奥さんがやっている映画のdictationを傍から聞いていて、"Well, I surely would."の発音が「ラシュウォッ」であることを学習する。「私は」を強調するからこういうメロディーになるのだな。サイモンとガーファンクルの「コンドルは飛んでいく」の"If I could, I surely would"と比較せよ。【後記】"I surely would"ではなく、"I sure would"であるようだ。この副詞として使われるsureは、北米特有の言い方らしい。
職場のWindows7機でワイヤレスイヤホンを使えるようにするため、Bluetoothアダプタを買ったのが届いている。こういうのは挿せば動くと思っていたがそうでもない。結論から言うと、自動的にインストールされるBluetooth Stack for Windows by Toshibaを削除して、付属のCDからドライバをインストールすると無事に認識された。しかしこれで小一時間ほど無駄な時間を使ってしまう。
この1週間ちょっとで40分くらいのTVドラマを20本以上見た。わからない単語や、言い回しで気付いたことなどをメモしながら聞いている。ちょっと雰囲気を記録するために書いておくと、たとえば、"the only thing they can agree on is that ..."というフレーズが、最初、「メカニカル...」に聞こえた。そのぐらい、ナチュラルなスピードと、日本人が普通にイメージするスピードが違う。中学生がプロの投手の球を打とうとしているようなもんだ。しかし、墨谷二中じゃないが、がんばれば必ずできるようになるのでがんばろう。
夕方からdictation。そろそろきちんとdicteeをやってみる。やはり、10〜20代の女性の英語がわかりにくい。しかしこれはいい勉強になるな。中学生頃からやった方がいいんではないか。教材で、日本の「に」の字も知らないアメリカの女子中学生がいろんな気分で発音する「This is a pen.」を、最初から聞かせる。その中にきっと「なぺ」と聞こえるのがあるので、最初から、これは「なぺ」と発音されることもあると学習する。それが第一歩。
1ヶ月(間に1週間のブランクあり)がんばってみて思うのは、たしかに脳トレのレベルでは効果があるが、まだまだTVドラマをそのまま楽に理解できるレベルには達していない。これはつまり、教室内は別として、たとえば学生たちのパーティーに参加しても、他の学生と同じようには会話に参加できないことを意味する。今回このレベルを超えたいと思っている。Achilles' last stand.
DPRKの外交官が、先日の某大統領の国連での演説内容は宣戦布告であり、戦争だから領空外でもアメリカの爆撃機を撃墜できる、などと言ったらしい。I told you so. しかし現在の国連の枠組みで、「戦争の始め方」などというルールはないので、この応酬に実質的な意味はない。お互いにお互いの崖っぷちまで進んだという感じか。さすがに次の一歩はないだろう。