• 4月6日から始まった家の補修工事がいよいよ最終局面。本日ほぼ外装の仕上げが終わるそうだ。しかし、昨夜は遅かったので工事の様子が確認できていない。朝、あらためて確認すると、なんとも悲惨な状態。通常の美的感覚をもってすれば信じられないような状態である。宇宙人の嫌がらせにもほどがある。
  • 職人さんと相談のあと、現場監督、職人の親方、営業の人に来てもらう。みんなで集まって「困ったなぁ」と相談している。私が一番困ってるんですけど。
  • 約1時間後、工事部がやり直しを決定。しかし、塗料がないので工事再開は黄金週間明けになるという。げんなり。
  • 私は普通の地球人なので、この宇宙人の執拗な攻撃にはほとほと参っている。「こういうふうにやりますから¥X,XXX,XXXです」と言っておいて、ちがうものができたらそれは○○というものだろう。
  • 朝らか宇宙人との激戦で疲れ果てたが、そんなことはお構いなしに今から授業が二つ。
  • ふと気付くとプールに命の水が入りつつあるような。おお。ついにプール復活か。でも長いこと泳いでないから泳ぐのが面倒な気がする。
  • 今日の夕食はカレーの予定。それだけを楽しみに今日一日を生きてみようと思う。(暗すぎ)
  • 先日のF教授のご友人から癒しメールが届く。どうもです。
  • 授業二つ。私語に対する注意各1つ。ちなみに「注意」と言うと叱っているようだが、私は別に20も過ぎた学生さんたちの人格形成に興味はない。だから叱っているわけではない。「周囲の人がキレそうだから喋るのやめた方がいいんじゃないですか。身の安全のために」くらいの意味である。
  • 夜勤を終えて帰宅すると某現場監督と某支店長代理が玄関先に。工事やり直しという失態を招いたことで菓子折下げて詫びに来たようだ。今度はちゃんとした地球人の職人を入れるという約束。菓子折を踏みつぶして「そんならおまえが宇宙人でない証拠を見せんかい!」と怒鳴りつけたい気分をぐっとこらえて「じゃあもう一度だけ信頼してお任せしますんでよろしく」と答えるジェントルマンな私。
  • まぁジェントルマンはいいんだが、今回学んだことは、大手工務店と下請け業者の微妙な関係である。

    以前にも確認したが、大手工務店に発注した工事を実際に行うのは地元の下請け業者である。素人考えでは、当然、大手工務店は、その下請け業者に対して、自社の製品を現場で仕上げるための細かい技術指導と現場監督を行うはずだと思うのだが、そこが地球人と宇宙人の文化の違いである。なんと宇宙人の工務店は、工事を丸投げしてしまうのだ。あまり細かく指導したり監督したりすると、今度は職人さんの方が気分を害してその工務店の仕事を受けなくなり、工務店が職人不足になったりするらしい。

    このシステムがうまく働くのは、すべての職人がプロの職人と言えるレベルにあるときだ。簡単な指示だけで完璧な仕事をしてくれるのなら、細かい技術指導や現場監督はむしろ邪魔である。しかし、そうでない場合、未熟な職人が工務店の意図とはまったくちがう作業をしてしまうことがある。そこに今回のようなトラブルが発生する余地が生まれる。

    不幸中の幸いは、ウチの場合、工務店の上層部に地球人がいて、職人を入れ替えて工事やり直しという措置をとってもらえたことだ。もし工務店まで宇宙人だったら、「いや、お客さん、サンプルとはちょっと違うけど、まぁこんなもんです。これ以上は無理ですよ」と下手な地球語で説得されたことであろう。

    ともかく、連休明けに工事再開なのでまだまだ戦闘は続くわけだが、「現場監督は自分でする」もしくは「現場監督は自分で雇う」くらいの心構えがないと、大きな工事は怖くて任せられないというのが今回の教訓である。今のところ、地球人になりすましている宇宙人を見分けるのはきわめて困難である。

    これだけ職人のレベルが落ちると、今後、「工事のチェックを請け負います」というフリーの現場監督のような仕事が流行るかもしれない。