この1週間ちょっとで40分くらいのTVドラマを20本以上見た。わからない単語や、言い回しで気付いたことなどをメモしながら聞いている。ちょっと雰囲気を記録するために書いておくと、たとえば、"the only thing they can agree on is that ..."というフレーズが、最初、「メカニカル...」に聞こえた。そのぐらい、ナチュラルなスピードと、日本人が普通にイメージするスピードが違う。中学生がプロの投手の球を打とうとしているようなもんだ。しかし、墨谷二中じゃないが、がんばれば必ずできるようになるのでがんばろう。
夕方からdictation。そろそろきちんとdicteeをやってみる。やはり、10〜20代の女性の英語がわかりにくい。しかしこれはいい勉強になるな。中学生頃からやった方がいいんではないか。教材で、日本の「に」の字も知らないアメリカの女子中学生がいろんな気分で発音する「This is a pen.」を、最初から聞かせる。その中にきっと「なぺ」と聞こえるのがあるので、最初から、これは「なぺ」と発音されることもあると学習する。それが第一歩。
1ヶ月(間に1週間のブランクあり)がんばってみて思うのは、たしかに脳トレのレベルでは効果があるが、まだまだTVドラマをそのまま楽に理解できるレベルには達していない。これはつまり、教室内は別として、たとえば学生たちのパーティーに参加しても、他の学生と同じようには会話に参加できないことを意味する。今回このレベルを超えたいと思っている。Achilles' last stand.