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Memoranda Personalia 2013 Sunday, 6th of January 2013
いつもより遅めの復帰。今年もよろしくお願いします。
いつも年末年始の帰省中に体調を崩すので、今回はユニクロのフリースおよび暖パンで防御力を高めておいた。そのせいもあって、比較的快適に過ごす。しかし、やはり少し風邪気味になってしまうのはどうしてなんだろう。
娘が古着屋で手に入れた吉田カバンのリュック(ポーターのユニオン)が使いやすそうだ。今度東急ハンズにでも行って検討しよう。
午後は大学サッカーの決勝戦を観戦。七隈大学vs.高田馬場大学。
国立競技場は某上部消化管検診があった大学病院近くなので、直接応援に行こうかとも思ったが、ちと寒いので、自宅でテレビ観戦。(軟弱)
体格的には圧倒していたし、内容もそれほど悪くなかったように見えたが、決定力の差というか、相手の方に少し運があったように思う。
そのまま軟弱を決め込もうかとも思ったが、やっぱり駒沢公園へ。いつも通りジョギングコースを2周。
# 5' 50''
# 5' 03''
# 5' 07''
# 4' 53''
最後の1周は、4分30秒に上げようと思ったが上がらなかった。ちょっと情けない。
Monday, 7th of January 2013
朝は七草粥をいただく。
いよいよ今年も営業開始。午前中からメールが飛び交う。
昼も七草粥をいただく。
あまり本格的に始動するのもなんなので(始動しろ)、ちょっと東急ハンズにリュックを見に行く。昨日言っていたポーターのユニオンを検討するが、どうもシルエットがカジュアルすぎる気がして購入にはいたらず。これは意外に女子に似合うのではないかと思うので、今度奥さんの通勤用に買ってこようか。
むしろ自分用には、吉田カバンと東急ハンズが共同開発したという[[これ|https://hands.net/goods/2430000288999]]や[[これ|https://hands.net/goods/2430000289002]]あたりがぐっときたが、どう考えても通常業務に必要ないのでこれも見送り。しかし、まだ少し気になってはいる。
Tuesday, 8th of January 2013
そろそろ試験のシーズン。うちの授業も授業内試験。なんだか登録人数よりもずいぶん少ないが、少数精鋭と言えばいいか。
前のところでは、研究室コーヒー環境が充実していて、共同研究室には常に入れたてのコーヒーが常備されていたし、自分でも、コーヒーミルやコーヒーメーカーを設置して、毎日5,6杯は飲んでいた。それが、こちらに来て、共同研究室がないのはともかく、自室にコーヒーメーカーを置くスペースにも不自由するし、そもそも自室に水道がないという現実を突きつけられ、すっかり萎えてしまっていたが、なんとか踏ん張って、もう一度一からやり直してみようという気になった。
とにかく、コーヒーメーカーを設置して、2杯分のコーヒーを入れ、ボストン美術館で買ったお気に入りのコーヒーカップで飲むということをやってみる。いいじゃない。すごくいい。なんか以前の感じが蘇ってくるようだ。
もうすぐ〆切の卒論指導を数件やってから、田町で某出張のチケットを購入して渋谷へ。東急ハンズで、例のバッグを奥さん用に調達。今年の卓上カレンダーを購入して帰宅。ちょっと休んでから、某日吉地中海講義懇親会に出席して懇談。まったく知らない人と話をするのにもずいぶん慣れてきたような気がする。関東の文脈では知らない人が多くて苦労していたが、この方面でもなんとかなりそうな気がしてきた。
Wednesday, 9th of January 2013
朝からやっぱりメールが飛び交う。
全体像がよくわからない話なので困るが、本文中のあまり聞いたことがない言葉をグーグル様にお尋ねすると、ピンポイントで配付資料がヒットしてしまい、それを最初から読む羽目に陥る。おかげで全体像はだいたいわかったが、朝の貴重な集中力に大きなダメージを受ける。
昼は久しぶりにココイチへ。期間限定で、エビカツカレーというのをやっているので注文してみる。これはいい。エビがぷりぷりして美味い!しかしやっぱりちょっと高い!
本屋で『家電批評』を購入。iPhoneとAndroidの比較特集をやっていたので。
ダイエーの靴売り場へ。いま履いているasicsのtexcy luxeというシリーズが、都会の厳しい通勤環境に適していることがわかって愛用しているが、いつも履くのでそろそろくたびれてきた。いろいろ迷ったが、[[こういうやつ|http://item.rakuten.co.jp/washington/0150007746470-/]](黒)を買う。チノパンやジーンズに合わせるつもり。いちおう、ビジネスシューズコーナーにあったし、宣伝文句には「オンでもオフでも」とあるんだが、さすがにオンはダメだろう。
Thursday, 10th of January 2013
今日は創業者の誕生日ということでお休み。そろそろ年末年始の帰省疲れが出ているので、ありがたく有効に使わせていただく。朝から完全休養。
遅れていた年賀状の整理も。出してないところから来たのは10枚ほど。例年より多かったのは、転居通知を年賀状グループ以外にも出したせいで、そのあたりから来たせいだと思われる。あと、「年賀状が戻ってきたので〜」と、遅れて来るのもちらほらある。横浜に出したのは転送されてくるが、さすがに福岡に出したのは転居先不明になる模様。いずれにせよ丁寧に宛名を手書きしてこちらかも返信する。今ごろ年賀状を出すのも気が引けたが、まだ今年は350日以上残っているので勘弁してもらおう。
献本の礼状も。年賀状ですまそうと思ったが、ここは喪中であることを思い出し、鳩居堂のお手紙セットで正式な礼状をしたためる。
昨日は例の頭痛の気配があったが、よく寝たせいもあり今は治まっている。
完全休養日なので疲れを取るためにゆっくり目に走る。
# 6' 38''
# 5' 19''
# 5' 15''
# 4' 22''
だんだんやる気が出てきて最後の1kmはちょっと力を入れる。たぶん記録更新。
Friday, 11th of January 2013
事実が小説よりも奇なのは当然のことだが、それにしても驚いた。あの、時代から決して遅れることを自らに許さない、某センター長にして関東七隈会名誉会長でもあられる8階のT教授が、来年度から某八王子大学に転職とのこと(実はちょっと前に知っていた)。まだ関東七隈会への入会申請を受け付けていないが、名誉会長を会員にしないというのも変な話だし、名誉会長が会員にならないのも変なので、そこは降格人事というか、名誉会長から平会員になっていただくことになるんだろう。ちょっと電話で話をしたんで記録も兼ねて書いておく。
Saturday, 12th of January 2013
今月末は原稿Aの〆切なんだが、ちょっと気になる出張業務もあって、それ関係でYouTubeを使ってわが社の校歌や応援歌を学習。始業終業チャイムの謎のメロディーが、校歌の前奏であることに今ごろ気づいたりして楽しい。ひょんなことから母校の応援歌にも遭遇して激しく懐かしい。「新生の息吹に満ちて~♪」と琵琶湖湖畔で歌った頃を思い出す。
==おじさんにとって==応援歌というのは本当に元気が出るみたいで、元気いっぱいでジョギング。最近流行?のつま先着地を試したりする。かなり筋肉の使い方がちがって新鮮。
# 5' 39''
# 5' 21''
# 5' 24''
# 4' 31''
4分30秒/kmのペース確立に向けて地道な努力中。
Sunday, 13th of January 2013
{{my '20120115#p01','一年前'}}に大騒ぎしたこちらでの初詣だが、そろそろ行っとくかということで、あっさり川崎大社に出かける。品川から京急で20分ほど。相変わらずというか、昨年以上に人出が多い。それでもそんなにひどいことにならずに参拝して、出店で昼飯を食べて(食べ過ぎ)帰宅。
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ダイオウイカの実写映像が撮れたとかで、だいぶ前から楽しみにしてたNHKスペシャルを見る。こういう番組のためなら多少の視聴料は払いますきに。妻と一緒にわくわくしながら見る。すごいなあ。イカのくせに。
Monday, 14th of January 2013
昨夜の予報では、「都心は雨に雪が交じる程度」と言っていたのに、朝から大雪。どんどん降ってどんどん積もる。
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こんな経験はあまりできないので、昼過ぎからカメラを持ってパトロールに出かける。しかし、外に出てすぐに、そんな軽い気持ちではいけないことに気づく。えらいことだ。
近所の八幡宮まで行ってみると、雪の重みで折れた枝が境内のそこかしこに横たわっている。たまたま神主さんと会ったが、「危ないから気をつけてください」と言われる。
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その後、ダイエーまで行ったが、車は立ち往生しているわ、風が強くて傘の骨が折れるわ、もう大変。
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なんとか無事に帰宅したが、心情的には、遭難しなくてよかった、というレベル。
【教訓】大雪の時には、あまり喜んでうかつに外に出たりしないようにしましょう。
Tuesday, 15th of January 2013
大雪から一夜明けて天気は回復したが、道路には依然として雪が残り、大通りでもバスがタイヤチェーンをしている。鎖を装着したバスに初めて乗ったが、ガタガタして思った以上に乗り心地が悪い。ふだんの空気タイヤのありがたさがよくわかる。
先日買ったasicsの靴は、防水性も高いようで、昨日大雪の中を歩いた時も、今日水たまりだらけの道を歩いても、まったく問題ない。ニットの帽子とネックウォーマーで武装しているので快適ですらある。あとは手袋が欲しいような気もするが、携帯やメモ帳を扱うのに不便なので導入をためらっている。==いざとなれば軍手があるし。==
卒論の提出が先週の金曜日だったが、その日は別キャンパスで授業があったので受け取れず、そのまま連休に突入したのでようやく今日受け取る。予定者全員が提出したようでまずは第一関門通過。さっそく1つずつ目を通していく。よく書けているのもあればそうでないのもある。一人ひとりにメールで今後のことを指示。いずれにしても来週の試問で白黒がつくので、気を緩めずに引き続きがんばってもらいたい。
Wednesday, 16th of January 2013
生姜が発汗作用を促し、とくに運動前に食べるとダイエット効果があるという話を最近よく聞くなあ、とぼんやり思っていたら、無性に生姜糖が欲しくなり、夕方頃、気晴らしにダイエーに行ってみる。
道路はまだ雪が残っていて、ところどころ凍結して滑る。まだ危ない。
二階のお菓子売り場あたりにあるんだろうと思って徘徊するも見当たらず、一階に降りて食品売り場をぶらぶらしてもない。やっぱり、あんなレトロなお菓子は売ってないのかとがっかりして帰ろうとしていると、たまたま通りかかったパンコーナーの近くにあるドライフルーツコーナーにそれを発見。ずいぶんオシャレな袋に入っている。
小さい頃、近所に生姜工場があったので、なんだか懐かしい。思わず店を出たところで封を開けてひとつ取り出し口に入れた。昔ながらの味に満足。しかしいくらなんでもこれはドライフルーツではないだろう。
Thursday, 17th of January 2013
そろそろやっとかんといかん原稿Aを進める。というか、昨日はまったくダメだったのだが、それに基づいて進んだと言うべきか。
原稿というのは難しいもので、不調なときは絶対書いてはいけないのはもちろんだが、あまり機械的にやってもいけない。昨日一日苦しんで、今日は少し出力があったということか。いつもそうだが、だいたい半分くらいの分量を書いたのに、まだ序論が終わったくらい。来週再来週は業務が目白押しだが、なんとか目処がついてきたような気がする。ほっとして夕方ダイエーに行ってイタリアの赤ワインを仕入れてくる。
Boeing787にはそのうち乗りたいなと思っていたが、なんか最近不調続きで残念。機体そのものというよりはバッテリーとかそういう内部的な問題のようなので、どうかさっさと直してもらいたい。
まだ少し歩道に雪が残っているのでどうしようかと迷ったが、体重的観点から強行。風が冷たい。駒沢通りは商店がつづくあたりはさすがにきれいに雪かきをしているが、そうでなくいところは、真っ白な歩道に細く自転車の轍が付いているだけというところもあり、やはり走るには危ない。そういう中を滑らないように注意しながら走ったので、とくに足首に余計な負担をかけてしまった。
# 6' 20''
# 6' 13''
# 6' 08''
# 5' 46''
ジョギングコースも所々雪があって走りにくい。一般ランナーもほとんど見かけず、近隣の大学のたぶん陸上部の選手がすごいスピードで走っているだけ。
【教訓】大雪のあとは、あまり無理して走らないようにしましょう。
Friday, 18th of January 2013
教養の試験。一人で全部やるのにももう慣れてきたので、さくっときっちり試験をする。前のところだと、事務の人が手伝ってくれるので、その点は楽だったが、他の教科の試験監督にも駆り出されたりして、試験期間中は何かと落ち着かなかった。いろんな条件が違うので、単純な比較はできないが、こちらのこのやり方も合理的である。
原稿Aの方はあまり進まない。進まないときは無理に進めないことが大切。いつかきっと進むときが来るのを信じて待つことも必要。
Saturday, 19th of January 2013
朝からマンションの配水管の点検だとかで業者さんが出入りする。いつも感心するが、こちらの業者さんは、愛想がいいというか、明るい雰囲気の人が多い。ときにあまりにもへらへらしすぎている人もいるくらい。九州方面では、こういうインフラ系というかガテン系というか、そういう職人さんは基本的に怖い感じの人が多かったように思うが、ずいぶんと違うもんだ。「できました〜」「は〜いありがとーございま〜す」と、自然とこちらも明るい雰囲気で対応してしまう。
これに限らず、こちらの人は挨拶をよく交わす。「申し訳ありません」については以前に書いたが、それ以外では「恐れ入ります」とか「ご無礼をいたしました」という言葉をじっさいにかけられたことがある。いずれもバスの中でかなり年配の人から言われたが、こういう言葉がじっさいに用いられるところをおそらく初めて経験したと思う。まず他の地域では言わないんではないか。自分でも、今までは「すみません」一本槍だったが、こちらではいろんな言い方をするようになってきている。少し人格が変化しているかもしれない。
ちょっとずつ原稿Aを動かしていると、昼前ごろからどどどっと動きだし、気がつくと最後まで書き切っている(所要時間約3時間)。枚数も注文枚数ぴったり。だいたいパワポで緩く説明できる程度には内容を押さえていたが、この展開には自分でも驚く。〆切は今月末だが、来週はいろいろとたいへんなので、そのあたりを身体が察知して勝手に働いたのであろうか。いずれにしても、予定より早く目処がついたのでうれしい。
Sunday, 20th of January 2013
朝寝。マンション生活は周囲を気にすることがないので自由自在だ。
昼はカレーうどん。
ダイエーで奥さんの通勤靴を選ぶ。都会には都会の暮らし方がある。いろいろと、こちらの生活に適応したものに変えていく必要がある。
午後は録画した『コズミック・フロント』を観ながら入念に相互マッサージ。
NHK教育で『日本人は何を考えてきたか』シリーズを見る。今回は西田幾多郎と京都学派。このまえの大本教の話は、ほとんど知らないことばかりだったので楽しめたが、今回は逆に、あまりに身近すぎて妙な気分。知っている人や場所がどんどん出てくるのはよかったが(上田先生お元気そうで何よりです)、あいかわらず西田哲学vs.西洋哲学という図式でやっているし。それこそ大東亜共栄圏的発想ではないか。あと西洋は主観と客観を分けて~とか言っている人は、アリストテレスを一度くらい読んでみるといいと思いますよ。
Monday, 21st of January 2013
原稿Aの投稿先雑誌は縦組みなので、最終チェックは縦書き印刷をしてやらなければならない。しかし自宅のMacだと、なぜかMS明朝の文字を縦書きにすると、文字間隔がめちゃくちゃになってしまう。しかたなく職場のWindowsで印刷して作業。だいたい仕上がってきたが、ちらほら出てくる数式(のようなもの)の組版がうまくいかない。PDFで提出できるならTeXを使って簡単なんだが。
大雪から一週間が経つというのに、歩道にはまだ雪が残っている。さっさと雪かきをしたところはいいが、いつまでもそのままにしているところは、雪が凍結して解けにくくなってしまっている。駒沢公園までの歩道では、2箇所ほど、歩道全体が凍結しているところがあって危ない。
# 5' 50''
# 5' 13''
# 5' 10''
# 4' 53''
最後の1kmは疲れて、そもそも4分30秒上げようと思わず、最後の直線を少しダッシュしただけ。
最近、準備運動と整理運動で、足を前後にびゅんびゅん振るのが気に入っている。右足を前に上げたときには左手で爪先を触る感じにして、腕もしっかり振るとバランスがとれる。
Tuesday, 22nd of January 2013
学部の卒論については公式な試問の制度がないので、自前で試問兼発表会を行う。いつもと違う教室を借りて新鮮な雰囲気。5名の予定がもろもろの事情で4名になったりしたが、つつがなく3時間半くらいで終了。ゼミ関係者以外でも2名の参加があり、全体で20名ほどの会となった。
その後、近所で打ち上げ。ほっとしたこともあり、大いに盛り上がっていたように思う。地方公立高校におけるルーズソックスによる階級制度の話が印象に残っている。あと、研究室の騒音に厳しかったりコーヒーメーカーなどを設置して居心地をよくしようとするのは血液型のせいではないかという指摘など。
遅くなったのでタクシーを拾ったら目黒通りが工事で渋滞していつもより多めの料金を取られてしまった。
[[公式ページ|http://ueeda.sakura.ne.jp/]]のデザインを変更してみる。デザインをいじりたくなる時期が周期的に巡ってくるが、最近はそのような季節みたいだ。ちょっと暗いかな。あと、read more とならないようにしたいんだが。
Wednesday, 23rd of January 2013
基本的に業務はちゃんとやろうと思っているが、おそらくこちらに来て初めて会議すっぽかしをやってしまった。なぜだかわからない(わかっていたら意図的だろう)。とにかく、万能の能率手帳に記載がないんだからどうしようもない。全くもって申し訳ない。
それでももう一つの会議にはちゃんと出て帰宅。すると奥さんがインフルエンザというまさかの展開。
近所に病院があるのはありがたい。タミフルとかをもらってきて飲んで、いまのところ高熱は出ていない。「うつるといけない」とか言うが、家族からうつされたことはないこともありふつうに接触。(待て緊迫の次号!)
Thursday, 24th of January 2013
奥さんが寝込んでいるので午前中はイオンに行ってレトルトのおかゆやポカリスエットなどを買い込んでくる。タミフルを飲むのが少し遅かったみたいだ。
出勤して通信教育事務室で明日からの某出張のレクチャー。いきなり責任者にされているので緊張する。こういうのを教員だけでやるのがここの流儀。もうちょっと職員が関係した方がいいんではないかと思ってしまうが、教員がどんどん雑用をこなすシステムも、まあそれなりに意味があるんだろう。
自分もウイルスはもらっているだろうが、この場合、どんなに発熱してもどうしても出張には行かないといけないので、話は単純。自分の免疫システムを信じるしかない。がんばれマジンガー。
Friday, 25th of January 2013
某地方試験のため水戸へ。上野からスーパーひたちで1時間ほど。後ろの席の人がずっとひどい咳をしていた。インフルエンザじゃないだろうな。
3時過ぎにチェックイン後、業務で使う郵便局まで歩いて所要時間を確認。地図上の距離は1kmだが、駅ビルの中を通るので、だいたい15分といったところ。
せっかくなので偕楽園まで歩いてみる。園内には入れたが、中心的な建物である好文亭にはタッチの差で入れず。無念。
ぶらぶらと駅まで歩いて戻ると5時過ぎ。まだ夕食には早いし、いったんホテルの部屋に戻ってまた出てくるのも面倒だと思って、スーパーで寿司を買って帰る。本当は水戸の納豆料理などを食べたいと思っていたんだが。
結局3時間ほど歩き回ったが、これは先日ダイエーで買ったasicsのビジネスシューズのテストも兼ねている(おいおい)。さすがにちょっとアキレス腱のあたりが擦れて赤くなったが、新品の靴にしては上出来。
水戸は、さすが茨城県北部ということで、ちょっと空気が冷たい。海に近いせいか、開放的な雰囲気もあるが、明日の最低気温はマイナス5℃とかいっている。ひいい。なんとか無事に業務が終わりますように。
Sunday, 27th of January 2013
なんとか二泊三日の業務を終えて帰宅。発熱もせずに無事に乗り切ったのでホッとする。
しかし今回の出張は、全体的に不調で、なにか失敗したような感覚が強い。いろいろと反省。
*宿泊ホテルの空調が悪く、室内温度が一定しない。旅館にあるような薄い浴衣しかないので、室内で体が冷える。【今後の対策】やはり冬の出張では薄くてもいいからユニクロのフリースのような部屋着を持参すべし。【問題点】荷物がかさばる。開き直ってスーツケースを持参すべきか。【課題】電車の棚に置ける最大サイズを調べておこう。
*なんとなく食事がうまく取れなかった。コンビニサンドばかり食べていたような印象がある。【今後の対策】ケチらずに朝食付きの宿泊プランにすべし。朝食だけでも温かいものを食べるとずいぶん気分が違うはず。また、夜も、買ってきたものをホテルでしょんぼり食べたりせずに、ちゃんとした店に出かけるべし。【課題】出張先の街の予習はやっぱり必要。
*行きの電車は後ろの人がずっとひどい咳をしていた。帰りは勝田マラソンの参加者で混雑。辛うじて座れたが、合宿帰りの運動部の中に紛れ込んだようで居心地が悪い。【対策】こればかりはどうしようもないが、やはり1時間くらいだと高をくくってiPodを持っていかなかったのが大きい。音楽を聴くためと言うよりは、耳栓代わりという点が重要。【課題】iPodを充電し忘れていたのも大きい。日頃からマメに充電するようにしよう。
帰宅すると奥さんのインフルエンザはだいぶよくなっていた。もう平熱で今日はいろいろと家事をしたみたい。業務終了でホッとして今度は自分が発熱しないか心配だが、まだまだこれからも業務は目白押しなので、緊張感を持って生活したい。
Monday, 28th of January 2013
昨夜というか今朝早く、水戸で震度5弱の地震があったようだ。昨日までホテルの9階に滞在していたので、ぞっとする。
完全休養日。今日は疲れを取ることに集中する。どうやれば疲れを取ることができるかというのは難問だが、あまり疲れるようなことはせず、自分を甘やかす。
午後、録画した『コズミックフロント』を見ながら足踏み相互マッサージ。この番組もネタが尽きてきたのか、これまでに見たことがあるものが再編集されているような回がときどきある。
だらだらと過ごしたつもりだが、夕方になると3月末〆切の原稿Bがほぼできあがっているという不思議。
Tuesday, 29th of January 2013
昨夜は妻の実家から送っていただいた新じゃがでコロッケを作ったらうますぎて食べ過ぎる。出張で1kg増加していたところがさらにまた1kg増加。
昼はコンビニサンド1つ。
今日は事務で出張関係の後片付けをして、あとは採点などをして成績入力の目処を付けようと思っていたが、予定より早く昼過ぎに終了。思い立って懸案の眼鏡屋に行くことにする。
バスの車内アナウンスで毎日聞かされている某JR駅近くの眼鏡店へ。きっちりと度を合わせて新調するのは久しぶり。調べてみると今の眼鏡は[[2008年1月14日|http://ueeda.sakura.ne.jp/memo/memo08-01.html#01/14/08]]に作ったものなので、そろそろ買い換え時だろう。
2階で度を合わせてレンズを選択し、そのあとフレームを選ぶ。今の眼鏡は天神の激安店で1万円そこそこだったが、今回、店員さんの言うがままにやっているとそれが10本くらい買えるような金額になっているので、あわててリセットボタンを押し、なんとかこちらの要望も聞いてもらって許容範囲に着陸する。だってドイツ製の5万円のフレームを出してきたりするんですもの。油断も隙もない。
できあがるのは金曜日。
なんとなく体が冷えて動きたくないが、体重的観点からジョギングに行く。さすがに駒沢通りの雪かきをサボっている家の前の雪も解けてふつうに戻っている。しかし公園内には、まだそこかしこに雪の塊が残っている。体が重いので、ゆっくり1周走り、前後の足ふりを10回ずつ2セットやって戻ってくる。
夜はおでん。やっぱり新じゃがが美味しい。
Wednesday, 30th of January 2013
tDiaryが3.2.1にバージョンアップしたというのでさっそくインストール。開発者の皆様、いつもありがとうございます。ユーザーは単純にディレクトリを上書きすればいいということなので、えいやっと上書き。今のところ無事に動いているようだ。
後日のために、コマンドを記録しておく。sshでログインして、
>cd www
>wget http://www.tdiary.org/download/tdiary-full-3.2.1.tar.gz
>tar zxvf tdiary-full-3.2.1.tar.gz
>cp -fpr tdiary-3.2.1/ tdiary
これで終了。とても簡単。
昨日との体重差は-0.7kg。こういう原因がはっきりしている体重増加は簡単に減らすことができる。大切なのはさっさとやること。そのうち減らそうと思っていると、脂肪が体の隅々まで浸透して(本当かどうか知らない)、だんだん減りにくくなる。
公式ページのテーマも標準のTwenty Twelveに変更(たぶんこれでしばらく落ち着く予定)。すっきりしていいや、と思ったら、最上部に表示する「このサイトについて」という投稿の前に、「おすすめ投稿」という妙な文字列が表示されている。激しくコンテクストに一致しないので消去したいが、しばらくやり方がわからずに困る。
結論は、sty.cssを以下のように少し変更すればいいみたい。
article.sticky .featured-post {
...
display: none;
}
最後の一行を加えるのがポイント。[[参考サイト|http://allaboutbasic.com/2012/09/05/wordpress-com-theme-twenty-twelve-theme-modification-modify-headerfooterfontsitebartitles-using-css/]]
スタイルシートを直接変更すると、テーマがバージョンアップしたときに、変更箇所が上書きされてしまうので、こういう場合は「子テーマ」というのを使うんだそうだ。
やりかたは、
>cd wp/wp-content/themes
でテーマディレクトリに入り、その中に、
>mkdir [子テーマの名前: 任意]
と、子テーマのディレクトリを作る。名前は何でもいい。
>cd [子テーマの名前]
でそのディレクトリの中に入って、その中に、
>emacs style.css
などとやってstyle.cssを作成する。
style.cssの内容は、冒頭に必須の3行があって、その下にカスタマイズ内容を書く。
/*
Theme Name: [子テーマの名前]
Template: twentytwelve
*/
@import url('../twentytwelve/style.css');
※この下にカスタマイズする内容を書く※
article.sticky .featured-post {
display: none;
}
という感じ。Templateで指定するのは、親テーマのディレクトリ名。これを@import命令で読み込んで、そのあとに、カスタマイズする内容を書く。あとから読み込まれた方が有効になるので、こうしておくと、親テーマがバージョンアップなどで変更されても、カスタマイズの内容は失われない。
あとは、ダッシュボードから「外観」→「テーマ」→「テーマの管理」と進むと、新しく[子テーマの名前]で指定したテーマが「利用可能なテーマ」の中に見えているから、それを有効化して終了。
Thursday, 31st of January 2013
携帯占いを見ると、「あまりコンビニ食ばかりじゃダメですよ」と書いてあるので、ふつうのパン屋でパンを買っていくことにする。
原稿Aの〆切日なので、コーヒー3杯分をセットして作業開始。細かい修正をいろいろと。MS Wordではうまく組めない数式もあるので、そこはTeXで書いてPDFも作成。無事昼過ぎに終了してえいやっと送付。
月末だし、成績業務の方も片付けてしまえと思って、全科目の成績を確認して電子的に==えいやっと==提出。
これであとは入試と院試と修論試問と博論試問と、ええとあとなんだっけ。あ、原稿Bも。なんかまだまだ道は長い気がする。
女子柔道パワハラ問題。こういうのとは以前から戦ってきたが、こういう告発があったこと自体が何らかの変化の兆しか。告発した選手を批判する論調もあるようだが、あまりのレベルの低さに唖然とする。東京五輪とか言っているが、もう少し冷静に、こういうことに税金を払うことについて、もう一度考え直してみたらいいのではないか。
Friday, 1st of February 2013
先日作った眼鏡を取りに某眼鏡店に出向く。入り口の近くでぼーっと外を見ている老人がいるが気にせず中に入っていくと、後ろからその老人に「いらっしゃいませ」と声をかけられびっくりする。これほど店員のオーラを発していない店員もめずらしい。
簡単にフレームを調整してもらい、カードで支払いを済ませて店を出る。新しい眼鏡というのは慣れないと危なっかしいが、今回は、左目があまり視力が出ないこともあり、これまでにも増して慣れが必要。
ちょっと気が向いたので、[[Bonaventuraの『命題集注解』|http://www.franciscan-archive.org/bonaventura/I-Sent.html]]をオンラインでブラウズ。ほぼ同時期にトマスも同じ注解を書いているので、いろいろと興味深い。
しかしやっぱり、なにか議論がぼんやりしていて、トマスのようにピシッとしていないような気がする。しかしこれは、トマスに合わせてこちらの理解の枠組みができているからで、ボナヴェンちゃん(って言うな)をずっと読んでいたら、トマスの方がぼんやり論じているように見えるのだろうな。
それにしても、上のオンラインテキストは、英訳もついているし、解説も充実しているので、いい資料になる。
最近、PCでのスケジュール管理はhowmで済ませているので、Google Calendarを使わなくなっていた。なにか使い道はないかと考えていて、各種記念日の記録に使ってはどうかということに気付いた。予定を登録するときに、「毎年繰り返し」を指定できるので、それを使えば、周囲の人の誕生日や各種記念日、震災など重要なことが起こった日の記録に使える。
Sunday, 3rd of February 2013
国立博物館の[[王羲之展|http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=1569&lang=ja]]に出かける。
新聞(毎日新聞)などで大々的に宣伝しているので、混雑を覚悟したが、案外空いている。たしかに館内は、作品の前にずっと行列ができていたが、二重三重に行列ができるほどではない。
展示内容は圧倒的。蘭亭序なんか、臨書から模本から拓本から、いくらでもある。王羲之以外の最近の書家のものまであって、王羲之を中心とした書道の歴史入門といった趣。
しかし、年代を見ると、王羲之はだいたいアウグスティヌスの一世代上という感じの人だが、そんな昔の人の書が、1800年にわたって最高峰とされているという事実が、いろいろと刺激的。
奥さんは、自分が書道をやっていて、お手本としてよく書いていたので、また違った見方をしているようだ。
それにしても、王羲之の「羲」の字が難しい。
恵方巻きについて、こちらの人は関西の習慣が入ってきたと考えているみたいだが、しかし、おそらく関西でも比較的新しく作られた習慣で、たしか自分たちが京都にいた頃に始まったように思う。たかだか20年くらいのことだが、しかし、20年というのは、けっこう昔とも言える。
そういえば、この日は節分で、博物館やJRが比較的すいていたのは、みんな成田山あたりに出かけていたせいなのかもしれない。
Monday, 4th of February 2013
昨日、成田山の豆まきのことを書いたが、その成田屋の、團十郎が昨日亡くなったことを新聞で知る。勘三郎にも驚いたが、無念。合掌。
来年の授業準備もしとかんとな。スンマ連続講義は、来年は12問と13問という(最前半部)最難関箇所なので緊張する。
12問についてはだいたい終わってきたが、ページ数がA4で50ページを越えている。もうこうなったらプリントアウトじゃなくて、iPodやiPad持参ということになるんではないだろうか。
Tuesday, 5th of February 2013
コンビニサンドも到着駅前パン屋も飽きてきたので、出発駅ビル内の神戸屋でサンドイッチを買ってみる。ヒレカツ・ボンレスハムサンド。556円也。
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たしかにうまい。じっくりと向き合って味わいたいレベル。しかし556円はちょっと高い。毎日買うんだったら、420円くらいまでかなあ。いや、この程度の心理的障壁を乗り越えていくことで、新たな世界が開けていくんだろうか。
Wednesday, 6th of February 2013
昼前からみぞれ交じりの雨。大雪に警戒しましょうとテレビや新聞では言っているが、すくなくともこの近辺は、いまのところ大したことはない。それよりも、気温が下がっていて、深夜日付が変わる頃には8℃あったのに、正午は2℃ほど。風もあり、外を歩くと寒さがしみる。
しかし最近は、ニットの帽子とネックウォーマーを装着しているので、ずいぶんと楽。
昨日買った神戸屋のサンドイッチがたいへん美味しかったので、今日も心理的障壁を乗り越えて購入。
「アボカド&エビのオマール風味タルタルソース」なんだとか。名前からして「シャキシャキレタス」とかとは品格が違う。(そうなのか)
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もう正装して食べたいレベル。これも昨日のと同じ556円だが、1,000円出すと444円のお釣りなので12枚の硬貨をもらうことになる。もちろん1,056円出せば500円硬貨1枚だが、1,111円出すと555円で硬貨3枚だ。こちらの方が粋。(あほ)
Thursday, 7th of February 2013
まさかの三連投。今日も神戸屋のサンド。「スモークロースハム・クリームチーズ&フレッシュ野菜のジャーマンサンド」なんだそうだ。名前が長い!
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525円なので釣り銭的には工夫のしようがない。味の方は、過去二日の556円シリーズのようなゴージャスさはないが、しっかりした主張があり、これはこれでたいへん美味しい。
しかしこんなに写真を連投していると、読者諸氏のサンドイッチ欲を刺激してしまっていないかちょっと心配。
Friday, 8th of February 2013
久しぶりに職場に行く用事がないので、昼は駅前のココイチで。ポーク5辛。たまに食べたくなる。
せっかくだから、何かと話題の[[会田誠展|http://www.mori.art.museum/contents/aidamakoto_main/about/index.html]]に行ってみる。じつは六本木はこちらに来てからは行ったことがなかったんだが、けっこう近い。最寄り駅から15分ほど。
平日の昼間ということもあって、あまり人はいない。半分以上が女性で、年配の夫婦や、子連れの外国人なんかもいる。
東山魁夷や平山郁夫のパロディーは見たことがあったし、なかなかパワフルな作品がたくさんあって圧倒される。
例の、問題になっている作品群は、未成年入場不可の部屋に集められて、なんか変な雰囲気だったが、展覧会全体のパワーの中で見れば、とくに突出して変なものとは思えない。ふつうに展示してもいいんじゃないかと思えるくらい(まあ子供に見せるものではないが)。
個人的には、カントの『判断力批判』(おそらく岩波文庫)の全ページに落書きをしてそれを一枚の板に貼り付けたものや、ハイデガーの『存在と時間』を読みながら絵を描いているビデオなんかの方に、職業柄もあって、強い印象を受けた。わしもがんばろう。
Saturday, 9th of February 2013
東鴨川大学の中畑さんの本の書評会が教養キャンパスで開かれたので出かけていく。
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一昨年に出た本だが、主として英米系の現代的な問題設定の中でアリストテレスを中心とした古代ギリシャ思想を再検討するという内容で、非常に刺激的。4名の特定質問者がそれぞれに突っ込んで1時から6時までみっちりやる。
野心的な本なので、細かいところはいろいろあるが、哲学史研究の論文としては一つの新しいスタイルの典型なので、これから論文を書く学生さんたちも、図書館で一度読んでおくといいと思いますよ。
その後、駅前商店街で懇親会。一軒目は学生向けの、なんと飲み食い放題の店。飲み放題はたまにあるが、食い放題が付いているのがすごい。バイキングじゃあるまいし。二軒目は円卓の部屋に押し込められて焼酎を中心にみなさんペースがうなぎ登り。二軒目を出たあと、朝まで飲もう!と盛り上がっているのを尻目にひとりでこっそり退散。あのあとひどいことになっていないかちょっと心配。
Monday, 11th of February 2013
せっかくの祝日なので、ちょっと早いとわかっていたが、梅を見に行く。
比較的近場だと、池上梅園というところがあるが、奥さんの通勤経路と重なっていて気分転換効果が得にくいということなので、羽根木公園のせたがや梅まつりまで足を伸ばす。
駅前の喫茶店で軽く昼食を済ませ、渋谷から井の頭線で下北沢。小田急線に乗り換えてすぐ。簡単そうだが、渋谷での井の頭線との乗り換えに手間取り、下北沢でもうろうろする。こっちに来て二年が経とうとしているのにお上りさんと同じようなもんだな、とがっかりしそうなところをぐっとこらえて、住んでいる人でもオロオロするんだから、お上りさんはもっと堂々とオロオロしてもらいたい、と捉え直す。
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梅の方は木によって違うが、全体的に二分咲きといったところ。風が冷たいが、それでも春は十分に感じられた。
それにしても下北沢の駅はなんであんなにボロいんだろう。
Wednesday, 20th of February 2013
ふと気づくと一週間以上書いてなかった。こういうのもめずらしい。
この一週間は、前半は来年度授業の準備をしながら穏やかに過ごしていたが、中盤から入試業務が入り、後半は就活で娘が来ていたりして、比較的慌ただしく過ごした。その娘も先ほど帰っていった。
さて、Google Calendar様によれば、今日は引越記念日である(日付の横の[past todays]リンクを参照)。この谷の住人になってから一年。この地方に来てからだと、もうすぐ二年になる。この間に地球が太陽の周りを二周したことを意味する(もういい)。
そういやロシアで隕石が市街地の近くに落下して住民に被害が出るというめずらしいニュースがあった。たまたま、以前から報じられていた、某小惑星が地球の至近距離を通過する日の前日だったので、この小惑星との関係が取り沙汰されているが、軌道計算上無関係ということらしい。
それにしても、隕石が空を横切っている映像をテレビで見て、多くの人が日常的に個人レベルで動画撮影をしていることをあらためて感じた。何か自分も映像で日常の記録を残したいような気がしてきた。
Thursday, 21st of February 2013
自宅で主に修論を読む。今年はまだ自分の研究室の学生がいないので、専門外のものばかり。結構たいへん。
昼食時、コンビニサンドを買いに外に出るといい天気。最近は風が冷たい日が多かったが、あまり風もない。急いで引き返してふつうの普段着に着替え(このことから、いかにひどい格好でコンビニに出かけようとしていたかがわかる)、昼食を兼ねた散歩に出かける。
駅前商店街の喫茶店(と言うとカッコいいが、じつはドトール)で軽く昼食を済ませ、代々木公園へ行ってみる。原宿で降りて公園内をぐるっとひと回り。途中、日当たりの良いベンチに座ってぼーっとする。やはり、狭い部屋に閉じこもってないで、たまには広いところでぼーっとせんとな。
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デカルトも、狭い部屋じゃなくて代々木公園のベンチあたりで思索していたら、もっと違うことを思いついたかもしれない、などとぼんやり考える。
帰りは渋谷口から出て渋谷駅まで歩く。途中、百貨店で懸案の徳利を物色するが、あまり品ぞろえが良くない。朝鮮唐津か備前の徳利を探しているんだが。どこに行けばいいんだろう。
Sunday, 24th of February 2013
冷たい風が吹いているが、天気はいいので散歩に出かける。(なんか最近、散歩のことばかり書いているような気がするが、そういう時期なんだろう。)
今日は新宿御苑へ。以前、健康診断に出かけた大学病院の手前の駅で降りて5分ほど歩く。入場料200円。入場料をとるだけあって、園内は広大。地図がないと迷うほど。温室もあるなど、整備が行き届いている。季節がよければもっと賑わうんでしょうなあ。
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梅はちらほら咲き。
帰りに、先日教えてもらった[[渋谷の店|http://www.kurodatoen.co.jp/index2.html]]に行って、徳利を見る。ちょうど探していた感じのものがあったので思い切って購入した。むふふ。
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主に作家の作品を置いている店のようで、この他にもいろいろと物欲を刺激された。展示会も多いようなので、また行こう。(おいおい)
Tuesday, 26th of February 2013
業務の隙間を縫って税務署へ。ここ数年、e-Taxで自宅から確定申告をしているので、今年も自宅からやろうと思ったが、住宅ローン減税関係の入力内容に不明なところがあり、また初年度ということもあって、直接出向くことにする。
あらかじめ、税務署に電話を入れて、必要書類を確認。ネット上にも情報があるが、直接話しをすることによって、書類の内容がよくわかる。登記事項証明書は、法務局に取りに行かないといけないと思っていたが、「ふつう売買契約の時に渡してくれるはず」と言われ、よく探すと、契約書類の中にソレを発見。びば。あとは、近所の小学校の中にある、区の行政サービス事務所で住民票の写しをもらい、コンビニで売買契約書のコピーを取り、必要書類を確認して隣町の税務署へ。電車でひと駅。
行ってみると、三階に相談・作成コーナーが設けられていて、ベルトコンベア式に流れていく。基本的な書類を確認したあと、30分ほど並んで、パソコンコーナーで自分で入力。基本的に、自宅でe-Taxするのと同じだが、近くに相談員がいて、わからないところをすぐ聞けるのがたいへん助かる。住宅ローン減税関係の不明箇所も、あっさり解決。
すべて入力して税額を計算すると、なんと追加納税がウン十万。どひゃあ。昨年ほどではないが、なんでこんなに取られるんだろうと悲しい顔をしていると、見かねた相談員がチェックしてくれ、いろいろと入力漏れを指摘してくれる。それを入力すると、あーら不思議、プラスマイナスが逆転して還付金がどっさり。やったあ。
【教訓】税務署のパソコンで入力しても、自宅でやるのと同じで、その場で入力ミスを指摘してくれるわけではないので、おかしいと思ったら==ダメ元で==相談員にチェックしてもらいましょう。
心が軽くなったので、帰りは歩く。最寄駅まで15分ほど。時間のことだけを考えると電車を使うかどうか迷うところ。駅前のココ壱でポーク5辛の遅い昼食。
もっと苦労すると思っていたのだが、最初に電話を入れてからだいたい3時間くらいで全て終了した。
Thursday, 28th of February 2013
大学院二次試験は面接。修士、博士合わせて9名。10時開始で何とか昼過ぎに終わる。面接会場に普通の教室を使うのはいいが、ひとつの教室をついたてで仕切って、二つの専攻が同時に面接を行うというのはいかがなものか。現に同室だった別の専攻は受験者が少ないらしく、こちらが鬼気迫る面接をしているときに(やや脚色あり)教員同士の談笑ばかりが聞こえてくる。日頃から周囲の雑音を排除して自分の世界に集中する訓練をしている都会の人達は、こういうのも気にならないんだろう。
夕方から公募関係の打ち合わせ。今回の公募は大規模なので、今後の作業が心配だ。春休みが吹っ飛ぶようなことになりませんように、と、いちおう祈っておく。
Friday, 1st of March 2013
9時から単位計算という==謎の==会議。この大学は、学則上、けっこう簡単に退学になるようになっているので、あまり簡単に退学処分にならないように、単位が取れていない学生の状況を把握しておきましょうというような趣旨と思われる。このあたり、私立大学っぽいと言えばいいか。
10時半から専攻振り分け会議。会議といっても結果の表を見せてもらうだけだが。ほぼ例年並みの希望者があったようで、ほっと胸をなでおろす。
風が強く雨が振りそう。昼食を買いに学外に出るのが億劫な感じだったので、久々に山食でカレー。ずっと昔から食べているようなデフォルト感がすごい。
午後からまた会議。なんか変な委員になってしまって、そのせいで4月の某学会に行けなくなってしまった。念のため「学会を優先させたらダメ?」と聞くと、「許可が下りんでしょうな」と言われる。
5時半から学部懇親会。この席で退職者のスピーチがあるが、今回は10名近いので、軽く一時間は立ったままスピーチを聞くことになるのを覚悟したが、最初に立った我がセクションのボスが、短くキリリとまとめたスピーチをしたせいもあり、後続の人たちもその尺でスピーチ。結果的に、あっという間に全員のスピーチが終わる。びば。それぞれの話が、短くても内容があり、聞いていて退屈しないのに感心した。
二次会に誘われていたが、やや体調的に無理があると判断し、たまたまタイミング的にうまく抜けられたこともありそのまま帰宅。外は激しい雨。
Sunday, 3rd of March 2013
いい天気という予報だがそれほどでもない。
奥さんがちょっと体調を崩しているので、午前中ダイエーで買い物をして、家で昼食を食べ、==ちょっとパズドラをして、==暇なので、教えてもらった渋谷の陶磁器美術館に出かける。
場所については、ぼんやり、区役所の筋を西へ、と思っていたら、けっこうややこしいところで、かなり大回りをしてしまう。渋谷は初心者には難しい町だ。正しくは、文化村の左側の筋を行って左折、という感じ。ライブハウスやホテルが密集しているあたりからちょっと外れただけでまったく雰囲気の違う閑静な住宅街が広がっている。
鍋島の特別展で、三つの展示室に大量の鍋島焼きが時代別や意匠別にびっしり陳列されている。客は各展示室に5,6名という具合で、じっくり見られるのがよい。大河内山の説明などもあって懐かしい。その大河内山の作家の蕎麦猪口が展示販売されていて、丁寧な絵付けにぐっときたが、あまりふだん使わないし、そういうつもりではなかったので購入には至らず。
美術館全体としては、鍋島や伊万里に特化しているようで、備前その他のものがあまりないみたい。そういう全国的な広がりがあれば会員になってもいいかなと思っていただけに残念。
3時前に出かけて帰りは5時過ぎになってしまった。あらためて、日曜日の夕方の渋谷の混雑はすごい。言い古されているが、どこの祭りぞ、というのがやっぱりぴったり。
Tuesday, 5th of March 2013
入試など学務上の大きな仕事が終わり、細々した業務が散発的に入る時期になった。ようやく春休みという雰囲気。いわゆる春期研究期間というやつで、この間に来年度を乗り切る基礎体力をみっちりつけておきたい、と思う反面、どこからともなく、「一ヶ月くらい頭を空っぽにして次のステップに備えなさい」という声が聞こえてきたりして、なんとなく落ち着かない。
そういやこの日は、大学院の春入試に合格した二人を研究室に呼んで面談をした。いろいろと制度上のことがあって、大学院生が所属するいわゆるU枝研究室というのが組織されるのは来年度からなんだが、秋入試ですでに二名が合格しているので、なんと初年度から合計四名の研究室体制となる予定(入学手続きを確認していないのでまだ不確定だが)。あと、師範代の某博士とお姉さん役(おいおい)の某院生が引き続き参加してくれるとすると、実質的には六名体制ということになって、少なくとも見た目はまずまずの安定感。
などということを考えいていると、やっぱり来年度の授業の仕込みをもっとやっておかないと、という気分が出てきて、やはりいろいろと落ち着かない。
こちらに来てから学童保育の派遣社員をしている奥さんだが、職場の人の勧めもあって、今度、某区役所の非常勤職員に応募して試験や面接や実技を受けていたら、めでたく採用が決まったようだ。まったく知らない土地で、当初はいろいろやってみたがうまくいかないことが続いていたので、よくここまで頑張ったと思う。えらいぞ。
Friday, 8th of March 2013
世界野球大会の第二ラウンドとかで、今夜は台湾との試合。前半は元ヤンキースの王建民に抑えられて点が入らず、打線も相変わらず不活発。敗色濃厚だったが、九回二死から鳥谷選手の二盗のあと、井端選手が中前適時打。延長戦に入って中田選手の犠飛で勝ち越し、杉内投手で逃げ切るという展開。久しぶりにしびれる。やはり高校野球でトーナメントの戦い方を身に着けているのが大きいのか。
Saturday, 9th of March 2013
昨日は南風が強く気温が上がり(最高気温23.2℃)、室内にいても花粉の影響が出るほどだった。今日も気温が高いが、風はそれほどでもなく、花粉も昨日ほどではない。と、思って[[東京花粉ネット|http://pollen.tokyo-kafun.jp/kafun/index.php]]というサイトの花粉飛散マップを見るとびっくり。
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自宅近辺だけが、まるで聖なる光に守られているかのように花粉が飛んでいない!!あらためて日頃の自分の行いの良さを実感する。(おいおい)
Sunday, 10th of March 2013
前線の通過にともなって、急激に気温が変化する。例によってグラフを作ってみる。
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午後2時過ぎに外に出ると、街全体が砂嵐に巻き込まれたような異様な雰囲気。ニュースでも報道されていたが、「煙霧」と言うらしい。珍しい現象のようだが、地上のホコリが強風によって巻き上がったもので、あまりうれしくはない。
世界野球大会は、オランダと。カリブ海のオランダ王国構成国家キュラソー島出身選手が多いせいで強い、という報道がなされていて、そのとおりなんだろうが、キュラソー島を調べてみると、面積は444平方キロで、だいたい佐渡ヶ島の半分、種子島と同じくらい。人口は14万人というから日本の中堅どころの地方都市という感じ。なんでそんなところから、強力な野球選手が何人も生まれるのか。
試合の方は、鳥谷選手の先頭打者ホームランを皮切りに、本塁打6本で16-4の7回コールド勝ち。こんな小さな島に勝ったところで、やっぱりあまりうれしくない。
Tuesday, 12th of March 2013
世界野球古典という変な名前の大会の試合が頻繁に放送されているのでついつい見てしまう。今夜は、先日コールド勝ちしたばかりのキュラソー島とまたやるんだとか。序盤に8点が入り今夜も楽勝という雰囲気だったが、相手投手ががんばっているうちに徐々に追い上げられ、一時は2点差まで詰め寄られたが、最後にまた突き放して10-6で勝利。これで一位通過で本選に行くらしい。
もと巨人軍の桑田投手が解説をしていて、澤村投手について「彼ももうちょっと経験を積んで、力勝負だけじゃダメだということに気がついて、アウトローのコントロールを磨くようになると、もっといい投手になると思うんですけどね」と何度も何度も繰り返してつぶやいていたことが印象に残る。桑田ももうちょっと解説者としての経験を積んで、自分の思っていることだけを繰り返すんじゃなくて、選手やプレーのいい面を引き出すような明るい語り口に注意を向けるようになると、もっといい解説者になると思うんだがなあ。
Wednesday, 27th of March 2013
ぼやぼやしていたらあっという間に三月が過ぎてしまうぞ、と思っていたが、本当にあっという間に三月が過ぎようとしている。しかしこのことから、ぼやぼやしていたということが帰結するわけではない。
聖なる光がたまにしか花粉から守ってくれないこともあり、基本的に自宅にいるが、おかげで久しぶりにゆっくりと好きなことをして過ごしている。
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A. J. Ayerの有名な本を連想させる題だが、言わずと知れた一階述語論理のすばらしい独習本。初版は1999年に出て、邦訳(2006年)もある。これは2011年に出た第二版。初版の邦訳を買ってちょっとやってみたことがあったが、付属のソフトがうまく動かずに(うまくサーバーと接続できなかったように記憶する)、そのまま放置していた。
今回、新しいソフトウエアをインストールすると、MacでもWindowsでも問題なく動いたので、ここしばらくずっと楽しんでいる。
付属のソフトウエアには四種類あって、真理表作成ソフトのBoole、自然演繹による証明作成ソフトのFitch、世界と論理式の関係(!)を見せてくれるTarski's World、そして、練習問題の自動採点システムSubmit。それぞれによくできていて感心する。
とくに、孤独な独習者としては、練習問題を提出すると、瞬時に採点されて「あなたの証明は正しい。ひゃっほう」(実話)というようなメールが戻ってくるのがうれしい。
授業開始までに最後まで行けるか微妙なところだが、だいたい3分の2くらいまで終えたので、もう少しがんばって最後の完全性証明のところまで到達したい。一通り戸田山本を終えたけど、わかっているかどうか、今ひとつ自信がないなあと思っている文系の学部生、院生におすすめ。
なお、ソフトウエアは登録制になっているので、自動採点システムを使いたい人は、古本屋で買わないように注意しましょう。
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Friday, 29th of March 2013
ローカルな話で恐縮だが、東98系統バスは、これまで、東急バスと都営バスの共同運行だったが、この4月から都営バスが撤退して東急バスだけになるらしい。
この共同運行は、乗客にとって少しややこしい面があって、都営バスは一律200円であるのに対し、東急バスは、東京駅南口−目黒駅間が200円、それ以外の区間は210円である。たとえば本社前から等々力操車場行きに乗った場合、目黒駅までで降りれば200円だが、そこを過ぎて乗車する場合には210円となる。問題は、こちらのバスは先払いなので、乗車するときに、これを払い分けなければならない点にある。ICカードで支払う場合、良心的に、デフォルトでは200円が引き落とされるように設定されているが、乗っていると「目黒駅を過ぎて乗車する場合、運賃が10円加算されるので、ちゃんと払ってね」というようなアナウンスが何度も流れる。
要約すると、本社前から自宅の最寄り駅まで乗車するときは、やってくるバスが東急バスか都営バスかを瞬時に判断し、前者の場合、乗車時に「目黒駅を過ぎます」と運転手(サービスクルーと呼ぶ)に告げ、運転手が料金箱のICカード車載器を210円にセットするのを確認してピッとやることが必要となる。今ではボーッとしながらでも一連の動作を難なくこなすことができるが、最初は都営バスなのに「目黒駅を云々」と申告して「は?」とか言われたり、東急バスで申告するのを忘れて(わからずに)、「200円しか払ってないのにどうしよう」とドキドキしたりしてたいへんだった。(ちなみに、この10円に対する厳格さは、サービスクルーによって違うようである。)
ともかく、こういうことが、今回の変更によってなくなってしまうわけだ。200円のバスがなくなるのは残念だが、物事が単純化してすっきりするのは気持ちいい。あと、日常的に利用するバスがほぼ東急バスだけになったので、あのあこがれの、東急バス全線定期券が視野に入ってきたのも大きい。
バス乗り放題というのはいかにも自由な感じがするが、しかし、この定期券は結構値引率が低いので、とくにそんなに熱心な通勤者じゃない私のような者は、まず元は取れない。自由は高くつくということか。(やや違う)
Tuesday, 2nd of April 2013
気分転換のつもりで始めた ''Language, Proof and Logic'' (2nd ed.)だが、どんどん==深みにはまって==面白くなって、思わぬ春の猛勉強となってしまった。そろそろ新学期の足音が聞こえ始めているが、あとちょっとがんばりたい。しかし、いま500ページを少し過ぎたあたりだが、あと60ページくらいあるんだなこれが。しかも一番手ごわいところが残っている。そろそろ新学期の準備に切り替えるべきか、あるいは、やり始めたものを最後までやることを優先させるべきか。
しかし、気分転換のつもりがこうなってしまったからには、新しい気分転換を見つけないといけない。なにかいい気分転換はないか。トマスでも読むか。(おいおい)
Monday, 8th of April 2013
うかうかしていたら、ついに春学期が始まってしまった。今年から非常勤をお願いする某先生が部屋にいらっしゃったので、しばらく雑談。このところ引きこもって別世界を旅していたので日本語が出てこずに困る。その後、一緒に教室へ。想像以上に受講者が集まっているようで、依頼した方としては、ほっと一安心。
念のため各種報告書や申請書を早めに準備する。意外に時間がかかる。これを明日、授業の合間にやろうとしていたのだが、絶対に無理だっただろう。このあたりの仕事の配分能力にもリハビリが必要。
ついでに明日の授業のレジュメを作成して印刷。昨年は初回に32名集まったので、今年は40枚印刷する。(こう書いておくと来年の自分がこれを読んで一年前の自分に感謝することになる。)
春の猛勉強、''Language, Proof and Logic''の方だが、予定通り一階述語論理の完全性証明のところまで終了。ぼんやりと理解が不十分だと感じていたあたりがすっきりして気持ちがよい。戸田山さんの本だと、命題論理の完全性証明は詳しく説明されているが、一階述語の方は、一応ちゃんと説明してくれてはいるんだが、少し駆け足になっていて、その他の部分に比べるとややわかりにくい。そのへんの手当てができたのでよかった。今後の研究に生かせるといいなあ。
Tuesday, 9th of April 2013
授業2つ。昨年32名集まったクラスは、40枚プリントを用意していくと、39名だった。来年は、もう少し余裕を見て45枚くらい準備していくといいだろう。
ゼミの方は、ご常連さん(?)を除くと少し参加者が少なく、将来に不安を感じさせる。量より質ということはよくわかっているつもりだが、ある程度の量が確保されないとなかなか質が上がらないのも現実。
教室が、狭い敷地に無理して作ったワンルームマンションの部屋みたいで使いにくい。さっそく当該部署に相談して、別の部屋に変更してもらう。同じように狭いが、無理して作ったような感じではないので、ちょっとはましだろう。
ゼミで何を読むか、だいたいこちらで提案したものになることが多いが、今年は参加者からの要望がどんどん出て、私の提案(STI-79)は早々に却下。その後、天使論(STI-50)か創造論(STI-44)かという話になり、けっきょく後者に決定。担当者はがんばってください。
筆頭?編者のお二人から送っていただく。ありがとうございます。
{{isbn_detail '978-4815807283'}}
大学の初年次教育や技術者倫理教育など、いろんなところで批判的思考(クリティカルシンキング)や科学(・)技術社会論というものが論じられ、本もたくさん出ているが、これは、サブタイトルが「クリティカルシンキング練習帳」とあるだけあって、ウソじゃなくほんとうに批判的思考を実社会の中で使うための練習帳である。遺伝子組み換え、喫煙、乳がん検診、血液型占いなど、身近な10個のテーマについて、それぞれデータに基づいた賛否両方の立場から、ある程度説得的な議論が提示され、その上で、その対立する議論について、批判的思考を行うというシステムになっている。じっさい、これだけ批判的思考が流通してくれば、むちゃくちゃな議論に対して理路整然と批判的に思考すればそれでおっけー、という簡単な話ではなく、いろんな「批判的思考」の中から、この場に適した批判的思考はどのようなものか、というメタレベルの判断が必要となる。実際の問題で難しいのはここだ。そういう意味では非常によくできた教科書だとおもう。関係者の努力に敬意を表する。
Wednesday, 17th of April 2013
なんか最近一週間に一度書くのがやっとという感じ。
新学期が始まって、そろりそろりと三年目のスタート。最初の年は震災直後ということもあって自分も周囲もどたばたしているうちに過ぎていった。昨年は、主観的にはかなり慣れて、さあやるぞと張り切って飛ばしたところが5月半ばのにってつの頃にはもう息切れしていた。今年は昨年の教訓を生かして、あまり最初から飛ばさないで、連休明けくらいからぼつぼつ始めて、徐々にペースを上げ、ようやく調子が出てきたなと思ったあたりで夏休みに突入するくらいのペースでやりたい。(だめじゃん)
哲学史(中世)研究の基礎訓練という新しい職責を果たすべく、トマス以外にボナヴェンちゃん(Bonaventura)やムレスナ(Anselmus)を読んできたが、今年は参加者の希望もあってガス(Augustinus)を読むことに。『三位一体論』の8巻から。それで予習がてらに==しょうがなく==読んでいるが、==まあだいたいこんなもんだな==意外に面白い。このあたりをやる研究者も必要だから、今後、演習の一つで恒常的に扱うようにしようかな。
今年も春先はスーツで出かけているが、今までと違うのは靴。これまで、足もとが大切ということで、がんばって革底の靴を履いていたが、滑るし、硬くて疲れるし、ということで、今はダイエーの靴屋で買った1万円以下のゴム底の靴を履いている。滑らないし、クッションがあって疲れないし、とても楽。スーツ姿の快適さが全体として22%ほどUPした感じだ。問題は、これからの季節、ゴム底の靴は通気性が悪いので、と思ったら、最近はその方面もいろいろ改善された商品が出ているみたいだな。
しかし本当は、革底で疲れず歩きやすい靴を探したいとは思っている。
Tuesday, 23rd of April 2013
この日はゼミコンパだった。幹事のおかげで早い時期に開くことができた。
総勢13名。正規の登録学生に加えて、院生や博士も参加して盛況。
一次会は、少し気取ったBarのようなところで、それなりに対応が難しかったが、なんとか乗り切ることができた。二次会はだれでも知っている大衆酒場。やっぱりこういうところの方が落ち着くな。
その後、流れ解散。日付も変わろうとしているのに、まだどこかで飲もうと盛り上がっていた人たちがいたようだが、大丈夫だっただろうか。
Saturday, 27th of April 2013
なぜかズボンを買いたくなり、ダイエーに行ってチノパンを一つ買う。これまで、ジーンズと同じように、いろんなサイズのなかから自分にぴったりのものを選んで買っていたように思うが、今回は、すそを計ってもらって、あとで取りに行くシステム。なんか面倒。
スーツの問題は、夏場をどうするかだが、とりあえず今年も例年通り、クールビズの時期になったらチノパンとポロシャツに大変身しようかと思っている。
Sunday, 28th of April 2013
天気も季節もいいので久しぶりに奥さんと散歩。まずは4月からの奥さんの職場まで歩いて付近の環境を確認。家探しをしていたときに見に来た商店街が意外に近くにある。3年目ともなると、近所の地理も少しずつわかってきているが、やっぱりこの複雑怪奇な町の構造は奥が深い。
たまたま目黒不動が縁日をやっているらしいので行ってみる。相変わらずなんだかんだとお寺の主張を書いた看板が出ているが、多くの屋台が出て人も集まって賑やか。ここで昼食を済ませもよかったが、自販機でお茶を買って、そのへんに座って休憩。
昼食はアトレ目黒のつな八。なんか、この時期に外出すると、天ぷらを食べる傾向がある。白魚(しらうお)の天ぷらが入った天丼をたいへんおいしくいただく。ちなみに、この白魚は、室見川で捕れて躍りで食される「しろうお」とは別の魚。
Wednesday, 1st of May 2013
{{isbn_detail '978-4876982646'}}
ちょっと前に、編者の一人である松田氏から送っていただく。ありがとうございます。
なんか硬い題名の本だなと思って中を見ると、なんとこれは、京都大学西洋近世哲学史講座の小林道夫教授の定年退職記念論文集ではないの。しかも、総勢10名の研究者たちが、寄ってたかって小林さんを批判し、小林さんは返す刀で、それらの批判を一つ残らずばっさばっさと切り捨てるという、なんとも痛快な哲学的論争の本。
あとがきに、「よくある退職記念論文集ではない」とあるが、まさにその通り。というか、哲学者・研究者の退職記念論文集はかくあるべしという、後世に範を示した記念碑的労作と言えよう(褒めすぎ?)。
以前ある機会に、退職記念論集というのは、みんなで寄ってたかって批判してこそ意味がある、というようなことをしゃべったことがあり、今回、同じような感覚の本がじっさいに出て、少し溜飲を下げる思いだ。
その意味でも、これはタイトルが間違っていて、『小林道夫をめぐる論戦』とか『小林道夫との対決』とか『小林道夫とその批判者たち』とか、もっと小林先生の名前を前面に出した方がキャッチ−だったはず。とはいうものの、たぶん小林先生がやめてくれと言ったんでしょうね。
ちなみに、小林先生の「西洋哲学史研究会」には、とくに博士課程になったころから通って、大きな刺激を受けた。留学というものを現実的に考えるようになったのは、小林先生の影響が大きいように思う。ちょっとここに書いて、こっそり感謝の気持ちを表明しておきます。
Thursday, 2nd of May 2013
いろいろ記録。
今年度第1回関東七隈会総会が吉祥寺の鳥良で開催された(参加人数4名)。今年度から八王子大学に転出した、時代からけっして遅れることがない8階のT教授の名誉会長から平会員への降格人事が提案され、満場一致で可決された。今後、あらたな名誉会長の選出が急がれる。
東急渋谷駅が新しくなって、前とはずいぶん離れた場所になってしまった。せっかく覚えたのに。この日は、同じ路線を使う某M教授のあとをついていって事なきを得る。今後、何号車の何番扉から乗ると云々、という細かい調整が急がれる。
Friday, 3rd of May 2013
連休でいい天気なので、新宿御苑を散歩。新緑やツツジやバラがきれい。
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昼食は、駅前のポンパドールで買ったサンドイッチをベンチに座って食べた。気持ちよかったが、少し風が冷たい。
Saturday, 4th of May 2013
昨日、薄着で体が冷えたのか、連休なのに体調が良くない。
おまけに、休日とあって台所の蛇口を入念に掃除していた奥さんが、誤って蛇口をゆるめてしまい、水漏れが発生。この連休中にえらいこっちゃ、とややあわてる。冷蔵庫に張ってあった水漏れ110番のような広告を見つけ、あまり考えずに電話。数時間後、巡回作業員がやってきて、キュキュッとネジを締めて解決。ネジを締めればいいことはわかっていたが、素人はそれをやる工具を持ってない。驚いたのは請求額で、基本料金が1万5千円で、2千円==謎の==割引で1万3千円なんだとか。基本的に、急な水漏れで困っている人を相手にした商売だから、あまり良心的な価格設定にする必要がないことは理解できるが、それにしても大胆。
【教訓】急な水漏れでもあわてないように、自宅の水栓がどこにあるか、止水するのにどのようにすればいいか、一度くらいは経験しておきましょう。水を止めてから、インターネットなどを使って、ゆっくりと業者の選定をしましょう。可能なら相見積をとるなどして、事前に価格も確認しておきましょう。
Sunday, 5th of May 2013
奥さんの体調が今ひとつなので、一人で散歩。というか、体がなまっているので、二時間のwalking。
事前の計画では、玉川通りまで行って、駒沢公園に北側から入り、適当に運動してもどってくるつもりだったが、玉川通りをどこまで歩いても駒沢公園がない。あとで確認すると、そもそも駒沢公園は玉川通りに接していないことがわかった。おまけに、休日(それも日曜日)なのになぜか駒澤大学の近くで大学生の群衆が歩道一杯にあふれている。walkingどころではない。渋谷のスクランブル交差点を延々歩いているような感覚。
そのうち、明らかに駒沢公園を通り過ぎていることに気づいて、どこかで左折しようと思っていると、呑川緑道が現れたのでそこに入る。あとは延々それを歩いて都立大学へ。少し通りすぎて鉄飛坂を上り、環七に出る。
距離としてはだいたい10kmだが、地図も持たずに知らない道を歩いたので精神的に疲弊する。
【教訓】任意の公園に行く時には、その公園の出入り口がどこにあるかちゃんと確認してから行きましょう。
Monday, 6th of May 2013
どうしても研究室でやらないといけない仕事があって、休日なら静かだろうと思って出勤。最初は人の気配もせず調子よく進めていたが、午後からやっぱり某共同研究室に人が来て、なにやら大きな声でしゃべっている。うんざり。
まあ、この件も、最初に比べるとずいぶんよくなってきて、廊下での立ち話や、ドアを開けたまま学生たちが騒ぐというようなことはなくなってきたが、しかし、基本的に防音の悪い構造の部屋なので、そこに学生を集めて授業をしたり、大きな声で面談をしたりすると、周囲に迷惑がかかるのは避けようがない。
部屋を変わることは可能みたいがだが、それで解決する問題でもないということが最近わかってきて、ようするにこれは、カルチャーショックのようなもので、研究室での仕事というものについての認識を改めないといけないようだ。少なくとも、うんうんうなりながら難所を読み進める、というような仕事を研究室でやろうと思ってはいけない。
【教訓】だからさっさとノイズキャンセリング機能付ヘッドフォンを入手すべし。
夜は、東京の大学に通っている甥と姪をウチに呼んで、栄養をつけてやる。
ちょっと前まで子供だったのに、すぐに大きくなるもんだ。
唐揚げやスペアリブなど、お子様メニューが食卓に並ぶのも久しぶり。
つられて食べて、昨日の2時間walkingのダイエット効果を粉砕する。
Tuesday, 7th of May 2013
あっという間に連休が終わって、連休明けに突入。
連休明けということで、かねてから予告されていた某大岡山博士のサブゼミ(論理学講義)炸裂。ぼんやり途中から始めて記号操作ができる程度で喜んでいてはいけない、という観点から(ほんとうか)、論理と論理学について根本から考えてみよう、という趣旨。論理と哲学の関係に興味がある人、あるいは、大岡山博士に興味がある人は、火曜4限のゼミの前の時間、同じ教室でやってますから是非参加してください。
Thursday, 9th of May 2013
「[[「能率手帳」は「NOLTY」へ変わります|http://www.jmam.co.jp/new/newsrelease/1281625_1362.html]]」というショッキングなニュースが飛び込んできた。これまで何度も書いたように、2011年から使い始めて3年目、抜群の安定感で激動の日々を支えてくれているが、来年度からNOLTYという商品名になり、「若年層」に売り込んでいくらしい。
しかし、若者受けを狙って商品名をアルファベット表記にするという発想には毎度のことながら目眩を感じる。そういうのは昭和な発想で、じつは「能率手帳」というのが、==周回遅れにせよ==けっこう今の時代から見ればオシャレな感じだと思うんだがなあ。
Thursday, 16th of May 2013
気温の変動幅が大きく、室内外を問わず服の選定が難しい。とりあえず、その日の予想最高気温が25℃以上ならクールビズ(半袖ポロシャツ+チノパン+スニーカーソックス+スリッポン)、以下ならサマースーツという原則を立てている。この日はちょうどその中間だったので、長袖ポロシャツ(袖まくりができるタイプ)を着ていったが正解だったようだ。
夕方突然の雷雨。小さい傘では濡れるほど。このところしばらく、スーツ姿の外見の完成度をより高めるために、茶色の革の手提げカバン(使用17年目)を使用していたが、クールビズの服装が交じるようになって、もとのナイロン地の2wayビジネスバッグにもどしていた。雨の日は傘をもつのでやはりショルダーストラップ付きのカバンが便利。
Tuesday, 4th of June 2013
院生の某くんが、最近、教室持ち込み端末をiPadからWindowsタブレットに変更している件で、
""「あれ?iPadから替えたの?」
""
""「iPadじゃあFlashが動かないんで、Corpus Thomisticumのレオニナ版が読めないんですよ。」
""
""「そのために買ったの?まあ、レオニナ版を買うより安いけどね。」
というような会話を耳にした。(やや脚色あり)
さっそく調べてみると、[[Puffin|https://itunes.apple.com/jp/app/puffin-web-browser/id406239138]]というFlash対応のブラウザがあることがわかる(有料:250円)。せっかくなので購入して使ってみたが、おそろしいことに問題なくレオニナ版が読めるでないの。しかし、このことを院生の某くんに伝えていいものかどうか、迷うところである。(書いとるやないか)
Wednesday, 5th of June 2013
会議2つ。帰宅してから走りに行くには時間が足らないので、徒歩で帰ることにする。引越直後に一度歩いたことがあるが、その頃は、まだあまり道がわかってなくて、途中で人に道を尋ねたりして、冒険という感じだったのが懐かしい。
風が少しあって汗を乾かしてくれるので心地よいが、やはり6km、80分というのは少し遠い。いつも、10kmを同じくらいの時間をかけてジョギングしているので、運動の程度としてはかなり軽いが、ふつうの服装で歩くというのが、ちょうど服を着て泳ぐ場合のように、負担を増大させている。
時間的に走れないときは徒歩で帰宅しようかと思っていたが、ちょっと考えるな。
Thursday, 6th of June 2013
{{isbn_detail '978-4759811674'}}
ちょっと前に、授業中の質問の中に元素(周期表)の話がでてきて、思わず食いついたのは、たまたま某tweetの影響で、この本を読んでいたからだ。
ややもすれば、この世界の不思議のほとんどは、素粒子論と宇宙論に含まれると思いがちだが(「コズミック・フロント」の見すぎ)、その中間の元素もとても不思議な存在だ。周期表と言えば、受験勉強の「水兵リーベ、僕の船」を思い出すが、そういうお遊びの時間はもう終わった。この世は文字どおりリアルな不思議に満ちている。
類似本は数多いが、この本の特徴は、一つ一つの元素が体系的に漫画で擬人化されている点。根本原理を極めることだけでなく、多様な表現形態を蒐集することがいかに大事かがよくわかる。
Wednesday, 19th of June 2013
上部消化管検診。某講義の準備をしたいが、命にかかわるのでがんばって行く。
通勤するのが精一杯だった初年度は、精神的にどうしても行けなかったが、昨年は、二年目ということもあり、{{my '20121219#p1','なんとか行ったが死ぬ思いをした'}}。三年目の今年は、何の苦労も問題もない。ごくふつうの日常の一コマ。このことから、新しい土地で生活を始めたとき、二年目から三年目の間に大きな変化が起こることがわかる。
来年の自分のために書いておくと、今回は、東横線の混雑を避けて、バスで目黒に行き、代々木で中央線に乗り換えというルート。中央線はホームの手前側が混雑するので、ずっと歩いて端の方で待つこと。7時半に家を出たら病院には8時10分に到着した。受付は南別館の3階。2階の総合受付は8時半にならないと開かない。しばらく開いていない受付の前にたたずんでぼんやりしていたが、この時に3階の受付は開いていたので、そちらへ直行するのが正解。
腹部エコーと胃のX線写真。1時間ほどで終了。行きと同じルートで帰ろうと思っていたが、渋谷駅直前でプチ車内トラブルに遭遇し、ダイヤが乱れそうだったので渋谷から東横線で帰宅。パン屋でサンドイッチを買って帰って遅い朝食。
最近みんなブログや日記を書かなくなり、Twitterに流れているので、しょうがなく「夜フクロウ」というソフトで==追跡調査==読んでいたが、ふと気づくとそのソフトが起動しなくなっている。正確には、起動するが、「準備中」と表示されて何も読み込まれない。ネット上を調べると、いくつかそういう症状が報告されているが、こうすれば解決しますよ、というような記事は見あたらない。わたしも、再インストールしたり、キャッシュや設定ファイルを削除したり、いろいろやってみるがどうもうまくいかない。もしかすると、OSのバージョンが10.5.8と古いので、そろそろ新調するべきなのかも知れない。しかし、仕事上はまったく問題なく快適に使えているので、新調するのももったいない。どなたか、tweet抽出機能に優れ、古いMacでも使えるクライアントをご存知ありませんか。
Monday, 1st of July 2013
{{isbn_detail '978-4309624570'}}
ちょっと前に、著者のお一人から贈っていただく。どうもありがとうございます。
めずらしいタイプの本だなと思ってぼつぼつ読んでいたが、先週、ちょっと長旅をする機会があり、その道中で全部読み終えた。これはやっぱりとってもめずらしい本だ。
宇宙物理学者の東大の須藤さんが、科学哲学者の京大の伊勢田さんに「科学哲学とはなにをする学問なんですか」と問いかけ、伊勢田さんが懇切丁寧に説明する、というスタイルで、全編対話形式で進行する。
そもそも、この対話が300ページほども延々と続いていることに驚かされる。これは、科学哲学のいろんな分野についての話題に花が咲いているのではなく、ようするに、須藤さんの方が、最初から最後まで、ほぼ進展することなく(細かい誤解が解かれるということはあるが)、「わからん」と言い続けていることによる。
科学者と科学哲学者の違いが、野球選手と野球連盟の役員の違い、というわかりやすい(?)比喩で語られたりして、一瞬、両者(というより須藤さんの方)が歩み寄ったりすることはあるが、基本的に、最初の緊張感が最後まで持続して着地しないまま打ち切られる。
しかしこれは、失敗ではなくて、双方が強い覚悟をもって、安易に妥協することなく誠実に議論を重ねた結果であり、人間関係重視の通常の「対談」とはまったく異なる「討論の記録」となっている。その意味でもめずらしい。
この本からなにを読み取るかは各人の興味関心による。日頃「哲学」というエラソーな学問に不信感を抱いているとくに理系の人は、須藤さんの痛快なツッコミに溜飲を下げる、という読み方をするのだろうし、いろんな機会にこの手の批判にさらされることに飽き飽きしている哲学業界の人は、そのような機会に自分が取った態度と、この本に現れている伊勢田氏のホトケ様のような誠実さとのあまりの違いに恥じ入り、今後はもう少し真摯に対応しよう、と考え直す機会となることであろう。いや、ホントに、個人的にはてっちゃんの堪忍袋の大きさばかりが印象に残る本でした。
(なにかと話題のカバーのデザインだが、Twitterのprofile写真あたりを使った方がよかったのではないかと。)
{{isbn_detail '978-4142230280'}}
==ついでに==こちらも宣伝しておこう。
国際的に絶賛活躍中の納富先生が、こんどは==バラエティー==テレビ番組に進出だ([[NHK Eテレ『100分de名著』|http://www.nhk.or.jp/meicho/]])。プラトンの名著『饗宴』を伊集院光と竹内陶子アナとの軽妙なトークを交えて懇切丁寧に解説してくれるはず(圧力)。『饗宴』の内容を知りたい人、動いている納富先生を見たい人、どうして納富先生は宴会の翌日でもあんなに元気なのかが知りたい人など、いろんな人にお勧めできる。
Thursday, 11th of July 2013
2限目真理論購読。木曜日はこれで終わりのはず。
昼は神戸屋のパン。田町駅のパン屋がなくなってしまったのが痛い。
3限目の時間帯は、某極秘業務最終段階関係某作業。
4限目大学院ゼミは修士1年生2名の中間報告会。20分発表、20分質疑応答を2セット。もう少しそれぞれ時間をかければよかったかもしれない。
5限目は研究室で面談2件。学部4年生と修士2年生にそれぞれ卒論と修論のプレゼンをやってもらう。
6時過ぎから近所の蕎麦屋で研究室関係前期打ち上げ。学部3年生からODまで、学外からの参加も含め12名ほどの盛況。蕎麦屋でコンパという発想はなかったが、飲み物、料理とも文句なし。今後も使おう。2階が貸し切り状態になり、他のお客さんへの気遣いがないので、久しぶりに自己紹介スピーチを回してみたりする。
2次会は会場探しにやや苦労したが、田町駅近くのちょっとお値段高めの居酒屋へ。ほぼ全員そのまま参加。1次会で腹を満たしていたので支払はそれほどひどいことにならない。11時過ぎくらいまで==異様に盛り上がる==歓談。これまでコンパというと、学部生相手のことが多く、精神的にも財布の面でも保護者のような重圧があったが、院生以上が中心の飲み会だと、それがないので楽ちん。
Friday, 12th of July 2013
http:my_images/temp20130712.jpg
ここ一ヶ月の最高気温のグラフを見ればわかるように(見なくてもわかる)、最近、非常に暑い。マンションの1階という洞窟のような自宅は、めったに室内温度が30℃を超えることがないが、今回の熱波では、午後には31℃ほどになってしまう。
それでも、横浜の団地の最上階にいた頃は、油断すると室温が35℃とかになっていたので、それよりは安全。
中心気圧950hPaほどの強い台風が先島諸島から台湾北部へ向かっている。関東地方はあまり台風が来ないので、最近ちょっと興味が薄れてきているが、そっち方面のみなさんは災害に注意してください。
教養の授業。35℃の猛暑の中、スーツで出かける。夕方から、本社の方で非常勤講師の先生方を慰労する会があり、立場上ホスト役ということで、失礼があってはならないという配慮から。
今年は、早い時期からクールビズにして、ホメオスタシス高温処理班を甘やかしていたこともあり、ものすごく暑く感じる。いちおう、タオルハンカチと扇子で武装してみたものの、炎天下を駅に向かって歩いていると、「武士は食わねど高楊枝」というフレーズが頭の中をぐるぐる回る。
しかし、電車内や建物内に入ると、スーツでまったく問題ない。観点を変えれば、冷房の効いたところで半袖ポロシャツは少し寒すぎる。夏スーツで上着を脱いで手に持っている、というスタイルが、じつは一番正しいのかも知れない。
Sunday, 14th of July 2013
研究室の先輩にあたる某先生が亡くなったという報を受け、鎌倉の告別式に出かける。品川から久里浜行きの横須賀線で50分ほど。ようやく、戸塚、大船、鎌倉、逗子、久里浜の位置関係を理解した。これに伴い、横須賀線と東海道線の違いも、(たぶん)理解した。
告別式は鶴岡八幡宮の鳥居のすぐ近くの教会。告別式の前に告別ミサがあり、歌を歌ったり決まったフレーズを唱えたりする。すぐ後ろに、神父服を着て大きい声で歌っている人がいた。教会での葬式はこれがあるからかなわん。
そのうち告別式が始まりほっとする。ご友人やご家族の話を聞き、しんみりする。故山田先生の晩年のお世話を家族ぐるみでなさった方で、先輩として、とくに学会事務局関係のことでいろいろと教わることが多かった。新潟大での学会の時、自分の発表が終わってほっとして、ぶらぶらと海岸まで散歩したとき、なぜかこの先生と一緒になり、道中、とりとめもない話をしながら歩いたのが一番思い出に残っている。穏やかな中に、とても強いものを感じさせる印象が不思議だったが、今回、みなさんの話を聞いて少し納得するところがあった。合掌。
あいかわらず35℃の猛暑が続いているが、家電的に、おそらくこの猛暑の中あってはならない最悪の事態の一つが勃発。なんと、冷蔵庫様がご臨終に。このところどうも飲み物が冷えてない感じがしていたのだが、猛暑のせいかもしれない、などと、正常性バイアスに翻弄されていた。冷蔵庫の中に温度計を入れ、20℃くらいにしかならないのを確認して、ようやくこのバイアスが外される。中のものがすべてダメになるまえに、早急に対策を講じるべし。
Thursday, 18th of July 2013
木曜日の授業は先週で終わったので、木曜日にかんしては今日から夏期研究期間モードに入る。
さっそく、大岡山博士主催論理学サブゼミの「夏休みの宿題」にとりかかる。命題論理の公理系の証明練習。昔、Mendelsonの教科書にあるやつを、==答えを片目でちらちら見ながら==苦労してやった記憶があるが、今回の宿題は、Mendelsonとは違う公理系なので、自力でやらざるをえない。あらためて自らの論理的直観の貧困さを目の当たりにして落ち込むが、予定では、この練習問題を多方面から研究することによって、その直観を数倍に増幅させ、この夏が終わる頃にはずっと遠くを見通せるようになっているはず。このように、なにかに取り組むときには、それを達成したあとの喜びをリアルに想像することが大切。
{{isbn_detail '978-1584888765'}}
夕方は、ほぼ毎日ジョギングをしようと思っているが、記録を振り返ると、だいたい2日に1回を少し下回るペース。天候や業務に左右されるので、毎日走るつもりでもこのくらいになるのはしょうがない。
この日も、30℃ほどの中、走りに行く。途中、パラパラと雨が降り、そのせいで湿度が上昇したのか、ふだんに増して暑さがこたえる。なんとか駒沢公園を1周して約8kmのコースを回ってくるが、体にダメージが残る感じ。予定では、そろそろ体力が戻って、もっと軽快に速く走れるようになっているはずだったんだがなあ。このように、達成したあとの喜びをリアルに想像したからといって、それが達成されるとは限らないので注意が必要。
Tuesday, 23rd of July 2013
某業務関係で郵便局へ行こうとすると激しい雷雨。福岡にいた頃はよくあったが、こちらではめずらしい。
http:my_images/20130723.jpg
ピンポイントで非常に激しい積乱雲が通過した模様。
http:my_images/20130723rain.jpg
全国ランキングでも堂々の1位。教養キャンパスも2位に付けている。
おかげで大鳥神社付近の山手通りが冠水して渋滞が発生。帰りのバスも、いつもは35分くらいのところを50分ほどかかる。おまけに車内は大混雑。あとで確認すると、東横線も止まっていたみたい。目黒駅付近では、この大雨とはまったく関係なく火事が発生して、たくさんの消防車が停まって大混雑していたし、もうなにがなんだか。
Tuesday, 30th of July 2013
久々に三田のココイチへ。ちょっと気合いを入れて、5辛のポークカツカレーを注文。ふだんカロリー的観点からカツカレーは控えているが、たまにはいいかということで。
ところが一口食べて、これが5辛でないことがわかる。念のためもう一口食べて、やっぱり5辛でないことを確認して店員に「5辛と言ったと思うんですが」と穏やかにクレーム。もし全部作り直すなら時間がかかるからこのままでいいやと思っていたが、5辛のルーだけ作って、(もしかするとライスも入れ替えて)かけ直すというやり方で対処してくれる。かなり大量のルーがかかっていたので驚いた顔をすると「サービスです」と、なぜかやや上から目線で言われる。
大量のルーのせいで、カツが完全に水没した状態になり、ビジュアル的にはやや難があるが、「辛いカツカレーを食べたい!」という原初の欲求を満たすという意味では、非常に効果的。今後は、初めから追加ルー{{fn '以前は裏メニューで無料だったが最近有料化された。お玉1杯100円。'}}をお願いしようかと思うほどだ。
その足で三田の某床屋へ。気に入ってずっと使っている。いつもなんとなく3ヶ月に一度くらいになるのが残念だと思っていたので、今回は、スケジュール管理システムに「そろそろ散髪」という項目を入れておいた。約1ヶ月ぶり。このくらいの間隔で行かないとな。仕事が丁寧な若大将の方に、たっぷり1時間以上かけて仕上げてもらう。カレーの影響か、顔そりの時に本当に寝てしまい、自動椅子の背もたれが動いたときに心底驚いた。
そろそろホメオスタシス高温担当班の活動も軌道に乗ってきたようで、暑い中を快調に(脚色あり)ジョギング。とくにこの日はカレーの影響か、体内からわき上がるエネルギー(表現要検討)を感じる。公園内のジョギングコースの最後の1kmが4分53秒と、久々の4分台。この1週間は週5で走った。
帰宅後すぐにシャワーを浴びるが、このとき、足に冷水をかけるとあとの疲労が違うことに最近気づいて励行している。体幹を使うので臀部から腰回りも冷やしたいが、ここに冷たいシャワーをかける勇気はないので、いまのところ膝から下だけにしている。
Thursday, 1st of August 2013
おおう8月。
今日は朝から雨で9時現在の気温が26.4℃。しかし西日本は軒並み30℃を超えているようだ。
関東も暑いが、今住んでいるところは比較的海が近いので、空気が動き、閉塞感が少ない(ように感じる)。ちなみに、一番近い海岸線は天王洲アイルあたりで約6.5km。これは福岡の旧自宅からヤフードームまでとほぼ同じ距離だ。さらにちなみに京都の桃山南団地から淀川河口までは約45km。そして四国の実家から江之元の漁港までは約1km。(Google Map距離測定ツールによる数値。)
Friday, 2nd of August 2013
下手をすると夕方のジョギング以外は外出しない日が続くと精神的によくないので、自宅で昼食を取ってから散歩がてら渋谷の東急ハンズに出かける。福岡にいた頃は、ときどき、天神の物欲・食欲店を巡回して気分転換をしていたが、こちらでもその代替物が必要。この近くの天神と言えば渋谷なので(表現要検討)、そのように利用したいが、まだちょっと街が大きすぎて手に負えない感じ。
東横線の駅が移動したので、東急ハンズへの道も試行錯誤中。今回は、13番出口に出て(この出たところに某[[黒田陶苑|http://www.kurodatoen.co.jp/index2.html]]がある)、明治通りを横断してそのままずっと坂を登っていくというルート。降車ホームから13番出口まで遠いのが難。
お目当てはノート。ある勉強をしているとその勉強の周辺のものに対する物欲が芽生えるのはいつものこと。今使っているノートが気に入っているので、類似品がないか見に行ったが、ない。アメリカでよく使う、黄色い紙のリングノートをイメージしているんだが。
あとでよく考えると、そういうノートは輸入文具であって、東急ハンズではなく丸善に行くべきであった。
ふとamazon様にお尋ねしてみると、ちゃんと売っているでないの。
{{isbn_detail 'B001156NN6'}}
コクヨのキャンパスノートなどに比べると2倍くらいの値段だが、MoleskineやRhodiaに比べると1/3以下の価格。やる気の方も2.2倍UPなので、この夏の猛勉強になにかインパクトのあるノートが欲しいと思っている方におすすめ。
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{{isbn_detail 'B006CQSRDS'}}
Tuesday, 6th of August 2013
夏の==ひきこもり==猛勉強期間も一息つき、今週は夏期スクーリング期間。通学部に加えて通信教育部というところもあるので、そちらの方のお仕事。今日はオリエンテーションと個別相談。前者については、何度か類似の機会があったので、==使い回しの==過去の経験を生かした材料でなんとか切り抜ける。個別相談は、担当教員が文字通り個別に学習相談に乗るという、過激なまでに親切な企画。いろいろ苦労したが内容についてはけっして書いてはいけません。
今年は明日から3日間、そのスクーリングの授業をすることになっている。内容面では問題ないが、なぜか一コマの長さが通常の90分ではなく105分なんだとか。なぜだ。これまでの積み重ねで、90分という長さが体に染みついているので、それより15分長いというのが、全体の進行にどういう影響を及ぼすか、やや心配。
あと、関東地方は明日から暑さが本格化して、最高気温が35℃を越えるというような予報になっている。年間スケジュールから言ってこの時期にやるしかないのはわかるが、高齢者も多いので、受講生のみなさんの体調も心配。できるだけペットボトルや水筒を持参して、授業中も小まめに水分補給をするように呼びかけてみよう。
Wednesday, 7th of August 2013
夏期スクーリング初回。35名ほど。以前から市民ゼミなどで一般の人を相手に授業をするということをやってきたので、主観的にはまったく問題ない、と思っていたら、最近記号の相手ばかりしていたので、あまり言葉が出てこない!
暦の上では立秋とか。東京は最高気温35.4℃だったが、まあ、秋だと思えば思えないことはない。ずいぶん日も短くなったし。
Thursday, 8th of August 2013
スクーリング二日目。ジョギングなどで体力面での準備を十分にしたつもりだが、急な暑さでややバテ気味。休み時間も質問が絶えないので、ほぼ210分ぶっ通しで頭と口を働かせるのはたいへんだ。
しかし、昨日に比べると、授業中の質問も増えてきて、内容も的確なものが多い。
有神論側の議論を否定的に紹介するということをやっていると、突然、緊急地震速報が入る。30数名の携帯が一斉に警告音を鳴り響かせるのはなかなか世紀末的な壮観。クラス運営責任者としては、自らの命も省みず(おおげさ)、冷静に教室のドアを開け、避難経路を確保。揺れに備えて緊張していたが、まったく揺れず。なんか誤報のようだ、ということになり、ホッと胸をなで下ろす。「いいかげんなことをしゃべっていたので、神の怒りが」と言うと、教室内大爆笑。じつはこれは、ふだん授業中に雷が鳴ったときなどに使う鉄板ネタだということはここだけの秘密。
Saturday, 10th of August 2013
諸般の事情で今年のお盆は四国の方へは帰らず、かわりに息子が休みを取って帰ってくる。(東京へ帰る、という言い方が今ひとつ馴染まないが。)
日本各地で40℃を超える猛暑の中、ぶらぶらと町歩きというわけにもいかず、なんとなく、インパクトのあるポスターに釣られて、[[国立科学博物館へイカを見に行く|http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2013/deep-sea/]]。行ってみると、入場1時間待ちとかで行列ができている。みんな考えることは同じみたいだ。
1時間も待たずに入場したが、場内大混雑。展示品は、最初の方にしんかい650の現物があって感動したが、あとは、深海生物の小さい標本がたくさん並んでいたのと、ダイオウイカのホルマリン漬け標本があったくらいで、とくにどうということはなし。NHKスペシャルで放送された、金色に輝く生きているダイオウイカについては、あのテレビ映像がスクリーンに映されていただけ。
入場料は1,500円だが、展示内容のお値打ち度は、たぶん300円くらい。
Sunday, 11th of August 2013
昨日に増して暑いらしいが、気合いを入れて外出。息子の希望で、東京駅でお土産を買い、そのあとどこかの美術館に行くという完璧な計画。
多くの人が帰省のために東京駅に集まる中、まったく違う目的で東京駅へ向かう。あたりまえだが大混雑。しかし、東京駅は、何回か探索して、だいたいの構造がわかっているので{{fn 'この日記作者の場合、八重洲口と丸の内口の違いがわかっている程度のことであるのに注意されたい。'}}、あまり迷うことなく、目的のお土産屋を見つけることができた。
ますます気温が上がり、ゲリラ豪雨の予感が漂う中、隣の丸善ビルへ入り、特別展示の恐竜の化石を見たあと、いろいろと探索。例のmeadのノートなども見つけて購入。やはり丸善はいいですなあ。革製品や紳士用小物など、物欲を心地よく刺激される。18,000円の、持つところが竹になっているような傘とか、ぜったいにコンビニの透明なビニール傘の方が実用的なんだが、カッコええのう。
いよいよ雨が降り出したので、タクシーで乃木坂の国立新美術館に向かう。多摩の方では落雷による停電が発生しているようだ。アメリカン・ポップ・アート展と、[[アンドレアス・グルスキー展|http://gursky.jp/]]とがあったが、後者の方へ行く。この美術館は初めて来たが、建物自体がアートしていて楽しい。中の空間もアート的な落ち着きがあり、明るく開放的。3階に入っているレストランは、名前からすると、ひらまつ系列みたいだ。また来よう。
グルスキーについては、恥ずかしながら、いままで知らなかったが、なかなかの実力者。撮影にもプリントにもたっぷり手間暇とお金をかけていることがうかがわれる。
あと、来館者が、上野の人たちとは違って、==一癖も二癖もありそうな==おしゃれな感じの人が多いのに驚いた。やはり六本木は油断ならない。
夜は予約してあった目黒の某焼肉店へ。六本木、原宿と通ってきたせいか、なんかほっとした。
Monday, 12th of August 2013
通信スクーリングの試験監督のため炎天下に出勤。いろいろあったが、ほぼつつがなく終了したことにしておこう。解答用紙の束が予想以上にかさばり、通勤カバンに入らない。しょうがなく手に持っていたが、最寄り駅を降りた頃から雨が降り出し、歩いているとどんどん激しくなり、膝から下がずぶ濡れになるくらいに降る。もしかすると答案の中には水溶性のインクを使っているものもあるかも知れないので、答案だけは濡れないように、傘に近いところに抱えて歩くが、そうするとこんどは上半身の汗が染みこみそうになり万事休す。怖いのでまだ答案袋は開けていない。(はやく開けて確認しろ)
Tuesday, 13th of August 2013
そろそろ出るかと期待されていたが、ついに最高気温の新記録が。四万十の江川崎で堂々の41℃。
ついに優勝旗が瀬戸内海を渡ったというような感慨がある。(そうなのか)
http:my_images/20130812.jpg
これで3日連続40℃超という新記録も達成した。今日は、4日連続なるかどうかという注目の1日になりそうだ。
Wednesday, 14th of August 2013
四万十の江川崎で、4日連続40℃超。
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これだけ騒がれて観測装置の故障だったらシャレにならんので、気象庁がアメダス観測地点の点検を前倒しして行ったというニュースが微笑ましい。
今日は5日連続という大記録への期待が高まる。
スクーリングと息子の帰省で、一週間ほど走っていなかった。久しぶりなので体の疲れが取れて快調。午後6時頃の気温は31℃ほどだったが、風が涼しくて秋を感じた。
Thursday, 15th of August 2013
惜しくも5日連続40℃超という大記録ははならなかったが、それでも堂々の全国第2位。
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お盆休みなんだが、地方によって12日から15日くらいの幅で墓参りの日などは違うと思う。各地を転々とする転勤族など、ご先祖様はその地方の都合に合わせて帰ってきてくれるのだろうか。それとも、迎える側になんらかのトリガーがあって、これをしたら自動的に祖霊が==召喚される==戻ってくるようになっている、というような何かがあるんだろうか。
Friday, 16th of August 2013
このあいだ偶然食べてその充実感に打たれたココイチの「ロースカツカレーつゆだく」がまた食べたくなり、炎天下を駅前商店街まで出て行く。正式に「ルー追加」と注文すると、「100円ですが」と確認が入り、出てくるときも、お玉一杯分のルーが、別の皿に入って出てくる。ちょうど、博多ラーメンの替え玉のような感じ。やはり満足感がすごい。またそのうち行こう。
充実の昼食でいい気分になり、裏のスーパーで[[ホッピー|http://www.hoppy-happy.com/products/hoppy330.html]](99円)を買う。こちらに来てから気になっている謎の飲み物。たしか、ずっと以前に、東京出張の折に入った下町風の居酒屋で、一杯だけ飲んだ記憶があるが、あまり味を覚えていない。ちょっと期待して飲んでみたが、まあ、なんというか、焼酎をノンアルコールビールで割ったような味。美味いというようなものではないが、素朴でドライなところなど、好きな人は好きだろうなという感じ。
これに関連して、甲類焼酎も久しぶりに買った。芋焼酎ブームが来る前は、宝焼酎「純」にライムエキスなどをたらして飲んだものだ。そういえば、こちらのスーパーでは、かなり甲類焼酎が目立つ。「ハイサワー」という看板や広告もよく目にするので、こちらでは民間飲酒文化もずいぶん違うみたいだ。
Sunday, 18th of August 2013
ジョギングシューズの底が減ってきたので、ダイエー向かいのABCマートで[[新しいシューズ|http://www.abc-mart.net/shop/g/g5122460001019/]]を買った。最近のシューズは色が派手なのだが、その中でもひときわ目立つ、蛍光イエローのものを選択。これから夕暮れ時に走っていると、靴だけが走っているように見えるだろう。ふっふっふ(あほ)
金曜日のカツカレーから、3日連続でとんかつ関連の食事をしたせいでエネルギーが余っているのか、==あるいは昼寝の効果か、==ランニングは快調。いつもよりちょっと爪先寄りに重心をかけるだけで、スピードが格段に上がる。フォアフット走法とかいうのを最近(でもない)よく聞くので、今後探究したい。
Monday, 19th of August 2013
じわじわと新学期の足音が遠くから聞こえてくるようになったこともあり、[[公式ページ|http://ueeda.sakura.ne.jp]]のデザインを変更。TwentyThirteenという新しいテーマだが、最近のデザインはタブレットを意識したものになっているせいか、大画面PCで見ると字がでかい。
ヘッダーの写真(読み込み毎にランダムに変わる)は、一昨年の夏に帰省した折、しおかぜの車内から撮った瀬戸内の風景。
ついでに、この日記のページもiPhoneでちゃんと表示されていなかったみたいなので、iPhoneで見たときにはサイドバーが非表示になるようにしてみた。これで少しはましになったかな。
Tuesday, 20th of August 2013
昨日、iPhone用にこの日記のレイアウトを調整していて、けっこう苦労したこともあり、そろそろここをやめて、新しいところに転居することにします。
[[diary|http://ueeda.sakura.ne.jp/mt/diary]]
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Thursday, 22nd of August 2013
昨年度の某研究費の報告書として、新幹線の乗車券(正確には「ご利用票」)を提出していたら、「これじゃあいかんばい。領収書をもろうてきて」(脚色あり)と言われた。1年以上のものも含まれるので、念のため品川駅に電話をして確認する。しかし、あまり考えずにJR東日本の窓口に電話をすると、「それはうちの会社じゃありません。別の会社のことです」と言われる。「なんて非常識なんざましょ」と言わんばかりの妙なテンション。不審に思って少し調べると、この新幹線のエクスプレス予約というものについては、JR東日本とJR東海とのあいだで、かなりいざこざがあったようで、エクスプレス予約のことについてJR東日本に質問するのは、職員にとってみれば、お門違いも甚だしい、ということらしい。
どうでもいいが、乗客の立場からすると、JR東日本もJR東海も関係ない。われわれは列車に乗るんであって会社に乗るんではない。内部がいろいろたいへんだということはわかるが、そういう内側のことを外側に押しつけるというか垂れ流して平気な感性は今後改善していってもらいたいものだ。
品川駅で、JR東海の窓口を探すが、それとはっきり書いているわけではない。結局、あの突き当たりの新幹線口の隣にある新幹線当日指定券売り場の窓口で、「ここがソレですか」と聞いて、ソレとわかる。
せっかくなので駅ナカのインド料理屋でカレーとナンを食べる。ココイチのロースカツカレーつゆだくとほぼ同じ値段だが、たまにはこういう上品なものもいいだろう。
Friday, 23rd of August 2013
店員に勧められてたまたま買った新しいジョギングシューズが、いわゆるforefoot走法を意識したものだったということから、少しずつ意識に変化が生じている。
ちょっとwebで調べると、つま先着地かかかと着地か、という論争になっているようだが、現在の自分のイメージとしては、そういう大げさな変化ではなく、重心をちょっと前に置く、という感じ。
これまでの体幹ランだと、土踏まずあたりでまっすぐ着地してまっすぐ地面を押す、という感じだが、それを、土踏まずのちょっと前で着地して、かかとが少し浮いたような感じ(実際には浮いていない)のまま走る、という感覚。
駒沢公園で観察していると、以前から、このつま先走りをしている人がかなりいる。多くは、近隣の大学の陸上選手風の人々だが、最近注意力を上げていると、おじさんランナーの中にも、この走法にチャレンジしている人がかなりいることに気づく。着地がぐらぐらしていたり、地面との大きな摩擦音を出していたり、みなさん四苦八苦しているようだが、それでも、意外とみなさん気が若いというか、あらたな分野に意欲的に取り組んでいるんだなあ、と、少し感動する。(やや脚色あり)
これ関係で、よく言及されている本があったので、例のごとくamazonで衝動買いして読んでみる。読むと元気が出て走りたくなるが、もちろん、本を読んだからといって急に走れるようになるわけではない。暑くて運動不足気味だが、涼しくなったらきっと運動を再開してなまった体を引き締めてやる!と思っている人は、今のうちに読んでおいて、運動欲を高めておきましょう。
クリストファー・マクドゥーガル 日本放送出版協会 売り上げランキング: 2,114
Movable Typeになってから、どうやったらamazonの商品リンクを簡単に作れるかなと思っていたら、amazlet というサイトがあってヒデキ感激。
たいへん助かります。作者の方にはこの場を借りて御礼申し上げます。
Saturday, 24th of August 2013
その後、forefoot走法を意識して走っている。この前書いたときは、少し重心を前にするだけ、と書いたが、その翌日、実際にかかとを浮かせて走ってみた。かかとを浮かせるのは短距離で、中・長距離は、かかと着地というのが常識だと思っていたので、いけないことに挑戦するような、ちょっとドキドキする感じ。
つま先着地でゆっくり走った経験がないので、最初はバランスがとりにくいと思ったが、そのうち少し慣れて、約1時間、forefootで走る。わりと楽に走り切れたのでびっくり。
たしかに、ふくらはぎや足首まわりが疲れるが、そのかわり、腰回りがかなり楽で、全身の疲労感も少ない。(ただしこれは、新しい走法を試すときには少し気分が高揚するので、そのせいで疲労を感じないのかもしれない。)
ネットなどでいろいろ調べていて、いくつか謎が解けてきた。これまで、ジョギングコースを走っている人々の中に、五本指の妙なシューズを履いて猛スピードで走っているにーちゃん 若者や、地下足袋で、これも猛スピードで走っているおばちゃん ご婦人がいて、何者なんだと思っていたが、ようするにこの分野を極めようとしている人々なんだろう。
{Vibram FiveFingers(ビブラムファイブフィンガーズ)
そういえば、以前に娘が、裸足に近い感覚で大濠公園をジョギングをするサークルに参加しているとか言っていたが、それもこれ関係なのかもしれない。
しかし、かれこれ20年ほどクッションのいいシューズを履いて走ってきたから、急に裸足走法にしても故障するに決まっている。あまり無理はしないことだ。(渋谷のハンズに上の五本指シューズがあることを確認済。)
Sunday, 25th of August 2013
以前、東京へ転出した同僚が、「このまえ公園で芸能人に会ったよ」とメールに書いてきたのを見て、なんて世俗的でミーハーなやつだ(失礼)と思ったことがあったが、今日は何かのテレビの企画で、森三中の大島親方が近所を走るという情報があり、なんかむずむずして、夫婦で見に行く。(だめじゃん)
こういうとき、Twitterが役に立つ。検索すると、今どこどこにいる、というツイートがひっかかり、それに合わせて出て行ったので、ほぼぴったりの時間に間に合った。
もっと大勢の観衆で盛り上がっているかと思ったが、それほどでもない。10分/kmくらいのペースで「いちに、いちに」と声をかけながら走っていた。あまり意味はよくわからないが、ともかくご苦労様なことです。
Monday, 26th of August 2013
さすがに、いきなり1時間つま先ランはキツイので、もとのイメージにもどす。とは言うものの、重心を前目に、という意識があるので、土踏まずの前のあたりに一番力が入る感じで。
やっているうちに、少しずつ、裸足感覚で走るイメージがわいてくる。シューズのクッションにたよらず、裸足で走っていると思うと、着地や足の運びなどが少し違ってきて、しかも、その方が体の負担が少ない。これまでかなりきつく感じてきたコースを、楽に走り終える。
こういう、ほんのちょっとしたことで、まるで世界が変わってしまうのが、運動の面白いところ。哲学にも通じるところがある。ようするに、ちょっとしたことで、世界がまるで違って見えることを知っているので、もっと違う世界を見てみたいと思っている。(激しく脚色あり)
Sunday, 1st of September 2013
今年の盆休みは都合により帰省できなかったので、この週末、両方の両親の様子を見に四国に帰省していた。
台風15号から変わった温帯低気圧が通過する中、予讃線と新幹線を乗り継いで帰京したが、前線を縦断するかたちになったので、気温の差が激しい。乗車した四国では25℃くらいで、道中は冷房が効きすぎて肌寒い感じもあったのだが、品川駅に降りると冗談ですかというくらいに蒸し暑い。あとで調べると35℃ほどあったらしい。
夏の暑さは太陽の暑さだと思いがちだが、そうではなく、直接的には気団の性質だということが、このことからもよくわかる。
Thursday, 5th of September 2013
「竜巻と見られる突風」という表現が世間を騒がしている。
いちおう、「竜巻」は気象用語で、気象庁の職員が現場を調査して、藤田スケールを伴うかたちで、たとえば「F2の竜巻」というように確定することになっているので、それをマスコミが尊重して、こういう表現になったのだと思われる。
しかし、今回は、多くの写真や動画が撮影され、目の前で「竜巻」がぐるぐる回っているのに、「竜巻と見られる突風」という表現が使われていた点に、多くの人があからさまな違和感を感じたようだ。
この違和感がどこにあるかと言えば、やはり、基準の問題で、不適切な基準が無批判に用いられている点にあるのではないか。
昔の人は、映像にあるような、あのぐるぐる回る強烈な風を見て、「竜巻」という風流な名前を付けたのである。だから、だれの目から見ても竜巻であるものを竜巻と呼ばないのはおかしいし、ましてや、お役所の都合で、気象業務法かなにか知らないが、最終判断が出るまでは、ソレをソレと呼んではいかんのです、というようなことを言われたら、てやんでいべらぼうめ、と言いたくなるのが健全な感覚である。
認識論ではよくある話で、日常的に使われている基準をちょっと厳しくすると、断定的に「ソレだ」、と言えなくなることが多い。トンボが飛んでいるのを見て、「トンボだ」と言うのは日常レベルでは正しいが、もしかしたら、だれかが精巧に作ったトンボ型飛行ロボットかもしれない。だから、より厳しい基準では、「トンボと見られる物体」と言わないといけない。たとえば、未来の戦場で、敵がトンボ型軽量爆撃機を所有していることがわかっている場合、この厳しい基準が必要となる。
話を戻すと、「竜巻と見られる突風」は、この、厳しい基準での表現であり、人々が感じた違和感は、気象業務法云々ではなく、この基準が選択されていることにたいする違和感である。「秋も深まり、最近、野山に赤とんぼと見られる飛翔体が数多く出現しています」というニュースにたいする違和感と同等である。
気象にかんしては事が重大なので、厳しい基準を用いるようにしているんです、と言うならば、ではどうして、もう少し厳しい基準を使わないのかと反論できる。なぜ、「竜巻」には慎重で、「突風」には寛容なのか。「突風と見られる風」と、どうして言わないのか。さらに、「風」には慎重にならなくていいのか。「風と見られる大気の動き」でなくていいのか。
つまり、いずれにせよ、どこかに基準を置かなければならず、常に、現在の文脈で、どれが適切な基準かを、柔軟に判断しなければいけない。竜巻の映像が数多くあるような今回の状況では、単純に「竜巻」と呼ぶのが適切だったのではないか。
Thursday, 12th of September 2013
全国的なものかどうかわからないが、こちらでは「だいじょうぶ」という言葉の使い方が難しい。今まで難しいと感じたことがないので、たぶん地域的な問題ではないかと思う。
【事例1】「この建物は地震でもだいじょうぶですか?」「だいじょうぶです。」
「だいじょうぶ」という言葉は、こういうふうに使うものだと思っていた。ところが、
【事例2】「レジ袋お付けしますか?」「だいじょうぶです。」
という会話によく遭遇する。最初、違和感があったが、そのうち慣れてしまった。つまり、レジ袋が無くても、私はちゃんとやっていけますよ、ありがとう、というようなニュアンスだろうと考えたからだ。ちなみに、この「だいじょうぶ」の簡易バージョンは「へーき」であり、若い女性が親しい間柄でよく使うように思う(よくわからない)。
【事例3】「このオプション品はだいじょうぶですか?」「だいじょうぶです。」
こういうのが困る。なにか物を勧めるときに、「だいじょうぶですか?」「だいじょうぶでしたか?」と言うことがある。おそらく、事例2の変形と思われるが、「それが無くても私はちゃんとやっていけますよ、ありがとう」というニュアンスが単純化し、たんに「必要ない」という意味になってしまっているのだと思われる。
【事例4】「これ、美味しいよ。食べてみて」「だいじょうぶです。」
ここまで読んでくれば、これが「いらねーよ。そんなもの食べないよ。」という意味であることがわかる。ここまで拒絶の意味が強いときにも「だいじょうぶ」が使われるというのは、おそらく注意しておかないといけないことだろう。「手伝いましょうか」「だいじょうぶです」というふつうの受け答えが、まったく違うニュアンスであるかもしれないのだ。びびるぜ。
Sunday, 15th of September 2013
阪神の榎田投手(福岡大学出身)が、シーズン新記録である56号本塁打供給投手として歴史に名を刻む。バレンティン選手は、このあと57号も打ったようだ。おめでとうございます。今後、60本は打ってほしい。
思い起こせば、2001年シーズンに、近鉄のタフィー・ローズ選手が55号を打ったとき、福岡ダイエーホークス(当時)の若菜バッテリーコーチが「王・長嶋は野球の象徴。いずれ彼(ローズ)はアメリカに帰るんだから、オレたちが配慮して、監督(王貞治)の記録を守らないといけない。うちが打たれるわけにはいかない」(wikipedia より引用)と発言したことが報道され、日本中に非難の嵐が吹き荒れた(その一例はこちら )。
この騒動が象徴するように、当時はまだ、アメリカなど西洋諸国に対する屈折した感情が、今よりもずっと濃厚だった。イチローの活躍や、その後のインターネットによる動画を中心とした大規模な文化交流が、徐々にその硬直を解いていったのだと思うと、榎田投手がふつうに勝負して打たれたことがなんかかっこよく見える。
Sunday, 22nd of September 2013
発表が面白そうだったので、週末は京都の研究会に行ってきた。
両方とも期待以上の内容で、大いに刺激を受けた。
懇親会は、事情により多くの参加者が二連チャンだったようだが、そこそこ盛り上がって遅くまで飲む。
宿は河原町三条。翌日、京都駅に向かう途中、四条河原町の阪急百貨店がマルイになっていたのに(いまごろ)驚く。そういえば、最近烏丸五条あたりのホテルを使っていたので、四条河原町は久しぶりなのであった。
自分も含め、いろんなものが移り変わっていく。京都の印象もずいぶん変わったなあ。
Thursday, 26th of September 2013
某博論試問に呼ばれて某四ッ谷大学へ。目黒から南北線で行ったが、代々木から中央線で行った方が速かったかもしれない。
少人数だったが、某超大物教授が傍聴席にいらっしゃったりして緊張する。
午後はわが社で通信課程の入学選考業務が予定されていたが、前回のがんばりのおかげでその作業はなくなったようだ。
調子に乗って東京マラソンに応募していたら落選通知が届いた。約10倍なんだそうだ。この調子では当選することは難しいだろうから、今後はもっと小規模の出場しやすい大会を狙うようにしたい。
Friday, 27th of September 2013
教養の初日。あらかじめ受講者名簿を確認すると、秋からの新規受講者も多いので、オリエンテーション部分も入念に。
初回は軽く終わるという手もあるが、秋は学会などで休講があるので、内容に入って一時間みっちりやる。「初回は調子が出ないからという理由で早く終わる人もいるようですが、私は体調ばっちりなのできっちりやります」と余計なことをしゃべってしまう。
Sunday, 29th of September 2013
東横線と副都心線の直結で、最寄り駅から新宿三丁目まで一本で行けるようになったのはずいぶん前の話だが、いろいろと機が熟したようなので夫婦で出かける。実家の両親が、最近、外出がしにくくなっているみたいなので、ユニクロのルームウエアや軽いダウンコートを仕入れて送ってあげるという心温まる企画。(ビックロに行ってみたかったこともある。)
ビックロは、駅から地下道直通なので便利。地下道の途中からマルイや伊勢丹にも行ける。ビックロ自体は、ビックカメラとユニクロが一緒のビルに入っているというだけのことだが、ユニクロの売り場に電気製品のコーナーがあったりしてなぜか笑える。
昼はインドカレー。久しぶりのナンが美味い。やはり新宿はなんだかんだ言っても一番馴染みがあるような気がする。(昔、学会出張の折によく中古カメラ屋巡りをした。)渋谷を使いこなそうと少し努力したが、どうもあの妙に若い感じがつらい。客層がというよりは、街の雰囲気がなんか浮いた感じで若い。それに比べると新宿は、あまり若くない人が渋く浮いている感じと言えばいいか。気のせいかも知れんが。
Monday, 30th of September 2013
夕方から通信教育課程の会議。弁当を食べながら延々と続き、終わると9時前。来月から、これ関係の役職に座らされるので気が重い。でもがんばろう。(うそ)
Tuesday, 1st of October 2013
スンマ連続講義は、先週「これまでのあらすじ」をやったので、今日から本番。しかし、春学期の内容を復習しているとどんどん時間が経過し、なんと「これまでのあらすじ(2)」をやってしまう。今学期から参加する人や、夏休みに頭がリセットされた人(私を含む)のためのことを考えた親切企画だが、次からはちゃんと新しい内容に入りたい。
ゼミは卒論中間発表。まだまだかたちになっていないが、文献リストには努力の跡が見られる。基本的に、日本語訳がある『神学大全』の内容をベースにしたものが多いが、みんないろんなところをやるので、いろんなところをこちらも読んでおかないといけないのが一苦労。
最近は、Web上にある論文のPDFが、手元のタブレットやiPhoneですぐに読めるので、その場で論文を読みながら議論するという新しい?展開も出てきて油断できない。
Wednesday, 2nd of October 2013
午前中、某学会関連でメール書き。最近会議で「タスクフォース」という言葉を耳にしたのでさっそく使ってみる。「臨時特別作業班」というような意味合いか。
午後から会議三連発。合間にプチ原稿を一本。なぜかめずらしく今日は作業効率がよい。
帰宅してからも会議関係のメール書き。家でもメールが使えるせいで仕事量は絶対増えているな。
Thursday, 3rd of October 2013
真理論ゼミは初回。何事もなかったかのように、前期の続きから淡々と進める。
三位一体大学院ゼミも、同様に、淡々と前期の続きを読み進める。冒頭にいきなり指示代名詞が出てきて、その内容を取るのに苦慮したが、三行前に指示対象があるという指摘があり、無事落着。三行前だが時間的には三ヶ月前なので、当初だれも気づかなかった。
新学期が始まって思うように走れない。教室から直接帰宅するという技を用いてなんとか時間を確保。
このところ、体幹ランから進化して、足裏前方着地ランをやっていたが、ずいぶん慣れてきた。いまの感じは、かかとを浮かせて着地すると言うよりは、着地したときに、足裏の前方が「ペタッ」と地面を叩くようなイメージ。結果的に、「ペタペタペタ」と、山崎先生 (だれ)のような走り方になる。
ちょっと理屈を付ければ、足音がしないような走り方は、シューズのクッション部分で着地しているのであり、かかとや、側面部分を使った不自然な走り方になっていると思う。シューズの裏の減り方を見れば、それがよくわかる。自分も、走り始めた頃は、かかとの外側が激しく減っていた。今はそういうことはない。
子供が走るとき、ペタペタという音を立てるのは、本能的に、体に負担が少ない走り方をしているからだろう。じっさい、このペタペタ走りにしてから、とくに腰回りの疲労が劇的に少なくなった。
最後の1kmは4:30で。かなりやる気が出ないとこの速さでは走らない。
Friday, 4th of October 2013
教養の授業。なんとなくスイッチが入らず、だらだら話していたら、案の定、時間内に収まりきらず、コメントカードを書いてもらう時間が取れなかった。昨年一昨年は、速く進みすぎて内容が追いつかない状態だったのに、この変化はどうしたことか。
本日は久々に某氏と「もとすみ」で会食することになっているので、それまで図書館で時間つぶし。4階に専任専用のスペースがあると聞いていたので行ってみると、簡単な個室のようなところがある。受付で簡単な書類を書いて使ってみると、けっこう快適な空間。とくに、窓からの眺めがすばらしい。今後もちょくちょく利用することにしよう。
「もとすみ」の駅は『東急電鉄のひみつ』にも取り上げられている先進的できれいな駅舎。街の様子も適度に下町でいい感じ。鉄板焼きの店でホッピーや下町ハイボールで盛り上がる。
Tuesday, 8th of October 2013
先週は涼しくてスーツで出勤していたが、今日は最高気温の予想が30℃近い。ひいい。急遽、クールビズに戻す。朝から日差しが真夏みたい。なんで空気のせいでこんなに印象が変わるのか。
スンマ連続講義は、ようやく新しいところに入る。知力の強い人はひとつの論証の原理を見たらそこから多くの結論を知る、という箇所で、この夏の公理系の証明練習の例を出したくなったが、なんとか思いとどまる。全体としては、人間の本性的欲求が、個物や偶然的なことではなく類や種の理念にかかわるという箇所が印象深い。授業中や授業後の質問もこの点に集中した。
ゼミは卒論中間発表月間。大学院進学予定者だけのことはあって、扱うテキストのコピーが配布されるなど、準備が行き届いている。意志の話なので、現代的展開の一例としてベンジャミン・リベットの有名な実験のことを口にすると、実験方法についての質問が。この夏のスクーリング関係で、ちょっと丹念に読む機会があったので、無事に実験の内容を説明することに成功する。
Wednesday, 9th of October 2013
三回目の職場健康診断。赴任以来、軽い適応障害に苦しめられてきたが、この夏は基本中の基本である足腰の鍛錬に集中的に取り組み、心身とも目に見えるような成果が現れてきた。そろそろ上昇気流に乗りたいところだ。検診自体は30分ほどで終了。左目の視力が出にくい問題は解決していない。むしろコンタクトの方がいいのではないかと勧めてくれる人もいるが、これも今後の検討課題だな。
今から会議2連発のあと業務引き継ぎの懇親会。
Monday, 14th of October 2013
52回目の誕生日が連休と重なったこともあり、夫婦で温泉に出かける。群馬の草津温泉。「草津よいとこ?いちどはおいで?」と言うくらいだから、よっぽどいいところなんだろうと期待して行く。いろんな経路があるが、ここは(たぶん)標準的に、上野から特急草津号で。約2時間半で長野原草津口に到着。草津温泉バスターミナル行きのバスが待ってくれている。車内は満員。立っている人もいた【次回の注意点:ここはさっさと乗り換えるべし】。30分くらいのところが渋滞で1時間近くかかる。山の中でなんで渋滞なんだと思ったが、じっさいに、道路が車であふれかえっている。
宿はバスターミナルから徒歩すぐのところ。5時チェックインの予定が3時過ぎに到着したので、荷物だけを預けようと思ったが、もう客室が使えるというので、ありがたくチェックインさせていただく。
草津には何があるのかよく知らなかったが、「湯畑 」という名所があって、ビジュアル的にもすごい。いろいろと散策するなどして、久々に英気を養うことができた。
しかし、この「草津」という地名はいろんなところにあって、ネットで予約や下調べをしていて、何度かひやりとした。とくに、山梨県の「草津温泉」には厳重な注意が必要。Web検索で、距離が近い方から検索結果が表示されることがあるので、関東から検索したときにこちらの方が上位に来ることがある。同じく、関西だと、草津温泉は滋賀県にあると思っている人がかなりいると思われる。(そうなのか)
Wednesday, 16th of October 2013
大型で強い台風26号が、今朝9時頃に関東地方直撃という予報だったので、どうなることかとわくわく緊張したが、少なくともウチの近辺は、多少風が強い程度で、それほどひどくはない。
テレビの台風情報番組では、延々と交通機関の運転情報を流している。毎度のことながら、路線の多さに目眩がする。
10時30分の時点で暴風警報が解除されていないので、今日の昼間部の授業は休講が決定。しかし、3時から会議があるんだが、これは休みにならないんだろうか。
風雨の方は、大したことがなさそうだが、交通機関の乱れが心配。
Friday, 8th of November 2013
学会で久しぶりに京都に来ている。観光シーズンでいつものホテルが取れず、烏丸御池の京都ガーデンホテルというところ。
日吉で授業をして、新横浜から新幹線。7時半頃に到着。ぶらぶら河原町三条まで歩いて五六八へ。なつかし。
店に入ると結構な混雑。席を詰めてもらってようやく座る。「とりあえず生ビール。あと、サンマを焼いてください」と注文。脂の乗った大きいサンマがうまい。少し足りないので、肉じゃがと、黒伊佐錦のお湯割りを一杯。満足。
帰りがけ、ちょっとだけ大将と話。あと10年はやりたいと言ってたので、京都に来るときはいつも来るからがんばって、と励ます。
Tuesday, 12th of November 2013
2限目スンマ連続講義は12問をめでたく終了。個物から可知的形象を直接抽象できないのはなぜか、など。
今日は昼食時間を30分ほど取ることができた。おにぎり2個にゆで卵1個。
論理学ゼミは引き続き公理系の証明問題。余談で聞いた公理の独立性の証明がおもしろい。やはり数学科の人に論理学を教えてもらうと新鮮だ。
学部ゼミは創造論。世界に時間的な始まりがあることは信仰箇条か、というあたり。
授業後の質問は、神の知の中に純粋なpossibilia(創造できるけど創造されないもの)が存在するなら、神の中に可能態があることになるのではないか、というもの。いろいろ説明したが、いまひとつしっくりこないような気もする。
さっさと帰宅して洗濯物を取り込んでジョギング。気温の変化に対応しなければならないが、長い間やっているとそれぞれの季節のウエアがそろっているので、あまり問題ない。問題があるとすれば、ファッション的にやや時代遅れの感があることか。
Wednesday, 13th of November 2013
午後から会議なので、それまでに溜まった雑用を片付ける計画。
能率手帳に「片付ける雑用リスト」を準備して、順番に片付けていく。やはり雑用は、研究の合間にやるより集中的に片付ける方が効率がよい。
昼はふたたびおにぎり2個とゆで卵1個。すこし少ないので、引き出しの中からこっそり草加煎餅を出してきてかじる。
会議は3時間あまりたっぷり。役職上、一番最後に発言の順番が回ってくるので、そこまで集中力を持続させておくのがたいへん。
長引いた会議のおかげでジョギングの時間が吹っ飛ぶ。
夜はトンカツ。高齢者になったら肉をたっぷり摂りましょうという番組を見たので、なぜか影響を受けている。
Wednesday, 20th of November 2013
今週は大学祭。準備や片付けも入れて、一週間たっぷり休むところがすばらしい。
授業がなくてうれしいという気分はないが、会議がないのはとてもうれしい。せっかく時間をもらったので、気になっている方面の調査研究に精を出す。いつもそうだが、構想段階は快調だが、いったん資料を読み出すと、なかなか前に進まない。
天気がいいので駅前商店街に出て行ってカレー。そのまま電車で新宿。特に目当てはないが、ビックロのビックカメラの方(ややこしい)を見て回る。Mac関連と腕時計関連を重点的に。あと、久しぶりにNikon周辺をぶらぶら。
向かいの紀伊國屋書店にも行ってみるが、うちの業務関係はあまり品揃えがよくない。というか、変な偏りがあるなあ。
その後、ヨドバシカメラのあたりを歩いていて、以前、出張で来たことがある通りに出くわす。タイムマシンに乗ったような、時空が激しく歪むような感覚に襲われる。
帰りに近所のスーパーでブリを買う。季節のせいか、最近ブリが美味い。本来なら今日は飲まない日だが、学祭を記念して?特別に晩酌。
夕食前に1時間走る。毎日走ろうと思っていても、業務や天候のせいで、だいたい週に3日くらいになる。
このところ、つま先着地をがんばっているが、たまには気分を変えて、かかと着地で走ってみる。のびのびして気持ちがいい。つま先着地は、足を前に伸ばすのではなく、蹴る直前に体の下で着地するイメージなので、やや窮屈。また、下り坂でそれをやると不安定になる。逆に、上り坂は効率がいい。公園内のジョギングコースでは、かかと着地のフォームで走ると、最初の1kmからすんなりスピードが上がるのが印象的。しかし、やはり足や腰への負担が大きく、走り終えた後の疲労感がずいぶん違う。体幹ランを加えると、自分の中で、明らかに違う走り方が三通りある。たぶん外から見ると大して違わないのだろうけど、内側ではけっこう楽しんでいる。
Saturday, 23rd of November 2013
これまで手作業で作ってきたリンク集のページ だが、そろそろ混乱してきたので、WordPressのプラグインでスマートに管理する方法に移行してみた。以下備忘。
使うのは、Link LibraryとMy Link Order。どちらも、ダッシュボード→プラグイン→新規追加で、検索窓に名前を入力してインストール。きわめて簡単。
基本的な考えは、WordPressが標準で装備している「リンク」に情報を蓄積し、それをこの二つのプラグインを使って意図通りに表示する。Link Libraryは、全体のデザインや項目毎の細かい表示を管理、My Link Orderは、リンクの順番を管理する。
My Link Orderは、インストールすると、サイドバーの「リンク」のサブメニューの中に「My Link Order」が出現するので、それをクリックすれば、あとは直観的に操作できる。カテゴリーの順番、カテゴリーの中の個々のリンクの順番のどちらも操作可能。
Link Libraryの設定は、ダッシュボードのサイドバーに出現する「Link Library」のサブメニューにある「Library Settings」で行う。
まず、Common Parameterの中にあるCategories to be excludedで、表示しないカテゴリーを指定。これは、カテゴリーIDで指定するが、このカテゴリーIDなるものをどこで調べるかがわかりにくい。やりかたは、サイドバーの「リンク」→「すべてのリンク」で表示される一覧表のうち、「カテゴリー」のところに現れているカテゴリー名のところにマウスをもっていくと、ブラウザの一番下に「http://xxx.yyy.zz/..../link-manager.php?cat_id=23」とかいう文字列が出現するので、その最後の番号がカテゴリーID(この場合は23)。たとえば、3と7と13を表示させたくない場合は、「3,7,13」と指定する。
次に、Link Categories SettingsのResults Orderを、「Order by 'My Link Order' Wordpress Plugin」に設定。Link Element Settingsの方も、同じように、My Link Orderの指定を反映するように設定する。
これで基本的部分は終了。
それぞれのリンクに説明を加えたい場合は、「リンク」に登録する基本情報の中の「説明」を表示する設定を行うが、それには、Link Sub-Field Configuration Tableの中の、Link Descriptionの項目の右にあるDisplayチェックボタンをチェックする。Link Libraryをインストールすると、「リンクの編集」のページの中に、「Link Library - Additional Link Parameter」が出現し、いろんな情報を書くことができるが、それらを表示させたい場合も、ここで当該項目をチェックする。
また、その表の下にある「Convert [] to <> in Link Description and Notes」にチェックを入れると、「説明」やNoteの文中にhtmlのタグを書けるようになるので便利(たとえば[br]と書いておくと、改行する)。
この他にも、かなり細かい表示のカスタマイズができるみたいだが、機能が豊富すぎて、まだ十分に把握していない。今後の課題としたい。
大事なことを書き忘れていた。このように設定したリンクを表示するには、固定ページなどに
[link-library settings=1]
と書く。
これは、Link Library→Library Settingsの最初にある「Code to insert on a Wordpress page」の表記。ここにあるコードを書くことで、カテゴリーのリストや検索窓なども表示できる。
}
Sunday, 15th of December 2013
このところ、このページ に載せるために、過去の講義ノートを読み直して整形する作業をやっていたが、いろいろと感慨深い。
最初の頃と、どこがどう違うかを正確に表現するのは難しいが、自分の感覚としてはかなり違う。散乱していたのが収斂してきた感じ、ピントが合ってきた感じ、と言えばいいか。
毎日の変化は目に見えないくらい小さいが、積み重ねると大きな違いになる。そういうことを実感することがいろんな場面で多くなった。ようやくそういう実感が得られる時期になったせいか、最近は、少し楽になった。
Sunday, 22nd of December 2013
このところ生産的な日々が続いているので(脚色注意)、なにか非生産的なことはないかと考えていて、ふと、冬ソナのDVD全集をamazonで買ってみた。届いたのでさっそくおそるおそる第1話を見てみる。だいたい先の展開が見えるシンプルな筋と、たいへん分かりやすい演技のおかげで、とくに問題なく最後まで見終える。まあなんということはない人畜無害な恋愛ドラマ、というのが第1話を見た段階での感想。ひとつ意外なのは、例の主人公の男性が、けっこう硬派で陰影のある役柄であること。流行していたときにテレビCMに登場する姿から、「カトちゃんペのペか」とか言って馬鹿にしていたが、ちょっと様子がおかしい。この点は要経過観察である。第1話を見て、まあなんとなく、第2話も見たいような気がしている。へえ第20話まであるんですか。ふーん。(待て、緊迫の次号!)