明日は「連究」。
出勤前、立って本を読みながら不自然な姿勢で咳をしたら両脇腹に激痛が走る。なぜだ。1時間以上経つがまだ息をすると痛い。咳をした瞬間に宇宙からレーザービームを浴びせるとは宇宙人も姑息な攻撃を。
さて、そろそろ集中モードに。
体が痛いこともあってなかなか集中できない。ぎっくり腰は経験があるが、「ぎっくり体幹」は初めてだ。ネットで調べると、普通の人でも姿勢やタイミングによっては咳で骨が折れることが意外とよくあるらしい。激痛ではないから骨が折れているのではないと思うが、症状としては、ラジオ体操のように体をひねると「いてててて」と痛い。あと、座っていて姿勢を変えようとしたときにも「いてて」と痛い。ドニゼッティを流しながら指揮をしても痛くない。(なにをしている)
あぁもう7時。(絶望的)
夜も少しごりごり。
Friday, 4th of May 2007
晴れのち雨の予報。
「土日はみっしり家族サービス」という約束手形を切っているので、安心して(?)休日出勤。
昨日の「ぎっくり体幹」は、まだよくならないが悪化もしていない。昨日は「いててて」だったのが、今日は「いてて」になっている。この傾向が続けば連休明けには完治するだろう。(「て」の数を数えていないか。)
暮館で「鶏飯おにぎり」と「さくさくチキン」を買う。いつものようにおやつのプリンと野菜ジュースも。
午前中からコーヒーを3杯も飲んでしまう。
高校野球の特待生問題がひどいことになっている。「野球上手になって特待生になって親に楽させる」というのは地方の野球少年の常識。なんで今頃いちゃもんをつけるのか。高校野球ビジネスにメスが入るのはいいことだが、現役の生徒やその家族の生活のこともちょっとは考えてやらんと。
いかん。集中集中。
ああ。なんか知らんけど何か欲しい。(ものすごく漠然とした物欲の噴出)
集中集中。
ふと気付くと例によって一冊の本を書こうとしている。最悪の事態に備えて最低限のものを作っておくことが今日の目的なので、激しく削除してとりあえずαバージョンをまとめる。
Saturday, 5th of May 2007
降水確率80%の中10:00過ぎに出発。雨の中大分道をひた走り九重で下りる。いつも行く道が最近できた祖谷のかずら橋みたいなもの (ちがうと思うぞ)のせいで渋滞しているという情報を得て迂回。
迂回しすぎて遠い。途中、黒川温泉付近を通過。たまたまあったソバ屋 で昼食。店内は落ち着いた雰囲気で店員の対応もナイス。味もまずまず。しかし高い!
2時頃、くじゅう花公園 に到着。あいにくの雨。傘を差して園内を巡る。雨でも風がなければ問題なかろうと思っていたが、雨でベンチが濡れているのが誤算。座るところがない。
早めに某福利厚生施設へcheck in。さっそく風呂に入る。ここは源泉の温度が高く、水で埋めるのだが、時間が早かったせいか、適温になっていない。熱い!
夕食まで時間があるので缶ビールを飲んだりマッサージ機に座ったり卓球をしたり。
夕食は追加注文の馬刺がうまい。生ジョッキ1+熱燗2合。
9時頃に意識がなくなる。
Sunday, 6th of May 2007
いろんな夢を延々と見る。何度も寝過ごす夢を見るが最終的に時計を見るとまだ7時前。結局7時半頃起床。寝過ぎて眠い。
朝食は生卵があるので久々に卵ご飯でもしようかと盛り上がったが、「ベーコンエッグを焼いてください」と言われてがっくり。
9時半頃に出発。途中、「谷さんち」(Chèz Tani)というケーキ屋でバームクーヘンをはじめ各種スイーツを購入。
そのまま車を走らせて、以前ここで「ぽっちゃり支配」と揶揄された、旧「阿蘇クマ牧場」あらためカドリー・ドミニオン へ。その後ここはテレビに進出して、いまや「パンくん」「ジェームズ」など人気スターを擁する超有名スポットになってしまった。現在でも主人公は数量共にクマだと思うんだが、チンパンジーとブルドッグに主導権を奪われて、園内の力関係が若干心配。
それはそれとして、パンくんのショー(「みやざわ劇場」無料)をちゃっかり堪能。やはり役者がそろっていて面白い。ショーのあと、一枚1,000円で記念写真(ポラ)を撮ってあげますよというアナウンスに鼻白んだが、その順番待ちに殺到する群衆を見て腰を抜かす。
あとペンギンショーも見ました。フンボルトペンギンだそうです。
昼食はゲートを出たあたりの食堂で「だご汁」。食後のデザートは「焼き団子」と「焼きトウモロコシ」。
激しくなる雨の中、1時過ぎに出発。熊本インターから九州道に乗って3時半頃に帰宅。「谷さんち」のバームクーヘン(美味い!)でお茶。
暮らし館で鯛を買ったが古い!
いろいろと仕事がたまっているみたいだが、この二日間は完全休養と決めているのでパソコンの画面は絶対に見ない。
Monday, 7th of May 2007
連休明け。まだ頭がぼんやりしている。
ものすごい体重増加に衝撃を受ける。
久々にメールを確認したが10通以下なのでよしとする。(なにを)
さっそく学科内の打ち合わせなど。自分の部屋にたどり着くまでに一仕事終えるという技。
金曜日に仕上げた原稿はやっぱりひどすぎる。どうしよう。
ええと、今日は読書会の準備をせねば。
その前に水泳1,200m。なんか混んで波が高く泳ぎにくい。
3日前に買って部屋に放置していたプリン(要冷蔵)の口を開け、細心の注意を払って匂いをチェック。大丈夫と判断してぺろりといただく。今のところお腹は大丈夫みたいだ。
読書会は院生1名に教員3名という贅沢企画。
金曜日に仕上げた原稿を見てもらうとそれほどひどくないと言われ自分でもそういう気になる。(基準の問題)
どういう風の吹き回しかインバルのマーラー1番を聴いてみる。うーむ。もったりまったり。
24時過ぎまで。○
Tuesday, 8th of May 2007
晴れですな。暑くなりそうな予感。
週末の暴飲暴食で激増した体重だが、こういう増加分はあまり危険ではない。特に気にすることなく通常の生活を続ければ三四日で元に戻るはず。
自宅のvaioが遅くて困っていたが、ふと、「システム」から「パフォーマンスを優先する」にすると劇的に速くなった。
研究室のマシンも速くしようと思っていじっていると、うっかりSuper Mario Brothers 3の壁紙を消してしまう。
まだ今年度の時間割が体に馴染んでいない。一度ゆっくりと一週間を見渡す必要がある。
見渡す。見えた 。木曜はあきらめて一日中授業関連業務をこなす。その他は午前中の活用がカギ。
水泳1,200m。ちょっと強度を上げすぎたか、あちこち関節が痛い。
やっぱり授業前は授業準備で時間を使ってしまうなぁ。(あたりまえ)
ゼミは自由発表3回目。病欠が二人いて進行に支障が出る。
大学院はビシバシしごくつもりで教室に行くとコーヒーと八つ橋が置いてある。ナイス懐柔。こういう懐柔は大好きなので今後もどんどん懐柔してくれ。1,4,1,c.を読み終える。
授業記録作成。
ううもうこんな時間。
息子が新入生仕様ノートパソコンを生協で入手してきたようだ。現代人の必須アイテムとは言え、いろいろと心配である。初期教育としてはどのようなことが必要か。とりあえずメールはGmailを使わせよう。WordとExcelの基本も忘れずに。あと、標準添付の依存性が高いカードゲーム類は最初に削除しておかないと後悔することになる(体験談)。
先週末の疲れが出たのか、それとも昼の水泳が激しすぎたのか、両脚を中心に体がだるい。「ブルックナーのミサ曲を流しながら狂ったように代数の計算練習」という予定は実行できず、かわりに懐疑論関係文献をまったり読書。
25時まで。○
Wednesday, 9th of May 2007
晴れ。
昨日は岡山で32度、福岡では光化学スモッグが発生したらしい。ひぃぃ
満を持して散髪。三ヶ月ぶりに自分の頭髪を見て生え際が白くなったと感じる(もう少し頻繁に見た方がいいのではないか)。
水泳1,200m。最近のメニューは、クロール(強度50)800m + 平(強度80)50m x4 + クロール(強度80)200mを約30分で。春期トレーニングで2,400mくらいを目標に泳いできたから、やや物足りなく感じる。(そのくらいにしとけ)
ええと、はいはい、今日は授業一つに会議が一つ、っとぅ。
授業にはよくコーヒーを入れたマグカップを持参するが、今回思うところあって、授業準備中にあらかじめコーヒーを摂り、授業中はさらに野菜ジュースを摂取するということをやってみる。授業に入るときすでに覚醒しているし、野菜ジュースの糖分が効いて持続の面でも効果的。
学部長の部屋で会議。その後主任の部屋で反省会。その後隣室のS教授の部屋で報告会(?)。
『上司に「ばかやろう」、解雇理由にならず 名古屋地裁』(朝日新聞) ほっと胸をなで下ろす。(なぜ)
我が家は構造上書斎の隣が居間なので夜勉時は特に雑音を消すための補助音楽が必要。今夜はアーノンクールのブル4。「アーノンクールはもういいよぅ」が基本だが、許せるのがこれとモー様レクイエム。
なかなか動いてくれない頭をうんうん力を入れてちょっとずつ動かす。25時まで。○
Thursday, 10th of May 2007
寒冷前線が通過して空気が変わる。一転して冷たい感じに。
このまま夏になっては春に新調した今年のスーツを着る機会がないという貧乏くさい理由で今日はカジュアルスーツ。見かけた人は「おっ。今年のスーツですね。しっぶーい」と声をかけるのを忘れずに。
例の水泳。1,200m。
授業準備でばたばた。ばたばたしないように注意していたのだがやはりばたばたしてしまう。
ふと気付くと授業開始時間を過ぎている。ばたばたと出て行こうとすると、こういうときに限って来客がある。たたっと処理してだだだっと出て行くと忘れ物。ずだだだっと取りに戻ってばひゅーんと教室へ。ふと気付くとネクタイをしていない。上着も着ていない。せっかく最新スーツを着てきた意味がない。
やけくそで次の授業もそのままの格好で。さすがに2コマ連続講義は疲れますなあ。
水分補給を忘れずに。
ちょっとだけ事務仕事。
あともう一コマ。
夜間はちゃんとネクタイと上着を着て授業を行う。少し寒くなったからちょうどいい。
充実の晩酌。酒はこういうふうに飲みたい。うまい酒が飲めるような体調管理を忘れずに。ぐびぐび
Friday, 11th of May 2007
金曜はちょっと気が緩んで寝過ごすことが多い。結果的に7時間ほど寝てしまった。さわやか。
さわやかな晴天。徒歩で出勤。
途中会計課に立ち寄り「にってつ」の出張旅費をもらう。
今日は市民ゼミ。
前回、神が出てきて皆さん思考停止になったところから。「ここで本当にスピノザが馬鹿なことを言っているのなら、こんな有名な本が馬鹿な内容だということになって、これはもう哲学のスキャンダルですよ。だから、こちらの理解が十分じゃないと思い直して、もう一度じっくり読んでみましょう」と励ます。
いままで、属性=実体=赤というようなモデルで考えていたが、実体=色、音、香、etc. 属性=赤、青、ド、ソ、etc. 様態=ピンク、オレンジ、クラリネットの「ド」、etc.と考え直すとうまくいく。この場合、色、音、香、をちがう実体とするための属性は考えられないということから、目出度く、「無限の属性を持つ一つの実体」という概念を市民の皆様に納得していただく。
「要するにスピノザはライプニッツの裏返しなんですね」という素人離れしたコメントも飛び出し、一同大いに感動する。
あとはすっかり「スピノザは正しい」という雰囲気に。「わからん」「ついて行けない」を連発していたのはどこの誰なのか。 哲学のゼミはこういうのが面白い。
ええと、はいはい。今日は事務局と、そのあとは院の新歓ですね。
事務局は新年度予算案と常任委員会の議案の確認。
大学院新歓@六本松の中華屋。新歓なのになんだかDue Processの話ばかりしていたような気がする。
二次会は近所のタイ料理屋。タイ料理なのになぜかギネスビールがあり3本も飲んでしまう。
12時半頃帰宅。
Saturday, 12th of May 2007
晴れのち曇りのち雨の予報。予報通りに展開するかな?
朝っぱらから深く感動的な音楽を欲している。フルニエのバッハ無伴奏を流しているが何かが足りない。
細々した事務仕事を片付けながら頭脳の回復を待つ。
プールが使えそうなので行ってみると完璧なプールが出現している。1,400m。
昼食はおにぎり1個とフライドチキン2個。フライドチキンは最近のお気に入り。もうちょっとがんばってサクサク感を出して欲しい。
ふと気が緩んでトロントのラジオチャートで1位になった「ザ50回転ズ」の動画を探索してしまう。いかんいかん。今日は7月初旬〆切の某業務を進行させとかんとな。
「ザ50回転ズ」の流れでパンク系有名どころの動画をたどっていると、やはりブルーハーツにたどり着く。今朝から欲していた深く感動的な音楽とはこれだったのか。
某業務を何とか予定通り進行させる。
今日はこれから謡曲部の新歓。二日連続。業務とは厳しいものだ。がんばれ肝臓君。
今年は新入部員が4名もいる。実に目出度い。うち1名は社会人としての実務経験がある人で、駆けつけたOGの人と経理の話で盛り上がっていた。
例年通り1次会で遠慮する。まっすぐ帰るつもりがふと近所にアイリッシュバーがあったことを思い出し、カウンターでギネス・スタウトを一杯。
Sunday, 13th of May 2007
晴れ。やや風がある。
母の日なので電話で母と会話。
計画通り、家庭内乱無線化計画を実行。賀茂のヤマダ電機で広帯域通信無線経路決定装置(たいそうに言うな)を購入。帰宅後パッケージを見ると対応OSにOSXがないので少々焦ったが、Macは有線でつなぐので問題ないはず。残り二台のノートPC (Windows)もあっさりつながり拍子抜け。無線乱ってこんなに簡単になってたのか。
乱ケーブルからの開放感を存分に味わうべく、必要もないのに台所の食卓から更新してみるテスト。うーむ、快感。
平日は皆さん忙しいのでどうしても学会関係事務は日曜日にしてしまうのであった。
サニーまで行ってカンパチを入手。
Monday, 14th of May 2007
晴れ。空気は冷たく乾燥している。
午前中少しごりごり。
「エピステモロジー」というカタカナ言葉に、「現代フランス科学認識論」という意味(指示対象)を限定的にあてがっている件は、実は私も気になっていた。歴史的な経緯はともかく(En.)epistemology, (Fr.)épistémologieは一般的に「認識論」を意味する普通の名詞だろうし、認識論は「知識」((En.)knowledge, (Fr.)science)を対象とする哲学的研究のこと以外ではあり得ないだろう。大陸方面の現状は実は全然知らないんだけど、百歩譲って仮にフランス国内でそういう慣例があるとしても、その慣例を日本にそのまま持ち込んだら混乱するだけじゃないかと思う。
いつものメニューで水泳1,200m。
昼食は暮館の鶏飯おにぎり(240円)+サクサクチキン(180円)。例によって野菜ジュースとプリンも追加。
午後の睡魔と戦いながら読書会の予習。
読書会は思わぬところで苦戦。
夜勉は急遽この苦戦箇所について。引き続き苦戦。でも楽しい。
ドボルザーク6, 7, 8番。
25時まで。○
Tuesday, 15th of May 2007
晴れ。空気は冷たく乾燥している。(2)
乾燥のせいか少し喉が痛い。
午前中少しごりごり。(2)
サイコロくんの初完投勝利をチェック。
少し前から大学のメールサーバーが独自にスパムチェックをして、毎日毎日「これだけスパムがあったから念のためチェックしといてやー」と鬼の首を取ったようにメールを送ってくる。しかしGmailのチェックと比べてみるとはるかに甘い。無駄。いったいこのシステムにいくらつぎ込んだのか。ウン千万という噂を聞いたことがあるが実際のところはどうなのか。
ふと気付いてこの大学メールサーバーからの「迷惑メールお知らせメール」をGmailでスパム判定するようにしてみた。すっきり。しかし元に戻ったとはいえ実に無駄。
水泳1,400m。少し前からひとかき毎に左右交代で呼吸するようにしている。こうするとやや力が入りすぎるのがいやなんだが、長所としては左右の腕のかきを観察しやすい点。現在左のストロークが広がりすぎるのを矯正中。右腿に向かってかくイメージ。
週末に迫った出張。「にってつ疲れない計画」を妄想 構想。
やはり今回の目玉は寝間着。風邪を引いたり寝ながら苦しい思いをしたりしないように、普段と同じものを用意すること。
殺菌グッズ。なんか首都圏は衛生状態が悪化して 麻疹が流行っていたりするらしいから、薬用石鹸やイソジンを持参しよう。
おっとこんなことしてないで。
ときどきプールでL学部の*ndyがしている体操の名前を何度聞いても忘れる。ストレッチ系の運動で、「ティラミス」のような名前なんだが。
2年ゼミは個別発表が終わったので少しまとめる。授業メモを更新。
大学院はまたもや怒濤の懐柔。たいへん美味しゅうございました。お礼に厳しい指導をびしばしびし。
「補助金が取れた」という報告にその補助金への申請書が添付されてくるという怪現象。
謎のエクササイズは「ピラティス」(Pilates)であったことをここに記録する。webで見る限り、日本では女性向けのようだが、我が社の外国人教員(男性)の間でけっこう流行しているようだ。
25時まで。ただし大半は事務仕事。(号泣)○
Wednesday, 16th of May 2007
近所にダイソーができたとき、「出張前など便利だろうな」とふと思ったことが作用しているのかどうか、とくに目的もないのに出勤途中ダイソーに立ち寄る。ぶらぶら見て歩くが購買欲がわかない。冷静に考えて必要なものは目にとまるが、買おうという気持ちが湧いてこない。手ぶらで店を出る。
さらに、「殺菌グッズ」を手に入れようとふと思ったことが影響しているのか、途中のドラッグストアに立ち寄る。イソジンやミューズが意外に高価であることを知る。やはり購買意欲が湧かず、手ぶらで店を出る。
なんか欠乏しているような気がしてガソリンスタンドに立ち寄りレギュラーを満タンにする。(日本語が、、)
時間圧との戦い。
負けずに水泳1,200m。左ストロークを矯正中。
昨日添付されてきた申請書に取り組む。Wordで記入すると余計に手間がかかりそうな気がして、万年筆で手書き。無駄に 心のこもった申請書を書き上げる。
心を込めて授業一コマ。
そのあと会議。会心の睡眠。
そのあと某謀略 計画に対する批判的コメントを小一時間拝聴する羽目に。
金曜日をマル一日研究時間として確保するために「にってつ疲れない計画」をすでに終わらせている人がいることを知り激しく動揺する。(誇張あり)
外は神の怒り(強風とも言う)が吹き荒れている。ぶるぶる。
風呂から上がって、さて片付けるべき事務仕事を片付けるかな、と可搬硬盤を差そうと思うと見あたらない。研究室に忘れてきたようだ。
しょうがないので 延ばしに延ばしてきた某献本の礼状をしたためる。丸善の鳩居堂コーナーで買ってきたお気に入りの便箋と封筒のセットを堪能。(手段と目的の関係を云々)
「可搬硬盤がなきゃ仕事にならんわな、こりゃあ休めっちゅうこっちゃ」という悪魔の囁きが脳内に渦巻いていることを告白する。
加えて、「のべつ幕無しに忙しく仕事をするのは自分本来の姿を冷静に見据えることを怠っているという意味で「怠惰」の一種である」という同献本中の言葉を見つけたりする。
危うし!わし!
見事にわしはこの危機を切り抜けた。○
Thursday, 17th of May 2007
晴れ。しかし強風。
JTBでboarding passをもらう(買ったんだが(もういい))。同年代店長(男性)のギャルトーク(死語)が気になる。だれか洗練の方向性が違うと言ってやってくれ。
最近学会出張のたびにに薄いメモ用のノートを入手している。こうするといろんな種類のメモ帳を購入する口実が得られるし、 あとの整理が楽。今回は、maruman ニーモシネ N196 。見かけた人は、「あっ。学会用のメモ帳ですね。しっぶーい」と声をかけるのを忘れずに。(だからもういい)
ちなみに「ニーモシネ」はMNEMOSYNEと綴ってあるが、これは「ムネーモシュネー」というギリシャ語だな。英語ではこう発音するのか。悲惨。 「記憶」という意味。
こうしてはいられない来月の某学会常任委員会の案内発送作業。オンライン委員へはMLでの通知とブログへの会議文書掲載ですむんだが、オフライン委員という謎の存在のために、すべての文書を印刷して宛名書いて返信用葉書を入れて郵送するという作業があるのが困りもの。メール便が使えるようになったのでずいぶん助かるが。
1時頃にすべての作業を終了する。ふぅ。
そして今日はこれから夜間を含む授業3コマ。準備は今から。(ひー)
昼間の2コマ終了。今日は泳がなかったので、行き場を失った1,200m分のエネルギーが出口を求めて噴出する。妙にテンションが高い。ついに二つめの授業で「なんでダイワハウスなんだ」というギャグを「なんで三井ホームなんだ」と口走りすべてを失う。
久々に元気なW邊さんの姿を見る。(「久々に」は「元気な」ではなく「見る」にかかっている(わかっている))
中世ヨーロッパ思想。「酒、王、女、真理のうちどれが一番強いか」という有名な問題を紹介したところ、「酒を飲んだ女が一番強いと思います」という解答があり一同大いに感動する。(脚色あり)
Friday, 18th of May 2007
風が強く曇っている。
実家方面が、強風で電柱が2本倒れたとか風速計が46m/sを記録したとかいう情報が入ってきたので見舞いの電話を入れる。なんとか無事だったようだ。
ちなみに我が郷里ではこの春先の強風のことを「やまじ」と呼ぶ。
【用法】
「夕べのやまじはほらすごかったのぉ」
「ほんまにのぉ」
午前中出張の準備。特に乗り継ぎを入念に調べる。
12:30に家を出て、14:20の飛行機に乗る。出発が遅れ、さらに到着も遅れる。入念に調べた乗り継ぎデータの意味がなくなる。
漠然と、「品川で総武線に乗り換え」と考えていたことを頼りに、まず京急で品川へ。JR乗り換え口がわからずしばらく迷う。危うく京急で千葉へ向かうところを駅員さんに確認して踏みとどまる。
横須賀線後総武線で千葉へ。夕方の通勤通学ラッシュと重なりずっと立っている。この方が窓の外が見えて嬉しいんだが。
千葉に着いたのが18時半過ぎ。例によってホテルへの道がわからない。徒歩3分と書いてあったので、ぐるっと見渡せば見えるだろうと高をくくっていたが、当然ビルだらけなので見えない。適当に歩きながら、交番で道を聞くという荒技を繰り出す。
「そこの信号を渡ってまっすぐ行って、NTTがあるのでその角を左に折れたところです。5分か10分です」
5分と10分ではずいぶん違うと思うんだが。
ともかく、7時頃にホテル到着。千葉ワシントン。
部屋は有線LANが使えるのはいいんだが、クローゼットはおろか引き出しすらない。これから3日間滞在するのに着替え類をどないせいっちゅうねん。自宅から万一のためのランドリー袋をもってきて本当によかった。
京都のKZ教授と千葉の街を探索。11時半頃部屋に戻る。
Saturday, 19th of May 2007
にってつ1日目。昨夜の流れでKZ教授と相乗りタクシーで会場へ。30分前に到着。
めずらしく中世の発表が二つもあるので両方とも楽しむ。一人目のS氏のときにフロアから質問。しかし質問したというより質問させられたという方が正しいかも。うまくおびき出されて準備播但迎撃される。
後輩のTくんの発表でも質問しようと手を挙げたが当ててくれなかった。言いたいことは懇親会の時に言ったのであとはよろしく。
昼はラーメンとカレーとモスバーガーという選択肢。最後のものを選択する。
午後は北海道学派のアリストテレス二つ。独自なキャラで会場を楽しませる。
共同討議はジェンダーの方へ。最初からピリピリしているのが新鮮。いつも学会では声をかけていただいて喜んでおります京都のMZTN教授が質問をしたりしていると雷鳴が轟く。深まらない議論に対する神の怒りか。そういえばこの討議に今熊野の師匠が登場して何かやらかしてくれるんじゃないかと期待していたが不参加だったようだ。
雨の中懇親会場へ向かう。
年末の某地方学会のシンポジウムの打ち合わせなど。8月末〆切の原稿を言い渡される。
元同僚のM教授ともうすぐはかせさんと3人で二次会@千葉駅近辺。またもやギネスビールを飲んでしまう。
新進気鋭の研究者にどうでもいい子育て談義などを聞かせてしまい深く反省する。
Sunday, 20th of May 2007
にってつ2日目。午前中は極秘活動。
昼食はまたもやモスバーガー。
シンポジウムはやっぱりあの立花隆が登場して盛り上がる。哲学者としての発信の場は既存メディアではなくて個人のブログのようなところがよい、という意見が印象に残る。
会場で某社長を見つけたので某学会誌について意見交換。
ついでに例の誤訳問題についても、全面改定ということで作業を開始しているという報告あり。
立花隆も書評の重要性を強調していた(歯に衣着せぬ厳しい書評を出すことが重要)が、はかせくんの事例もかなりひどい。一昔前ならこういう理不尽な言論上の暴力がまかり通っていたのだろうが、今は反撃の手段はいくらでもある。いわれのないイチャモンには断固反論すべし。応援する。
ホテルで休んでいると再び元同僚のM教授から呼び出される。M教授の後輩のN助教授と3人で懇親@千葉駅。ベルギービールの店が印象に残る。
このN助教授は、神謎を教科書に使っていてくれているとか。ありがたいことです。すぐに神謎2をお送りしますので。
Monday, 21st of May 2007
「にってつ疲れない計画」のクライマックス、「お帰りは月曜日」炸裂。
しかもチェックアウトは12時。
JR千葉駅で、「品川で京急に乗り換えて羽田まで」という切符を自動販売機で買うことができないという不条理。駅員にぶーたら言っていたら「窓口でなら買えます」というお返事。ほれみろと窓口で買うと、なんだか長い切符で「自動改札口は通りませんから」と言われる。なんという不条理。
案の定品川の京急乗り換え口は自動改札しかない。大声で駅員を呼んで切符を見せて通してもらう。(誇張あり)
20年くらい前から思っているが、JR品川駅はわかりにくい。品川駅に到着する人々に「品川注意報」を発令したい気分だ。
昼食は羽田空港の「羽田ラーメン」で担々麺。スープが充実していてうまい。しかし高杉。
機内では爆睡。ただし隣はでかいオッサン。最悪。
空港からはタクシー。5時半頃に帰宅。あまり疲れてないなぁ。(そりゃそうだ)
ちなみにパジャマを持参したのは大正解。絶対楽。次は普段着も持参したい。
しかし考えてみれば片道6時間かかっている。千葉は遠い。疲れていないなどと思わずに、明日はゆるゆると参ろう。
Tuesday, 22nd of May 2007
ゆるゆると起き出してもぐもぐと食事。つ、疲れている。
しかしこれを以て「にってつ疲れない計画」が形而上学的(?)に破綻したと判断するのは性急である。この計画のおかげで、普段は三日ほどして出てくる「疲れ」がすぐに出たのかもしれない。
隣室のS教授と「なぜにってつで会うことができなかったのか」を検証。ことごとく動線が交わらなかったようだ。
ついでに 某計画の練り直し。
ゆるゆると水泳1,000m。某附属高校が中間テスト中だからか、暇な高校生が泳いでいる。君らはテスト期間なんだから泳いでないで試験勉強をせんかい!
うむむ今日はこれから2コマ。体力的に不安。
懇親会などでいろいろ約束したことを今ごろ思い出している。とりあえず献本2件を処理しなくては。
授業を始めてしばらくして、疲れが取れていることに気付く。びば。
大学院は懐柔にもめげず(?)びしばしと指導。直説法現在能動相について。(号泣)
授業後某大御所教授の訪問を受け同一律についての解説など。
疲れを取るために有効であるとして妻が豚の角煮を作ってくれる。圧力鍋というアイテムを使えば一時間くらいでできるのだそうだ。柔らかくて味が染みてて美味い!
復活の夜勉。25時まで。当然○。
Wednesday, 23rd of May 2007
晴れの予報だが曇っている。
息子がまた熱を出している。麻疹かと不安になるが、本人の意識ではちがうらしい。
午前中ぐりぐりしているとピアノの調律師がやってきて仕事を始める。こりゃかなわん、と思っていたが、意外に邪魔にならない。
「もしPが事実ならば、あなたがたは間違っている」という条件文のantecedentがないメールが届き混乱するが、その後Pでないことを確認する。
【問題】このような場合、Pでないことを確認したからといって批判がやまないのはなぜかを考察せよ。
水泳1,400m。ずいぶん以前、決して時代から遅れることのない某T先生から教えてもらったイメージ「目の前の綱を引っ張る感じ」でクロール1,200。あと平を200。
しかし泳ぐと体調がよくわかる。この時点で、今回の「にってつ疲れない計画」の成功を宣言してもよかろう。疲れないにってつの存在は、事実によって証明された。
授業快調。手を抜くべきところは思いっきり抜く。
会議快調。手を抜くべきところは思いっきり抜く。(おい)
先日某KZ教授から教えてもらったGcalendarを携帯から見るさまざまな手段について検討する。とりあえずPrivate URLを使う方法を試してみる。
夜、ドボルザークを聴きながらいわゆるWeb2.0系のtodo管理サイトを探索してみる。「牛乳買うのを忘れるな!」 というところが機能的にはいいと思ったが使いにくそう。やはりtodoは手書きでごりごり構築せねば、という結論に落ち着く。
25時まで。○
Thursday, 24th of May 2007
晴れ。暑くなりそうな空気の様子。
今日は授業が3つなのでまずは心を落ち着ける。
障子に障子紙ではなくてレース生地の布を張りたいという妻の申請を検討する。
秋の学会時宿泊施設についてメール3通。
廊下ですれ違ったきっしーが、「神謎2が日本図書館協会の選定図書になってますよ」と教えてくれる。それにどういう意味があるのかよくわからないのだが、とりあえずは目出度いことなのか。もし事実だとしたら大いに宣伝のために使ってください。>O事務所のO氏
今年は新ネタで行くことにしている「中世ヨーロッパ思想」の準備をせねば。しかし、「今年は新ネタで行く」こと以外まだ何も決めていないのが困りもの。
サイゼリアで何があったのか心配。
ついに我が社でも麻疹発生との報が(現在1名)。しかしこの時期に休講にされても困る。「麻疹休講の補講しない宣言」を先着50名様くらいで受け付けてもらえないものか。
しかし麻疹はウイルス性で空気感染だからある意味宇宙人の攻撃のようなもので どうしようもない。対策としては「疲れない」ことかな。(深謀遠慮)
水泳1,400m。昨日のイメージが今日はうまくいかない。流体力学の神秘。
いそがしいいそがしい。ばたばた。(泳ぐから忙しいのではないのか)
Friday, 25th of May 2007
雨。たまには雨も降らんとな。
今日は市民ゼミ。スピノザに浸る快楽。しかし「無限」についてデカルトを読み直したりして結構大変。
BGMに流しているドニゼッティ『愛の妙薬』がすばらしすぎて邪魔になる。
東山七条の師匠の紳士的な対応に感銘を受ける。わしだったら蹴っ飛ばしておならぷーしちゃるきに。
エチカは命題17のあたり。先日某S君から教えてもらったシェリングの存在論的証明との関連について考える。
「変状がなんで実体の 変状だとわかるんだ!」「いやそこは、定義ということで勘弁してください」というようなゼミ。
冷えた鉱物水のペットボトルが数分でびっしょりになるくらい湿度が高い。なんだかやる気が湧かない。はっ。もしやこれは、にってつの疲れ!?
疲れたときは買い物。加茂のヤマダ電機へ。以前から気になっていた携帯用のmicro SDカードなるものをえいやっと購入。こうでもしないと携帯を探求する気にならないもので。ともかく、携帯で撮った写真をプリントアウトすることはできるようになった。
次郎丸まで行ってタイの刺身を買ってくる。
いくらなんでも週末の疲れが金曜日には出ないよな(ありうる)。ということで、この疲れは昨日(水泳1,400m+授業3コマ+雑務)の疲れと見なすことにする。(何時の疲れが出ているのかがわからないというのがお年頃)
わはははは。がんばれ将来のない若者。
Saturday, 26th of May 2007
晴れ。しかし黄砂が飛んでいる。
疲れのせいかあまり創造的な気分にならないので受動的に妻と映画へ出かける。適当に選んだ「カリブの海賊第三話」は封切り間もない人気作品だったようで、珍しく行列に並ぶ。
昼食は満員の館内で食べたポテト。
第3話のようだが、第1話も2話も見ていないので意味がさっぱりわからない。隣席のおばはん二人がわーだのきゃーだのうるさいんじゃおのれらは黙って観んかい 女性客二人は心から映画を楽しんでいる様子だった。
しかしどうして「雀のジャック」という名前なんだろう。そのあたりからすでに躓いている。
某極秘業務を進めるため午後遅くに大学へ。
疲れも見せず極秘業務をごりごり。だけどドニゼッティがとても邪魔。
Sunday, 27th of May 2007
晴れだが黄砂。
昼はLee x 20。ぺろりと美味しくいただく。レトルトの中では美味しい方だと思うが、もう一工夫欲しいところ。
ToDo Listを大々的に再構築。だいたい5,6個のプロジェクトが同時並行しているので紙媒体では処理しきれなくなりつつある。各種無料ソフトを試用するが、先日の、「牛乳買うのを忘れるな!」を使い倒してみることに。けっこう奥が深そうだ。
午後、戯れに和室で横になるとたちまち眠りに落ち2時間ほど起きられないという怪現象。
夕食はゴーヤチャンプルー。晩酌の肴は鰹のタタキ。すでに臨戦モード。
たまたま「カリブ海の海賊」第1話をテレビで放映していたので観てしまう。いろんな謎が無駄に解ける。
どうでもいい(ほんとはよくない)が、「パイレーツ・オブ・カリビアン」でいいんですね。一般の人は。「あれ?なんで「カリビアン・パイレーツ」じゃないんだろう?」とか思わないのね。【解答】原題は、Pirates of the Caribbean. (the Caribbeanは「カリブ海」)【教訓】theを笑う者はtheに泣く。
Monday, 28th of May 2007
晴れだが黄砂。(2)
家でごりごり。
家で弁当を食べる。もずくの吸い物付き。
昼から出てきて読書会の準備。
読書会。困難な箇所を何度も何度も読む。少しずつわかってきたような気がするんだが。
くだんのRemember the Milk だが、携帯メールで予定を追加するという技をマスターする。これはいい。携帯がよいのはいつも電源が入っているので起動時間がないに等しいところ。この技を使えば思いついたときにすぐにToDoを追加できる。たとえば今日は「爪を切る」というToDoメールを送信したおかげで忘れずに爪を切ることができた。
今度は「編集長」という技をマスターしたはかせ君からニューズレターが届く。活発な活動恐れ入ります。
深夜までごりごり。家族みんなごりごりしているからあまり目立たない。○
Tuesday, 29th of May 2007
晴れだが黄砂。(3)
二年ゼミの日。レポートが続々届く。しかし中には明らかに携帯から発信しているのがあるんだが、かなりの長文。これをみんなあの携帯から入力しているのだろうか。最近は携帯で小説を書く人がいるという話も聞く。そのうち論文も携帯で書く人が出てくるんだろうか。わしも挑戦してみようかな。
ゼミ生から「体調が悪いので欠席します」というメールが入る。「だめ。出てきなさい」と返信する鬼教師。(脚色あり)
因数分解の基礎的な公式を見つける。うれしさ半分、今までこんなことも知らなかった悲しさ半分。
切ない気分で水泳1,200m。なぜか体が重い。あるいは何らかの物理定数の異変か。
休酒大魔王改め元の木阿弥上人而してその実体はきらきら星の着メロはまだ使っているのか雲竹斎ことN教授(長いなー)から日付の間違いを指摘していただく。どうもありがとうございました。(ここに書いてすませるやつ)
ゼミと大学院。
因数分解ショックで夜もその方面をまったり。○
Wednesday, 30th of May 2007
晴れだが黄砂。(飽きてきた)
割り算の商と余りについては小学校で習う。「11÷3=3余り2」とか。しかし、「(-11)÷3」とか「11÷(-3)」について、正しく商と余りを答えられる大人が現在の日本にどれくらいいるだろうか!と憤っているのは自分がわからなかったからである。おそらく、負の数が導入される時期に、割り算は分数で処理するようになるので、この商と余りの関係については、整数全体にあてはまる定義であるにもかかわらず、負の数については正確に教えられていないのである。
いろいろ調べたがやはり一番きっちり説明してあったのは高木貞治『初等整数論講義』であった。余りは正の数として定義されているので、(-11)÷3は、-4余り1、11÷(-3)は-3余り2である。(こんなことにその本を使うなんて)
括弧内に反論するわけではないが、わからなくなったときに、ちゃんとその疑問に対応してくれているというのが名著の名著たるゆえんであろう。めざせ名著。
しかしこんな時期に意味論的無感覚状態(semantic insensibility(てきとう))に陥りつつある。これは「意味」に対する興味関心が薄れる症状で、例年、2月から3月にかけて発症する。今年はその時期別件に気を取られていたので時期がずれたらしい。
水泳1,200m。昨日と打って変わって体が軽く力を入れすぎる。
ええと、何したんだったっけ。そうそう、なにか授業的なものと会議的なものがいくつか通り過ぎていったような気がする。
意味論的無感覚状態の時に染みる音楽は何か。理屈で考えるとバッハのフーガなんかがいいような気がするが実際にはまるでダメ。新ウィーン楽派も実は濃厚な意味の固まりなのでダメ。なんとドボルザークの8番あたりがツボ。このあたりの関連性についてはさらなる究明が待たれる。
25時過ぎまで。脳を止めるのに苦労する。
○
Thursday, 31st of May 2007
寝付きが悪く、明け方爆睡したために寝過ごす。
サイコロくんのピッチングを観ながら朝食。
朝勉をしていると1限を終えた息子が帰宅。なんか調子が狂う。
今日は時間圧が高いことがわかっているのでテキパキと行動することにしよう。
テキパキと水泳1,200m。(水泳かい)
最近今熊野の師匠 が元気だ。コメント欄の論争も笑える 面白い。いつの間にこんなに大人になったのだろう。なかの人が代わったのかな。
いかん。テキパキ。ええと、何をテキパキやればよかったっけな。
わけあって廊下を全力疾走してみたんだが恐怖を感じた。(走るなよ)